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第3章 怪物たちの目覚め
エミリーの場合
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ふと目が覚めてしまい、いつの間にかわたくしは起き上がっていました。
なぜでしょうか……自分でも不思議なくらい驚いています。
どうしても、眠れないのです。
心なしか胸騒ぎがしてきてこれから自分に降りかかる不安がわたくしを襲います。
起きてしまったものは仕方がないので部屋から出ることにしました。
当たり前ですが、廊下は真っ暗。
首元に身に着けているロザリオのネックレスをぎゅっと握りしめます。
あやねお姉ちゃん、憂炎姉さん、大我兄さんはきっと寝ているはず。
別に怖くは……言い訳が見つからない。
ただ廊下を歩いているばかりでは落ち着かない……そうだ。
わたくしは思いました。
《《例えば今から歩いているときに、仮に誰かに声をかけられたとします。
それは透き通るような優しい声でどこか幼い》》。
けれど、それはどこか落ち着かない様子。
なぜならそこには、ひらひらと蝶のように小さな少年が現れたからです。
『眠れないの? だったら僕が子守歌を歌ってあげるね』
なんて言われたらどうしますか?
わたくしなら目を閉じ微笑みながら心配してくれてありがとう、と言います。
イタズラをさせるより、正直にお話したほうがまだマシですから。
なんて独り言を言ったら、少し楽になってきました。
その時。
背後から何かの足音がかすかに聞こえました。
わたくしは顔を青ざめます。
また不安が襲い掛かってきます。
こんなことならまだイタズラをしてくる姉たちの仕業だ、と願うばかりでした。
影がゆらり、大きく何かに変化した瞬間……わたくしはいつの間にか走っていました。
足が勝手に……それに、獣の臭いがするのはなぜ?
どこかに野良犬がいるとしたら、追い出さなくてはいけません。
きっと飼い主のストレスから逃げたしてここに迷い込んだに違いないです。
そう……心から願っています。
なんだか迫ってくる気配がしたのです。
ふり返りたくない、今のわたくしにできることはただ逃げること。
今朝の少女の言葉が頭によぎり冷や汗が止まりません。
【あそこは危険よ、怪物が出る。忠告はしたわ】
すると、そっと何かが触れる感触がしたのです。
あたたかい息を吹きかけられ、足が動けません。
「……だれなの?」
覚悟を決めてわたくしは振り返りました。
ですが、誰もいないのです。
(安心はできない……まだいる気がするから)
いつの間にか、口ずさんでいました。
「ああ 夢だったら よかったのに 強気でいたのが 馬鹿らしく なりました お願い 夢なら覚めて」
『諦めろ 現実だ 今から お前の頬を つねってやろうか? さあ、覚悟しろよ』
ドスのきいた低い声とともに現れたのはフアーがついた緑色のジャケットに黒いデニム姿の男性。
しかも、ただの男性ではないのです。
爪が長く口からは八重歯が見え、黒い獣耳と尻尾が生えていました。
わたくしは言葉にできずただ震えていることしかできません。
男性は話し続けます。
『いやいや、別にそこまで固まることはないだろ。まあ……この姿だから疑うのも無理ないか。おっと、驚かせて悪かったな。オレはコール。人狼(ウェアウルフ)だ。眠れないのか?』
コールは青い瞳でわたくしの顔を見つめます。
わたくしはとりあえず、名乗りました。
「……エミリーです。あ、あなたなんて怖く……ありませんわ」
『我慢は身体に毒だぜ? いい加減、素直に認めてしまいなよ』
(ど、どうしたらいいのでしょう?)
聖歌を歌うべきか、神様にお祈りするべきか。
『大丈夫だって。オレは夜だからこんな姿であって、明るくなったら立派な好青年だ』
「自分で言うんですかそこは……」
人狼に好かれるなんて、しかもいつの間にか抱きしめられていました。
叫んでしまったらそれこそ終わり……。
恐怖をおしころすしかないようです。
「あの……あなたの狙いはなにかしら?」
『そうだな。普通ならここで襲うはずだがオレはそんな単純な奴じゃねえ。エミリーのことが好きになってしまった。だから仲良くしようぜ』
「え? 見逃してくれるのですか」
『なわけないだろ。怪物がオレみたいな優しい人狼でよかったな。お前、良い奴だし』
「なっ……いきなり告白されて心の準備ができません! わたくしはそんな単純な女ではありませんわ!」
ですが後から実はわたくしの命が望みを裏切るはずに決まっているはず。
『裏切る? あのなあ、お前……なんか勘違いしてないか。オレはエミリーと本気で仲良くなりたいと思っているんだぜ? それとも何か文句でもあるのか』
「いいえ! めっそうもございません……わたくしは愚かでした」
コールは唸り声をあげ、わたくしの頭を優しく撫でました。
「ああ……眠れないなんて嘘をついて今すぐ部屋に戻りたいですわ」
彼の手を振り解きわたくしは急いで部屋に向かって走りました。
コールが容赦なく追いかけてくるのを無視して前を向くだけ。
『おい! どこへ行くんだ! オレから逃げられると思うなよ』
なぜだか怒りがこみあげて、また口ずさみます。
「そっちこそ! わたくしだって やっと自分の部屋で 眠たいなと 思っただけなので」
『ああそうか だったら そのお前の部屋とやらに向かおう もう決めたからな!』
「勝手にしなさい!」
わたくしは叫んでいればよかったと後悔しています……。
追いかけっこは部屋につくまで続きました……。
なぜでしょうか……自分でも不思議なくらい驚いています。
どうしても、眠れないのです。
心なしか胸騒ぎがしてきてこれから自分に降りかかる不安がわたくしを襲います。
起きてしまったものは仕方がないので部屋から出ることにしました。
当たり前ですが、廊下は真っ暗。
首元に身に着けているロザリオのネックレスをぎゅっと握りしめます。
あやねお姉ちゃん、憂炎姉さん、大我兄さんはきっと寝ているはず。
別に怖くは……言い訳が見つからない。
ただ廊下を歩いているばかりでは落ち着かない……そうだ。
わたくしは思いました。
《《例えば今から歩いているときに、仮に誰かに声をかけられたとします。
それは透き通るような優しい声でどこか幼い》》。
けれど、それはどこか落ち着かない様子。
なぜならそこには、ひらひらと蝶のように小さな少年が現れたからです。
『眠れないの? だったら僕が子守歌を歌ってあげるね』
なんて言われたらどうしますか?
わたくしなら目を閉じ微笑みながら心配してくれてありがとう、と言います。
イタズラをさせるより、正直にお話したほうがまだマシですから。
なんて独り言を言ったら、少し楽になってきました。
その時。
背後から何かの足音がかすかに聞こえました。
わたくしは顔を青ざめます。
また不安が襲い掛かってきます。
こんなことならまだイタズラをしてくる姉たちの仕業だ、と願うばかりでした。
影がゆらり、大きく何かに変化した瞬間……わたくしはいつの間にか走っていました。
足が勝手に……それに、獣の臭いがするのはなぜ?
どこかに野良犬がいるとしたら、追い出さなくてはいけません。
きっと飼い主のストレスから逃げたしてここに迷い込んだに違いないです。
そう……心から願っています。
なんだか迫ってくる気配がしたのです。
ふり返りたくない、今のわたくしにできることはただ逃げること。
今朝の少女の言葉が頭によぎり冷や汗が止まりません。
【あそこは危険よ、怪物が出る。忠告はしたわ】
すると、そっと何かが触れる感触がしたのです。
あたたかい息を吹きかけられ、足が動けません。
「……だれなの?」
覚悟を決めてわたくしは振り返りました。
ですが、誰もいないのです。
(安心はできない……まだいる気がするから)
いつの間にか、口ずさんでいました。
「ああ 夢だったら よかったのに 強気でいたのが 馬鹿らしく なりました お願い 夢なら覚めて」
『諦めろ 現実だ 今から お前の頬を つねってやろうか? さあ、覚悟しろよ』
ドスのきいた低い声とともに現れたのはフアーがついた緑色のジャケットに黒いデニム姿の男性。
しかも、ただの男性ではないのです。
爪が長く口からは八重歯が見え、黒い獣耳と尻尾が生えていました。
わたくしは言葉にできずただ震えていることしかできません。
男性は話し続けます。
『いやいや、別にそこまで固まることはないだろ。まあ……この姿だから疑うのも無理ないか。おっと、驚かせて悪かったな。オレはコール。人狼(ウェアウルフ)だ。眠れないのか?』
コールは青い瞳でわたくしの顔を見つめます。
わたくしはとりあえず、名乗りました。
「……エミリーです。あ、あなたなんて怖く……ありませんわ」
『我慢は身体に毒だぜ? いい加減、素直に認めてしまいなよ』
(ど、どうしたらいいのでしょう?)
聖歌を歌うべきか、神様にお祈りするべきか。
『大丈夫だって。オレは夜だからこんな姿であって、明るくなったら立派な好青年だ』
「自分で言うんですかそこは……」
人狼に好かれるなんて、しかもいつの間にか抱きしめられていました。
叫んでしまったらそれこそ終わり……。
恐怖をおしころすしかないようです。
「あの……あなたの狙いはなにかしら?」
『そうだな。普通ならここで襲うはずだがオレはそんな単純な奴じゃねえ。エミリーのことが好きになってしまった。だから仲良くしようぜ』
「え? 見逃してくれるのですか」
『なわけないだろ。怪物がオレみたいな優しい人狼でよかったな。お前、良い奴だし』
「なっ……いきなり告白されて心の準備ができません! わたくしはそんな単純な女ではありませんわ!」
ですが後から実はわたくしの命が望みを裏切るはずに決まっているはず。
『裏切る? あのなあ、お前……なんか勘違いしてないか。オレはエミリーと本気で仲良くなりたいと思っているんだぜ? それとも何か文句でもあるのか』
「いいえ! めっそうもございません……わたくしは愚かでした」
コールは唸り声をあげ、わたくしの頭を優しく撫でました。
「ああ……眠れないなんて嘘をついて今すぐ部屋に戻りたいですわ」
彼の手を振り解きわたくしは急いで部屋に向かって走りました。
コールが容赦なく追いかけてくるのを無視して前を向くだけ。
『おい! どこへ行くんだ! オレから逃げられると思うなよ』
なぜだか怒りがこみあげて、また口ずさみます。
「そっちこそ! わたくしだって やっと自分の部屋で 眠たいなと 思っただけなので」
『ああそうか だったら そのお前の部屋とやらに向かおう もう決めたからな!』
「勝手にしなさい!」
わたくしは叫んでいればよかったと後悔しています……。
追いかけっこは部屋につくまで続きました……。
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