365日のこまり。

tonari0407

文字の大きさ
上 下
34 / 103

35日目 生理は悪者じゃない

しおりを挟む
 ふぅ……
 生理のピークも去り、まだ生理中ではあるがこまりは少し身体が楽になってきたのを感じた。

 誰しも嫌がる生理は別に悪者ではない。

 彼らこそ、ちゃんと赤ちゃんが出来てもいいように準備してたけど、あら、今回はお呼びじゃありませんでした?では一旦きれいになって、また来まーす。またねー。

 という、身体のサインである。

 身体の中で、妊娠できるように準備を整えて、今回はご縁がなかったねときれいになるのを繰り返しているのだ。

 急激に体重が落ちたり、栄養バランスが悪かったり、ストレスがかかったりと身体に負荷がかかっていると、排卵が止まって、生理が来なくなることがある。

 未来の赤ちゃんよりもまずは自分の身体を大事にしてね。というサインだ。

 一見生理だと自分が思っていても、量が少なかったりする場合は、無排卵の月経のこともある。
 排卵が起きると、子宮内のベットをふかふかにするが、起きないとふかふかにする必要がなく薄いまま、ぺらぺらと剥がれていくイメージだ。

 排卵が起きているかは基礎体温をつければ大体分かる。朝起きて動かずに口の中で体温を測定する。これは正直めんどい。妊活で毎日つけている人、本当に盛大に褒め称えたい。
紙に記録した方が見やすいが、今はスマホのアプリもたくさんある。つけると大体の排卵日や生理予定日を教えてくれたりする。

 ピルを飲んでいる人は必要ないが、自然に生理と向き合うなら、その時期ごとに自分の身体との向き合い方を考えると過ごしやすくなる。

 同じものを食べていても、痩せやすい時期と太りやすい時期がある。

 同じことをしていても、疲れるときと、どんどんできる時期がある。

 もし、自分でコントロールできない場合は、周りの人に話してみるのも良いと思う。

 何が原因でいらいらしているのかわからずに、八つ当たりされるのと
 生理前で何でも気に触るからいらいらしているとわかっていて、八つ当たりされるのとでは、受け取り手も少し気持ちが変わるだろう。      あと、本人の希望に関わらず、子孫繁栄のため、早い子は小5位から常に身体が稼働して頑張っている!と思えば寛容になれないだろうか。
 
 生理は別に悪者じゃない。そして、女性は閉経したら更年期に今度は悩まされることもある。

 それままた女性の身体の変化のひとつで、『みんななるものだから仕方ない。我慢しよう』とは思わずに婦人科に相談して欲しい。

 生理以上に症状が多種多用で、他の病気が隠れていることもある。悩んで仕事や、私生活に大きく支障をきたすこともある。

 身体の変化は別に悪者じゃない。ただ、時の流れにそって生きてるだけ。その波に上手く乗れたらいいな。

 世の中の人が、1人で悩まず、自分の身体と心に向き合って過ごしてくれるといいなと思う。

 でも、やっぱり今辛いから、今日もフィットネスバイクは漕ぎません。また今度ー。

 こまりは音楽を聴きながら、ゆったりと過ごした。

【今日できたこと】
 ・啓発活動②
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

鬼母(おにばば)日記

歌あそべ
現代文学
ひろしの母は、ひろしのために母親らしいことは何もしなかった。 そんな駄目な母親は、やがてひろしとひろしの妻となった私を悩ます鬼母(おにばば)に(?) 鬼母(おにばば)と暮らした日々を綴った日記。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

須臾物語(約400字)

真ヒル乃
現代文学
原稿用紙一枚分で綴る、小説のような詩のような物語集。 傾向として、一風変わった感じ(SF・ファンタジー寄り)の話が多め。微グロ・BLもあります(表記有)ので、お読みの際はくれぐれもご注意願います。 思ったより400字以上でした……(汗)

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

処理中です...