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トレジャーハント編
その5
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朝6時。ロッジには清々しい空気で満ちていたが、俺の心は全く清々しくなかった。
原因はもちろん、史がこんな時間になっても戻って来ないことだ。
史の携帯を深夜から何度も鳴らしてみたが、電源が切れているか電波の届かない所に居るらしく留守電に直ぐ繋がってしまい出る様子も無い。
流石にロッジを戸締りしないで寝てしまうのも無用心と判断した俺は、史が戻ってくるまで寝ないで、作業部屋へ篭もり【テリトリー】を使って色々と調べ物をしながら待っていた。
「折角、寝ないで待っておいてやったのに帰って来ねぇじゃないか、史のやつめ」
午前零時から数えて十二杯目のブラックコーヒーを口に流し込みつつ、俺はスマホを見ながら怒りをあらわにしていた。
「おはよ、カンナ兄ぃ。史さん、結局戻ってこなかったねぇ」
チトセが眠い目を擦りつつ、作業部屋へとやってきた。
「そうだな。別に気にしてないし、アイツなんて竹林へ入って頭から竹の子生える呪いにかかればいいのに」
俺はふくれっ面でそう答えると、チトセがプッと噴き出した。
「そんなこと言って、寝ずに待つほど心配な癖に」
「だから心配じゃないって。調べ物をしていたら寝られなくなっただけだ」
俺はスマホとにらめっこしながら、チトセに答える。
「スマホで何を見てるの?」
「んー、秘密」
チトセが興味津々でスマホを覗き込むが、俺はサッと手で画面を隠した。
「何を見てるか気になる。ところで、寝ずに調べ物した成果はあったの?」
「あったといえばあったかな? ここから先、どうなっていくかでゆくかで有益にもなるし、無益にもなるかもなー」
俺は言葉を濁す。
「なんか煮え切らない答えだなぁ。というか、俺が交代するからカンナ兄ぃは寝なよ。さすがに限界近いでしょ?」
「お言葉に甘えてそうする。何かあったら起こしてくれ」
俺は欠伸交じりで席を立つ。
「了解。おやすみー」
チトセに見送られながら、作業部屋を出た。
***
午前十一時。あまり寝付けず、目が覚めた俺がゲストルームから出てくると、チトセと昨日会った福島氏が居間でお茶を飲みながら何やら話していた。
「どうしたんだ?」
「あ、カンナ兄ぃ。今起こそうと思っていたんだ。緑化さんも昨夜から行方不明なんだって。福島さんが、此処に尋ねてきて無いかって丁度今来たところ」
俺が彼に目をやると、彼はまた小声でどうもを言いつつ会釈をする。
「栄子が翔のことが心配だって聞かなくて、朝になって二人で手分けして探したのですが見つからず。私は昼になって捜索をやめてロッジに戻ったのですが、栄子は夜になっても帰ってこなくて」
福島氏は淡々と事のあらましを語った。
「つまり、朝は福島さんも一緒に探していたんですね。竹林の方へは行かれましたか?」
「はい。竹林は昨日と同じ様にお爺さんが座っていて、案の定追い出されました。やむなく、竹林以外の場所を探したのですが、翔は見つかりませんでした」
淡々と福島氏が話す傍ら、俺はチラチラとスマホの画面を確かめる。
暫し考え、俺は突拍子も無いことを質問し始める。
「全く関係ない話よろしいでしょうか? 福島さん達のロッジって三人の中の誰かの持ち物なんですか?」
「いえ、大学で同じサークルの仲間の一家が使用している物を借りただけですが」
「三人の内、此処に別荘を持っている人は本当に居ないんですね?」
「そ……うですが、それが何か?」
「いえ、俺の単なる興味本位なんです。気にしないで下さい」
俺がニコリと笑うと、福島氏も顔を引きつらせて笑っていた。
俺は、彼の目が若干泳いでいたのを見逃さなかった。
「福島さんが昼にロッジに戻ったとなると、緑化さんはもしかすると史と行動を共にしたかもしれません。史も昨日から行方不明なので」
「先ほどチトセさんから聞きました。二人で一緒に行動したとなると、何処かで二人で迷子になっているってことでしょうか?」
「その可能性もありますね。全く、女性と二人仲良く迷子だなんて警察官失格だな」
「えっ……」
俺の言葉に福島氏の顔がだんだん蒼くなっていくのが分かった。
コイツ、かなり動揺しているな。
「どうしたんですか、顔色が悪いですよ。お茶飲みますか?」
彼の蒼くなった顔にチトセがビックリして、お茶を差し出す。
「あ、ありがとうございます」
そう言ってお茶を受け取って飲む福島氏の手は小刻みに揺れていた。
明らかな動揺のサイン。これほど分かりやすい奴も居ないと思った。
「福島さん、落ち着きましたか?」
「はい、何とか。先ほどは取り乱してすみません」
「落ち着いて直ぐでなんですが、今から捜しに行きません? 竹林へ」
俺の突飛な提案に福島氏が驚きの表情をする。
「でも、あそこにはお爺さんが見張っていて入れないと思いますが」
「俺に良い提案があるのですよ」
俺は似合わないウインクをしてみせる。
「カンナ兄ぃ。似合わないことをして……。あまり寝てないから、ハイテンションになってない?」
チトセの一言がグサリと突き刺さる。確かにあまり寝つけてないから変なテンションになっているのも確かだった。
ソレもあるが、あとは……。
「さて、そろそろ行きましょう。チトセはまた留守番頼む」
「了解。気をつけてねー」
チトセに留守番を頼んで、俺と福島氏は竹林へと向かっていった。
***
俺と福島氏が竹林へ行くと、やはりあのお爺さんが仁王立ちで俺たちのことを睨んでいた。
「お前ら、まさか竹林の中へ行こうとは思っては無かろう?」
ギラリと睨むお爺さんに、福島氏は青ざめた顔をしていたが、一方の俺はニコニコと笑う。
「そのまさかですよ。ちょっと、夜の内に俺の所の馬鹿な友人が竹林へ迷い込んだかもしれないので、探させて欲しいのです。」
「ならん! 貴様も神隠しに遭いたいのか!」
お爺さんは顔を真っ赤にして俺に向かって吼えた。
「ちょっと、カンナさん。刺激しすぎですよ」
福島氏は顔面蒼白で俺を止めようとするが、そんな制止で俺が止められるハズも無い。
「では、こうしましょう。俺らだけでは心配というのなら貴方も同伴して頂けると助かります。ね、余国響作(よぐにきょうさく)さん?」
俺に余国響作と言われたお爺さんは少し戸惑った表情をする。
「何故、ワシの名前を知っている」
「ちょっと調べさせて頂きました。最近、竹林一帯の土地を買った大層な富豪だそうですね?」
俺が史を待つ間、黒石山の竹林に関する情報を調べていた。すると、黒石山のお宝伝説が注目されたのと同時期に竹林の土地を買った富豪の記事が載っていた。
それが余国氏のことだった。
余国氏はアミューズメント施設の運営会社を立ち上げ、会長の職を辞すまで結構な業績を築き上げた富豪とネットには書かれていた。
「フン。そんなことを調べてワシの弱みでも握ったつもりか? まぁいい。同伴ということなら許可しようじゃないか。ついて来い。はぐれたら知らんぞ」
余国氏は少し気に入らなそうな顔で、俺たちを竹林の中へと案内する。
「凄い……あんな頑固だったお爺さんを説得するなんて」
福島氏は驚きのあまり、きょとんとした顔をしていた。
「福島さん行きましょう」
「あ、はい」
余国氏の後を追いかけて、俺たちは竹林へと入っていった。
原因はもちろん、史がこんな時間になっても戻って来ないことだ。
史の携帯を深夜から何度も鳴らしてみたが、電源が切れているか電波の届かない所に居るらしく留守電に直ぐ繋がってしまい出る様子も無い。
流石にロッジを戸締りしないで寝てしまうのも無用心と判断した俺は、史が戻ってくるまで寝ないで、作業部屋へ篭もり【テリトリー】を使って色々と調べ物をしながら待っていた。
「折角、寝ないで待っておいてやったのに帰って来ねぇじゃないか、史のやつめ」
午前零時から数えて十二杯目のブラックコーヒーを口に流し込みつつ、俺はスマホを見ながら怒りをあらわにしていた。
「おはよ、カンナ兄ぃ。史さん、結局戻ってこなかったねぇ」
チトセが眠い目を擦りつつ、作業部屋へとやってきた。
「そうだな。別に気にしてないし、アイツなんて竹林へ入って頭から竹の子生える呪いにかかればいいのに」
俺はふくれっ面でそう答えると、チトセがプッと噴き出した。
「そんなこと言って、寝ずに待つほど心配な癖に」
「だから心配じゃないって。調べ物をしていたら寝られなくなっただけだ」
俺はスマホとにらめっこしながら、チトセに答える。
「スマホで何を見てるの?」
「んー、秘密」
チトセが興味津々でスマホを覗き込むが、俺はサッと手で画面を隠した。
「何を見てるか気になる。ところで、寝ずに調べ物した成果はあったの?」
「あったといえばあったかな? ここから先、どうなっていくかでゆくかで有益にもなるし、無益にもなるかもなー」
俺は言葉を濁す。
「なんか煮え切らない答えだなぁ。というか、俺が交代するからカンナ兄ぃは寝なよ。さすがに限界近いでしょ?」
「お言葉に甘えてそうする。何かあったら起こしてくれ」
俺は欠伸交じりで席を立つ。
「了解。おやすみー」
チトセに見送られながら、作業部屋を出た。
***
午前十一時。あまり寝付けず、目が覚めた俺がゲストルームから出てくると、チトセと昨日会った福島氏が居間でお茶を飲みながら何やら話していた。
「どうしたんだ?」
「あ、カンナ兄ぃ。今起こそうと思っていたんだ。緑化さんも昨夜から行方不明なんだって。福島さんが、此処に尋ねてきて無いかって丁度今来たところ」
俺が彼に目をやると、彼はまた小声でどうもを言いつつ会釈をする。
「栄子が翔のことが心配だって聞かなくて、朝になって二人で手分けして探したのですが見つからず。私は昼になって捜索をやめてロッジに戻ったのですが、栄子は夜になっても帰ってこなくて」
福島氏は淡々と事のあらましを語った。
「つまり、朝は福島さんも一緒に探していたんですね。竹林の方へは行かれましたか?」
「はい。竹林は昨日と同じ様にお爺さんが座っていて、案の定追い出されました。やむなく、竹林以外の場所を探したのですが、翔は見つかりませんでした」
淡々と福島氏が話す傍ら、俺はチラチラとスマホの画面を確かめる。
暫し考え、俺は突拍子も無いことを質問し始める。
「全く関係ない話よろしいでしょうか? 福島さん達のロッジって三人の中の誰かの持ち物なんですか?」
「いえ、大学で同じサークルの仲間の一家が使用している物を借りただけですが」
「三人の内、此処に別荘を持っている人は本当に居ないんですね?」
「そ……うですが、それが何か?」
「いえ、俺の単なる興味本位なんです。気にしないで下さい」
俺がニコリと笑うと、福島氏も顔を引きつらせて笑っていた。
俺は、彼の目が若干泳いでいたのを見逃さなかった。
「福島さんが昼にロッジに戻ったとなると、緑化さんはもしかすると史と行動を共にしたかもしれません。史も昨日から行方不明なので」
「先ほどチトセさんから聞きました。二人で一緒に行動したとなると、何処かで二人で迷子になっているってことでしょうか?」
「その可能性もありますね。全く、女性と二人仲良く迷子だなんて警察官失格だな」
「えっ……」
俺の言葉に福島氏の顔がだんだん蒼くなっていくのが分かった。
コイツ、かなり動揺しているな。
「どうしたんですか、顔色が悪いですよ。お茶飲みますか?」
彼の蒼くなった顔にチトセがビックリして、お茶を差し出す。
「あ、ありがとうございます」
そう言ってお茶を受け取って飲む福島氏の手は小刻みに揺れていた。
明らかな動揺のサイン。これほど分かりやすい奴も居ないと思った。
「福島さん、落ち着きましたか?」
「はい、何とか。先ほどは取り乱してすみません」
「落ち着いて直ぐでなんですが、今から捜しに行きません? 竹林へ」
俺の突飛な提案に福島氏が驚きの表情をする。
「でも、あそこにはお爺さんが見張っていて入れないと思いますが」
「俺に良い提案があるのですよ」
俺は似合わないウインクをしてみせる。
「カンナ兄ぃ。似合わないことをして……。あまり寝てないから、ハイテンションになってない?」
チトセの一言がグサリと突き刺さる。確かにあまり寝つけてないから変なテンションになっているのも確かだった。
ソレもあるが、あとは……。
「さて、そろそろ行きましょう。チトセはまた留守番頼む」
「了解。気をつけてねー」
チトセに留守番を頼んで、俺と福島氏は竹林へと向かっていった。
***
俺と福島氏が竹林へ行くと、やはりあのお爺さんが仁王立ちで俺たちのことを睨んでいた。
「お前ら、まさか竹林の中へ行こうとは思っては無かろう?」
ギラリと睨むお爺さんに、福島氏は青ざめた顔をしていたが、一方の俺はニコニコと笑う。
「そのまさかですよ。ちょっと、夜の内に俺の所の馬鹿な友人が竹林へ迷い込んだかもしれないので、探させて欲しいのです。」
「ならん! 貴様も神隠しに遭いたいのか!」
お爺さんは顔を真っ赤にして俺に向かって吼えた。
「ちょっと、カンナさん。刺激しすぎですよ」
福島氏は顔面蒼白で俺を止めようとするが、そんな制止で俺が止められるハズも無い。
「では、こうしましょう。俺らだけでは心配というのなら貴方も同伴して頂けると助かります。ね、余国響作(よぐにきょうさく)さん?」
俺に余国響作と言われたお爺さんは少し戸惑った表情をする。
「何故、ワシの名前を知っている」
「ちょっと調べさせて頂きました。最近、竹林一帯の土地を買った大層な富豪だそうですね?」
俺が史を待つ間、黒石山の竹林に関する情報を調べていた。すると、黒石山のお宝伝説が注目されたのと同時期に竹林の土地を買った富豪の記事が載っていた。
それが余国氏のことだった。
余国氏はアミューズメント施設の運営会社を立ち上げ、会長の職を辞すまで結構な業績を築き上げた富豪とネットには書かれていた。
「フン。そんなことを調べてワシの弱みでも握ったつもりか? まぁいい。同伴ということなら許可しようじゃないか。ついて来い。はぐれたら知らんぞ」
余国氏は少し気に入らなそうな顔で、俺たちを竹林の中へと案内する。
「凄い……あんな頑固だったお爺さんを説得するなんて」
福島氏は驚きのあまり、きょとんとした顔をしていた。
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