49 / 103
49日目 マイペース
しおりを挟む
こまりは目覚めた。がしかし、とても夢見が悪かったので昼まで2度寝した。
昨日の夜、寝る前にたてた今日のプランはおじゃんになりそうだ。
献血は無料だが、電車代がかかる。そろそろこまりは生産性のあることをしなくてはいけないと思っていた。
働きに出る?エアコン代がかかる夏までには仕事を決めたいが、今すぐ外に出るのは難しい。
ならば家にあるもので、生産すればいい。
こまりは今日はフリマアプリに出品しようと思っていた。昨年の仕事関連の本が沢山ある。見ると嫌なことを思い出すので、まとめてしまってあるが、引っ張り出してお金にしようとしていた。
別にそんなに緊張しなくていいとは思うが、フリマアプリを使うことはこまりは緊張する。取引には相手がいるし、相互評価されるからだ。梱包がきちんとしているか、やり取りに問題はないか、神経を無駄にすり減らすので、ある程度元気なときしかこまりはしない。
だか、しかし、今日はもう午後だ。こまりは今日の出品は諦めていた。全ては今日の夢の中で人が亡くなったせいということにしておこう。
部屋を片付けて、掃除をして、料理をする。
最近身体がなまっているので、空中に蹴りを入れてみる。
とりためたドラマを観ながら、洗濯物を畳む。
今日は良い夢みれるかしら?
嫌な夢みたなら尚更さっさと起きろよといった突っ込みは無視しつつ、こまりはマイペースに1日を過ごすのだった。
【今日できたこと】
・マイペースに生きる
昨日の夜、寝る前にたてた今日のプランはおじゃんになりそうだ。
献血は無料だが、電車代がかかる。そろそろこまりは生産性のあることをしなくてはいけないと思っていた。
働きに出る?エアコン代がかかる夏までには仕事を決めたいが、今すぐ外に出るのは難しい。
ならば家にあるもので、生産すればいい。
こまりは今日はフリマアプリに出品しようと思っていた。昨年の仕事関連の本が沢山ある。見ると嫌なことを思い出すので、まとめてしまってあるが、引っ張り出してお金にしようとしていた。
別にそんなに緊張しなくていいとは思うが、フリマアプリを使うことはこまりは緊張する。取引には相手がいるし、相互評価されるからだ。梱包がきちんとしているか、やり取りに問題はないか、神経を無駄にすり減らすので、ある程度元気なときしかこまりはしない。
だか、しかし、今日はもう午後だ。こまりは今日の出品は諦めていた。全ては今日の夢の中で人が亡くなったせいということにしておこう。
部屋を片付けて、掃除をして、料理をする。
最近身体がなまっているので、空中に蹴りを入れてみる。
とりためたドラマを観ながら、洗濯物を畳む。
今日は良い夢みれるかしら?
嫌な夢みたなら尚更さっさと起きろよといった突っ込みは無視しつつ、こまりはマイペースに1日を過ごすのだった。
【今日できたこと】
・マイペースに生きる
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
鬼母(おにばば)日記
歌あそべ
現代文学
ひろしの母は、ひろしのために母親らしいことは何もしなかった。
そんな駄目な母親は、やがてひろしとひろしの妻となった私を悩ます鬼母(おにばば)に(?)
鬼母(おにばば)と暮らした日々を綴った日記。
恋する閉鎖病棟
れつだん先生
現代文学
精神科閉鎖病棟の入院記です。
一度目は1ヶ月、二度目は1ヶ月、三度目は4ヶ月入院しました。4ヶ月の内1ヶ月保護室にいました。二度目の入院は一切記憶がないので書いていません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる