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第四話②
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各細かいイベントについてはあまり思い出せない部分もあるので一応横に置いておくとしようか。
こんな感じがゲームの設定と世界観である。しかし私がこの身体に転生し、前世の女子高生の記憶と、ゲームの記憶をもって覚醒した後この世界は私がプレイしていたゲームの内容とは若干齟齬があるのは確認できている。
例えば悪役王女が先日のパーティー参加するとか、悪役王女っぷりをしなくなってから王子たちや王女たち(弟、妹たち)が私にべったり重度のシスコンになってしまったりとか…。父や母の態度も変わった気がする。
最も驚いたのが、隣国の王太子が登場したことだった。ゲームプレイしていた時には存在していなかったキャラだ(私が知らないだけで実はパブリックなのかもしれないけどね)。一体どうなっているのだろうか。疑問は残るがこれから発生するイベントを如何に交わしていくのか、対策する必要があると覚悟したのだった。
そして、時は流れ私アムルディーナは14歳の誕生日を迎えたのだ。
14歳になる今年王立魔法学園へ入学するのは私と第一王子の二人になる。あと幼馴染の3人。それと平民出身のゲーム主人公アフロディーテだ。ゲームイベントでは校門のところで弟と主人公アフロディーテがぶつかり、そこで初めて二人が出会う大きなイベントだ。
イベント発生少し前に戻る…。
私達は王城から馬車で学園に向かっていた。他愛ない話を二人でしていた。隣に黙ったまま静かに座っているラミアの顔に目を向けた。
ラミアは学園に通学する際の従者といて帯同を許されている存在なのだ。
実は本来王家の子供が学園に通学する際王城の筆頭メイド長が王女に帯同することが今までの習わしだったが、今の筆頭メイド長が弟と帯同したい希望を出したらしく、ラミアがその代わりになったらしい。(ラミアも少しは言い返したいいのに。私がメイド長に一言言ってやろうかしら)
王城筆頭メイド長『デニス・フォン・ヴァルヴァンス侯爵令嬢 年齢不詳』、いったい何の目的で私の可愛い弟に帯同したいと言い出したのか…。若しかして重度のショタコン、だったりして…。(まさかぁ~…ねぇ~…)
この世界にもそういう趣味の人があちらこちらにチラホラ存在しているのだろうか。まぁ、何かあったら私に報告するように弟には伝えてあるから今このまま黙ってやり過ごそうと思うのだった。
そんな時間を過ごしているとあっという間に学園の正門に到着した。私達は馬車から降りて入学式の会場へ向かい歩き出した。するとすぐ弟が誰かとぶつかって尻もちをついた。(イベント発生~!!)
こんな感じがゲームの設定と世界観である。しかし私がこの身体に転生し、前世の女子高生の記憶と、ゲームの記憶をもって覚醒した後この世界は私がプレイしていたゲームの内容とは若干齟齬があるのは確認できている。
例えば悪役王女が先日のパーティー参加するとか、悪役王女っぷりをしなくなってから王子たちや王女たち(弟、妹たち)が私にべったり重度のシスコンになってしまったりとか…。父や母の態度も変わった気がする。
最も驚いたのが、隣国の王太子が登場したことだった。ゲームプレイしていた時には存在していなかったキャラだ(私が知らないだけで実はパブリックなのかもしれないけどね)。一体どうなっているのだろうか。疑問は残るがこれから発生するイベントを如何に交わしていくのか、対策する必要があると覚悟したのだった。
そして、時は流れ私アムルディーナは14歳の誕生日を迎えたのだ。
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イベント発生少し前に戻る…。
私達は王城から馬車で学園に向かっていた。他愛ない話を二人でしていた。隣に黙ったまま静かに座っているラミアの顔に目を向けた。
ラミアは学園に通学する際の従者といて帯同を許されている存在なのだ。
実は本来王家の子供が学園に通学する際王城の筆頭メイド長が王女に帯同することが今までの習わしだったが、今の筆頭メイド長が弟と帯同したい希望を出したらしく、ラミアがその代わりになったらしい。(ラミアも少しは言い返したいいのに。私がメイド長に一言言ってやろうかしら)
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この世界にもそういう趣味の人があちらこちらにチラホラ存在しているのだろうか。まぁ、何かあったら私に報告するように弟には伝えてあるから今このまま黙ってやり過ごそうと思うのだった。
そんな時間を過ごしているとあっという間に学園の正門に到着した。私達は馬車から降りて入学式の会場へ向かい歩き出した。するとすぐ弟が誰かとぶつかって尻もちをついた。(イベント発生~!!)
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