123 / 125
122話
しおりを挟む
公は薄暗い部屋の中で目を覚ましました。
「ここは………」
天井を見上げながら呆然としていた公はふと思いました。
「みんなは?」
起き上がった公が回りを見回すと、隣で寝ている夏以外の姿はありませんでした。
それを確認した公は頭を掻いてから一息吐くと、夏を起こすために揺すりました。
「夏先輩」
「うぅん」
夏は少し反応をしましたが、まだ起きません。
「夏先輩。起きてください」
再度公が夏を揺すると、起きた夏が背伸びをしました。
「ふぁ~」
まだ寝ぼけ眼の夏は周囲を軽く見回し、そして公の顔をジーっと見つめました。
「あ~、公くんだ~」
にへ~と笑った夏は公に抱きつきました。
しかし、徐々に寝ぼけた頭が覚醒しはじめると、夏は顔を赤くして公から離れました。
「なんで公くんが私の部屋にいるの!?」
鉄板の間違えをしてくれる夏を公は微笑ましく見ていました。
「なんで笑うのよ!」
夏はプンプン怒りだしました。
「夏先輩。回り見てみてください」
「回り?」
夏は回りを見回すと、さらに顔を赤くしました。
「思い出してくれましたか?」
「う、うん。廃病院に来てたんだね。アハハ」
苦笑しながら夏は恥ずかしそうにしていた。
そんな夏を微笑ましく見ながら公は立ち上がりました。
「夏先輩。立てますか?」
公が手を差し出すと、夏はその手に掴まって立ち上がりました。
「ここにいるのは私達だけなの?」
「そうみたいですね。エレベーターで気を失って別々の場合と連れてこられたみたいです」
エレベーターのことを思い出したのか、夏はプルプル震えだし、公の手をギュッと握りました。
公が夏の手を握り返すと、夏は少し落ち着いたのか、震えも治まりました。
それを見て微笑んだ公は、改めて回りを見回しました。
出入口であろう扉が1つあり、その向かい側の壁には少し大きな引き出しのようなものがたくさんありました。
その引き出しのようなものに公はイヤな感じをおぼえました。
「とりあえず、ここを出てみんなを探しにいきましょうか」
「そうね」
2人が扉のほうへ歩きだした瞬間、背後から「ドンドン!」という音が聞こえてきました。
「キャーーーーーーーーーー!!」
叫び声をあげた夏は、腰が抜けて座り込んでしまいました。
今回のことは公も驚き、バッと振り返りました。
すると、また「ドンドン!」という音が引き出しのほうから聞こえてきました。
『…………………』
夏は公に抱きついて固まり、公もなにも言わずに引き出しを睨み付けました。
「ドンドン!」
まだ音は鳴り続けています。
「夏先輩」
公が夏に声をかけるも、夏は公にしがみついたまま反応しません。
「夏先輩」
公はしがみついてきている夏の肩を軽く揺すると、ようやく夏から反応が返ってきました。
「な、なに?」
「とりあえず離れてくれませんか?」
「えっ………」
突き放すような公の言葉に夏はこの世の終わりのような表情で公を見上げました。
そんな夏を安心させるように微笑んだ公は、理由を説明しました。
「抱きつかれているとおんぶできませんから」
「あ………」
理由を聞いた夏は、静かに頷くとゆっくりと公から離れました。
なので公は夏の前にしゃがみこみました。
すると、夏は公の背中にしがみつきました。
それを確認した公は立ち上がり、そして音のする引き出しへと近づいて行きました。
「こ、公くん!い、行くの!?」
まさかの公の行動に、夏は戸惑いの声をかけながら公の背中で震えだしました。
「はい」
「な、なんで!?」
「確認しといたほうがいい気がするんです」
公がどんどん引き出しへ近づいていくと、夏の震えがどんどん大きくなっていきます。
そして、とうとう引き出しの前にやってきました。
「ドンドン!」
「ひっ!」
夏は震えながら公の背中に隠れて必死にしがみつきました。
「ふ~」
大きく息を吐いた公は引き出しに手をかけると、一思いに引き出しを引くとなにかが飛び出してきて床に落ちました。
「!!!」
驚いた公は飛びのいて落ちたものと距離をとり、落ち着いてから確認をしました。
引き出しから飛び出してきて床に落ちたものはぶるぶる震えている廻でした。
「………………」
まさかの廻の登場に公は戸惑っていましたが、ゆっくりと廻に近づきました。
「よ、よう、公」
「廻。なんでそんなところにいるんだ?」
公は純粋な疑問を廻に問いかけました。
「鬼に捕まったらアイマスクをつけられてここに閉じ込められたんだよ」
「あぁ。それは御愁傷様だったな」
公が手を差し出すと、廻はその手を握って立ち上がりました。
「もう!驚かせないでよね!廻!」
音の原因が廻とわかった夏は、公の背中から廻に文句を言いました。
「俺のせいじゃないっていうか、居たんだな、夏。っていうか、まだおんぶされてるんだな」
夏が怒っていることなど気にしていない廻はニヤニヤしながら夏を見ると、夏は廻を睨み返しました。
「1度は治って立ってたわよ!」
「じゃあなんでまたおんぶされてるんだよ」
「だから!それは廻のせいよ!」
怒っている夏の代わりに公が説明を始めました。
「さっき廻がドンドン音たててただろ」
「あぁ。声が聞こえたから助けてもらうためにな。あそこ、中から開けれないんだよな」
「そうなんだ。で、その音に驚いて夏先輩はまた腰を抜かしちゃたんだよ」
「あぁ~」
納得した廻は夏を優しい目で見つめると、夏は公の背中に隠れると恥ずかしくて公の背中をぽかぽか叩き始めました。
「じゃあ、他の人がどこにいるかわからないんだな?」
夏のために公は話を変えました。
「そうだな。鬼に捕まってからずっとここにいたからな」
「なら、一緒に探すか」
「そうだな」
公と廻は頷きあって部屋を出ました。
その間も夏は公の背中をぽかぽかと叩き続けていました。
「ここは………」
天井を見上げながら呆然としていた公はふと思いました。
「みんなは?」
起き上がった公が回りを見回すと、隣で寝ている夏以外の姿はありませんでした。
それを確認した公は頭を掻いてから一息吐くと、夏を起こすために揺すりました。
「夏先輩」
「うぅん」
夏は少し反応をしましたが、まだ起きません。
「夏先輩。起きてください」
再度公が夏を揺すると、起きた夏が背伸びをしました。
「ふぁ~」
まだ寝ぼけ眼の夏は周囲を軽く見回し、そして公の顔をジーっと見つめました。
「あ~、公くんだ~」
にへ~と笑った夏は公に抱きつきました。
しかし、徐々に寝ぼけた頭が覚醒しはじめると、夏は顔を赤くして公から離れました。
「なんで公くんが私の部屋にいるの!?」
鉄板の間違えをしてくれる夏を公は微笑ましく見ていました。
「なんで笑うのよ!」
夏はプンプン怒りだしました。
「夏先輩。回り見てみてください」
「回り?」
夏は回りを見回すと、さらに顔を赤くしました。
「思い出してくれましたか?」
「う、うん。廃病院に来てたんだね。アハハ」
苦笑しながら夏は恥ずかしそうにしていた。
そんな夏を微笑ましく見ながら公は立ち上がりました。
「夏先輩。立てますか?」
公が手を差し出すと、夏はその手に掴まって立ち上がりました。
「ここにいるのは私達だけなの?」
「そうみたいですね。エレベーターで気を失って別々の場合と連れてこられたみたいです」
エレベーターのことを思い出したのか、夏はプルプル震えだし、公の手をギュッと握りました。
公が夏の手を握り返すと、夏は少し落ち着いたのか、震えも治まりました。
それを見て微笑んだ公は、改めて回りを見回しました。
出入口であろう扉が1つあり、その向かい側の壁には少し大きな引き出しのようなものがたくさんありました。
その引き出しのようなものに公はイヤな感じをおぼえました。
「とりあえず、ここを出てみんなを探しにいきましょうか」
「そうね」
2人が扉のほうへ歩きだした瞬間、背後から「ドンドン!」という音が聞こえてきました。
「キャーーーーーーーーーー!!」
叫び声をあげた夏は、腰が抜けて座り込んでしまいました。
今回のことは公も驚き、バッと振り返りました。
すると、また「ドンドン!」という音が引き出しのほうから聞こえてきました。
『…………………』
夏は公に抱きついて固まり、公もなにも言わずに引き出しを睨み付けました。
「ドンドン!」
まだ音は鳴り続けています。
「夏先輩」
公が夏に声をかけるも、夏は公にしがみついたまま反応しません。
「夏先輩」
公はしがみついてきている夏の肩を軽く揺すると、ようやく夏から反応が返ってきました。
「な、なに?」
「とりあえず離れてくれませんか?」
「えっ………」
突き放すような公の言葉に夏はこの世の終わりのような表情で公を見上げました。
そんな夏を安心させるように微笑んだ公は、理由を説明しました。
「抱きつかれているとおんぶできませんから」
「あ………」
理由を聞いた夏は、静かに頷くとゆっくりと公から離れました。
なので公は夏の前にしゃがみこみました。
すると、夏は公の背中にしがみつきました。
それを確認した公は立ち上がり、そして音のする引き出しへと近づいて行きました。
「こ、公くん!い、行くの!?」
まさかの公の行動に、夏は戸惑いの声をかけながら公の背中で震えだしました。
「はい」
「な、なんで!?」
「確認しといたほうがいい気がするんです」
公がどんどん引き出しへ近づいていくと、夏の震えがどんどん大きくなっていきます。
そして、とうとう引き出しの前にやってきました。
「ドンドン!」
「ひっ!」
夏は震えながら公の背中に隠れて必死にしがみつきました。
「ふ~」
大きく息を吐いた公は引き出しに手をかけると、一思いに引き出しを引くとなにかが飛び出してきて床に落ちました。
「!!!」
驚いた公は飛びのいて落ちたものと距離をとり、落ち着いてから確認をしました。
引き出しから飛び出してきて床に落ちたものはぶるぶる震えている廻でした。
「………………」
まさかの廻の登場に公は戸惑っていましたが、ゆっくりと廻に近づきました。
「よ、よう、公」
「廻。なんでそんなところにいるんだ?」
公は純粋な疑問を廻に問いかけました。
「鬼に捕まったらアイマスクをつけられてここに閉じ込められたんだよ」
「あぁ。それは御愁傷様だったな」
公が手を差し出すと、廻はその手を握って立ち上がりました。
「もう!驚かせないでよね!廻!」
音の原因が廻とわかった夏は、公の背中から廻に文句を言いました。
「俺のせいじゃないっていうか、居たんだな、夏。っていうか、まだおんぶされてるんだな」
夏が怒っていることなど気にしていない廻はニヤニヤしながら夏を見ると、夏は廻を睨み返しました。
「1度は治って立ってたわよ!」
「じゃあなんでまたおんぶされてるんだよ」
「だから!それは廻のせいよ!」
怒っている夏の代わりに公が説明を始めました。
「さっき廻がドンドン音たててただろ」
「あぁ。声が聞こえたから助けてもらうためにな。あそこ、中から開けれないんだよな」
「そうなんだ。で、その音に驚いて夏先輩はまた腰を抜かしちゃたんだよ」
「あぁ~」
納得した廻は夏を優しい目で見つめると、夏は公の背中に隠れると恥ずかしくて公の背中をぽかぽか叩き始めました。
「じゃあ、他の人がどこにいるかわからないんだな?」
夏のために公は話を変えました。
「そうだな。鬼に捕まってからずっとここにいたからな」
「なら、一緒に探すか」
「そうだな」
公と廻は頷きあって部屋を出ました。
その間も夏は公の背中をぽかぽかと叩き続けていました。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
猫もふあやかしハンガー~爺が空に行かない時は、ハンガーで猫と戯れる~
饕餮
キャラ文芸
タイトル変えました。旧題「猫もふあやかしハンガー~じいちゃんはスクランブルに行けないから、老後は猫と遊ぶ~」
茨城県にある、航空自衛隊百里基地。
そこにはF-4EJ改――通称ファントムと呼ばれる戦闘機が駐機している。
一部では、ファントムおじいちゃんとも呼ばれる戦闘機である。
ある日、ハンガー内から聞こえてきた複数の声は、老齢の男性のもの。
他のパイロットたちからも『俺も聞こえた!』という証言が続出。
「俺たちの基地、大丈夫!? お祓いする!?」
そう願うも、予算の関係で諦めた。
そして聞こえる、老人の声。
どこからだ、まさか幽霊!?と驚いていると、その声を発していたのは、ファントムからだった。
まるで付喪神のように、一方的に喋るのだ。
その声が聞こえるのは、百里基地に所属するパイロットとごく一部の人間。
しかも、飛んでいない時はのんびりまったりと、猫と戯れようとする。
すわ、一大事!
戦闘機に猫はあかん!
そんなファントムおじいちゃんとパイロットたちの、現代ファンタジー。
★一話完結型の話です。
★超不定期更新です。ネタが出来次第の更新となります。
★カクヨムにも掲載しています。
★画像はフリー素材を利用しています。

マスクなしでも会いましょう
崎田毅駿
キャラ文芸
お店をやっていると、様々なタイプのお客さんが来る。最近になってよく利用してくれるようになった男性は、見た目とは裏腹にうっかり屋さんなのか、短期間で二度も忘れ物をしていった。今度は眼鏡。その縁にはなぜか女性と思われる名前が刻まれていて。

夫より強い妻は邪魔だそうです
小平ニコ
ファンタジー
「ソフィア、お前とは離縁する。書類はこちらで作っておいたから、サインだけしてくれ」
夫のアランはそう言って私に離婚届を突き付けた。名門剣術道場の師範代であるアランは女性蔑視的な傾向があり、女の私が自分より強いのが相当に気に入らなかったようだ。
この日を待ち望んでいた私は喜んで離婚届にサインし、美しき従者シエルと旅に出る。道中で遭遇する悪党どもを成敗しながら、シエルの故郷である魔法王国トアイトンに到達し、そこでのんびりとした日々を送る私。
そんな時、アランの父から手紙が届いた。手紙の内容は、アランからの一方的な離縁に対する謝罪と、もうひとつ。私がいなくなった後にアランと再婚した女性によって、道場が大変なことになっているから戻って来てくれないかという予想だにしないものだった……
お嬢様と執事は、その箱に夢を見る。
雪桜
キャラ文芸
✨ 第6回comicoお題チャレンジ『空』受賞作
阿須加家のお嬢様である結月は、親に虐げられていた。裕福でありながら自由はなく、まるで人形のように生きる日々…
だが、そんな結月の元に、新しく執事がやってくる。背が高く整った顔立ちをした彼は、まさに非の打ち所のない完璧な執事。
だが、その執事の正体は、なんと結月の『恋人』だった。レオが執事になって戻ってきたのは、結月を救うため。だけど、そんなレオの記憶を、結月は全て失っていた。
これは、記憶をなくしたお嬢様と、恋人に忘れられてしまった執事が、二度目の恋を始める話。
「お嬢様、私を愛してください」
「……え?」
好きだとバレたら即刻解雇の屋敷の中、レオの愛は、再び、結月に届くのか?
一度結ばれたはずの二人が、今度は立場を変えて恋をする。溺愛執事×箱入りお嬢様の甘く切ない純愛ストーリー。
✣✣✣
カクヨムにて完結済みです。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※第6回comicoお題チャレンジ『空』の受賞作ですが、著作などの権利は全て戻ってきております。
ぬらりひょんのぼんくら嫁〜虐げられし少女はハイカラ料理で福をよぶ〜
蒼真まこ
キャラ文芸
生贄の花嫁は、あやかしの総大将と出会い、本当の愛と生きていく喜びを知る─。
時は大正。
九桜院さちは、あやかしの総大将ぬらりひょんの元へ嫁ぐために生まれた。生贄の花嫁となるために。
幼い頃より実父と使用人に虐げられ、笑って耐えることしか知らぬさち。唯一の心のよりどころは姉の蓉子が優しくしてくれることだった。
「わたくしの代わりに、ぬらりひょん様に嫁いでくれるわね?」
疑うことを知らない無垢な娘は、ぬらりひょんの元へ嫁ぎ、驚きの言葉を発する。そのひとことが美しくも気難しい、ぬらりひょんの心をとらえてしまう。
ぬらりひょんに気に入られたさちは、得意の洋食を作り、ぬらりひょんやあやかしたちに喜ばれることとなっていく。
「こんなわたしでも、幸せを望んでも良いのですか?」
やがて生家である九桜院家に大きな秘密があることがわかり──。
不遇な少女が運命に立ち向い幸せになっていく、大正あやかし嫁入りファンタジー。
☆表紙絵は紗倉様に描いていただきました。作中に出てくる場面を元にした主人公のイメージイラストです。
※エブリスタと小説家になろうにも掲載しておりますが、こちらは改稿版となります。

〖完結〗王女殿下の最愛の人は、私の婚約者のようです。
藍川みいな
恋愛
エリック様とは、五年間婚約をしていた。
学園に入学してから、彼は他の女性に付きっきりで、一緒に過ごす時間が全くなかった。その女性の名は、オリビア様。この国の、王女殿下だ。
入学式の日、目眩を起こして倒れそうになったオリビア様を、エリック様が支えたことが始まりだった。
その日からずっと、エリック様は病弱なオリビア様の側を離れない。まるで恋人同士のような二人を見ながら、学園生活を送っていた。
ある日、オリビア様が私にいじめられていると言い出した。エリック様はそんな話を信じないと、思っていたのだけれど、彼が信じたのはオリビア様だった。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
大正ロマン恋物語 ~将校様とサトリな私のお試し婚~
菱沼あゆ
キャラ文芸
華族の三条家の跡取り息子、三条行正と見合い結婚することになった咲子。
だが、軍人の行正は、整いすぎた美形な上に、あまりしゃべらない。
蝋人形みたいだ……と見合いの席で怯える咲子だったが。
実は、咲子には、人の心を読めるチカラがあって――。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる