14 / 50
014 デスストーカー
しおりを挟む
食後の作業は主に燃料集めだ。
ここでの燃料というのは、焚き火を維持するのに必要な物を指す。
ガソリンを探し求めているわけではない。
例えば太い枝などが燃料になる。
適当なサイズに折って、三角錐になるよう積むと良い感じ。
「どうして枝を三角の形に組むのですか?」
アリシアの素朴な疑問。
「この形にするのは、火力と持続力のバランスが良いからだ。三角錐に組むと程よく隙間ができて、炎の維持に必要な酸素を安定して取り込める。それに短期間で燃え尽きにくいという利点もある」
逆に短期間で思いっきり燃やしたい時は、枝を並列に設置すればいい。
燃焼効率が良いので、簡単にド派手な炎を作り出すことが簡単だ。
「枝の組み方でそんなにも変わるものなんですか!」
「組み方だけじゃない。燃料となる木のサイズによっても変わるぜ」
枯れ葉や枯れ草、それに小枝は燃え尽きるのが早い。
簡単に燃やすことが出来るから、焚き火の初動に最適だ。
一方で、太い物……例えば丸太などは長持ちする。
なかなか燃えにくいから、炎が育った後に投入するのが良い。
火の様子をあまり確認出来ない就寝時に最適だ。
「日が暮れてきたな」
太陽が沈みかけている。
今はかろうじて夕暮れだが、じきに夜になるだろう。
サバイバルでは夜をどう凌ぐかがポイントになる。
今回のサバイバルは順調だ。
燃料や虫除けに使う葉は既に集め終えている。
「アリシア、竹筒に水を汲んで煮沸しといてくれ」
「えっ、まだ竹の中にお水が残っていますよ」
「それとは別にってことだ」
「わかりました! シュウヤ君はどうするのですか?」
「俺はこの近くで食用に適した物を物色するよ」
シマヘビにありつけたことで、食料調達が後回しになっていた。
そろそろ小腹が空いてきたし、適当にメシを見繕っておきたいところだ。
まずはアリシアと共に川へ向かった。
彼女は水汲みで、俺は食料調達が目的だ。
最悪の場合は木の実やキノコで妥協するが、出来れば肉がいい。
そんなわけで魚の捕獲にやってきた。
「良い感じに泳いでらぁ」
それなりに流れの激しい上流部分を、川魚が自由に泳いでいる。
俺は即席で作った竹の槍を持ち、穂先を魚に向けて構えた。
槍の作り方は簡単だ。
竹の先端を斜めに切って尖らせればいい。
それが難しい場合は、尖った枝を括り付ける。
今回は竹自体を尖らせる方法を選んだ。
風魔法で研いだ石包丁があったので簡単に作れた。
「せいやっ!」
深呼吸してから川に刺突攻撃。
穂先は的確に魚を貫いた……とはならない。
惜しげもなく失敗したのだ。
「やっぱりきついか」
槍で川魚を突くには、川へ侵入する必要がある。
だが、目の前の川は勢いが激しく、侵入するのは危険だ。
そこで陸から突こうとして失敗した。
この方法で魚を獲るなら、もう少し下流へ移動しないとな。
今から移動するのは時間的に厳しいので、今日のところは諦めよう。
「シマヘビー、シマヘビはおらぬかー」
魚は諦めてシマヘビを探す。
寝床や焚き火のある拠点を起点に、円を描くように移動していく。
必死にシマヘビを探した結果、違う生物に遭遇した。
サソリだ。
それもデスストーカーである。
「厄介な奴が居やがったものだ」
正式名称はオブトサソリ。
手足が薄い黄緑色で、体長は8cm前後。
攻撃的な性格をしている上に毒性が強い厄介な存在だ。
コイツは夜行性で、日中は大きな石の裏に潜んでいる。
日が暮れてきたので、早く起きた個体が活動を始めたのだろう。
オブトサソリに刺されると死ぬこともある。
それだけの毒性を持ちながら攻撃的で、且つ素早い。
それ故につけられた俗称が「デスストーカー」なのだ。
地球では中東に多く棲息している。
まさかこの世界でお目にかかるとは思わなかった。
「このまま放置するのも危険だしな……」
竹槍を地面に置き、腰に付けていた石斧を手に持つ。
「フンッ!」
無慈悲の一撃をお見舞いする。
いかにサソリの硬い殻といえど、斧による強打の前では歯が立たない。
一発目で怯ませた後、二発目で仕留め、ダメ押しで三発目を叩き込んだ。
「サソリは嫌いなんだよなぁ」
デスストーカーに限らず、俺はサソリ全般が嫌いだ。
可食部が少ない上に調理が面倒なので、食用に向いていない。
それでいて大半が毒を備えているのだからタチが悪い。
気持ち悪いだけで無害な分、ゴキブリのほうがまだマシだ。
「収穫なしか」
結局、ディナーに相応しい獲物は見つからなかった。
仕方がないのでエリンギやシイタケといったキノコで妥協しておく。
それらを持って帰ると、アリシアは予想外の反応を見せた。
「ダメですよシュウヤ君! このキノコは毒です!」
アリシアがそう言って指したのはシイタケだ。
「食べるとおえーってなった後、身体がピクピク震えて死にますよ!」
俺から強引にシイタケを奪おうとするアリシア。
「大丈夫、死にはしないさ」
俺は余裕の笑みで返す。
日本人ならシイタケが安全なことは誰でも知っている。
とはいえ、アリシアの反応も理解することが出来た。
「これはシイタケってキノコなんだ。アリシアが言っている毒キノコはおそらくツキヨタケのことだな」
「シイタケ? ツキヨタケ?」
アリシアが首を傾げる。
ほぇぇ、と変な声を出しながら。
「シイタケとツキヨタケはすごく似ているんだ。初心者には見分けが付かないだろう。シイタケの他にもヒラタケと呼ばれる食用のキノコがあって、こっちはシイタケ以上にツキヨタケとそっくりだ」
「えっと、えっと、つまり、このキノコは大丈夫なんですか?」
「誓ってもいいが問題ない。ただ、念の為に俺だけが食べよう。俺に何かあれば、直ちにチャボスを呼んでくれ。仮に毒キノコであったとしても、水魔法で胃を洗浄すれば助かるから」
「わ、分かりました!」
アリシアを落ち着かせたところで、夕食の準備を始めるのだった。
ここでの燃料というのは、焚き火を維持するのに必要な物を指す。
ガソリンを探し求めているわけではない。
例えば太い枝などが燃料になる。
適当なサイズに折って、三角錐になるよう積むと良い感じ。
「どうして枝を三角の形に組むのですか?」
アリシアの素朴な疑問。
「この形にするのは、火力と持続力のバランスが良いからだ。三角錐に組むと程よく隙間ができて、炎の維持に必要な酸素を安定して取り込める。それに短期間で燃え尽きにくいという利点もある」
逆に短期間で思いっきり燃やしたい時は、枝を並列に設置すればいい。
燃焼効率が良いので、簡単にド派手な炎を作り出すことが簡単だ。
「枝の組み方でそんなにも変わるものなんですか!」
「組み方だけじゃない。燃料となる木のサイズによっても変わるぜ」
枯れ葉や枯れ草、それに小枝は燃え尽きるのが早い。
簡単に燃やすことが出来るから、焚き火の初動に最適だ。
一方で、太い物……例えば丸太などは長持ちする。
なかなか燃えにくいから、炎が育った後に投入するのが良い。
火の様子をあまり確認出来ない就寝時に最適だ。
「日が暮れてきたな」
太陽が沈みかけている。
今はかろうじて夕暮れだが、じきに夜になるだろう。
サバイバルでは夜をどう凌ぐかがポイントになる。
今回のサバイバルは順調だ。
燃料や虫除けに使う葉は既に集め終えている。
「アリシア、竹筒に水を汲んで煮沸しといてくれ」
「えっ、まだ竹の中にお水が残っていますよ」
「それとは別にってことだ」
「わかりました! シュウヤ君はどうするのですか?」
「俺はこの近くで食用に適した物を物色するよ」
シマヘビにありつけたことで、食料調達が後回しになっていた。
そろそろ小腹が空いてきたし、適当にメシを見繕っておきたいところだ。
まずはアリシアと共に川へ向かった。
彼女は水汲みで、俺は食料調達が目的だ。
最悪の場合は木の実やキノコで妥協するが、出来れば肉がいい。
そんなわけで魚の捕獲にやってきた。
「良い感じに泳いでらぁ」
それなりに流れの激しい上流部分を、川魚が自由に泳いでいる。
俺は即席で作った竹の槍を持ち、穂先を魚に向けて構えた。
槍の作り方は簡単だ。
竹の先端を斜めに切って尖らせればいい。
それが難しい場合は、尖った枝を括り付ける。
今回は竹自体を尖らせる方法を選んだ。
風魔法で研いだ石包丁があったので簡単に作れた。
「せいやっ!」
深呼吸してから川に刺突攻撃。
穂先は的確に魚を貫いた……とはならない。
惜しげもなく失敗したのだ。
「やっぱりきついか」
槍で川魚を突くには、川へ侵入する必要がある。
だが、目の前の川は勢いが激しく、侵入するのは危険だ。
そこで陸から突こうとして失敗した。
この方法で魚を獲るなら、もう少し下流へ移動しないとな。
今から移動するのは時間的に厳しいので、今日のところは諦めよう。
「シマヘビー、シマヘビはおらぬかー」
魚は諦めてシマヘビを探す。
寝床や焚き火のある拠点を起点に、円を描くように移動していく。
必死にシマヘビを探した結果、違う生物に遭遇した。
サソリだ。
それもデスストーカーである。
「厄介な奴が居やがったものだ」
正式名称はオブトサソリ。
手足が薄い黄緑色で、体長は8cm前後。
攻撃的な性格をしている上に毒性が強い厄介な存在だ。
コイツは夜行性で、日中は大きな石の裏に潜んでいる。
日が暮れてきたので、早く起きた個体が活動を始めたのだろう。
オブトサソリに刺されると死ぬこともある。
それだけの毒性を持ちながら攻撃的で、且つ素早い。
それ故につけられた俗称が「デスストーカー」なのだ。
地球では中東に多く棲息している。
まさかこの世界でお目にかかるとは思わなかった。
「このまま放置するのも危険だしな……」
竹槍を地面に置き、腰に付けていた石斧を手に持つ。
「フンッ!」
無慈悲の一撃をお見舞いする。
いかにサソリの硬い殻といえど、斧による強打の前では歯が立たない。
一発目で怯ませた後、二発目で仕留め、ダメ押しで三発目を叩き込んだ。
「サソリは嫌いなんだよなぁ」
デスストーカーに限らず、俺はサソリ全般が嫌いだ。
可食部が少ない上に調理が面倒なので、食用に向いていない。
それでいて大半が毒を備えているのだからタチが悪い。
気持ち悪いだけで無害な分、ゴキブリのほうがまだマシだ。
「収穫なしか」
結局、ディナーに相応しい獲物は見つからなかった。
仕方がないのでエリンギやシイタケといったキノコで妥協しておく。
それらを持って帰ると、アリシアは予想外の反応を見せた。
「ダメですよシュウヤ君! このキノコは毒です!」
アリシアがそう言って指したのはシイタケだ。
「食べるとおえーってなった後、身体がピクピク震えて死にますよ!」
俺から強引にシイタケを奪おうとするアリシア。
「大丈夫、死にはしないさ」
俺は余裕の笑みで返す。
日本人ならシイタケが安全なことは誰でも知っている。
とはいえ、アリシアの反応も理解することが出来た。
「これはシイタケってキノコなんだ。アリシアが言っている毒キノコはおそらくツキヨタケのことだな」
「シイタケ? ツキヨタケ?」
アリシアが首を傾げる。
ほぇぇ、と変な声を出しながら。
「シイタケとツキヨタケはすごく似ているんだ。初心者には見分けが付かないだろう。シイタケの他にもヒラタケと呼ばれる食用のキノコがあって、こっちはシイタケ以上にツキヨタケとそっくりだ」
「えっと、えっと、つまり、このキノコは大丈夫なんですか?」
「誓ってもいいが問題ない。ただ、念の為に俺だけが食べよう。俺に何かあれば、直ちにチャボスを呼んでくれ。仮に毒キノコであったとしても、水魔法で胃を洗浄すれば助かるから」
「わ、分かりました!」
アリシアを落ち着かせたところで、夕食の準備を始めるのだった。
0
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
悪行貴族のはずれ息子【第1部 魔法講師編】
白波 鷹(しらなみ たか)【白波文庫】
ファンタジー
★作者個人でAmazonにて自費出版中。Kindle電子書籍有料ランキング「SF・ホラー・ファンタジー」「児童書>読み物」1位にWランクイン!
★第2部はこちら↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/162178383/450916603
「お前みたいな無能は分家がお似合いだ」
幼い頃から魔法を使う事ができた本家の息子リーヴは、そうして魔法の才能がない分家の息子アシックをいつも笑っていた。
東にある小さな街を領地としている悪名高き貴族『ユーグ家』―古くからその街を統治している彼らの実態は酷いものだった。
本家の当主がまともに管理せず、領地は放置状態。にもかかわらず、税の徴収だけ行うことから人々から嫌悪され、さらに近年はその長男であるリーヴ・ユーグの悪名高さもそれに拍車をかけていた。
容姿端麗、文武両道…というのは他の貴族への印象を良くする為の表向きの顔。その実態は父親の権力を駆使して悪ガキを集め、街の人々を困らせて楽しむガキ大将のような人間だった。
悪知恵が働き、魔法も使え、取り巻き達と好き放題するリーヴを誰も止めることができず、人々は『ユーグ家』をやっかんでいた。
さらにリーヴ達は街の人間だけではなく、自分達の分家も馬鹿にしており、中でも分家の長男として生まれたアシック・ユーグを『無能』と呼んで嘲笑うのが日課だった。だが、努力することなく才能に溺れていたリーヴは気付いていなかった。
自分が無能と嘲笑っていたアシックが努力し続けた結果、書庫に眠っていた魔法を全て習得し終えていたことを。そして、本家よりも街の人間達から感心を向けられ、分家の力が強まっていることを。
やがて、リーヴがその事実に気付いた時にはもう遅かった。
アシックに追い抜かれた焦りから魔法を再び学び始めたが、今さら才能が実ることもなく二人の差は徐々に広まっていくばかり。
そんな中、リーヴの妹で『忌み子』として幽閉されていたユミィを助けたのを機に、アシックは本家を変えていってしまい…?
◇過去最高ランキング
・アルファポリス
男性HOTランキング:10位
・カクヨム
週間ランキング(総合):80位台
週間ランキング(異世界ファンタジー):43位
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
異世界坊主の成り上がり
峯松めだか(旧かぐつち)
ファンタジー
山歩き中の似非坊主が気が付いたら異世界に居た、放っておいても生き残る程度の生存能力の山男、どうやら坊主扱いで布教せよということらしい、そんなこと言うと坊主は皆死んだら異世界か?名前だけで和尚(おしょう)にされた山男の明日はどっちだ?
矢鱈と生物学的に細かいゴブリンの生態がウリです?
本編の方は無事完結したので、後はひたすら番外で肉付けしています。
タイトル変えてみました、
旧題異世界坊主のハーレム話
旧旧題ようこそ異世界 迷い混んだのは坊主でした
「坊主が死んだら異世界でした 仏の威光は異世界でも通用しますか? それはそうとして、ゴブリンの生態が色々エグいのですが…」
迷子な坊主のサバイバル生活 異世界で念仏は使えますか?「旧題・異世界坊主」
ヒロイン其の2のエリスのイメージが有る程度固まったので画像にしてみました、灯に関しては未だしっくり来ていないので・・未公開
因みに、新作も一応準備済みです、良かったら見てやって下さい。
少女は石と旅に出る
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893967766
SF風味なファンタジー、一応この異世界坊主とパラレル的にリンクします
少女は其れでも生き足掻く
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893670055
中世ヨーロッパファンタジー、独立してます
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる