365日のこまり。

tonari0407

文字の大きさ
上 下
31 / 103

31日目 残365の感想②(事後まで)

しおりを挟む
【注意】この話は別の小説『残365日のこおり。』週末の共有~事後のネタバレを含みます。ご注意くださいませ。※それまでの感想は12-13話にあります。

 プリンは美味しくできた。普通のプリンより少し欲張りに、多めに食べてもまだあるので、かなり満足感があった。

 甘いものは幸せを導いてくれる。こまりはなんだかんだ幸せだった。

 スマホでサイトを開き、久しぶりに前に読んだ『残365日のこおり。』の続きを読んでみた。前回3話まで読んだときは、胸くそ主人公に腹がたったが、どこまで話は進んで、その後はどんな展開になっているだろうか。

 ストーリーは更に胸くそになっていて、特に第1章はこまりには読むのが辛かった。話が進むと辛さは薄まり、少し読みやすい展開になった。

 モラハラ彼氏こおりは大分改心していた。こまりが彼に言いたい文句は登場人物がぼろくそに彼に言ってくれた。
 短期間に人って果たしてこんなに変われるものだろうか?それともこれが彼の元々の主人公としてのポテンシャルだろうか。

 こおりが彼女のあいりを傷つけて別れ、
 あいりのバイトのイケメン先輩、水川が傷ついたあいりを助け、
 でも面倒見きれないからこおりに橋渡しをして、
 こおりとあいりはまた仲良くなる。

 あいりは水川に恋愛感情を抱き、こおりには無条件の愛情と安心感を求める。
 今度は水川に悲しいことが起き、あいりは水川の助けになろうとする。

 こおりは水川に、水川はこおりに嫉妬しながら、お互いに自分よりも相手の方があいりに合っていると感じる。
 そしてこの3人はたこパをする予定。

 カオスなたこパ。これは楽しい美味しいたこパ!になるのか?面倒な感情達もたこ焼きは全部丸く焼いてくれるのか?
 わしゃわしゃな3角関係になっていた。

 滅茶苦茶どきどきする相手水川と、とても安心する相手こおり。
 前者は恋人、後者は配偶者向きだろうか。
 事態をややこしくしているのは、こおりが消去されることと、それを周りは知らないことだろう。

 こおりは水川にあいりをお願いしそうだが、なんだかんだあいりはこおりに依存しているし、果たして上手くいくのだろうか。

 あいりは人の要求にこたえようとする気持ちと自分の気持ちを混同しているところがあるので、彼女が一番傍にいたいのはどちらだろうか。
 自己肯定感が低いと自分の気持ちをおろそかにしがちだ。あいりは自分に自信をつけられるだろうか。

 ついた傷を誰がどう癒して進むのか、傷つけた側の人間は変われるのか。本当に相手のためになる行動とは何なのか。

 たまに読んでて辛いが、結末までは読んでみよう。

 全員がハッピーエンドはあり得ないかな?なってくれたら嬉しいけど。

 私は水川さんが好き!と、彼の好物のプリンを食べながらこまりは思った。

【今日できたこと】
 ・軽い文章だが、活字を読み解く。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

奇妙な日常

廣瀬純一
大衆娯楽
新婚夫婦の体が入れ替わる話

鬼母(おにばば)日記

歌あそべ
現代文学
ひろしの母は、ひろしのために母親らしいことは何もしなかった。 そんな駄目な母親は、やがてひろしとひろしの妻となった私を悩ます鬼母(おにばば)に(?) 鬼母(おにばば)と暮らした日々を綴った日記。

★オリオン通りはいつも晴れ

菊池昭仁
現代文学
親子ほど年の離れたナンバー・ワン、キャバ嬢、千秋と、小さな食堂のバツイチ主人、大湊。 ふたりは家族に憧れていた。 家族のような他人同士の共同生活が始まる。

処理中です...