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4 襲われました、これで二度目です。

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正式な手続きを踏んでから改めて婚約することになった私、毎日この大きな部屋で一人でいることがとても慣れない。
以前は使用人室という狭い、独房のようなところにいたためだろうか。
お城の地下にいた時のあのかび臭い匂いが懐かしい。


「気分などうだ? 腹の具合は?」


アルバン王太子が私の部屋に入ってそう言った。
私は黙ったまま首を上下にして問題ないことを伝える。
私はキングサイズのベッドの上で仰向けになって寝ていた。
私の寝ている所に王太子が来たのだ。


「全く…ミレンダの奴め、本当に酷いことをしてれたものだ。我妻になる者を……許せんっ!」


いやいや、私は望んでませんから。
貴方が勝手に私の純潔を奪って無理やりセックスさせられただけですって。


「アルバン様。わたくしでしたらもう大丈夫です。それよりぐっすり休みたいので部屋を出て行って欲しいのですが…」
「それは、やることをやってからにしよう」

え……!?
私は目を丸くしてアルバン王太子を見つめた。
すると、寝ている私の所に跨ってまた無理やり私の身体を求め始めたのだ。

「や、止めて…止めてくださいっ!」
「もし、ミレンダのグーパンで子が生まれないのも困る。此処はもう一度結ばれるべき。さぁ、快楽を一緒に楽しもうではないかっ!」
「私は…望んでませんっ!!」
「嫌よ、嫌よも好きのうち、と言うではないか。さぁ、私の子を孕んでくれっ!」

猛烈な勢いで王太子が私の身体を求めました。
もう抵抗するのを諦めた私は王太子を受け入れてしまったのです。

軋むベッド、裸にされ胸やお尻や首筋にキスを落とす王太子。
ああ、私は性奴隷にされちゃったのかしら。
子供が出来たとしたら、本当にそれで終わりのような気がしてきた。

「…っ! もう、出る、出すぞっ!」
「……っ!!」

早すぎる絶頂を迎えて王太子は私の中に遺伝子と言う名の液体をぶちまけたのでした。
ああ、私の人生はどうなってしまうのでしょう……。
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