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007 ピロートーク
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桜宮さんが僕にヤラせてくれた理由は分からない。
分からないが、今回が最後になってもおかしくないと思った。
だから僕は、何度も、何度も、何度も、その日の内にセックスする。
精子が枯渇してもセックスを続けた。
「さすがに、もう、終わり、だよ」
全身から滝のように汗を流し、ベッドの上で横になる桜宮さん。
太ももには、膣から溢れ出た精液がべっとりとこびりついていた。
部屋中に精液特有のイカ臭い香りが充満している。
「分かってる、僕の、アソコも、もう、無理、だ、って」
僕は桜宮さんの横で大の字に寝そべる。
あれほど元気だったペニスが今ではしおしおに萎れていた。
まるで100歳の老人みたいな萎れ方をしている。
それでも桜宮さんの裸を見ているとビクビクッと動いた。
「本当はさ」
桜宮さんが僕の腕に抱きついてくる。
「NPCとヤるつもりだったんでしょ? 私とじゃなくて」
それは疑問系だが、確信している口ぶりだった。
やはりバレていたか、と思いながら僕は肯定する。
「本当はそのつもりだった。でも、NPCよりもっと良い桜宮さんとヤれたから、NPCのことなんてどうでもよくなったよ」
「あんなに否定していたのに、今は素直に認めるんだ?」
「賢者モードだからね」
僕は身体を桜宮さんに向け、汗まみれの右手で桜宮さんの胸を鷲掴みにする。
桜宮さんの身体も汗まみれで、ローションを塗っているかの如くぬるぬるだ。
身体も、シーツも、何もかもが汗まみれ。
高3男子の性欲を一身に受けるとこうなるのか、と思った。
「桜宮さんはどうして僕にヤらせてくれたの?」
僕が尋ねると、桜宮さんは顔を近づけてきた。
僕の耳たぶをパクッと咥え、口に含んだ状態で舐める。
それから耳の穴にふっと息を吹きかけた。
「なんとなく、かな」
「なんとなく?」
「狩りの後で気分が高揚していたとか、この世界で最初にセックスをした人間になりたかったとか、他の人達みたいに処女を捨てたかったからとか、それらしい理由は色々と浮かぶけど、一番はなんとなく」
桜宮さんは僕を仰向けにさせ、跨がってきた。
上半身を起こし、僕の胸に両手を当て、妖艶な笑みで僕を見下ろす。
「あと1回」
桜宮さんが呟く。
「最後にあと1回ヤッたら、お風呂に入ってここを出よっか」
「分かった」
桜宮さんは、右手を自身の腰より後ろに移動させた。
へなへなになった僕のペニスに優しく触れ、指先で弄る。
するとペニスはむくむくと回復していく。
僕は大の字に四肢を広げ、ぼんやりと桜宮さんを見つめた。
すごく、すごく恍惚とした、エロい女の顔をしている。
その顔を見ていると、ペニスは完全に硬さを取り戻した。
「はあっ、んんっ」
桜宮さんは僕のペニスを握り、自ら膣に含ませていく。
普通のアパートなら2部屋隣に聞こえそうな声で喘ぎながら腰を振る。
淫らに乱れるその姿は、いつもの知るクールビューティーとは違っていた。
こうして僕達はセックスをする。
あと1回がなんだかんだで3回続いた後、お風呂に入って汗を流した。
それからようやく宿屋を後にする。
「友沢君が何度もするせいで夜になってるよ」
「桜宮さんだってノリノリだったじゃないか」
「まぁね」
宿屋に入った時は昼だった。
それが今や外は暗闇に支配されている。
そこら中に浮遊している蛍の淡い光だけが光源だ。
桜宮さん曰く「正確には蛍じゃなくて光玉虫」とのこと。
夜の街をあてもなく歩く。
ズボンのポケットに手を突っ込んでいる僕。
そんな僕に両腕を絡ませてくる桜宮さん。
傍からだとカップルにしか見えない光景だ。
こんな日がくるなんて思いもしなかった。
あれだけヤッたのに、僕は勃起を禁じ得ない。
「レベル99まで上げたら帰れる保証なんてどこにあるんだよ!」
「アルプロには魔王やラスボスなんていねぇんだぞ!」
「待っていれば勝手に戻るかもしれないだろうが!」
歩いていると飛び交う怒声が聞こえてきた。
街の中央付近にある広場で、学生服の連中が言い争っているのだ。
その数は1000人を超える規模で、制服の種類は実に様々。
色々な学校の生徒が寄って集って喚いている。
「何か揉めているのかな?」
桜宮さんが尋ねてくる。
「発言内容から察するに帰る方法を検討しているんじゃないかな」
「帰ったところでどうするんだろうね。前の世界は特権階級に支配されているだけなのに。一般人なんて搾取されるだけだよ」
桜宮さんは日本のことを「前の世界」と表現した。
それがなんだか印象的で、記憶の一部に刻み込まれる。
「桜宮さんは戻りたくないの?」
「うん、私はずっとこの世界で暮らしたい。大好きなゲームの世界だし、生活だって楽だもん。ゲームの頃と物価が同じみたいだから、銅貨30枚もあったら1日を過ごせるよ」
「そうなの?」
「1食あたり銅貨5枚もあればたらふく空腹を満たせるからね。それが3食で銅貨15枚。宿も安いところなら銅貨15枚から高くても30枚程度で大丈夫。多少の贅沢を考慮しても、銅貨50枚で大丈夫。数分で稼げる額だよ」
「なるほど」
銅貨30枚はスライムをソロで3回倒すと手に入る額だ。
「そういえば、僕達が利用したあの宿は宿代いくらだったっけ?」
「銀貨1枚。銅貨に換算すると100枚だね」
「そんなにしていたんだ」
「払ってくれたのに忘れちゃったの?」
「あの時は桜宮さんの裸を妄想することでいっぱいで……」
桜宮さんが真剣な顔で僕を見つめる。
「友沢君は帰りたい? 前の世界に」
僕は躊躇わずに即答した。
「帰りたくないよ」
「よかった、同じ考えで」
前の世界における僕は、ひたすらに童貞だった。
どれだけ童貞を卒業したいと願おうとも童貞だった。
それがこの世界では、転移したその日にセックスだ。
しかも相手は誰もが羨む桜宮さん。
さらに今もこうして腕を組んでいる。
こんなにも素晴らしい世界を去りたいかって?
とんでもない。
たとえ神が帰ってくれと懇願しようが、僕はこの世界にしがみつく。
分からないが、今回が最後になってもおかしくないと思った。
だから僕は、何度も、何度も、何度も、その日の内にセックスする。
精子が枯渇してもセックスを続けた。
「さすがに、もう、終わり、だよ」
全身から滝のように汗を流し、ベッドの上で横になる桜宮さん。
太ももには、膣から溢れ出た精液がべっとりとこびりついていた。
部屋中に精液特有のイカ臭い香りが充満している。
「分かってる、僕の、アソコも、もう、無理、だ、って」
僕は桜宮さんの横で大の字に寝そべる。
あれほど元気だったペニスが今ではしおしおに萎れていた。
まるで100歳の老人みたいな萎れ方をしている。
それでも桜宮さんの裸を見ているとビクビクッと動いた。
「本当はさ」
桜宮さんが僕の腕に抱きついてくる。
「NPCとヤるつもりだったんでしょ? 私とじゃなくて」
それは疑問系だが、確信している口ぶりだった。
やはりバレていたか、と思いながら僕は肯定する。
「本当はそのつもりだった。でも、NPCよりもっと良い桜宮さんとヤれたから、NPCのことなんてどうでもよくなったよ」
「あんなに否定していたのに、今は素直に認めるんだ?」
「賢者モードだからね」
僕は身体を桜宮さんに向け、汗まみれの右手で桜宮さんの胸を鷲掴みにする。
桜宮さんの身体も汗まみれで、ローションを塗っているかの如くぬるぬるだ。
身体も、シーツも、何もかもが汗まみれ。
高3男子の性欲を一身に受けるとこうなるのか、と思った。
「桜宮さんはどうして僕にヤらせてくれたの?」
僕が尋ねると、桜宮さんは顔を近づけてきた。
僕の耳たぶをパクッと咥え、口に含んだ状態で舐める。
それから耳の穴にふっと息を吹きかけた。
「なんとなく、かな」
「なんとなく?」
「狩りの後で気分が高揚していたとか、この世界で最初にセックスをした人間になりたかったとか、他の人達みたいに処女を捨てたかったからとか、それらしい理由は色々と浮かぶけど、一番はなんとなく」
桜宮さんは僕を仰向けにさせ、跨がってきた。
上半身を起こし、僕の胸に両手を当て、妖艶な笑みで僕を見下ろす。
「あと1回」
桜宮さんが呟く。
「最後にあと1回ヤッたら、お風呂に入ってここを出よっか」
「分かった」
桜宮さんは、右手を自身の腰より後ろに移動させた。
へなへなになった僕のペニスに優しく触れ、指先で弄る。
するとペニスはむくむくと回復していく。
僕は大の字に四肢を広げ、ぼんやりと桜宮さんを見つめた。
すごく、すごく恍惚とした、エロい女の顔をしている。
その顔を見ていると、ペニスは完全に硬さを取り戻した。
「はあっ、んんっ」
桜宮さんは僕のペニスを握り、自ら膣に含ませていく。
普通のアパートなら2部屋隣に聞こえそうな声で喘ぎながら腰を振る。
淫らに乱れるその姿は、いつもの知るクールビューティーとは違っていた。
こうして僕達はセックスをする。
あと1回がなんだかんだで3回続いた後、お風呂に入って汗を流した。
それからようやく宿屋を後にする。
「友沢君が何度もするせいで夜になってるよ」
「桜宮さんだってノリノリだったじゃないか」
「まぁね」
宿屋に入った時は昼だった。
それが今や外は暗闇に支配されている。
そこら中に浮遊している蛍の淡い光だけが光源だ。
桜宮さん曰く「正確には蛍じゃなくて光玉虫」とのこと。
夜の街をあてもなく歩く。
ズボンのポケットに手を突っ込んでいる僕。
そんな僕に両腕を絡ませてくる桜宮さん。
傍からだとカップルにしか見えない光景だ。
こんな日がくるなんて思いもしなかった。
あれだけヤッたのに、僕は勃起を禁じ得ない。
「レベル99まで上げたら帰れる保証なんてどこにあるんだよ!」
「アルプロには魔王やラスボスなんていねぇんだぞ!」
「待っていれば勝手に戻るかもしれないだろうが!」
歩いていると飛び交う怒声が聞こえてきた。
街の中央付近にある広場で、学生服の連中が言い争っているのだ。
その数は1000人を超える規模で、制服の種類は実に様々。
色々な学校の生徒が寄って集って喚いている。
「何か揉めているのかな?」
桜宮さんが尋ねてくる。
「発言内容から察するに帰る方法を検討しているんじゃないかな」
「帰ったところでどうするんだろうね。前の世界は特権階級に支配されているだけなのに。一般人なんて搾取されるだけだよ」
桜宮さんは日本のことを「前の世界」と表現した。
それがなんだか印象的で、記憶の一部に刻み込まれる。
「桜宮さんは戻りたくないの?」
「うん、私はずっとこの世界で暮らしたい。大好きなゲームの世界だし、生活だって楽だもん。ゲームの頃と物価が同じみたいだから、銅貨30枚もあったら1日を過ごせるよ」
「そうなの?」
「1食あたり銅貨5枚もあればたらふく空腹を満たせるからね。それが3食で銅貨15枚。宿も安いところなら銅貨15枚から高くても30枚程度で大丈夫。多少の贅沢を考慮しても、銅貨50枚で大丈夫。数分で稼げる額だよ」
「なるほど」
銅貨30枚はスライムをソロで3回倒すと手に入る額だ。
「そういえば、僕達が利用したあの宿は宿代いくらだったっけ?」
「銀貨1枚。銅貨に換算すると100枚だね」
「そんなにしていたんだ」
「払ってくれたのに忘れちゃったの?」
「あの時は桜宮さんの裸を妄想することでいっぱいで……」
桜宮さんが真剣な顔で僕を見つめる。
「友沢君は帰りたい? 前の世界に」
僕は躊躇わずに即答した。
「帰りたくないよ」
「よかった、同じ考えで」
前の世界における僕は、ひたすらに童貞だった。
どれだけ童貞を卒業したいと願おうとも童貞だった。
それがこの世界では、転移したその日にセックスだ。
しかも相手は誰もが羨む桜宮さん。
さらに今もこうして腕を組んでいる。
こんなにも素晴らしい世界を去りたいかって?
とんでもない。
たとえ神が帰ってくれと懇願しようが、僕はこの世界にしがみつく。
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