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ファウルダース侯爵家結婚編

初めてのご挨拶4

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 昨夜は客室に移ると、ベルさんがいてびっくりした。
 私付きのメイドとして、伯爵家から派遣されてきたんだって。
 ベルさんのお手伝いで私は体を清めてネグリジェに着替えた。寝るだけなのにこんなひらひらしたものを着させられるのには、まだ慣れない。

 そうして一夜明け。

 軽い朝食は客室で取らせてもらって、ベルさんにお化粧や着替えを手伝ってもらう。
 私の残念なメイク技術が霞んで見えるくらいベルさんのメイク技術が素晴らしいので、ついつい甘えちゃうよね。
 そうして一息ついていると、頃合いを見計らったようにファウルダース家の方々からお茶会のお誘いが来た。
 アンリも行くのかな? 朝から会ってないのがちょっと不安だけど、ご家族との交流を深めるのは大切だから。

 そういうわけで、私はファウルダース家のお茶会へと参じたわけです。





「お初にお目にかかります。昨日は挨拶もせず申しわけありませんでした。私はアンリ様とお付き合いさせていただいているユカと申します。しばらくお世話になります」
「これは丁寧に。私がファウルダース家当主ルシアン・ファウルダースだ」

 爽やかな笑顔とともに差し出された細い指。でもその手を握りれば私の手よりも大きくて、骨ばっていることに気づいた。
 さらさらとした銀の髪に茶目っ気をたたえた緑の瞳。身長は私より随分と高いのに、すらりとした細身で、物語に出てくるような男装の麗人という雰囲気の人。

 私はこっそりお茶会のメンバーを盗み見た。
 アンリの母であるエディット様と、長兄夫妻のシリル様とリゼット様。そして当主という言葉から導き出されるのって。

「アンリのお父様、でしょう、か……?」
「もちろんだとも。愛らしいお嬢さん」

 ぱちんと親しみのあるウインク。
 その視線を受け取った私はあんぐりと口が開きっぱなしになる。

 うっそだーー!
 詐欺じゃない!? あの女顔絶対お母様似だと思ってたのに、目の色以外似てないなーって思ってたら、アンリってばまさかのお父さん似なの!?
 これは詐欺。すごく詐欺。絶対に詐欺。
 シリル様とかはお母様似なんだなって思ったんだけど、アンリのお父様はどういう遺伝子したらそんな女顔になるの!? 前情報なかったら本当に女の人だと思ってた!

「さ、こちらへどうぞ。みんな君を待っているんだ」
「は、はいっ」

 やばい、ちょっとまって、変な汗かいてきた。
 ちょっとまだアンリのお父様の顔から目が離せない。

「ふふ。うちの人、すごく男前でしょう?」
「おっ……とこまえ、ですね」
「いや、無理して同意しなくていい。エディは独特な感性の持ち主だから。私もこの顔が男らしくないのは百も承知してる」

 思わず声が裏がえちゃったのを聞きとがめられて、フォローされる。大変申し訳ないけど、この顔で男前というのはちょっとどころかかなり違和感バリバリです。……おや、そうでもない?? 宝塚の男役と思えば確かに男前??

「まぁ、ひどいわルシー。私は本当のことを申してますのに」
「そうか。それは嬉しい」

 仲睦まじそうに寄り添い合う夫妻。
 まるで口づけをするような距離にまで顔が近づくものだから、私は思わず視線をそらした。禁断の花園を開いてしまいそう。杏里ちゃんがいたら「後ろにぶわぁぁあって百合が! 百合が!」とか言ってたかもしれない。むしろ心の杏里ちゃんはそう叫んでる。

「父上、母上、仲が良いのはいいですが、お客様の前ですので」
「お客様だなんて。アンリが決めて私達にまで紹介してくれるのだから、ユカさんはもう身内も同然よ」

 シリル様がお二人の間に割り込むように咳払いをしてたしなめれば、エディット様がおっとりとしながら答えた。
 私は曖昧に笑いながら用意されたティーカップに口をつける。
 すっと鼻を突き抜けていく爽やかな香りは、朝の時間にぴったりで、まだ少しだけ残っていた眠気がひっこんだ。

「このお茶、おいしいです」
「嬉しいわ。私の実家から取り寄せているのよ」

 リゼット様が嬉しそうに笑う。自慢のお茶なんだ。それは当然おいしいわけだ。
 お茶をもうひとくち、口に含めば、ティーカップを揺らしながらルシアン様がさっそく切り出した。

「さて、ユカ嬢。早速だけれど、君のことを教えてもらえるだろうか? 何しろうちの息子は君を婚約者にするからとだけ言って、今日まで君のことを何も教えてくれなかったんだ。義娘になる以上、その為人を知りたいと思うのは親心だと思わないかい?」
「はい」

 別に隠すことは何も……とか思ったけど、天降りのこととかって言ってもいいのかなって考えた。
 身内になるのなら隠すべきじゃないとは思うけど……アンリたちに以前、できるだけ口外しないように念を押されてしまったことを思い出した。

 どうしよう、話していいのかな。それとも頃合いを見て、アンリから話してもらうべき?

 ああもう、なんでこの時に限ってアンリはいないの。一緒にいられると思ったのに、ご家族のお茶会に私だけ放り込むなんて薄情だ。

「ユカ嬢? どうかしたかい?」
「ご気分でも優れない?」
「いえ。大丈夫です。ただ、何から話せばいいのかが分からなくて」
「そうか。それならこちらから質問していく形にしよう」

 つらつら考え込んでいたら心配かけてしまったみたいで恐縮する。
 でも柔軟な言葉をかけてもらえて、私はほっとしながらこっくりと頷いた。

「君の黒髪は随分と美しいね。シュロルムの出身かい?」
「いえ、違います。この国の出身ではないです」
「ほう。では東の大陸?」
「東の大陸でもないです。……その、すみません。このお話はアンリからでもいいですか? 私の出身については、アンリからなるべく話さないようにって言われていて」
「それは身内にも?」
「……私じゃ判断がつかないんです」

 申し訳なくなって小さくなれば、ルシアン様は何かを考える素振りをする。

「それは伯爵家に養子になったこと関係が?」
「はい。アンリもその経緯は知ってます」

 シリル様にも聞かれたのでそう答える。
 それでも居心地が悪くてティーカップの中身に視線を落としていれば、エディット様の明るい声が響いた。

「もう、野暮ですわよ。養子になるということは本当のご両親の元から離れてしまうことでしょう? 人によっては触れられたくないこともありますわ。ね、リゼット様」
「そうですね、お義母様」

 エディット様とリゼット様が出してくれた助け舟に感謝する。
 でも、こんなどこの馬の骨とも知れない人間に大事な息子を預けたくないって気持ちは、分かるから。

「申し訳ありません……」
「謝ってばかりじゃ楽しくないわ。ユカ様、こちらのお菓子はお好き? 私のおすすめよ」
「ありがとうございます」

 エディット様に焼菓子を勧められて、一つつまむ。
 オレンジが練り込まれているらしいフィナンシェのようなお菓子は、甘くて美味しい。

「おいしいです」
「それは良かったわ!」

 エディット様のほんわかとした雰囲気に気分も浮上する。
 すごいなぁ、エディット様ってそこにいるだけで気持ちを優しいものにしてくれるから。

「では趣旨を変えようか。アンリと出会うまでは何をしてたのかな?」
「オージェ伯爵のお屋敷でメイドをしていました」
「その前は? メイドとして働いていたのは二年ほど前からだと聞いているよ」

 アンリから聞いたのかな。
 うーん、これはどう答えよう?

「それまでは故郷で一年ほど働いていて、それより前は学校……学び舎で学んでいました」
「まぁ。ユカ様は学舎に通われていたの?」

 リゼット様が驚かれた様子で声を上げた。
 私はこっくりとうなずく。
 前にも似たようなやり取りあったなぁなんて思いながら、答えた。

「私の故郷では六歳から十八歳までほとんどの人が学校に通って、言語や算術、歴史、美術とか、あらゆる分野の基礎的なことを学んでいました。私はその後さらに四年間、その上にある学校に通っていたので、働きはじめたのが二十三を過ぎてからなんです」
「えっ、にじゅ……!?」

 シリル様がぎょっとしてこちらを向く。
 年齢についてはアンリ、言ってなかったのか。
 もうよくあることなので随分とこの反応にも慣れた。
 声に出されていないものの、ルシアン様もエディット様もリゼット様も目を丸くしてるし。

「ファウルダースの女顔も厄介なものだと思っていたけれど……まさかそれに匹敵するほどの外見があるとはね」

 たぶん民族的なものだから、ファウルダース家レベルの詐欺とかにはならないとは思うけど。
 さすがに何とも言えずにおあいそ笑いで返す。
 するとリゼット様が爆弾を落っことした。

「二十五ならあなたと同じ年なのね」
「えっ」

 今度は私がぎょっとする番だった。
 シリル様、私と同い年!?

「…………」
「…………」

 お互いなんとも言えない表情で見合う。
 シリル様のこと、二十代後半かと思ってたのは内緒にしておこう。
 そしてここで、大事なことに気がついた。

「あ、あの、こんなことを聞くのは失礼だとは思うのですが、この国の結婚適齢期は何歳なのでしょうか」

 そう、シリル様が二十五ということはアンリの二番目のお兄さんは二十代前半ということになる。貴族という世界観の偏見だとは思うけど、もしかしたら女性の結婚適齢期ってやっぱり相当低い可能性が捨てきれない。
 もしそうだったら、つまり私は売れ残り物件な扱いなわけで。
 貴族に嫁ぐのって、そういうのが障害になったりとかするのかな。
 不安に思っていると、エディット様が教えてくれた。

「男性は二十歳過ぎると早々に結婚していきますの。女性は逆にそれまでに婚約、結婚をすることが多いですが……絶対ではありませんわ」

 絶対ではなくても、マイナーなんですよねその言い方は。
 どうしよう、やっぱりこんな年増がアンリのお嫁さんとか、冗談も甚だしいのでは? アンリにはもっと可愛い女の子と幸せになる未来だってあるんじゃない?

「平民では女性でも二十を超えてから結婚する場合も増えていると聞きます。驚きましたけれど、ユカ様のお人柄を見ていると、とても落ち着いていらっしゃるので納得いたしました」

 なんで私はもう少しだけ遅く生まれなかったんだろう。やっぱり年上のお嫁さんとかって外聞が悪くなる? アンリ、そのあたりのことなんにも言ってくれなかった。いくら見た目が若く見えても、実年齢的には問題があるんじゃないの? 
 出身も年齢も、私じゃアンリに釣り合わない?
 私、本当にアンリの隣にいられる?

「ユカ様?」
「ユカ嬢」

 沈みかけていた思考が、名前を呼びかけられて浮上する。
 心配そうな四人分の目が私にそそがれていて、私は曖昧に笑った。

「やはりご気分が優れませんか?」
「大丈夫です。なんでもないです」

 心配かけちゃだめだ。
 私は笑ってお茶を口にする。

 不安なんてものは紅茶と一緒に飲み込んでしまう。
 別にファウルダース家の方々が私に対して否定的な態度を取ってるわけじゃない。多少驚かれたけれど、婚約は認めないとか言われたわけじゃない。

 ……いや待った。認めない以前に、まだ認められてもいない気もする。

 エディット様は身内同然と言ってくれたけれど、ルシアン様からは婚約を認めるかどうかの言葉はまだ頂いていない。
 むしろこのお茶会で、私の為人を知りたいと言っていたのだから、まだまだ私は見定められている状況ということ。

 この年齢がマイナスの要素にならないといいけど。

 そう願いながら、私は紅茶で喉を潤した。

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