13 / 117
第一章
第13話〜異世界召喚にてダミアン襲名〜
しおりを挟む
「貴様・・みてられんな・・」
!!へっ?・・どなたさん・・!?と思った瞬間である!
目の前に、大きなドラゴンの像が向かい合っていて、私は・・その真ん中に立たされている!?
「・・体が・・動かない!金縛り!?って、ここは、どこ?」
かなり広いお城のような・・薄暗くて見えない・・。
すると!!いきなり目の前に、どす黒い炎が現れ、一瞬でルシファーが現れた!!!
「・・ルシファー・・!?」私は、つぶやいた。
・・声は出せるみたいだ。でも、体は動かない!
「ほう。やっと我が名を覚えたか。」
「あんたの仕業ね!?一体ここはどこなの!?」怯えながらも、たずねてみた。
「・・ここは俺の世界・・貴様らの言う異世界だ。」
異世界!?あの世かああ!?!?
「異世界って、わたし死んだの!?どうなってるの?」・・仕事中に死にたくねぇよ!
「お前は生きている、が、正しくは召喚されたのだ。」
召喚!?異世界に!
「現実の世界は、どうなってるの!?」
「現実世界は、異世界に召喚された時点で、時は止まっている、なに、心配する事はない」
・・異世界にいる時点で心配である。
「・・私に、これからどうしろと!?まず先に、体を自由にしなさいよっ!」
しばらくして、ルシファーは、言った。
「襲名の儀式が済んでからだ・・。お前は俺と契約を結んだあかつきとして「契約者の名」を襲名してもらう。それに伴い、魔術召喚のスキルを授かることになる。魔術レベルは、500からだ。このスキルは、お前の「闇」に呼応して発動する・・。ある意味・・無限の力だ。」
・・勝手にベラベラと話すけど、魔術だの、スキルだの・・意味不明だな・・それに、授かってどうするよ!?わたし。
「そんな力もらった所で、どうしろと!?目的は!?」
わたし。ふつうの会社員ですよ・・泣きたい・・。
すると!ブワアっと炎が舞い上がった瞬間、私の目の前、しかも眼前5センチにルシファーの顔。
するどい眼差しで
「今のお前に答えられるのは、闇をもって「善が産み出す悪」を浄化してくるのだ!まずは、そっからだ」
そういい終わると、向かい合っていたドラゴンの像が急に動き出した!!
二頭のドラゴンは羽を大きく広げ、首を持ち上げ、ルシファーと同じ真っ赤な眼を見開き、思いっきり玉座より飛び立つと、ルシファーの周りを、グルグルと舞い始めた。
「これより、「契約者の名」をさずける・・」
ルシファーが、そう呟くと私の足元に超巨大な魔方陣が現れた!!!
まるで、地獄の炎のような、真っ赤な光の魔方陣の真ん中で宙に浮いたかと思うと!魔方陣の中から数え切れない無数の手が、私の足を掴もうと、必死に伸びてきた!!
「ギャアーー助けて!!捕まれちゃう!助けて!」
そう私が叫ぶより早く、二頭のドラゴンが魔方陣めがけ、勢い良く向かってきた!!
「ギャアー!食べないでええ!!」って、えっ!?
二頭のドラゴンは、魔方陣から伸びてきた無数の手を、一頭は、口からはく黒い炎で焼き付くし、もう一頭は、次から次へと伸びてくる手を咬みちぎっていた。
「・・た、助けてくれてるの!?」もはや、涙と鼻水で顔面崩壊の私・・。
ドラゴンは、ひっきりなしに魔方陣に向かってきた・・。
その様子を見ていたルシファーがこう言った。
「・・この魔方陣から、お前に伸びる「手」は、お前を取り巻く「善が産み出す悪」の姿だ・・皆・・お前を引きずり込もうとお前の隙を常に狙っている。」
・・こんな得体の知れないモノを浄化するなんて、私には無理過ぎます・・。普通、無理だよ。
「・・生身の貴様なら無理だな。だが・・」そう、ルシファーが話し終えると・・
二頭のドラゴンと共に、宙に勢いよく舞い上がった!
すると!! ルシファーが、叫んだ!
「堕天使 ルシファーの名の元に、契約者の封印の書より名をいただく!よって「名」と契約者の封印は、むすばれ魔術召喚の証とする!今宵、「ダミアン」の名と共に!!!」
!!私の体が・・黒い炎で包まれる!うわあっ!?
熱くない・・。しかも、なぜだろ?心地いい♪
炎に包まれながら、何やら頭の中で、何モノかが勝手にしゃべっている!?
「・・勝手にとは、なんだ!」
「!?・・その声は、ルシファー!?にしては、幼い感じが・・?」
黒い炎が消えた・・。と同時に、
「なに!?この身体からあふれる、ゾクゾクっとする感じは!?」
「お前の授かった名前からあふれでた、魔素だ。」
・・私のもう1つの名前・・「ダミアン←魔術レベル500」
!!へっ?・・どなたさん・・!?と思った瞬間である!
目の前に、大きなドラゴンの像が向かい合っていて、私は・・その真ん中に立たされている!?
「・・体が・・動かない!金縛り!?って、ここは、どこ?」
かなり広いお城のような・・薄暗くて見えない・・。
すると!!いきなり目の前に、どす黒い炎が現れ、一瞬でルシファーが現れた!!!
「・・ルシファー・・!?」私は、つぶやいた。
・・声は出せるみたいだ。でも、体は動かない!
「ほう。やっと我が名を覚えたか。」
「あんたの仕業ね!?一体ここはどこなの!?」怯えながらも、たずねてみた。
「・・ここは俺の世界・・貴様らの言う異世界だ。」
異世界!?あの世かああ!?!?
「異世界って、わたし死んだの!?どうなってるの?」・・仕事中に死にたくねぇよ!
「お前は生きている、が、正しくは召喚されたのだ。」
召喚!?異世界に!
「現実の世界は、どうなってるの!?」
「現実世界は、異世界に召喚された時点で、時は止まっている、なに、心配する事はない」
・・異世界にいる時点で心配である。
「・・私に、これからどうしろと!?まず先に、体を自由にしなさいよっ!」
しばらくして、ルシファーは、言った。
「襲名の儀式が済んでからだ・・。お前は俺と契約を結んだあかつきとして「契約者の名」を襲名してもらう。それに伴い、魔術召喚のスキルを授かることになる。魔術レベルは、500からだ。このスキルは、お前の「闇」に呼応して発動する・・。ある意味・・無限の力だ。」
・・勝手にベラベラと話すけど、魔術だの、スキルだの・・意味不明だな・・それに、授かってどうするよ!?わたし。
「そんな力もらった所で、どうしろと!?目的は!?」
わたし。ふつうの会社員ですよ・・泣きたい・・。
すると!ブワアっと炎が舞い上がった瞬間、私の目の前、しかも眼前5センチにルシファーの顔。
するどい眼差しで
「今のお前に答えられるのは、闇をもって「善が産み出す悪」を浄化してくるのだ!まずは、そっからだ」
そういい終わると、向かい合っていたドラゴンの像が急に動き出した!!
二頭のドラゴンは羽を大きく広げ、首を持ち上げ、ルシファーと同じ真っ赤な眼を見開き、思いっきり玉座より飛び立つと、ルシファーの周りを、グルグルと舞い始めた。
「これより、「契約者の名」をさずける・・」
ルシファーが、そう呟くと私の足元に超巨大な魔方陣が現れた!!!
まるで、地獄の炎のような、真っ赤な光の魔方陣の真ん中で宙に浮いたかと思うと!魔方陣の中から数え切れない無数の手が、私の足を掴もうと、必死に伸びてきた!!
「ギャアーー助けて!!捕まれちゃう!助けて!」
そう私が叫ぶより早く、二頭のドラゴンが魔方陣めがけ、勢い良く向かってきた!!
「ギャアー!食べないでええ!!」って、えっ!?
二頭のドラゴンは、魔方陣から伸びてきた無数の手を、一頭は、口からはく黒い炎で焼き付くし、もう一頭は、次から次へと伸びてくる手を咬みちぎっていた。
「・・た、助けてくれてるの!?」もはや、涙と鼻水で顔面崩壊の私・・。
ドラゴンは、ひっきりなしに魔方陣に向かってきた・・。
その様子を見ていたルシファーがこう言った。
「・・この魔方陣から、お前に伸びる「手」は、お前を取り巻く「善が産み出す悪」の姿だ・・皆・・お前を引きずり込もうとお前の隙を常に狙っている。」
・・こんな得体の知れないモノを浄化するなんて、私には無理過ぎます・・。普通、無理だよ。
「・・生身の貴様なら無理だな。だが・・」そう、ルシファーが話し終えると・・
二頭のドラゴンと共に、宙に勢いよく舞い上がった!
すると!! ルシファーが、叫んだ!
「堕天使 ルシファーの名の元に、契約者の封印の書より名をいただく!よって「名」と契約者の封印は、むすばれ魔術召喚の証とする!今宵、「ダミアン」の名と共に!!!」
!!私の体が・・黒い炎で包まれる!うわあっ!?
熱くない・・。しかも、なぜだろ?心地いい♪
炎に包まれながら、何やら頭の中で、何モノかが勝手にしゃべっている!?
「・・勝手にとは、なんだ!」
「!?・・その声は、ルシファー!?にしては、幼い感じが・・?」
黒い炎が消えた・・。と同時に、
「なに!?この身体からあふれる、ゾクゾクっとする感じは!?」
「お前の授かった名前からあふれでた、魔素だ。」
・・私のもう1つの名前・・「ダミアン←魔術レベル500」
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
王太子さま、側室さまがご懐妊です
家紋武範
恋愛
王太子の第二夫人が子どもを宿した。
愛する彼女を妃としたい王太子。
本妻である第一夫人は政略結婚の醜女。
そして国を奪い女王として君臨するとの噂もある。
あやしき第一夫人をどうにかして廃したいのであった。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。
夫に用無しと捨てられたので薬師になって幸せになります。
光子
恋愛
この世界には、魔力病という、まだ治療法の見つかっていない未知の病が存在する。私の両親も、義理の母親も、その病によって亡くなった。
最後まで私の幸せを祈って死んで行った家族のために、私は絶対、幸せになってみせる。
たとえ、離婚した元夫であるクレオパス子爵が、市民に落ち、幸せに暮らしている私を連れ戻そうとしていても、私は、あんな地獄になんか戻らない。
地獄に連れ戻されそうになった私を救ってくれた、同じ薬師であるフォルク様と一緒に、私はいつか必ず、魔力病を治す薬を作ってみせる。
天国から見守っているお義母様達に、いつか立派な薬師になった姿を見てもらうの。そうしたら、きっと、私のことを褒めてくれるよね。自慢の娘だって、思ってくれるよね――――
不定期更新。
この世界は私の考えた世界の話です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
【完結】貴方達から離れたら思った以上に幸せです!
なか
恋愛
「君の妹を正妻にしたい。ナターリアは側室になり、僕を支えてくれ」
信じられない要求を口にした夫のヴィクターは、私の妹を抱きしめる。
私の両親も同様に、妹のために受け入れろと口を揃えた。
「お願いお姉様、私だってヴィクター様を愛したいの」
「ナターリア。姉として受け入れてあげなさい」
「そうよ、貴方はお姉ちゃんなのよ」
妹と両親が、好き勝手に私を責める。
昔からこうだった……妹を庇護する両親により、私の人生は全て妹のために捧げていた。
まるで、妹の召使のような半生だった。
ようやくヴィクターと結婚して、解放されたと思っていたのに。
彼を愛して、支え続けてきたのに……
「ナターリア。これからは妹と一緒に幸せになろう」
夫である貴方が私を裏切っておきながら、そんな言葉を吐くのなら。
もう、いいです。
「それなら、私が出て行きます」
……
「「「……え?」」」
予想をしていなかったのか、皆が固まっている。
でも、もう私の考えは変わらない。
撤回はしない、決意は固めた。
私はここから逃げ出して、自由を得てみせる。
だから皆さん、もう関わらないでくださいね。
◇◇◇◇◇◇
設定はゆるめです。
読んでくださると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる