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第三章〜サードフィル〜
第八十五話「ミラちゃんと酒庫 Part5」※ミラ目線
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私が今ここにいる全ての理由が目の前に広がっている。
私がここに来る前、ドナート叔父さんのツテでたまたま口にすることの出来たウイスキーだ。私はそれまでお酒というのがあまり好きじゃなかった。特にエールは苦味があって、お酒を飲むにしても濁酒特に甘酒ばかり。エールはお酒を飲んでいるというよりも水分をとるために仕方なくといった程度だった。
お酒は嫌いでも遠征中の特に水脈から外れた山中では、水より腐りにくいお酒を飲むほかなかった。幸い、ドワーフはとっても酒精に強いからドワーフの子供達もそれで生き延びることが出来ていた。
月に一度の休息日には、山の外へ出て水浴びをして日向ぼっこをしながら、山葡萄や木苺、野林檎などの絞り汁に、みんなで苦労して採った蜂蜜を加えて飲む果実水が何よりの楽しみだった。
そんな私が義肢の制作で行き詰まっていた時に、普段から金属と金属が擦れ打たれている山中が一層騒々しい日があった。何かと思えば、酒によるいつもの乱痴気騒ぎだった。呆れて店の中に戻って作業を続けていると、叔父さんが陽気な鼻歌でその手に酒瓶を抱えて帰ってきた。
叔父さんはそれを無造作に作業台の上に置くと、普段は使わない銀製の良い杯を棚から取り出して二つ並べて酒瓶の中身を注いだ。普段おじさんが飲むエールなら、この杯は使わず叔父さんが狩った魔物の角杯に酌んで飲むはず。特別なお酒なのだろうか、注がれていくお酒の色は琥珀色だった。
私の好奇心が動き出したのを感じた。今まで見たことのない力強い色だった。
やっぱりエールかな? そう思っていたら、私に杯が手渡されて中を覗くと泡がなかった。あれ? エールなら多少なりとも泡立っているはず……。
「子供のお前には過ぎた酒だが、何事も勉強だよぉく味わって飲むといい。酒好きのワシらドワーフといえど、そうそうありつけぬ驚きの酒だぞ。アントンの酒蔵がどこかの物好きなエルフの行商から買い付けたものでな。少しばかり頂戴してきた。今日はこの酒のせいでお祭り騒ぎになっておる。酒の取り合い、いや奪い合いだなワハハハッ」
いつもはむっすりとして表情をあまり動かさない叔父さんが、よく喋るし、声色がどこか明るかった。お酒一つで人を明るくしてる……。
そんなにすごいお酒なんだ、これ。私は静かに視線を落としてキラキラとした銀色の中で揺れている琥珀色の液体をみつめた。さっきの騒動はこのお酒が原因だったんだ……お酒の何が良いんだろう。
「くふぅ~~! やはり私にはちと甘口だが、このオークの木の香りと華やかさが鼻から抜けていく高濃度な酒精と相まって堪らんのう! それにこの麦芽の風味! エールとはまた違ったコクがあって! ッカァーー!」
お酒に強い叔父さんがたった一口で頬を赤らめていた。それにとても美味しそうに飲んだ。エールを飲んでるときは、「飲まなきゃやってられない」と言わんばかりの不機嫌さで水のように酒を飲む叔父さんが、酒一つ、そのたった一口にに心を踊らせている。
それに叔父さんの周りの精気も明るく輝いていた。私は好奇心に背を押され一口だけ飲んでみることにした。まずは匂いを嗅いだ。
「なんだ、目がまんまるではないか。まだ酒を飲んでもいないと言うのに、どれ気に入らないなら私が飲んでやろう」
叔父さんの無作法な手が伸びてきたが、私はグッと叔父さんの顔を突っぱねた叔父さんの手は空回った。
これは本当にお酒なの? ううん、この鼻を突き抜けるような酒精の香りは物心ついた時から飲んできたお酒に間違いないわ。でも、でも! こんなことってありえないでしょ!
「最初に口の中に広がった甘味、それもまるでお花畑。かと思えば重厚な大地と老樹を思わせるみずみずしい木々の香りが襲ってきたわ! しかも後味は、香ばしい砂糖とまるで木炭を入れた熱せられた炉の煙が漂って……」
私の体はかつてない義肢に使えそうな鉱物を見つけた時のように震えあがった。
「い、いかん! ミラが早口に! お、落ち着くのじゃミラ。興奮してはならぬ! ならぬぞ!」
叔父が何か喚いている。そんな叔父を無視して私は暴れまわった。この感動を前にどうして落ち着いていられのかしら! うふふふっ、あははは! この世界には私の知らない天才がきっとたくさんいるのよ!
「や、やめんか! 工房をめちゃくちゃにする気か! お主はどうして興奮すると暴れなければ気が済まんのじゃ! そういうところは兄貴譲りが過ぎるぞ!」
「叔父さん!!」
「な、なんじゃ」
私はいてもたってもいられなくて、叔父の手を掴み懇願した。叔父は冷や汗を浮かべながらおどろいていた。だって、私だっていつも義肢以外のことはどうでもいいと思っていたから、私自身こんなにお酒で興奮していることが信じられない!
でも仕方ないじゃない! もう出会ってしまったんだから! これ以上の名酒はきっとほかにないわ!
「私このお酒を造った人に会いたい! いいえ、会わなきゃいけない気がするの!」
「へぇっ?!」
「……ちゃん、ミラちゃん?」
意識の遠くからショウゴさんの声が聞こえてきて慌てた。
「えっ、あ、すみませんショウゴさん」
私はショウゴさんに出された問題を考えながら、初めてショウゴさんのお酒を口にした時のことを思い出した。今思えばあれだけ美味しくて、私の心を掴んで離さないものを作れる人に会いたいと思うのは一人の職人として自然なことだった。
だから、そんな憧れの人が今出した問題もきっと、すごく大事な違いがあるから聞かれてるんだ。義肢職人ミラの目が節穴かどうか試されてる気がする、負けられないわ!
「ヒントは、このウイスキーが何に入っていたか……」
それは簡単で、樽の中だよね。でも、二つのウイスキーとも同じ木で作られた樽に保管されていた。だけど、風味が全く違う……待って同じ樽材とは言っていたけど、同じ木とは言ってなかった。
ドワーフの作る剣は同じ鉱石であっても、同じ分類の中に多くの種類が混じっている。だから、目利きのお客はモノを実際に触って確かめる。質のいいものかどうか……。
「ショウゴさん!」
「ん? 何だい?」
「樽を直接触ったりしてもいいですか?」
職人の制作物に許可なく触ることは、職人の間ではタブーだ。今すぐ確認したいけど許可はもらわないと。
「もちろんだよ。ただ、ウイスキーに悪影響がない範囲で頼むよ。特に持ち上げたり、大きな衝撃は与えないでね」
「もちろんです!」
私の予想が正しければ、樽に使われた木材に秘密があるはずよ!私は意気揚々と樽を物色した。
私がここに来る前、ドナート叔父さんのツテでたまたま口にすることの出来たウイスキーだ。私はそれまでお酒というのがあまり好きじゃなかった。特にエールは苦味があって、お酒を飲むにしても濁酒特に甘酒ばかり。エールはお酒を飲んでいるというよりも水分をとるために仕方なくといった程度だった。
お酒は嫌いでも遠征中の特に水脈から外れた山中では、水より腐りにくいお酒を飲むほかなかった。幸い、ドワーフはとっても酒精に強いからドワーフの子供達もそれで生き延びることが出来ていた。
月に一度の休息日には、山の外へ出て水浴びをして日向ぼっこをしながら、山葡萄や木苺、野林檎などの絞り汁に、みんなで苦労して採った蜂蜜を加えて飲む果実水が何よりの楽しみだった。
そんな私が義肢の制作で行き詰まっていた時に、普段から金属と金属が擦れ打たれている山中が一層騒々しい日があった。何かと思えば、酒によるいつもの乱痴気騒ぎだった。呆れて店の中に戻って作業を続けていると、叔父さんが陽気な鼻歌でその手に酒瓶を抱えて帰ってきた。
叔父さんはそれを無造作に作業台の上に置くと、普段は使わない銀製の良い杯を棚から取り出して二つ並べて酒瓶の中身を注いだ。普段おじさんが飲むエールなら、この杯は使わず叔父さんが狩った魔物の角杯に酌んで飲むはず。特別なお酒なのだろうか、注がれていくお酒の色は琥珀色だった。
私の好奇心が動き出したのを感じた。今まで見たことのない力強い色だった。
やっぱりエールかな? そう思っていたら、私に杯が手渡されて中を覗くと泡がなかった。あれ? エールなら多少なりとも泡立っているはず……。
「子供のお前には過ぎた酒だが、何事も勉強だよぉく味わって飲むといい。酒好きのワシらドワーフといえど、そうそうありつけぬ驚きの酒だぞ。アントンの酒蔵がどこかの物好きなエルフの行商から買い付けたものでな。少しばかり頂戴してきた。今日はこの酒のせいでお祭り騒ぎになっておる。酒の取り合い、いや奪い合いだなワハハハッ」
いつもはむっすりとして表情をあまり動かさない叔父さんが、よく喋るし、声色がどこか明るかった。お酒一つで人を明るくしてる……。
そんなにすごいお酒なんだ、これ。私は静かに視線を落としてキラキラとした銀色の中で揺れている琥珀色の液体をみつめた。さっきの騒動はこのお酒が原因だったんだ……お酒の何が良いんだろう。
「くふぅ~~! やはり私にはちと甘口だが、このオークの木の香りと華やかさが鼻から抜けていく高濃度な酒精と相まって堪らんのう! それにこの麦芽の風味! エールとはまた違ったコクがあって! ッカァーー!」
お酒に強い叔父さんがたった一口で頬を赤らめていた。それにとても美味しそうに飲んだ。エールを飲んでるときは、「飲まなきゃやってられない」と言わんばかりの不機嫌さで水のように酒を飲む叔父さんが、酒一つ、そのたった一口にに心を踊らせている。
それに叔父さんの周りの精気も明るく輝いていた。私は好奇心に背を押され一口だけ飲んでみることにした。まずは匂いを嗅いだ。
「なんだ、目がまんまるではないか。まだ酒を飲んでもいないと言うのに、どれ気に入らないなら私が飲んでやろう」
叔父さんの無作法な手が伸びてきたが、私はグッと叔父さんの顔を突っぱねた叔父さんの手は空回った。
これは本当にお酒なの? ううん、この鼻を突き抜けるような酒精の香りは物心ついた時から飲んできたお酒に間違いないわ。でも、でも! こんなことってありえないでしょ!
「最初に口の中に広がった甘味、それもまるでお花畑。かと思えば重厚な大地と老樹を思わせるみずみずしい木々の香りが襲ってきたわ! しかも後味は、香ばしい砂糖とまるで木炭を入れた熱せられた炉の煙が漂って……」
私の体はかつてない義肢に使えそうな鉱物を見つけた時のように震えあがった。
「い、いかん! ミラが早口に! お、落ち着くのじゃミラ。興奮してはならぬ! ならぬぞ!」
叔父が何か喚いている。そんな叔父を無視して私は暴れまわった。この感動を前にどうして落ち着いていられのかしら! うふふふっ、あははは! この世界には私の知らない天才がきっとたくさんいるのよ!
「や、やめんか! 工房をめちゃくちゃにする気か! お主はどうして興奮すると暴れなければ気が済まんのじゃ! そういうところは兄貴譲りが過ぎるぞ!」
「叔父さん!!」
「な、なんじゃ」
私はいてもたってもいられなくて、叔父の手を掴み懇願した。叔父は冷や汗を浮かべながらおどろいていた。だって、私だっていつも義肢以外のことはどうでもいいと思っていたから、私自身こんなにお酒で興奮していることが信じられない!
でも仕方ないじゃない! もう出会ってしまったんだから! これ以上の名酒はきっとほかにないわ!
「私このお酒を造った人に会いたい! いいえ、会わなきゃいけない気がするの!」
「へぇっ?!」
「……ちゃん、ミラちゃん?」
意識の遠くからショウゴさんの声が聞こえてきて慌てた。
「えっ、あ、すみませんショウゴさん」
私はショウゴさんに出された問題を考えながら、初めてショウゴさんのお酒を口にした時のことを思い出した。今思えばあれだけ美味しくて、私の心を掴んで離さないものを作れる人に会いたいと思うのは一人の職人として自然なことだった。
だから、そんな憧れの人が今出した問題もきっと、すごく大事な違いがあるから聞かれてるんだ。義肢職人ミラの目が節穴かどうか試されてる気がする、負けられないわ!
「ヒントは、このウイスキーが何に入っていたか……」
それは簡単で、樽の中だよね。でも、二つのウイスキーとも同じ木で作られた樽に保管されていた。だけど、風味が全く違う……待って同じ樽材とは言っていたけど、同じ木とは言ってなかった。
ドワーフの作る剣は同じ鉱石であっても、同じ分類の中に多くの種類が混じっている。だから、目利きのお客はモノを実際に触って確かめる。質のいいものかどうか……。
「ショウゴさん!」
「ん? 何だい?」
「樽を直接触ったりしてもいいですか?」
職人の制作物に許可なく触ることは、職人の間ではタブーだ。今すぐ確認したいけど許可はもらわないと。
「もちろんだよ。ただ、ウイスキーに悪影響がない範囲で頼むよ。特に持ち上げたり、大きな衝撃は与えないでね」
「もちろんです!」
私の予想が正しければ、樽に使われた木材に秘密があるはずよ!私は意気揚々と樽を物色した。
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