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はじまりの章
モテない男子学生
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オレはこの物語の主人公である安藤剛士。
今年、高校二年生になった思春期真っ最中のどこにでもいるようなごく普通の男子高校生である。
でも、今まで女子にモテた事は一度も無い。
彼女を作るなら学生の間に作りたいと思いながら過ごしているが、気になる子に告白してもフラれる回数の方が多く、挙句の果てに家族や親せきから冷たい目線で見られる日々が続いている。
「はぁ・・・、今日もフラれたよ・・・ちくしょう‼いつになったらオレの事を認めてくれるんだ‼」
そう思いながらオレは今日もクラスで一番気になっている女子の姿を思い浮かべながらオナニーに励む。ココ最近特に、性欲が強くなって来たようで毎日最低3回から5回ほど射精しているんだけど、それでも思春期を迎えても童貞を捨てられないと言う葛藤と快楽が同時に襲い掛かり、また射精してしまうのだ。
「最近どうしたんだろうな・・・。いくら射精しても興奮と言うか・・・、性欲が高まるだけで夜も眠れないぜ」
その日は等々寝たのが日付を回ってしまった。
全てはオレをこんな風にさせたアイツのせいだ。
林田京子。
オレが一番気にしているクラスの女子生徒である。
クラスで人気の高い彼女は常にモテモテの状態で、オレは彼女をモノにするべく特にテスト期間は必死に勉強してきたものだ。
『うぅ・・・、助けてくれ!!』
日付を回ってしばらくした頃、オレに語り掛けてくる人物が現れた。
不思議に思い部屋を見渡したが当然、オレ以外の人間は部屋の中にいるハズがない。
その後も何度かソイツの声に邪魔されて、眠る事が出来ずそのまま朝を迎えたオレ・・・。
とうとう狂っちまったか・・・。
そう思いながらオレは朝食の時間になると部屋からリビングに移動した。
「おはよう?ん?どしたの?今日の剛士、朝から元気ないじゃない・・・」
「まぁ・・・、まぁ、ちょっと・・・」
オレの母さんでもある早苗が心配そうに声をかけて来た。
時間を見ると7時過ぎで父さんは既に出社しており、母さんと2人切りの状態。
こうしてマジマジと母さんの姿を見るのは初めてかも・・・。
(待ってくれ・・・。あんなにおっぱい大きかったんだ!オレの母さん!!)
ダメだ。日々高まっている性欲のせいで、母さんもオカズの対象になってしまった。
オレを産んでくれた若い頃の母さんの姿を想像したら、もう妄想が止まらない。
バカか、オレは・・・。
「ちょっと剛士・・・!!顔色悪いわよ?もしかして、臆病神か悪魔にでもとりつかれた?」
母親からとんでもない一言が帰ってきてオレは目を覚ました。
そういや数日前からオレに語り掛けてくるヤツがいるんだった。今までソイツの声を気にする事は無かったが、やはり、助けを求めようとする声に黙ってもいられない気分だったから、若い頃心理学について勉強していた母さんにその悩みを直接聞いてみる事にした。
「なるほどね・・・。確かにアンタ、頭がいいワリには顔が駄作だから霊にとりつかれても不思議じゃないわね。でも、そう言うのは小説とかアニメだけの世界だから気にし過ぎるのは体に毒よ!!」
「う・・・、うん・・・」
予想通りの答えが返ってきてオレはまた、元気を失ってしまった。
どうにかならないものか・・・、この状況は・・・。
「体が悪いなら今日ぐらい学校休んだら?最近勉強が良く出来るって学校の先生が褒めてくれてたからきっと疲れてるのよ!!」
と言う訳でお言葉に甘えて学校を休むことにしたオレ。
確かに、学校のクラス内ではここ数カ月で授業内容を理解できるようになって、先生からは褒められているが、周囲の生徒の反応が反応だから、いまいち受け入れる事が出来ていなかった。
「何だ・・・、またか・・・」
オレが部屋に戻った時、またあの声がしてきた。
それと共にオレの性欲はまた我慢できない程増幅し瞬く間にオレのチ●ポは大きくなった。
朝から勃起するとかありえないだろう!!
でも、我慢できず部屋のカレンダーのグラドルの写真をオカズにしながらオナニーをしてしまう。
そして射精したその時、オレの部屋の天井は深い闇の暗い光に包まれた。
『あぁあ・・・!!やっと出られた・・・。今まで狭い所にいて窮屈だったがこの部屋の主であるお前のお陰でようやく広い場所に出る事が出来たぜ。感謝するよ』
「お前、誰だ?」
オレのチ●ポの先から出て来たどっからどう見ても人間とは思えないソイツはオレに向かって不気味な笑みを浮かべながら会話してきた。
「もしかして、オレの心に話しかけていたのはお前だったのか?」
『いかにも・・・。長年オレはこの地域を昔、支配してきたがあと一歩の所でオレは命を失う事になり、だいだいこの地の奥深い場所で魂だけとなって眠っていたのだ。そこに、お前の一族が現れてオレはその行く末をずっと見守って来た。』
「だからどうしたんだ?」
『しかし、どういつもこいつもごく普通の人間ばかりで何故かオレの声を受け入れる者はいなかった。唯一オレの声を聞いてくれたのは剛士・・・、お前だけさ!!』
まぁ、確かに健全なヤツからしたらこんな気持ち悪い悪魔のようなささやきの声なんて、聞きたくないよな。だが、なぜソイツはオレを選んだんだ?
『今こそ人間たちに復讐を誓う時・・・。だが、このオレは既にこの世の物では無いから存分にその快楽を味わう事は出来ん。しかし、お前の体を通してならその快楽を再び感じ取る事が出来る。だからと言ってお前の体を奪おうとはしたりせんから安心するがいい!!』
「仮にお前と契約したらこのオレはどうなるんだ?せっかくの機会だからどんな能力がもらえるのか、聞いておきたい。」
どうせオレは狂っちまったんだ。
今起こっている出来事が夢かどうかも分かっちゃいない。
なので、悪魔と名乗る人物に契約する事でどんな能力がもらえるのか聞いてみる事にした。
『まず、お前の今いるこの部屋全体に結界を貼ってやろう・・・。そうすればこの部屋の中に入った人間たちは全てお前の言いなりになるのだ。また、この結界内ではお前はどんな事だって出来るし、好きなように相手を弄ぶことが出来るぞ?さぁ、どうする!?』
正直、オレには断る理由が無かった。
以前、オレは官能小説サイトで同じようなシチュエーションの妄想小説を読んだ事があったが、まさか、その時と同じような出来事が本当に起こるとは思わなかったからだ。
次回、いよいよオレの人生をバラ色にさせるための人生再設計がスタートする。
今年、高校二年生になった思春期真っ最中のどこにでもいるようなごく普通の男子高校生である。
でも、今まで女子にモテた事は一度も無い。
彼女を作るなら学生の間に作りたいと思いながら過ごしているが、気になる子に告白してもフラれる回数の方が多く、挙句の果てに家族や親せきから冷たい目線で見られる日々が続いている。
「はぁ・・・、今日もフラれたよ・・・ちくしょう‼いつになったらオレの事を認めてくれるんだ‼」
そう思いながらオレは今日もクラスで一番気になっている女子の姿を思い浮かべながらオナニーに励む。ココ最近特に、性欲が強くなって来たようで毎日最低3回から5回ほど射精しているんだけど、それでも思春期を迎えても童貞を捨てられないと言う葛藤と快楽が同時に襲い掛かり、また射精してしまうのだ。
「最近どうしたんだろうな・・・。いくら射精しても興奮と言うか・・・、性欲が高まるだけで夜も眠れないぜ」
その日は等々寝たのが日付を回ってしまった。
全てはオレをこんな風にさせたアイツのせいだ。
林田京子。
オレが一番気にしているクラスの女子生徒である。
クラスで人気の高い彼女は常にモテモテの状態で、オレは彼女をモノにするべく特にテスト期間は必死に勉強してきたものだ。
『うぅ・・・、助けてくれ!!』
日付を回ってしばらくした頃、オレに語り掛けてくる人物が現れた。
不思議に思い部屋を見渡したが当然、オレ以外の人間は部屋の中にいるハズがない。
その後も何度かソイツの声に邪魔されて、眠る事が出来ずそのまま朝を迎えたオレ・・・。
とうとう狂っちまったか・・・。
そう思いながらオレは朝食の時間になると部屋からリビングに移動した。
「おはよう?ん?どしたの?今日の剛士、朝から元気ないじゃない・・・」
「まぁ・・・、まぁ、ちょっと・・・」
オレの母さんでもある早苗が心配そうに声をかけて来た。
時間を見ると7時過ぎで父さんは既に出社しており、母さんと2人切りの状態。
こうしてマジマジと母さんの姿を見るのは初めてかも・・・。
(待ってくれ・・・。あんなにおっぱい大きかったんだ!オレの母さん!!)
ダメだ。日々高まっている性欲のせいで、母さんもオカズの対象になってしまった。
オレを産んでくれた若い頃の母さんの姿を想像したら、もう妄想が止まらない。
バカか、オレは・・・。
「ちょっと剛士・・・!!顔色悪いわよ?もしかして、臆病神か悪魔にでもとりつかれた?」
母親からとんでもない一言が帰ってきてオレは目を覚ました。
そういや数日前からオレに語り掛けてくるヤツがいるんだった。今までソイツの声を気にする事は無かったが、やはり、助けを求めようとする声に黙ってもいられない気分だったから、若い頃心理学について勉強していた母さんにその悩みを直接聞いてみる事にした。
「なるほどね・・・。確かにアンタ、頭がいいワリには顔が駄作だから霊にとりつかれても不思議じゃないわね。でも、そう言うのは小説とかアニメだけの世界だから気にし過ぎるのは体に毒よ!!」
「う・・・、うん・・・」
予想通りの答えが返ってきてオレはまた、元気を失ってしまった。
どうにかならないものか・・・、この状況は・・・。
「体が悪いなら今日ぐらい学校休んだら?最近勉強が良く出来るって学校の先生が褒めてくれてたからきっと疲れてるのよ!!」
と言う訳でお言葉に甘えて学校を休むことにしたオレ。
確かに、学校のクラス内ではここ数カ月で授業内容を理解できるようになって、先生からは褒められているが、周囲の生徒の反応が反応だから、いまいち受け入れる事が出来ていなかった。
「何だ・・・、またか・・・」
オレが部屋に戻った時、またあの声がしてきた。
それと共にオレの性欲はまた我慢できない程増幅し瞬く間にオレのチ●ポは大きくなった。
朝から勃起するとかありえないだろう!!
でも、我慢できず部屋のカレンダーのグラドルの写真をオカズにしながらオナニーをしてしまう。
そして射精したその時、オレの部屋の天井は深い闇の暗い光に包まれた。
『あぁあ・・・!!やっと出られた・・・。今まで狭い所にいて窮屈だったがこの部屋の主であるお前のお陰でようやく広い場所に出る事が出来たぜ。感謝するよ』
「お前、誰だ?」
オレのチ●ポの先から出て来たどっからどう見ても人間とは思えないソイツはオレに向かって不気味な笑みを浮かべながら会話してきた。
「もしかして、オレの心に話しかけていたのはお前だったのか?」
『いかにも・・・。長年オレはこの地域を昔、支配してきたがあと一歩の所でオレは命を失う事になり、だいだいこの地の奥深い場所で魂だけとなって眠っていたのだ。そこに、お前の一族が現れてオレはその行く末をずっと見守って来た。』
「だからどうしたんだ?」
『しかし、どういつもこいつもごく普通の人間ばかりで何故かオレの声を受け入れる者はいなかった。唯一オレの声を聞いてくれたのは剛士・・・、お前だけさ!!』
まぁ、確かに健全なヤツからしたらこんな気持ち悪い悪魔のようなささやきの声なんて、聞きたくないよな。だが、なぜソイツはオレを選んだんだ?
『今こそ人間たちに復讐を誓う時・・・。だが、このオレは既にこの世の物では無いから存分にその快楽を味わう事は出来ん。しかし、お前の体を通してならその快楽を再び感じ取る事が出来る。だからと言ってお前の体を奪おうとはしたりせんから安心するがいい!!』
「仮にお前と契約したらこのオレはどうなるんだ?せっかくの機会だからどんな能力がもらえるのか、聞いておきたい。」
どうせオレは狂っちまったんだ。
今起こっている出来事が夢かどうかも分かっちゃいない。
なので、悪魔と名乗る人物に契約する事でどんな能力がもらえるのか聞いてみる事にした。
『まず、お前の今いるこの部屋全体に結界を貼ってやろう・・・。そうすればこの部屋の中に入った人間たちは全てお前の言いなりになるのだ。また、この結界内ではお前はどんな事だって出来るし、好きなように相手を弄ぶことが出来るぞ?さぁ、どうする!?』
正直、オレには断る理由が無かった。
以前、オレは官能小説サイトで同じようなシチュエーションの妄想小説を読んだ事があったが、まさか、その時と同じような出来事が本当に起こるとは思わなかったからだ。
次回、いよいよオレの人生をバラ色にさせるための人生再設計がスタートする。
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