365日のこまり。

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93日目 時間を止める方法(残365日のこおり感想③52-102話)

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【注意】今回の内容は『残365日のこおり。』52-102話の軽いネタバレを含みます。御注意くださいませ。


 1人で過ごす土曜日、こまりは家事を済ませ、音楽を聴きながら『えんれん!』の続きを書いたり、Web小説を読んだりしていた。

 久しく読んでいなかった胸くそ小説『残365日のこおり。』の続きを読むことにする。

 こまりが嫌いな主人公はあまり出てこず、主人公のライバル視点が多かったので以前よりも読みやすく思えた。

 ヒロインのあいりは、こまりよりも先に『生きたい』と思えるようになっていて正直羨ましい。物語上のこととはいえ彼女を取り巻く環境はかなり良い方向に動いていた。

 完全にあいりの心がライバルにうつったかと思ったところで、主人公は起死回生の一手を打ってきた。また流されるあいりに少し苛つく。
 102話まで読んだが、『今日が永遠に終わりませんように』と願った主人公のとる行動は何だろうか?

 手っ取り早く頭に浮かんだのはヒロインとの『心中』
 その次はヒロインとの『逃亡』
 更に悲劇だと、ライバルを『殺す』

 時間を止める方法なんてなくて、良い時も悪い時も時は変わらず通りすぎていく。

 その流れが有難いこともあれば、悲しいこともある。

 まだ、主人公の消去まで半年ある筈なのに、佳境に入るなんて作者は余程考えなしらしい。

 主人公が選んだ『時を止める方法』をまた時期をみて読もうと思う。ただし、高確率で悲しいから、メンタルが安定するまでしばらくはお預けだ。

 今週行けなかった献血は来週月曜日に予約した。緊急時に大量の輸血を必要とするのはわかっていたことだが、実際に知っている方に使われたとニュースで聞くとその重要性を実感する。

 出来ることを出来るときにするしかない。
 時間は止まらない。


【今日出来たこと】
 ・読書
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