190 / 239
六章 聖女の墓標攻略編
188話 一週間後
しおりを挟む一軍のメンバーが戦場に向かった日から、早くも一週間が経過した。
この一週間で、色々な進歩があったので、まずは自分のレベルを確認する。
アーシャ 魔物使い(37) 水の魔法使い(10)
スキル 【他力本願】【感覚共有】【土壁】【再生の祈り】
【魔力共有】【光球】【微風】【風纏脚】
【従魔召喚】【耕起】【騎乗】【土塊兵】
【水の炉心】【光輪】【治癒光】【過去視】
【従魔縮小】【遍在】【聖戦】【情報操作】
【逃げ水】
従魔 スラ丸×8 ティラノサウルス ローズ ブロ丸
タクミ ゴマちゃん グレープ テツ丸 ユラちゃん
ヤキトリ リリィ ペンペン
水の魔法使いのレベルが、ようやく10になった。
新スキルの【逃げ水】は、物理攻撃を三回だけ完全回避するという、強力なバフ効果を付与してくれる。
攻撃された瞬間に、身体が装備ごと蜃気楼のように揺らいで、その攻撃が擦り抜けるんだ。
回避出来るのは物理攻撃だけで、魔法攻撃は普通に当たるから、その点は要注意。持続時間は三日間だよ。
魔力をそれなりに消耗するので、中級魔法に分類されていると思う。
まぁ、水属性の魔法だから、私の場合は使い放題だね。
【他力本願】の影響によって、追加されている特殊効果は、完全回避が発生したときに、自分を攻撃してきた相手を混乱状態にするというもの。
間違いなく、大当たりのスキルだ。
防御力を無視する物理攻撃のスキルだって、これがあればちっとも怖くない。
ちなみに、順調にレベルが上がったのは、水の魔法使いだけじゃないよ。
魔物使いのレベルが、30→37になったんだ。
ユラちゃんが聖女の墓標の第五階層で、教皇ゾンビを相手に無双しているので、私のレベルアップが止まらない。
これは余談だけど、教皇ゾンビの魔物メダルを手に入れたので、奴の正式名が判明した。
その名も、『ゾンビファーザー』──ゾンビの父だよ。
「ふふっ、ふふふふふ……っ」
「アーシャよ、ずっとニヤニヤしておると、客足が遠退くのじゃ。もっと表情を引き締めてたも」
「あ、うん……。ごめんね……」
私がステホを眺めながら、抑えられない笑みを零していると、ローズに注意されてしまった。
現在、私はお店のカウンター席に座って、ローズと一緒に店番をしている。
広いお屋敷に住むようになったけど、ここの居心地が一番良い。
水の魔法使いのレベルが10になったので、修行の日々からは解放されたんだ。
ここから先は、適当に【逃げ水】を使って他人を支援しておけば、勝手にレベルが上がっていく。
二軍のメンバーも、全員がレベル10に到達したので、今日からダンジョン探索を開始した。
イーシャ、スイミィちゃん、リヒトくん、ミケの四人+従魔のスラ丸四号とペンペン。このパーティーで、流水海域の第一階層を攻略中だよ。
私は店番をしながら【光輪】を使って、並列思考でイーシャを動かしている。
イーシャ 異世界人(10) 結界師(10)
スキル 【他力本願】【対物結界】
装備 スノウベアーのマント
イーシャの新スキルは、結界師の定番と言える【対物結界】だった。
物理攻撃に滅法強い結界で、これも当たりスキルだね。
【他力本願】の影響によって、追加されている特殊効果は、自動発動。自分自身に物理攻撃が迫ってきたとき、自動で発動してくれるんだ。
スイミィ 水の魔法使い(10)
スキル 【予知夢】【生命の息吹】【冷水連弾】【水壁】
【流水皮膜】
装備 シャチの戦術指南書 スノウベアーのマント 気儘なペンギンの首飾り
水魚のローブ 水魚のトンガリ帽子
スイミィちゃんには、シャチの戦術指南書があったので、かなり早い段階でレベル10になっていた。
そんな彼女の新スキル【流水皮膜】は、対象の体表に流れる水を纏わせて、威力が低い攻撃を逸らしたり、炎熱によるダメージを軽減したり出来る。
装備に関しては、ライトン侯爵から貰ったものばっかりだよ。
水魚のローブは、スキル【流水皮膜】のバフ効果が、戦闘の開始時に一定確率で、自分自身に付与されるという代物。
水魚のトンガリ帽子は、水属性の魔法の威力を二割増しにしてくれる効果がある。
スイミィちゃんは自力で、【流水皮膜】を使えるようになったので、ローブはもう必要ない──かと思いきや、ローブと帽子にはセット効果があった。
この二つを同時に装備すると、水属性の魔法の威力が五割増しになるんだ。
スノウベアーのマントは、フード部分のデフォルメされた白熊の顔が、ジト目+無表情になっている。
私のマントとも、フィオナちゃんのマントとも、違う意匠だね。
効果は同じで、寒冷耐性+フードを被っている間は、弱い魔物を怯えさせるというもの。
それから、マジックアイテムではないけど、スイミィちゃんは鋼の短剣を装備している。
ダガーと言うほど短くはないので、ショートソードって言うべきかな。
リヒト 雷の魔法使い(10)
スキル 【雷撃】【発電】
リヒトくんの新スキル【発電】は、自分の身体を動かしていると、雷属性の魔力が回復するという、常時発動型のスキルだった。
魔剣士になったら、物凄く重宝するスキルだと思う。
剣術の才能はあんまりないけど、運は彼に味方しているらしい。
装備に関しては、鋼の剣と防寒具だけで、マジックアイテムは持っていない。
スイミィちゃんとの格差に、涙が出そうだけど……まぁ、ミケもマジックアイテムは持っていないので、最初はこんなものだよね。
ミケ 狩人(10)
スキル 【強弓】【滑る床】
ミケは以前と比べて、全く変化していない。今までは、お店の従業員として働いていたから、仕方ないんだ。
本人は強くなりたいと言っていたので、今後は冒険者として頑張って貰う。
そんなミケの装備は、複合弓と防寒具だよ。
スラ丸四号は、スイミィちゃんのリュックの中だ。このリュックは、ブタさんを模した形をしている。
イーシャは装備しているものが少なくて、常に手が空いているから、四号を持つのに最適だったんだけど……スイミィちゃんがどうしても、自分が持ちたいって。
最後に、ペンペン。あの子は未だに進化出来ていないので、二軍メンバーの中で最弱だよ。
努力した結果、剣と盾を持てるようになったから、進歩はしているんだ。
戦闘経験を積めば、ペンギンナイトに進化出来るかもしれない。
──みんなが流氷に揺られて、第一階層を進んでいると、ペンギンと子供アザラシの群れに遭遇した。数は六匹。
「ナハハハハハハッ!! 我の初陣なのだ!! 一番槍は任せよ!!」
高笑いしたリヒトくんは、自分が魔法使いであることを忘れているのか、剣を抜いて接近戦を仕掛けようとする。
しかし、彼が近付く前に、スイミィちゃんが【冷水連弾】を使ったよ。
魔導書+水魚セットで、威力マシマシだ。
可愛い見た目の魔物たちは、瞬く間にミンチへと変わり果てる。
「……リッくん、もう終わった。……スイ、倒した」
「ぱ、ぱにゃい! スイミィっ、ぱにゃいね!! ペンギンとアザラシの群れが、一瞬でミンチ肉だにゃあ!!」
ブイ、とスイミィちゃんは片手で勝利のサインを突き出し、ミケがそんな彼女を褒め称えた。
リヒトくんは初陣に水を差されて、しゅんとしてしまう。
「わ、我の初陣が……こんなに呆気なく……」
「まぁまぁ、元気出して。第一階層は人間にさえ襲われなければ、こんなものだからね」
私がイーシャの身体を使って励ますと、リヒトくんは訝しげに首を傾げた。
「うぬぅ? その言い草だと、人間に襲われることもあるのだが……」
「うん、あるよ。冒険者は荒くれ者が多いし、最初から強盗目的でダンジョンにくる馬鹿も、多少はいるからね」
冒険者としてやっていくなら、対人戦と無縁でいるのは難しい。
でも、人を殺す覚悟なんて、どうやって持たせればいいのか、私には分からない。
「我が人を殺められるか否か、そのときがくるまで分からぬのだ……」
「無理そうなら、スラ丸の【転移門】を使って逃げてね。中途半端な気持ちで、悪党と対峙するのが、一番危ないから」
苦悩するリヒトくんに、私はしっかりと言い聞かせた。勿論、スイミィちゃんとミケにもね。
逃げるのは悪いことでもなければ、恥じることでもないんだ。
この後、私たちは各々の修行の成果を確かめたよ。
イーシャの【対物結界】は魔法攻撃に弱いけど、初級魔法なら防げた。
物理攻撃に対しては、ブロ丸が圧し掛かっても壊れないことを確認済み。
これなら、第二階層も楽勝だと思う。
スイミィちゃんは既に、魔法なら第三階層でも通用しそうなほど強い。
ただし、剣術が通用するのは、第二階層までかな。
幾ら才能があっても、魔法使いのままだと限界がある。
リヒトくんの剣術は、第一階層なら通用するけど、第二階層だと厳しそう。
でも、【雷撃】は物凄く強かった。ペンギンも子供アザラシも、一撃で即死させているんだ。
魔法使いとしてなら、彼も第三階層で通用しそうだね。
ミケの弓矢は、スイミィちゃんとリヒトくんの魔法に比べると、格段に威力が劣っていた。
そこで、私は彼に毒薬を使わせることにしたよ。鏃に塗れば、火力不足を補える。
「最後に、ペンペンだけど……弱くない?」
私が本音を漏らすと、みんなも口を揃えて『弱い』と評価した。
今、ペンペンは剣と盾を使って、野生のペンギンと一対一の激闘を繰り広げている。
剣を振る動作が遅すぎて、攻撃が当たる気配は皆無だ。
野生のペンギンは回避と同時に、【冷水弾】を使っているけど、こっちは威力が足りていない。
結局、野生のペンギンは魔力切れで、逃げ出したよ。一応、ペンペンの勝利だね。
「ペンペンは弱いから、降板しよっか」
「……姉さま、待って。……ペンペン、やればデキる子」
私がペンペンをパーティーから追放しようとしたら、案の定と言うべきか、スイミィちゃんが庇った。
「ペンペンがこのままだと、第二階層はお預けだよ? 明らかに足手纏いだし、無駄死にしちゃうかも……」
「……スイ、急がない。……ペンペンと、ここで、がんばる」
スイミィちゃんの決意は、思った以上に固い。
リヒトくんもミケも、それで構わないと言うように、首を縦に振った。
「ペンペンだって、立派な我らの仲間なのだ! 先へ進むなら、みんな一緒に、なのだぞ!」
「リヒトはオスの癖に、いいこと言うにゃあ! おみゃーをどうやって追い出そうか、ずっと考えていたけど、やめてやるにゃ!」
「えぇっ!? な、なんでそんな酷いことを考えていたのだ!?」
「みゃーのハーレムパーティーに、他のオスは邪魔にゃんだよ!」
ミケは他の男の子を煙たがっていたけど、リヒトくんのことは認めたらしい。
とりあえず、満場一致でペンペンの残留が決まったね。
ペンペンは感動したように、瞳を潤ませながら剣を握り締める。どうやら、これから奮起するみたい。
こうして、私たちはしばらくの間、第一階層でペンペンの戦いを見守ることになった。
70
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる