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第四章
〜9つの魂を司るベリアル⑥〜
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《へへっ!!よぉ~しっ!!全滅で決まりっ!!》
「🖤ガルルルルゥ・・勝手にほざいていろ・・腐れ外道共がっ!!!・・。」
暗闇からジリジリと近付いてくる、おびただしい数の気配。
ミシミシっ!!! ミシミシミシ・・・・
ピタッ・・・・・・・・・・
「半径三メートル以内感知・・射程圏内です。」
互いに間合いを取り、臨戦態勢に入った。
「🖤 ガルルルゥ・・根こそぎ噛み砕いてやる・・。」
「・・ダミアン様・・合図を・・。」
目を閉じ、周りの魔素気配に集中するダミアン。
その時、僅かな音がこぼれた。
パキッ。
「♪ ・・迎え撃つっ!!!行くぞっ!!!」
ブゥヲォンッッッッッ!!!!!!!!!!!!
シュンっ!!!
首斬りカマを力強く振り下ろし、ダミアンの合図が下された。
シュンっ!!!っ!!!
シュンっ!!!っ!!!
シュンっ!!!っ!!!
一気に四方へ飛び出した、ダミアン、ハデスとミーミル、そしてセイラ。
すると、沈黙を撃ち破る様に第一声が響き渡った。
《ケッっ!!!魔素も、残ってないくせにっ!!!》
《コイツら全員っ!!返り討ちにしてやるっ!!!》
《みんなァアっ!!行くよ~~~~っ!!!っ!!!》
《えいっ!!!・えいっ!!!・おォ~オっ!!!》
!!!!!ドバァァアアアアアア~~~~っ!!!
威勢の良い掛け声と共に、一斉に何やら灰色の小さな塊が雪崩のように皆へ迫る。
ドドドドドドドドっ!!!っ!!!っ!!!
ドドドドドドっ!!!っ!!!
ピタッ。
「🖤ガルルルゥ・・!?こ、これは・・っ!!?」
残りわずかな魔素を奪われ、横たわるルシファーを中央に残し、皆が四方へ飛び別れ、遂に謎の正体がそれぞれの目の前に姿を表した。
《🖤ガルルルゥ・・ダミアン様・・目の前に奴らが現れました・・。》
《・・・ミーミルより報告・・こちらも同じく目視にて確認。》
《こちらハデス・・右に同じ。》
それぞれの性質会話で、ダミアンへ状況を伝えた。
《♪・・状況は、皆同じ様だな・・。》
三人→《しかしダミアン様っ!?・・暗闇に身を潜め・・更には、ルシファー様の魔素を、奪いながら攻撃していた正体って・・!?》
「♪くそっ!・・お~の予想が的中なのだ・・・ベリアルの司る9つの魂の一つ・・《大地》を司る魂者・・その姿は・・ネズミ。
やはり・・厄介な魂者を怒らせてしまった様だ・・。」
ガサガサっ!!!
ガサガサガサガサっ!!!っ!!!
「チュウっ!!!生意気な奴っ!!!」
ガサガサっ!!!
「チュウっ!!!チュウっ!!!チュウっ!!!」
ガサガサっ!!!ガサガサガサっ!!!
「早く噛って、全滅させようよっ!チュウっ!!!」
「全滅チュウっ!!!全滅チュウっ!!!」
「♪・・・・・・。」
「🖤ガルルルルゥ・・勝手にほざいていろ・・腐れ外道共がっ!!!・・。」
暗闇からジリジリと近付いてくる、おびただしい数の気配。
ミシミシっ!!! ミシミシミシ・・・・
ピタッ・・・・・・・・・・
「半径三メートル以内感知・・射程圏内です。」
互いに間合いを取り、臨戦態勢に入った。
「🖤 ガルルルゥ・・根こそぎ噛み砕いてやる・・。」
「・・ダミアン様・・合図を・・。」
目を閉じ、周りの魔素気配に集中するダミアン。
その時、僅かな音がこぼれた。
パキッ。
「♪ ・・迎え撃つっ!!!行くぞっ!!!」
ブゥヲォンッッッッッ!!!!!!!!!!!!
シュンっ!!!
首斬りカマを力強く振り下ろし、ダミアンの合図が下された。
シュンっ!!!っ!!!
シュンっ!!!っ!!!
シュンっ!!!っ!!!
一気に四方へ飛び出した、ダミアン、ハデスとミーミル、そしてセイラ。
すると、沈黙を撃ち破る様に第一声が響き渡った。
《ケッっ!!!魔素も、残ってないくせにっ!!!》
《コイツら全員っ!!返り討ちにしてやるっ!!!》
《みんなァアっ!!行くよ~~~~っ!!!っ!!!》
《えいっ!!!・えいっ!!!・おォ~オっ!!!》
!!!!!ドバァァアアアアアア~~~~っ!!!
威勢の良い掛け声と共に、一斉に何やら灰色の小さな塊が雪崩のように皆へ迫る。
ドドドドドドドドっ!!!っ!!!っ!!!
ドドドドドドっ!!!っ!!!
ピタッ。
「🖤ガルルルゥ・・!?こ、これは・・っ!!?」
残りわずかな魔素を奪われ、横たわるルシファーを中央に残し、皆が四方へ飛び別れ、遂に謎の正体がそれぞれの目の前に姿を表した。
《🖤ガルルルゥ・・ダミアン様・・目の前に奴らが現れました・・。》
《・・・ミーミルより報告・・こちらも同じく目視にて確認。》
《こちらハデス・・右に同じ。》
それぞれの性質会話で、ダミアンへ状況を伝えた。
《♪・・状況は、皆同じ様だな・・。》
三人→《しかしダミアン様っ!?・・暗闇に身を潜め・・更には、ルシファー様の魔素を、奪いながら攻撃していた正体って・・!?》
「♪くそっ!・・お~の予想が的中なのだ・・・ベリアルの司る9つの魂の一つ・・《大地》を司る魂者・・その姿は・・ネズミ。
やはり・・厄介な魂者を怒らせてしまった様だ・・。」
ガサガサっ!!!
ガサガサガサガサっ!!!っ!!!
「チュウっ!!!生意気な奴っ!!!」
ガサガサっ!!!
「チュウっ!!!チュウっ!!!チュウっ!!!」
ガサガサっ!!!ガサガサガサっ!!!
「早く噛って、全滅させようよっ!チュウっ!!!」
「全滅チュウっ!!!全滅チュウっ!!!」
「♪・・・・・・。」
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