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レストラン
七海2
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ガチャ。
「戻りましたぁ。おにぎり、とても喜んでもらえたわ。美味しい美味しいって。こんなに美味しいおにぎり初めてだって。小さい方の男の子なんて、将来コックさんになるって言い出しちゃったのよ、可愛いでしょ。」
朝子はまた、ドアを開けるなり話始めた。
「そうか、そうか、それはよかった。あっ、そうだ。今、七海くんに伝言ノートを作らないかって提案したんだ。」
創は朝子に言った。
「そうなのね!なんでも書いていいの?じゃぁ、裏メニューおにぎり1個30円って書いておかないとね。あとで、ノート買ってくるわね。」
「あっ、あの、」
七海は朝子に言った。
「あ、あの、の、ノート、僕が買って、明日持ってきても、い、いいですか?」
「もちろんよ!ありがとう。七海くんが大変じゃないなら助かるわ。あとレシートも持ってきてね。経費で払うから、あとからノート代渡すわね。」
七海はコクリと頷いた。
「それじゃぁ、私はレジにおにぎり代の60円を入れて来ようかしら。」
七海は創も朝子もとても優しい人だなと感じていた。ここの職場は居心地がいいし、やりがいがある。頑張ろうと思える。
いつものようにディナーの時間が終わった。
片付けてもだいぶ手際がよくなり、短時間で終わるようになってきた。
「戻りましたぁ。おにぎり、とても喜んでもらえたわ。美味しい美味しいって。こんなに美味しいおにぎり初めてだって。小さい方の男の子なんて、将来コックさんになるって言い出しちゃったのよ、可愛いでしょ。」
朝子はまた、ドアを開けるなり話始めた。
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「そうなのね!なんでも書いていいの?じゃぁ、裏メニューおにぎり1個30円って書いておかないとね。あとで、ノート買ってくるわね。」
「あっ、あの、」
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