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第二章〜セカンドフィル〜
第三十八話「酒蔵見学」
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俺の家のキッチンには、秘密がある。
キッチンには、四つのコンロがあって、その操作部を右端、左端、右二番目、左二番目の順番で捻る。すると、コンロに向かって左壁の木目が押し込めるようになる。そこを押せばコンロの火は消えて、後ろに秘密の地下階段が現れるのである。
「もういいですよ」
俺がそういうと、ティナがリビングからおっさんずを連れて来てくれた。
「おぉ、最初に見た階段じゃのう」
「えぇ、それじゃ行きましょうか」
俺たちは、階段を降り始めた。
「だいぶ降りるんじゃのう、まるで地下迷宮のダンジョンアタックをしてるようで、年甲斐もなく血が騒ぐわい」
「ははっ、結構でかい工場なので、ほら着きましたよ」
鉄製の両扉を俺が触ると、扉に組み込まれた術式に光が走り、自動的に開き始めた。
「灯」
暗かった、工場が灯によって照らし出された。光源は、どうやら天井全体の光る石のようだった。
「おぉ!!」
「なっ……」
アントンは、興奮が最高潮といった感じで、ヴァジムは信じられない光景を目にしたように驚いていた。それもそうだろう。この世界には、まだ存在しない機械だらけだから。
「えぇ、匂いじゃ」
「あぁ、ここの空気は最高にキマるぜ」
「え?! そっち?」
「麦芽の香ばしい匂いに、麦汁の甘い匂いそのどれもが澄み切っておる」
「あぁ、それは工場の清掃、原料の品質管理が行き届いている証拠だなぁ。まぁ、心配はしてなかったけどよ、工場に漂う匂いで杜氏の良し悪しはすぐ分かっちまうもんよ」
「……確かに、そうかもしれませんね」
物珍しい前世の機械に驚いていたのかと思ったら、違ったみたいだ。それに、ブルガのエール工場を思い出せば、彼らの言っていることもわかる。あそこに漂う匂いは、それは酷かったからな。
俺はまず、大麦の加工過程を案内した。そこは、地下三階にあたる。
ここでは、大麦を発芽させて、麦芽にし、麦芽の成長を止めるためにキリングと言われる煙での焙燥をする場所だ。
すると、アントンがある燃料を手に取った。
「この燃料は、なんじゃ?」
「ほんとだ、うちの酒蔵じゃいつも熱風だけで、麦芽の成長を止めてるぜ? これだと、相当煙でちまうだろ」
「あぁ、それはピートですよ」
「なぬっ?! ピートといえば、よく沼地が多い地方で燃料にしている草の集合体のことじゃな?」
「マジかよ。こんなの燃やして、どうするんだよ」
そう言って二人とも、真っ黒いもはや犬のウンコにも見えるピートを揉みほぐして、匂いを嗅いだり、じっくり観察していた。
「ヴァジムが言った通り、これを燃やしたことで発生する煙で、麦芽を燻すんですよ」
「それだと、酒に煙の味が出ちまうんじゃ……」
ヴァジムは、正解を言いかけて何かに気づいた。そして、隣のアントンも分かったようだった。
「「ウイスキーの後味の正体がわかったぞ!!」」
ふっ、彼らは、俺のウイスキーを飲んだ時に気にしていた。舌を少し、痺れさせるような辛味の正体に気づいた様だった。すごいな、麦芽の仕込みを教えただけなのに、俺のウイスキーの味を暴くとは。
「むっ」
「ぬっ」
「ワシの方が気付くのが早かったのぅ」
「ボケたか親父? 俺の方が早かっただろうが!!」
「なにぃ~~!?」
「なんだよ、やんのかコラ?!」
この親子は、酒の事となると角を突き合わせないと気が済まないらしい。
「あははは、仲がいいね」
「ふわぁ、私は眠いぞ」
その後も、こんな感じで工場内を案内した。その都度、親子は衝突していたけど、概ね意見交換してるようだった。
次に彼らの気を引いたのが、麦芽を粉砕する工程の段だった。粉砕機から出てきた、麦芽の粉末が貯めてある桶を見て、アントンはあることに気づいた。
「ショウゴや、この粉砕された麦芽は程度が違うものが混ざっとるのう」
「はい、うちではフラワーつまり粉末状が一割、グリッツは中間ぐらいで七割、ハスクは粗めで二割で調整しています」
「ほぅ、勉強になるわい」
「なんだ親父、今の話が分からねぇのか? ククッまぁ仕方ないわな。親父はずーっと米酒にかまけてて、大麦を使うエール造りは俺に任せっぱなしだもんなぁ」
ヴァジムは、勝ち誇ったようににやにやと笑っていて、アントンに勝てて嬉しそうだった。
「むっ……」
この親子の好感が持てるところは、全ての答えを聞こうとしないところだ。そこはやはり、同じ酒職人としてプライドもあるのだろう。
例えば、この粉砕比率には二つ理由がある。それは抽出率と自然の濾過装置にある。全ての麦芽を粗く粉砕してしまっては、麦汁は薄いものになってしまうし、逆に細か過ぎても目詰まりを起こして、濾過できなくなる。
ウイスキーを造る酒蔵では、大体がこの比率で麦芽を粉砕するという伝統が強く残っている。
最後に、大きくドワーフ親子の関心を惹いたのは単式蒸留器である。
まぁ、俺もこのポットスチルに心を惹かれない、酒職人はまずいないだろうと思う。二人は、二基の大きなポットスチルの銅肌を撫でた。ポットスチルは、メタルスライムならぬ、ブロンズスライムみたいな見た目をしている。
「こりゃあ何じゃい、初めて見るがロマンを感じずにはいられない。不思議じゃ」
「親父の言う通りだ。こいつぁすげぇもんだよ」
二人も、酒職人なんだなぁ。俺も初めて、この世界に来て自分の単式蒸留器を見た時は、涙が出るほど嬉しかったっけ。
「ショウゴ、この機械は何というんじゃ?」
「単式蒸留器、ポットスチルと言います。これで、麦汁を加熱して酒精を集めるんです。これが先ほど、説明した蒸留酒を創り出すものですね」
「何故、銅で出来ているんじゃ? 鉄ではダメなのか?」
さすが、ドワーフ目の付け所が鋭い。普段から、採石をしているせいなのだろうか?
「はい、銅じゃなきゃダメなんです。ウイスキーは、麦汁内のアルコール分が気化して、銅と接触することで銅イオンというものができるんです。その銅とくっつくものは、ウイスキーにとって不要な成分でくっつくことで取り退かれます。そして初めて、ウイスキーになるんです」
「……親父、ショウゴの言ってる意味がわかったか?」
「お主はどうなんじゃ……」
そうだよな、精気とか魔力とかを扱って来た人に科学の話は、厳しいか。
「簡単にいえば、銅でなければウイスキーは生まれないということです」
「「なるほど!!」」
ふふっ、息がぴったりなんだよなぁ。
こうして、蒸留酒が生まれるまでの過程の説明を終えて、その無色透明なウイスキーが樽詰めされている、貯蔵庫に向かおうとした時だった。
「やっぱり、ここにいたのね」
「旦那!! 聞いてくださいよ~!」
ユリアとカイが地下室に現れた。
しまった、もうそんな時間か。工場見学に夢中で時間を忘れていた。特にカイは、はしゃいでいて珍しく俺の胸に飛び込んできた。カイは、今年で十二歳の少年で飛び込まれてもまだ大丈夫だった。
「どうしたんだ? お前がそんなにはしゃぐなんて珍しいじゃないか」
「そりゃあそうっすよ!! なんて言ったって、ミラが俺の左腕を作ってくれるって約束してくれたんですよ!!」
「!? そうか、そりゃぁよかったな!!」
急なことで、一瞬戸惑ったが、十二歳にして片腕のないカイの事は前から不憫に思っていた。そこへの朗報、喜ばずにはいられなかった。そうして、遅れてミラとドナートが地下室へと降りて来たのであった。
キッチンには、四つのコンロがあって、その操作部を右端、左端、右二番目、左二番目の順番で捻る。すると、コンロに向かって左壁の木目が押し込めるようになる。そこを押せばコンロの火は消えて、後ろに秘密の地下階段が現れるのである。
「もういいですよ」
俺がそういうと、ティナがリビングからおっさんずを連れて来てくれた。
「おぉ、最初に見た階段じゃのう」
「えぇ、それじゃ行きましょうか」
俺たちは、階段を降り始めた。
「だいぶ降りるんじゃのう、まるで地下迷宮のダンジョンアタックをしてるようで、年甲斐もなく血が騒ぐわい」
「ははっ、結構でかい工場なので、ほら着きましたよ」
鉄製の両扉を俺が触ると、扉に組み込まれた術式に光が走り、自動的に開き始めた。
「灯」
暗かった、工場が灯によって照らし出された。光源は、どうやら天井全体の光る石のようだった。
「おぉ!!」
「なっ……」
アントンは、興奮が最高潮といった感じで、ヴァジムは信じられない光景を目にしたように驚いていた。それもそうだろう。この世界には、まだ存在しない機械だらけだから。
「えぇ、匂いじゃ」
「あぁ、ここの空気は最高にキマるぜ」
「え?! そっち?」
「麦芽の香ばしい匂いに、麦汁の甘い匂いそのどれもが澄み切っておる」
「あぁ、それは工場の清掃、原料の品質管理が行き届いている証拠だなぁ。まぁ、心配はしてなかったけどよ、工場に漂う匂いで杜氏の良し悪しはすぐ分かっちまうもんよ」
「……確かに、そうかもしれませんね」
物珍しい前世の機械に驚いていたのかと思ったら、違ったみたいだ。それに、ブルガのエール工場を思い出せば、彼らの言っていることもわかる。あそこに漂う匂いは、それは酷かったからな。
俺はまず、大麦の加工過程を案内した。そこは、地下三階にあたる。
ここでは、大麦を発芽させて、麦芽にし、麦芽の成長を止めるためにキリングと言われる煙での焙燥をする場所だ。
すると、アントンがある燃料を手に取った。
「この燃料は、なんじゃ?」
「ほんとだ、うちの酒蔵じゃいつも熱風だけで、麦芽の成長を止めてるぜ? これだと、相当煙でちまうだろ」
「あぁ、それはピートですよ」
「なぬっ?! ピートといえば、よく沼地が多い地方で燃料にしている草の集合体のことじゃな?」
「マジかよ。こんなの燃やして、どうするんだよ」
そう言って二人とも、真っ黒いもはや犬のウンコにも見えるピートを揉みほぐして、匂いを嗅いだり、じっくり観察していた。
「ヴァジムが言った通り、これを燃やしたことで発生する煙で、麦芽を燻すんですよ」
「それだと、酒に煙の味が出ちまうんじゃ……」
ヴァジムは、正解を言いかけて何かに気づいた。そして、隣のアントンも分かったようだった。
「「ウイスキーの後味の正体がわかったぞ!!」」
ふっ、彼らは、俺のウイスキーを飲んだ時に気にしていた。舌を少し、痺れさせるような辛味の正体に気づいた様だった。すごいな、麦芽の仕込みを教えただけなのに、俺のウイスキーの味を暴くとは。
「むっ」
「ぬっ」
「ワシの方が気付くのが早かったのぅ」
「ボケたか親父? 俺の方が早かっただろうが!!」
「なにぃ~~!?」
「なんだよ、やんのかコラ?!」
この親子は、酒の事となると角を突き合わせないと気が済まないらしい。
「あははは、仲がいいね」
「ふわぁ、私は眠いぞ」
その後も、こんな感じで工場内を案内した。その都度、親子は衝突していたけど、概ね意見交換してるようだった。
次に彼らの気を引いたのが、麦芽を粉砕する工程の段だった。粉砕機から出てきた、麦芽の粉末が貯めてある桶を見て、アントンはあることに気づいた。
「ショウゴや、この粉砕された麦芽は程度が違うものが混ざっとるのう」
「はい、うちではフラワーつまり粉末状が一割、グリッツは中間ぐらいで七割、ハスクは粗めで二割で調整しています」
「ほぅ、勉強になるわい」
「なんだ親父、今の話が分からねぇのか? ククッまぁ仕方ないわな。親父はずーっと米酒にかまけてて、大麦を使うエール造りは俺に任せっぱなしだもんなぁ」
ヴァジムは、勝ち誇ったようににやにやと笑っていて、アントンに勝てて嬉しそうだった。
「むっ……」
この親子の好感が持てるところは、全ての答えを聞こうとしないところだ。そこはやはり、同じ酒職人としてプライドもあるのだろう。
例えば、この粉砕比率には二つ理由がある。それは抽出率と自然の濾過装置にある。全ての麦芽を粗く粉砕してしまっては、麦汁は薄いものになってしまうし、逆に細か過ぎても目詰まりを起こして、濾過できなくなる。
ウイスキーを造る酒蔵では、大体がこの比率で麦芽を粉砕するという伝統が強く残っている。
最後に、大きくドワーフ親子の関心を惹いたのは単式蒸留器である。
まぁ、俺もこのポットスチルに心を惹かれない、酒職人はまずいないだろうと思う。二人は、二基の大きなポットスチルの銅肌を撫でた。ポットスチルは、メタルスライムならぬ、ブロンズスライムみたいな見た目をしている。
「こりゃあ何じゃい、初めて見るがロマンを感じずにはいられない。不思議じゃ」
「親父の言う通りだ。こいつぁすげぇもんだよ」
二人も、酒職人なんだなぁ。俺も初めて、この世界に来て自分の単式蒸留器を見た時は、涙が出るほど嬉しかったっけ。
「ショウゴ、この機械は何というんじゃ?」
「単式蒸留器、ポットスチルと言います。これで、麦汁を加熱して酒精を集めるんです。これが先ほど、説明した蒸留酒を創り出すものですね」
「何故、銅で出来ているんじゃ? 鉄ではダメなのか?」
さすが、ドワーフ目の付け所が鋭い。普段から、採石をしているせいなのだろうか?
「はい、銅じゃなきゃダメなんです。ウイスキーは、麦汁内のアルコール分が気化して、銅と接触することで銅イオンというものができるんです。その銅とくっつくものは、ウイスキーにとって不要な成分でくっつくことで取り退かれます。そして初めて、ウイスキーになるんです」
「……親父、ショウゴの言ってる意味がわかったか?」
「お主はどうなんじゃ……」
そうだよな、精気とか魔力とかを扱って来た人に科学の話は、厳しいか。
「簡単にいえば、銅でなければウイスキーは生まれないということです」
「「なるほど!!」」
ふふっ、息がぴったりなんだよなぁ。
こうして、蒸留酒が生まれるまでの過程の説明を終えて、その無色透明なウイスキーが樽詰めされている、貯蔵庫に向かおうとした時だった。
「やっぱり、ここにいたのね」
「旦那!! 聞いてくださいよ~!」
ユリアとカイが地下室に現れた。
しまった、もうそんな時間か。工場見学に夢中で時間を忘れていた。特にカイは、はしゃいでいて珍しく俺の胸に飛び込んできた。カイは、今年で十二歳の少年で飛び込まれてもまだ大丈夫だった。
「どうしたんだ? お前がそんなにはしゃぐなんて珍しいじゃないか」
「そりゃあそうっすよ!! なんて言ったって、ミラが俺の左腕を作ってくれるって約束してくれたんですよ!!」
「!? そうか、そりゃぁよかったな!!」
急なことで、一瞬戸惑ったが、十二歳にして片腕のないカイの事は前から不憫に思っていた。そこへの朗報、喜ばずにはいられなかった。そうして、遅れてミラとドナートが地下室へと降りて来たのであった。
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