26 / 95
第二章〜セカンドフィル〜
第二十五話「侯爵との会談 Part1」
しおりを挟む
俺は湯浴みをして、清潔な体になった。
その後、伯爵が用意してくれた服が、時代劇とかでしかみた事のない、いかにも貴族様! みたいな服で着用方法が分からなかった。そのため結局、逃げ出していったメイドさん達を呼び戻して、ティナの非礼を謝罪してから手伝ってもらった。
最初の方は、ティナに対して威嚇していたメイドさん達だったが、侯爵家のメイドだけあって仕事はしっかりこなしてくれた。
貴族というより、これじゃ吟遊詩人だな。うわ、なんか恥ずかしくなってきた。まるで、コスプレしている様な錯覚。
「ぷっ、似合ってるぞショウゴ」
「笑わないでよ」
全く、俺だけ笑い物かよ。
「よく似合っていますよ、ショウゴ殿」
「閣下、恐れ入ります」
そこへ、伯爵が現れた。
「それでは参りましょう。侯爵閣下が、お待ちです」
伯爵の後に続き、アクアリンデル城の廊下を歩いて行く。俺は、その美しさに改めて、心を奪われていた。前世では、日本から出た事のなかった俺だが、海外旅行をしておけばよかったと今、後悔している。
俺が、お城の装飾や絵画、中庭をキョロキョロ見ていると伯爵が声をかけてくれた。
「ショウゴ殿もこの城が美しいと思いますか?」
「はい、それはとっても」
「そうですか、私もこの城のことは本当に美しい場所だと思っております。アクアリンデル城、旧名を翡翠宮と言いまして、我らランバーグ王国がまだ小国だった時に、ここは王都として今のアクアリンデルに負けない、繁栄を極めておりましてな。
ここはその王城のほんの一部。遷都したとは言え、家臣が王城をそのまま使うわけも参りませんから。この翡翠宮だけを残し、他は砦に改修したのです」
「へぇ、興味深いお話ですね。私も、かつての王城を見てみたかったです」
「はははっ、そうでしょう。ここは、ただの侯爵家本邸なだけではなく、我が王国の守らなければならない歴史そのものですからな」
伯爵と、喋っていたら俺たちは大きな扉の前に、たどり着いていた。その扉は両扉で、扉には細かな彫刻が施されていて、翡翠色と青色のこの扉は高貴さを感じさせた。その扉には、二人の青色の重装鎧を装備し、その手には金色の槍を携えた騎士が立っていた。
「開けよ」
伯爵が、短くそう命令すると騎士が二人で扉を開けた。
その扉の先には、真っ白な大理石の長机と大枠の窓が両壁に埋め込まれ、正面には円状の煌びやかなステンドグラスから夕日が差し込み、青色に変色した陽光が差していた。
そして、部屋の一番奥に青色の貴族服を見に纏い、ステンドグラスを眺めて立っている人物がいた。その側には、正装をしたアーネット子爵も控えている。
「閣下、お客人をお連れいたしました」
「スタンプ伯爵、案内大義であった。君が、巷で噂の酒売りかな?」
「左様です、閣下。私はアクアリンデルで、酒を造り商いをしているショウゴです。本日は、一介の職人に過ぎない私を、ご招待して頂き身に余る光栄です」
俺は、貴族式の挨拶など知らないので、社会人なら身に染みているお辞儀を丁寧に返した。
「顔をあげよ。私がシールズ侯爵である。そして貴様は、我が民であり、今宵は我が客人である。楽にせよ」
「はっ」
俺は顔を上げた。楽にして良いなら助かる、まぁ本心かは知らないが。
目の前に立っている侯爵を見やった。それがまぁ、なんてイケメンなんでしょう。
彼は翡翠色の髪の毛に、真っ青な瞳、年は前世の俺とタメぐらい、高身長で筋肉質なのが伝わってくる。
「座るが良い」
「はっ」
侯爵が誕生席に座って、俺はその右手に左手には伯爵と子爵が、俺の右隣にはティナが席に着いた。
「話は、食事をしながらにしよう」
侯爵がそういうと、子爵が下男に指示を出した。すると、あれよあれよと豪華な料理が続々と、大理石の食卓上を埋めた。そして、銀のグラスにワインが注がれていく。
侯爵は、グラスを掲げて乾杯の音頭をとった。
「新たな友に、乾杯」
「「乾杯」」
俺の皿に、七面鳥の丸焼きが切り分けられていった。俺は、腹が減っていたこともあり、ナイフとフォークでそれらを食べていく。テーブルマナーに不安はない、前世ではソムリエの資格の勉強もしていたぐらいだった。ただ、テーブルマナーは現代版で異世界も同じかは知らない。
「ショウゴ、侯爵家自慢の料理は口にあったか?」
「はい、閣下。大変美味しゅうございます」
「ぷっ」
俺が普段と違う言葉遣いをしているせいか、ティナが吹き出した。それを見て、貴族の御三方は少し微笑んでいた。
「イッ!」
俺は、彼女の左太ももをつねった。意外と柔らかかった。
「すみません、私の護衛が」
「構わないさ。それより、どうかなワインのお味は?」
「そうですね、わざわざ南方からお取り寄せをしていただけたのでしょうか?」
侯爵の食事の手が少しの間制止した。表情は読めないが、何か気に触ることを言っただろうか。ワインを飲めば、誰だって産地ぐらいは分かりそうなものだが。
「ふふっ、さすがだな。その通りだ、このワインはランバーグ王国南部のロティで造られた物だ。何故わかった?」
「温暖な地域で作られるワインは、何よりも味がしっかりとしているという事が特徴なのです。何故なら、南方地域の葡萄は太陽の恩恵を存分に受けて、我儘な果実を豊満に実らせます。となれば、その果実味は重厚でフルーティーな香りと味わいが楽しめますから。
それに、このワインは風味にまだ未熟さが残るものの、口当たりはまろやかでした。つまり、船旅をして熟成が早まったワインなのでしょう。さすがは、港街を納めるお方の粋なお計らい、感服いたしました」
あれ? 聞かれたことに、正直に答えただけなのに場の空気が微妙な感じに。伯爵と子爵に関しては、口が半開きだし、侯爵に至っては少し視線が鋭いような……。そんな中なぜか、ティナは、少し誇らしげな顔を浮かべている。
「いやはや、貴様は思った以上に酒に精通しているのだな。本当に、貴様があの酒を造ったという事か」
「あの酒……あぁ、ウイスキーの事でしょうか?」
子爵に友好の印にお裾分けした事があったけ。
「そうだ。正直、今の今まで平民にあれほどの酒を造る事が可能なのかと、疑っていたのだが、その疑念は無礼だったようだ。疑うような真似をして、申し訳なかった」
侯爵が、少し頭を下げた。その様子を見ていた伯爵の顔色伺うに、この状況はあまり芳しくない。
「やめてください。閣下に、頭を下げられては、私の立つ瀬がございません」
「はははっ、お言葉に甘えるとしよう。いや、私が準備していた試験も無駄になってしまったな」
「試験? ですか」
「そうだ、本来であれば貴様に、三つのワインを飲み比べさせ、当てさせようと思ったのだがな。その前に、私たちが舌を巻く始末だ」
なるほど。この招待には、俺が本当に酒を作れるだけの人間か、確かめる会合だった訳か。これから大事な、取引先であり、スポンサーになるかも知れないしな。ここは--
「閣下、よろしければその試験やらせてください」
「良いのか? 既に貴様への信頼は厚いものであるぞ」
俺は少し口元を緩め、意気揚々と言い放った。
「閣下の信頼を確固たるものにしたいと考えます」
「ふっ、このマリウス・シールズの信頼か。自分で言うのも何だが、私の信頼安くはないぞ」
それはそうだろう。貴族階級第二位の御仁だ。平民の俺からしたら殿上人であり、虫けらを潰すように俺を殺す存在。
だが、もし一度その人間と誼を結べれば、俺の異世界酒造生活は、順風満帆なものになるのではないだろうか?! ここは引けない。
「心得ております」
初めて、侯爵の表情が崩れて、目が見開かれその顔に覇気が宿った。
「良いだろう。この際だ、三種類とは言わず城にあるワインを全て持って来させよ!」
それに驚愕した伯爵が抗議した。
「閣下、城のワイナリーには百種類近くのワインがございますが……」
「それがどうした。この男は、平民の身でありながら、侯爵である私の信頼を欲しているのだ。それぐらいこなせない様で、私の信頼は得られまい?」
「それは……」
「私もそれで構いません。酒のことであるならば、誰にも負ける気はございません」
俺はまっすぐ、伯爵を見つめた。伯爵は、助けを求めるように子爵を見やる。子爵は、首を横に振り、すがる思いでティナを見たが、ティナは伯爵にドヤ顔を送る始末だった。
伯爵は、諦めたように少し小さな息を吐いた。
「かしこまりました。急いで用意させます」
こうして俺の眼前には、グラスに注がれた百種類のワインが並べられた。そこには番号が書かれた石板も一緒に添えられた。
「久しぶりにハメを外しますか」
俺は意気揚々と、ワインの試飲を始めた。
その後、伯爵が用意してくれた服が、時代劇とかでしかみた事のない、いかにも貴族様! みたいな服で着用方法が分からなかった。そのため結局、逃げ出していったメイドさん達を呼び戻して、ティナの非礼を謝罪してから手伝ってもらった。
最初の方は、ティナに対して威嚇していたメイドさん達だったが、侯爵家のメイドだけあって仕事はしっかりこなしてくれた。
貴族というより、これじゃ吟遊詩人だな。うわ、なんか恥ずかしくなってきた。まるで、コスプレしている様な錯覚。
「ぷっ、似合ってるぞショウゴ」
「笑わないでよ」
全く、俺だけ笑い物かよ。
「よく似合っていますよ、ショウゴ殿」
「閣下、恐れ入ります」
そこへ、伯爵が現れた。
「それでは参りましょう。侯爵閣下が、お待ちです」
伯爵の後に続き、アクアリンデル城の廊下を歩いて行く。俺は、その美しさに改めて、心を奪われていた。前世では、日本から出た事のなかった俺だが、海外旅行をしておけばよかったと今、後悔している。
俺が、お城の装飾や絵画、中庭をキョロキョロ見ていると伯爵が声をかけてくれた。
「ショウゴ殿もこの城が美しいと思いますか?」
「はい、それはとっても」
「そうですか、私もこの城のことは本当に美しい場所だと思っております。アクアリンデル城、旧名を翡翠宮と言いまして、我らランバーグ王国がまだ小国だった時に、ここは王都として今のアクアリンデルに負けない、繁栄を極めておりましてな。
ここはその王城のほんの一部。遷都したとは言え、家臣が王城をそのまま使うわけも参りませんから。この翡翠宮だけを残し、他は砦に改修したのです」
「へぇ、興味深いお話ですね。私も、かつての王城を見てみたかったです」
「はははっ、そうでしょう。ここは、ただの侯爵家本邸なだけではなく、我が王国の守らなければならない歴史そのものですからな」
伯爵と、喋っていたら俺たちは大きな扉の前に、たどり着いていた。その扉は両扉で、扉には細かな彫刻が施されていて、翡翠色と青色のこの扉は高貴さを感じさせた。その扉には、二人の青色の重装鎧を装備し、その手には金色の槍を携えた騎士が立っていた。
「開けよ」
伯爵が、短くそう命令すると騎士が二人で扉を開けた。
その扉の先には、真っ白な大理石の長机と大枠の窓が両壁に埋め込まれ、正面には円状の煌びやかなステンドグラスから夕日が差し込み、青色に変色した陽光が差していた。
そして、部屋の一番奥に青色の貴族服を見に纏い、ステンドグラスを眺めて立っている人物がいた。その側には、正装をしたアーネット子爵も控えている。
「閣下、お客人をお連れいたしました」
「スタンプ伯爵、案内大義であった。君が、巷で噂の酒売りかな?」
「左様です、閣下。私はアクアリンデルで、酒を造り商いをしているショウゴです。本日は、一介の職人に過ぎない私を、ご招待して頂き身に余る光栄です」
俺は、貴族式の挨拶など知らないので、社会人なら身に染みているお辞儀を丁寧に返した。
「顔をあげよ。私がシールズ侯爵である。そして貴様は、我が民であり、今宵は我が客人である。楽にせよ」
「はっ」
俺は顔を上げた。楽にして良いなら助かる、まぁ本心かは知らないが。
目の前に立っている侯爵を見やった。それがまぁ、なんてイケメンなんでしょう。
彼は翡翠色の髪の毛に、真っ青な瞳、年は前世の俺とタメぐらい、高身長で筋肉質なのが伝わってくる。
「座るが良い」
「はっ」
侯爵が誕生席に座って、俺はその右手に左手には伯爵と子爵が、俺の右隣にはティナが席に着いた。
「話は、食事をしながらにしよう」
侯爵がそういうと、子爵が下男に指示を出した。すると、あれよあれよと豪華な料理が続々と、大理石の食卓上を埋めた。そして、銀のグラスにワインが注がれていく。
侯爵は、グラスを掲げて乾杯の音頭をとった。
「新たな友に、乾杯」
「「乾杯」」
俺の皿に、七面鳥の丸焼きが切り分けられていった。俺は、腹が減っていたこともあり、ナイフとフォークでそれらを食べていく。テーブルマナーに不安はない、前世ではソムリエの資格の勉強もしていたぐらいだった。ただ、テーブルマナーは現代版で異世界も同じかは知らない。
「ショウゴ、侯爵家自慢の料理は口にあったか?」
「はい、閣下。大変美味しゅうございます」
「ぷっ」
俺が普段と違う言葉遣いをしているせいか、ティナが吹き出した。それを見て、貴族の御三方は少し微笑んでいた。
「イッ!」
俺は、彼女の左太ももをつねった。意外と柔らかかった。
「すみません、私の護衛が」
「構わないさ。それより、どうかなワインのお味は?」
「そうですね、わざわざ南方からお取り寄せをしていただけたのでしょうか?」
侯爵の食事の手が少しの間制止した。表情は読めないが、何か気に触ることを言っただろうか。ワインを飲めば、誰だって産地ぐらいは分かりそうなものだが。
「ふふっ、さすがだな。その通りだ、このワインはランバーグ王国南部のロティで造られた物だ。何故わかった?」
「温暖な地域で作られるワインは、何よりも味がしっかりとしているという事が特徴なのです。何故なら、南方地域の葡萄は太陽の恩恵を存分に受けて、我儘な果実を豊満に実らせます。となれば、その果実味は重厚でフルーティーな香りと味わいが楽しめますから。
それに、このワインは風味にまだ未熟さが残るものの、口当たりはまろやかでした。つまり、船旅をして熟成が早まったワインなのでしょう。さすがは、港街を納めるお方の粋なお計らい、感服いたしました」
あれ? 聞かれたことに、正直に答えただけなのに場の空気が微妙な感じに。伯爵と子爵に関しては、口が半開きだし、侯爵に至っては少し視線が鋭いような……。そんな中なぜか、ティナは、少し誇らしげな顔を浮かべている。
「いやはや、貴様は思った以上に酒に精通しているのだな。本当に、貴様があの酒を造ったという事か」
「あの酒……あぁ、ウイスキーの事でしょうか?」
子爵に友好の印にお裾分けした事があったけ。
「そうだ。正直、今の今まで平民にあれほどの酒を造る事が可能なのかと、疑っていたのだが、その疑念は無礼だったようだ。疑うような真似をして、申し訳なかった」
侯爵が、少し頭を下げた。その様子を見ていた伯爵の顔色伺うに、この状況はあまり芳しくない。
「やめてください。閣下に、頭を下げられては、私の立つ瀬がございません」
「はははっ、お言葉に甘えるとしよう。いや、私が準備していた試験も無駄になってしまったな」
「試験? ですか」
「そうだ、本来であれば貴様に、三つのワインを飲み比べさせ、当てさせようと思ったのだがな。その前に、私たちが舌を巻く始末だ」
なるほど。この招待には、俺が本当に酒を作れるだけの人間か、確かめる会合だった訳か。これから大事な、取引先であり、スポンサーになるかも知れないしな。ここは--
「閣下、よろしければその試験やらせてください」
「良いのか? 既に貴様への信頼は厚いものであるぞ」
俺は少し口元を緩め、意気揚々と言い放った。
「閣下の信頼を確固たるものにしたいと考えます」
「ふっ、このマリウス・シールズの信頼か。自分で言うのも何だが、私の信頼安くはないぞ」
それはそうだろう。貴族階級第二位の御仁だ。平民の俺からしたら殿上人であり、虫けらを潰すように俺を殺す存在。
だが、もし一度その人間と誼を結べれば、俺の異世界酒造生活は、順風満帆なものになるのではないだろうか?! ここは引けない。
「心得ております」
初めて、侯爵の表情が崩れて、目が見開かれその顔に覇気が宿った。
「良いだろう。この際だ、三種類とは言わず城にあるワインを全て持って来させよ!」
それに驚愕した伯爵が抗議した。
「閣下、城のワイナリーには百種類近くのワインがございますが……」
「それがどうした。この男は、平民の身でありながら、侯爵である私の信頼を欲しているのだ。それぐらいこなせない様で、私の信頼は得られまい?」
「それは……」
「私もそれで構いません。酒のことであるならば、誰にも負ける気はございません」
俺はまっすぐ、伯爵を見つめた。伯爵は、助けを求めるように子爵を見やる。子爵は、首を横に振り、すがる思いでティナを見たが、ティナは伯爵にドヤ顔を送る始末だった。
伯爵は、諦めたように少し小さな息を吐いた。
「かしこまりました。急いで用意させます」
こうして俺の眼前には、グラスに注がれた百種類のワインが並べられた。そこには番号が書かれた石板も一緒に添えられた。
「久しぶりにハメを外しますか」
俺は意気揚々と、ワインの試飲を始めた。
0
お気に入りに追加
1,255
あなたにおすすめの小説
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
二度目の異世界に来たのは最強の騎士〜吸血鬼の俺はこの世界で眷族(ハーレム)を増やす〜
北条氏成
ファンタジー
一度目の世界を救って、二度目の異世界にやってきた主人公は全能力を引き継いで吸血鬼へと転生した。
この物語は魔王によって人間との混血のハーフと呼ばれる者達が能力を失った世界で、最強種の吸血鬼が眷族を増やす少しエッチな小説です。
※物語上、日常で消費する魔力の補給が必要になる為、『魔力の補給(少しエッチな)』話を挟みます。嫌な方は飛ばしても問題はないかと思いますので更新をお待ち下さい。※
カクヨムで3日で修正という無理難題を突き付けられたので、今後は切り替えてこちらで投稿していきます!カクヨムで読んで頂いてくれていた読者の方々には大変申し訳ありません!!
*毎日投稿実施中!投稿時間は夜11時~12時頃です。*
※本作は眷族の儀式と魔力の補給というストーリー上で不可欠な要素が発生します。性描写が苦手な方は注意(魔力の補給が含まれます)を読まないで下さい。また、ギリギリを攻めている為、BAN対策で必然的に同じ描写が多くなります。描写が単調だよ? 足りないよ?という場合は想像力で補って下さい。できる限り毎日更新する為、話数を切って千文字程度で更新します。※
表紙はAIで作成しました。ヒロインのリアラのイメージです。ちょっと過激な感じなので、運営から言われたら消します!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
貞操逆転世界の温泉で、三助やることに成りました
峯松めだか(旧かぐつち)
ファンタジー
貞操逆転で1/100な異世界に迷い込みました
不意に迷い込んだ貞操逆転世界、男女比は1/100、色々違うけど、それなりに楽しくやらせていただきます。
カクヨムで11万文字ほど書けたので、こちらにも置かせていただきます。
ストック切れるまでは毎日投稿予定です
ジャンルは割と謎、現実では無いから異世界だけど、剣と魔法では無いし、現代と言うにも若干微妙、恋愛と言うには雑音多め? デストピア文学ぽくも見えるしと言う感じに、ラブコメっぽいという事で良いですか?
NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~
ぐうのすけ
ファンタジー
高校生で18才の【黒野 速人】はクラス転移で異世界に召喚される。
城に召喚され、ステータス確認で他の者はレア固有スキルを持つ中、速人の固有スキルは呪い扱いされ城を追い出された。
速人は気づく。
この世界、俺がやっていたエロゲ、プリンセストラップダンジョン学園・NTRと同じ世界だ!
この世界の攻略法を俺は知っている!
そして自分のステータスを見て気づく。
そうか、俺の固有スキルは大器晩成型の強スキルだ!
こうして速人は徐々に頭角を現し、ハーレムと大きな地位を築いていく。
一方速人を追放したクラスメートの勇者源氏朝陽はゲームの仕様を知らず、徐々に成長が止まり、落ちぶれていく。
そしてクラス1の美人【姫野 姫】にも逃げられ更に追い込まれる。
順調に強くなっていく中速人は気づく。
俺達が転移した事でゲームの歴史が変わっていく。
更にゲームオーバーを回避するためにヒロインを助けた事でヒロインの好感度が限界突破していく。
強くなり、ヒロインを救いつつ成り上がっていくお話。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
カクヨムとアルファポリス同時掲載。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる