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036 楽しい農業体験
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俺たち三人は応接間にいた。
三人でローテーブルを囲む。
まずは作物の選択からだ。
「こちらが一般的な作物の一覧になります!」
隣に座っているフミナが、農業ギルドの資料を置いた。
最近知ったのだが、この資料は彼女の手作りらしい。
やはり俺のいないところでは優秀みたいだ。
「カレン、育てたい作物とかあるか?」
向かいに座っているカレンを見る。
「んー……」
カレンはペラペラとページをめくった。
それから申し訳なさそうに頭をペコリと下げる。
「すみません! 分からないです!」
「では質問を変えよう。カレンはどうしてウチを希望したんだ? 農家は他にもたくさんあるし、知っての通りウチはFランクだ。学べるものは少ないと思うが」
「こんな理由で申し訳ないのですが、他の農家をよく知らなくて……。ジークさんについては親が購読している雑誌で紹介されていて、そこに『型破り』って書いていたので斬新なのかなって」
「なるほど」
「他の農家をよく知らないなら、どうして農家になりたいと思ったのですか?」
日本の面接官みたいな質問をするフミナ。
カレンの回答次第では「それならウチじゃなくて別の農家でもいいですよね?」等のしょうもないことを言いそうだ。
「私の育てた作物で家族やご近所さんを笑顔にしたくて!」
言い終えたあと、カレンは「子供っぽいですよね」と笑う。
「「そんなことない!」」
俺とフミナの声が被った。
「立派な動機だと思うぞ」
「私もです! 素敵じゃないですか!」
「本当ですか!? ありがとうございます! 学校じゃこれを言うと笑われてばかりなんで、ちょっと自信なかったんですよね、アハハ」
その後もしばらくカレンと話した。
「君のことは大体分かった。十分に話したし、そろそろ何か栽培するか」
「ありがとうございます!」
「わお!? あのジークさんがやる気になってる! 栽培は明日からって言っていたのに!」
「カレンのご家族に美味しい作物を食わせてやれたらと思ってな。それに商業目的でなければ〈アクセラレーション〉を使用しても問題ないしな」
ということで、重い腰を上げて作業に取りかかるのだった。
◇
今回はフミナが用意した種を使うことにした。
アークシティまで仕入れに行くのが面倒臭かったからだ。
こんな時、街の外に農場があると不便である。
「学校で習ったかもしれないが、作物を育てるにはNPKが必要だ」
フミナが「NPK?」と首を傾げる。
「窒素、リン酸、カリウムですね!」
「正解だ」
「すごいですカレンさん!」
「いやお前がすごくないんだポンコツ」
「ムキィ!」
「作物の源となる土――つまり目の前に広がる農地は、NPKをバランスよく配合した肥料を多分に含ませている。あとは作物の種類に応じた畝を作り、種をまいて適当に水をやるだけで美味い作物ができる」
畝とは、台形に盛り上がった土のことだ。
そこが作物の足場――つまり種をまく場所になる。
「「本当ですか!?」」
カレンだけでなくフミナまで驚いている。
「今回はそれを証明するため、あえて手抜きの栽培を行ってみよう。種もフミナがどこかから仕入れてきたゴミみてぇな奴だしな」
「ゴミみたいとは失礼な! ちゃんとお店で一番高い品種ばかり選んでいますから!」
そんなこんなで手分けして種をまいていく。
「種と種の間隔とか気にするポイントはありますか?」
カレンが尋ねてくる。
「そんなもん気にしなくていいぞ。ほら、あのポンコツを見てみろ」
俺はフミナを指した。
「花やー! 花ー! お花ー! たくさん育ってくださいねー!」
フミナは上機嫌で種を投げまくっている。
まいているのではなく投げているのだ。
丁寧に畝に植えるなんて芸当は持ち合わせていない。
半分くらいは溝――畝と畝の間――にまかれていた。
「あんな酷くていいんですか!?」
「あれは酷すぎだが、土壌をしっかりしていれば挽回可能だ」
「学校で習ったこととは全く違う……!」
こうして種まきが終了。
「次は水やりだが、これもまぁ適当でいいだろう。作物ごとに適した量ってのがあるんだけど、今回はそこまで深く考えなくていい」
ということで、この作業はフミナとカレンに丸投げだ。
「知っていますかカレンさん。お水のやりすぎはダメなんですよ! 私、前にお水をたくさん与えすぎてジークさんに怒られました!」
「どのくらいが適量なんでしょうか?」
「分からないですがこれなら問題ないでしょう!」
誇らしげに言い放つフミナ。
今回も畝が見えなくなる寸前まで水を盛っていた。
「マジで学習しねーなお前! 稲作やってんじゃねぇんだぞ俺たちは! 水田作ってどうすんだ馬鹿たれ!」
「いいじゃないですか! どうせ〈アクセラレーション〉で挽回するんですから! こういうのは楽しめるかどうかが大事なんですよ!」
「なんでミスしたポンコツが偉そうに講釈垂れてんだ……」
俺は「やれやれ」とため息をついた。
「あはは! ジークさんとフミナさんって息ぴったりですね! いつもそんな感じなんですか?」
「おう。俺が頑張ってコイツが足を引っ張る。俺の頑張りよりフミナのポンコツ度が勝っているから俺たちはFランクなんだ」
「違いますよ! 私が優秀だから『Aランカー並みに稼ぐFランカー』って呼ばれているんじゃないですかジークさんは!」
「……とまぁこんな感じなわけだ」
カレンは腹を抱えて笑った。
◇
「こちらでよろしいでしょうか?」
「おう、ご苦労だったな」
「いえいえ。毎度ありがとうございました」
初顔の魔法使いが去っていく。
彼はラッセルの代役として〈アクセラレーション〉を使ってくれた。
「どうしたんでしょうね? ラッセルさん」
「忙しいのだろう。そういう時もある」
ラッセルは呼んでも出てこなかった。
「見たかったなぁラッセルさん!」
まだ見ぬラッセルに想いを馳せるカレン。
彼女は早くも俺たちに馴染んでいた。
「機会があれば紹介するよ。とにかくこれで完成だ」
農地には様々な作物が生っていた。
キャベツ、レタス、アスパラガス、小松菜、ジャガイモ、etc……。
イチゴや桃といった果物もある。
「さっそく食べましょうよ!」
フミナが言うと「賛成!」とカレンが手を挙げた。
「もちろん! 食おうぜー! 好きなように収穫して好きなように食え! ただしフミナは食い過ぎに注意しろよ。カレンのご家族にプレゼントするんだから」
「分かってますよぉ」
俺たちは手分けして栽培した作物を食べていく。
生で食える物は生で、調理したほうがいい玉ねぎなどは火を通す。
「まぁこんなもんだろう」
味は可も無く不可も無くだった。
プロの農家が作った物としてはギリギリ落第点。
個人で適当に栽培した物としてなら余裕の及第点。
そんなクオリティだ。
「美味しいです! いけますよこのナス!」
フミナはパクパクと食べまくっている。
「私も美味しいと思います! このアスパラガスなんかマヨネーズがよく合いますよ!」
カレンも嬉しそうだ。
「喜んでもらえて何よりだ」
「土壌をガチるだけで後は適当でもこれほど美味しくなるとは! 全然知りませんでした!」
「個人消費ならこれでも十分だが、市場に出すならもう少し調整する必要がある。明日は追肥や水やりもガチってみよう。今日よりもグッと美味くなるはずだ」
「はい!」
「いやぁ、私、ジークさんを見直しましたよ! 人に教えるのとか苦手そうなイメージだったのでびっくりです! それに今日はセクハラもしなかったし!」
「えー、ジークさんってセクハラするんですか?」
笑いながら作物を収穫していくカレン。
「するぜ! セクハラやパワハラを禁止する法律にも俺は特例的に認めることが明記されているからな!」
「ほんとですか? すご!」
「だろー。だから気が向いたらカレンにもセクハラしちゃうかもなぁ!」
「あははは。その時はお手柔らかにお願いしますね」
軽く流すカレン。
この手の対応に慣れているようだ。
「日も暮れてきたしこの辺でお開きにするか」
フミナが「ですね」と言い、カレンも「はい!」と頷いた。
「ではカレン、また明日も――」
「カレン!」
別れの挨拶をしている時、遠くから声が聞こえてきた。
俺たちは声のした方向に目を向ける。
金髪の男が駆け寄ってきていた。
三人でローテーブルを囲む。
まずは作物の選択からだ。
「こちらが一般的な作物の一覧になります!」
隣に座っているフミナが、農業ギルドの資料を置いた。
最近知ったのだが、この資料は彼女の手作りらしい。
やはり俺のいないところでは優秀みたいだ。
「カレン、育てたい作物とかあるか?」
向かいに座っているカレンを見る。
「んー……」
カレンはペラペラとページをめくった。
それから申し訳なさそうに頭をペコリと下げる。
「すみません! 分からないです!」
「では質問を変えよう。カレンはどうしてウチを希望したんだ? 農家は他にもたくさんあるし、知っての通りウチはFランクだ。学べるものは少ないと思うが」
「こんな理由で申し訳ないのですが、他の農家をよく知らなくて……。ジークさんについては親が購読している雑誌で紹介されていて、そこに『型破り』って書いていたので斬新なのかなって」
「なるほど」
「他の農家をよく知らないなら、どうして農家になりたいと思ったのですか?」
日本の面接官みたいな質問をするフミナ。
カレンの回答次第では「それならウチじゃなくて別の農家でもいいですよね?」等のしょうもないことを言いそうだ。
「私の育てた作物で家族やご近所さんを笑顔にしたくて!」
言い終えたあと、カレンは「子供っぽいですよね」と笑う。
「「そんなことない!」」
俺とフミナの声が被った。
「立派な動機だと思うぞ」
「私もです! 素敵じゃないですか!」
「本当ですか!? ありがとうございます! 学校じゃこれを言うと笑われてばかりなんで、ちょっと自信なかったんですよね、アハハ」
その後もしばらくカレンと話した。
「君のことは大体分かった。十分に話したし、そろそろ何か栽培するか」
「ありがとうございます!」
「わお!? あのジークさんがやる気になってる! 栽培は明日からって言っていたのに!」
「カレンのご家族に美味しい作物を食わせてやれたらと思ってな。それに商業目的でなければ〈アクセラレーション〉を使用しても問題ないしな」
ということで、重い腰を上げて作業に取りかかるのだった。
◇
今回はフミナが用意した種を使うことにした。
アークシティまで仕入れに行くのが面倒臭かったからだ。
こんな時、街の外に農場があると不便である。
「学校で習ったかもしれないが、作物を育てるにはNPKが必要だ」
フミナが「NPK?」と首を傾げる。
「窒素、リン酸、カリウムですね!」
「正解だ」
「すごいですカレンさん!」
「いやお前がすごくないんだポンコツ」
「ムキィ!」
「作物の源となる土――つまり目の前に広がる農地は、NPKをバランスよく配合した肥料を多分に含ませている。あとは作物の種類に応じた畝を作り、種をまいて適当に水をやるだけで美味い作物ができる」
畝とは、台形に盛り上がった土のことだ。
そこが作物の足場――つまり種をまく場所になる。
「「本当ですか!?」」
カレンだけでなくフミナまで驚いている。
「今回はそれを証明するため、あえて手抜きの栽培を行ってみよう。種もフミナがどこかから仕入れてきたゴミみてぇな奴だしな」
「ゴミみたいとは失礼な! ちゃんとお店で一番高い品種ばかり選んでいますから!」
そんなこんなで手分けして種をまいていく。
「種と種の間隔とか気にするポイントはありますか?」
カレンが尋ねてくる。
「そんなもん気にしなくていいぞ。ほら、あのポンコツを見てみろ」
俺はフミナを指した。
「花やー! 花ー! お花ー! たくさん育ってくださいねー!」
フミナは上機嫌で種を投げまくっている。
まいているのではなく投げているのだ。
丁寧に畝に植えるなんて芸当は持ち合わせていない。
半分くらいは溝――畝と畝の間――にまかれていた。
「あんな酷くていいんですか!?」
「あれは酷すぎだが、土壌をしっかりしていれば挽回可能だ」
「学校で習ったこととは全く違う……!」
こうして種まきが終了。
「次は水やりだが、これもまぁ適当でいいだろう。作物ごとに適した量ってのがあるんだけど、今回はそこまで深く考えなくていい」
ということで、この作業はフミナとカレンに丸投げだ。
「知っていますかカレンさん。お水のやりすぎはダメなんですよ! 私、前にお水をたくさん与えすぎてジークさんに怒られました!」
「どのくらいが適量なんでしょうか?」
「分からないですがこれなら問題ないでしょう!」
誇らしげに言い放つフミナ。
今回も畝が見えなくなる寸前まで水を盛っていた。
「マジで学習しねーなお前! 稲作やってんじゃねぇんだぞ俺たちは! 水田作ってどうすんだ馬鹿たれ!」
「いいじゃないですか! どうせ〈アクセラレーション〉で挽回するんですから! こういうのは楽しめるかどうかが大事なんですよ!」
「なんでミスしたポンコツが偉そうに講釈垂れてんだ……」
俺は「やれやれ」とため息をついた。
「あはは! ジークさんとフミナさんって息ぴったりですね! いつもそんな感じなんですか?」
「おう。俺が頑張ってコイツが足を引っ張る。俺の頑張りよりフミナのポンコツ度が勝っているから俺たちはFランクなんだ」
「違いますよ! 私が優秀だから『Aランカー並みに稼ぐFランカー』って呼ばれているんじゃないですかジークさんは!」
「……とまぁこんな感じなわけだ」
カレンは腹を抱えて笑った。
◇
「こちらでよろしいでしょうか?」
「おう、ご苦労だったな」
「いえいえ。毎度ありがとうございました」
初顔の魔法使いが去っていく。
彼はラッセルの代役として〈アクセラレーション〉を使ってくれた。
「どうしたんでしょうね? ラッセルさん」
「忙しいのだろう。そういう時もある」
ラッセルは呼んでも出てこなかった。
「見たかったなぁラッセルさん!」
まだ見ぬラッセルに想いを馳せるカレン。
彼女は早くも俺たちに馴染んでいた。
「機会があれば紹介するよ。とにかくこれで完成だ」
農地には様々な作物が生っていた。
キャベツ、レタス、アスパラガス、小松菜、ジャガイモ、etc……。
イチゴや桃といった果物もある。
「さっそく食べましょうよ!」
フミナが言うと「賛成!」とカレンが手を挙げた。
「もちろん! 食おうぜー! 好きなように収穫して好きなように食え! ただしフミナは食い過ぎに注意しろよ。カレンのご家族にプレゼントするんだから」
「分かってますよぉ」
俺たちは手分けして栽培した作物を食べていく。
生で食える物は生で、調理したほうがいい玉ねぎなどは火を通す。
「まぁこんなもんだろう」
味は可も無く不可も無くだった。
プロの農家が作った物としてはギリギリ落第点。
個人で適当に栽培した物としてなら余裕の及第点。
そんなクオリティだ。
「美味しいです! いけますよこのナス!」
フミナはパクパクと食べまくっている。
「私も美味しいと思います! このアスパラガスなんかマヨネーズがよく合いますよ!」
カレンも嬉しそうだ。
「喜んでもらえて何よりだ」
「土壌をガチるだけで後は適当でもこれほど美味しくなるとは! 全然知りませんでした!」
「個人消費ならこれでも十分だが、市場に出すならもう少し調整する必要がある。明日は追肥や水やりもガチってみよう。今日よりもグッと美味くなるはずだ」
「はい!」
「いやぁ、私、ジークさんを見直しましたよ! 人に教えるのとか苦手そうなイメージだったのでびっくりです! それに今日はセクハラもしなかったし!」
「えー、ジークさんってセクハラするんですか?」
笑いながら作物を収穫していくカレン。
「するぜ! セクハラやパワハラを禁止する法律にも俺は特例的に認めることが明記されているからな!」
「ほんとですか? すご!」
「だろー。だから気が向いたらカレンにもセクハラしちゃうかもなぁ!」
「あははは。その時はお手柔らかにお願いしますね」
軽く流すカレン。
この手の対応に慣れているようだ。
「日も暮れてきたしこの辺でお開きにするか」
フミナが「ですね」と言い、カレンも「はい!」と頷いた。
「ではカレン、また明日も――」
「カレン!」
別れの挨拶をしている時、遠くから声が聞こえてきた。
俺たちは声のした方向に目を向ける。
金髪の男が駆け寄ってきていた。
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