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第十四章
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「おい、今の本気でヤリにきてなかったか?」
「むしろ、あの勢いで吹き飛ばされて平然としているのが信じられんのだが」
「あのレベルの冒険者でなければ、扱いきれぬというのじゃないのか?」
「じゃあそういう事なんで、これ置いて行きますね」
いやいや待ってくれと呼び止められる。
そっちが要るって言ったんだろ?
ちょっとはオレの苦労も味わってみるがいい。
ロゥリが威嚇するように、前足を兵士達の前にバァンと叩き付ける。
するとあちらさん、クモの子を散らしたかのように慌てて逃げ出し始める。
おまっ、脅すなって、話が進まなくなるだろ?
ほらみろ、誰も居なくなっちまっただろ。
どうしようコレ。
がらんどうになったお城で首を捻る。
ロゥリを預けた後、どうするか見てみたかったんだが、こりゃ預ける前に頓挫しそうだな。
そう思っている時だった、突如地面がひび割れ、竜巻のような何かが飛び出してきた!
「カシュア!?」
それは盾を構えたカシュアにぶち当たり、カシュアごと上空へ持ち上げる。
更に幾つかの竜巻があちこちから突き出して来る!
向こうも多少は対策を立てていたのか!?
「ガウっ!」
オレに向かってきた竜巻をロゥリが手を突き出して防ぐ。
その竜巻から水飛沫が辺りに飛び散った。
竜巻と思っていたが、どうやら高速回転する水の塊だったみたいだ。
「いきなり攻撃かよ。しかも結構な威力……とりあえずここは一旦下がるぞ!」
と思って後ろを振り返ると、城の外に水の壁が立ち上がっている。
そしてその水の壁からも竜巻が襲いかかってくる。
くっそ八方塞がりかよ!?
まさか、こんな辺境にこれほどの使い手がいるとは。
ロゥリを差し出せっていうのは、それなりの勝算はあった訳か?
と、思ったのだがどうも様子がおかしい。
敵の居場所を探ろうと、音を辿ってみると聞こえてくる揉め事の気配。
「おやめください海神様! このままでは城が崩れてしまいます!」
「それがどうかしまして? 私はあの竜に用事があるのです、邪魔をしないで頂きたいわ」
「そ、そんな……」
海神様ってどういうことだってばよ?
まさか本物の海神様とやらが居るとでもいうのか?
とにかくオレは、事情を知ってそうなラピスを呼び出す。
『出でよ! スーパースター・ラピス!』
カードから出てきたラピス、すぐさまオレを抱えて走り始める。
どうしたラピス、何時になく慌てているな?
「アレは不味い、ロゥリ、カシュア、足止めを頼みます」
「知っている奴なのか? 向こうは海神なんて言っていたが」
「今はそう名乗っているようですね。アレは竜王の一つですよ、海竜王クィーン・ウィルマ。かつて竜時代全盛期に金竜王ニースと双角をなした存在です」
なんでそんな大物が出て来るんだよ。
迂闊でした。と答えるラピス。
まさか海竜王が人間と接触を図っていたとは考えていなかった模様。
特に海竜王ウィルマについては、人嫌いで知られ、竜王の中でも最も危険な部類に入る。
「しかも性質が悪い事に、衰えたとはいえ、今尚、最高峰の力を有しています」
「あら、急に何が増えたのかと思えば、いつぞやのウサギさんではありませんか。また私と遊んでくれますの?」
ラピスが急に立ち止まる。
その目線の先には一人の女性が佇んでいる。
ゆったりとした服装に包まれた糸目の妖艶な美女。
そんな美女が微笑みながらラピスの方を見つめている。
「お前、知り合いだったのか?」
「前に一度、手合わせ願いました。ゴールドホルダーまで使って逃げ帰るのが精一杯の相手です」
「なんだお前の所為か。いいかげん敵ばっか作るの止めろよ」
えっ、違う?
竜王クラスが自分のような矮小な存在を気にしてはいないはず。などと言う。
そうは言うがおめえ、実際、顔覚えられているじゃないか。
その時、背中の衝撃と共に突如オレとラピスの体が宙に浮く。
襲撃かと思ったらロゥリの手だった。
そのままオレ達を握って急上昇をするロゥリ。
「ちょっと、置いてかないでよ!」
『戻れ! カシュア!』
攻撃が収まったのを見計らって、背後からロゥリがオレ達を抱えて飛び立った模様。
慌ててカシュアをカードに戻す。
「ふむ、ウサギといい竜の後継者といい、逃げ足だけは速いようですわねえ」
そんなオレ達を追って次々と水の竜巻が襲いかかってくる。
ロゥリはそれを器用にかわしながら上昇していく。
どこまであるんだこの水の壁。
雲の上まで続いているぞ。
下の方では、穴だらけになったお城がとうとう自重を支えきれなくなったのか、轟音を立てて崩れていく。
あれだけ壊れたらもうロゥリが壊したとこは無効だな。
お城の王様もとんだ災難なこった。
アレはあちらの海神様の仕業だからオレ達に請求が来る事はないだろう。
人が竜をどうこうしようだなんて考えるから悪いんだ。
うん、間違ってもオレの所為じゃないよね?
上に昇るのを諦めたのか、ロゥリが水の壁に向かって突っ込んで行こうとする。
おいバカ止めろ!
せめて天の岩戸にオレを入れてからにし、ガボゴボガバアババ……
ロゥリのバカが、生身のオレを担いだまま水の壁に突っ込む。
アポロが必死で魔法でガードしてくれようとするが、水の勢いが強過ぎてどうにもならない。
ラピスのヤロウは気づけばカードに戻っていた。
お前達、もっとご主人様を労わってくれよ!
分厚い水の壁を抜ける頃には、すっかり満身創痍になっているオレであった。
「むしろ、あの勢いで吹き飛ばされて平然としているのが信じられんのだが」
「あのレベルの冒険者でなければ、扱いきれぬというのじゃないのか?」
「じゃあそういう事なんで、これ置いて行きますね」
いやいや待ってくれと呼び止められる。
そっちが要るって言ったんだろ?
ちょっとはオレの苦労も味わってみるがいい。
ロゥリが威嚇するように、前足を兵士達の前にバァンと叩き付ける。
するとあちらさん、クモの子を散らしたかのように慌てて逃げ出し始める。
おまっ、脅すなって、話が進まなくなるだろ?
ほらみろ、誰も居なくなっちまっただろ。
どうしようコレ。
がらんどうになったお城で首を捻る。
ロゥリを預けた後、どうするか見てみたかったんだが、こりゃ預ける前に頓挫しそうだな。
そう思っている時だった、突如地面がひび割れ、竜巻のような何かが飛び出してきた!
「カシュア!?」
それは盾を構えたカシュアにぶち当たり、カシュアごと上空へ持ち上げる。
更に幾つかの竜巻があちこちから突き出して来る!
向こうも多少は対策を立てていたのか!?
「ガウっ!」
オレに向かってきた竜巻をロゥリが手を突き出して防ぐ。
その竜巻から水飛沫が辺りに飛び散った。
竜巻と思っていたが、どうやら高速回転する水の塊だったみたいだ。
「いきなり攻撃かよ。しかも結構な威力……とりあえずここは一旦下がるぞ!」
と思って後ろを振り返ると、城の外に水の壁が立ち上がっている。
そしてその水の壁からも竜巻が襲いかかってくる。
くっそ八方塞がりかよ!?
まさか、こんな辺境にこれほどの使い手がいるとは。
ロゥリを差し出せっていうのは、それなりの勝算はあった訳か?
と、思ったのだがどうも様子がおかしい。
敵の居場所を探ろうと、音を辿ってみると聞こえてくる揉め事の気配。
「おやめください海神様! このままでは城が崩れてしまいます!」
「それがどうかしまして? 私はあの竜に用事があるのです、邪魔をしないで頂きたいわ」
「そ、そんな……」
海神様ってどういうことだってばよ?
まさか本物の海神様とやらが居るとでもいうのか?
とにかくオレは、事情を知ってそうなラピスを呼び出す。
『出でよ! スーパースター・ラピス!』
カードから出てきたラピス、すぐさまオレを抱えて走り始める。
どうしたラピス、何時になく慌てているな?
「アレは不味い、ロゥリ、カシュア、足止めを頼みます」
「知っている奴なのか? 向こうは海神なんて言っていたが」
「今はそう名乗っているようですね。アレは竜王の一つですよ、海竜王クィーン・ウィルマ。かつて竜時代全盛期に金竜王ニースと双角をなした存在です」
なんでそんな大物が出て来るんだよ。
迂闊でした。と答えるラピス。
まさか海竜王が人間と接触を図っていたとは考えていなかった模様。
特に海竜王ウィルマについては、人嫌いで知られ、竜王の中でも最も危険な部類に入る。
「しかも性質が悪い事に、衰えたとはいえ、今尚、最高峰の力を有しています」
「あら、急に何が増えたのかと思えば、いつぞやのウサギさんではありませんか。また私と遊んでくれますの?」
ラピスが急に立ち止まる。
その目線の先には一人の女性が佇んでいる。
ゆったりとした服装に包まれた糸目の妖艶な美女。
そんな美女が微笑みながらラピスの方を見つめている。
「お前、知り合いだったのか?」
「前に一度、手合わせ願いました。ゴールドホルダーまで使って逃げ帰るのが精一杯の相手です」
「なんだお前の所為か。いいかげん敵ばっか作るの止めろよ」
えっ、違う?
竜王クラスが自分のような矮小な存在を気にしてはいないはず。などと言う。
そうは言うがおめえ、実際、顔覚えられているじゃないか。
その時、背中の衝撃と共に突如オレとラピスの体が宙に浮く。
襲撃かと思ったらロゥリの手だった。
そのままオレ達を握って急上昇をするロゥリ。
「ちょっと、置いてかないでよ!」
『戻れ! カシュア!』
攻撃が収まったのを見計らって、背後からロゥリがオレ達を抱えて飛び立った模様。
慌ててカシュアをカードに戻す。
「ふむ、ウサギといい竜の後継者といい、逃げ足だけは速いようですわねえ」
そんなオレ達を追って次々と水の竜巻が襲いかかってくる。
ロゥリはそれを器用にかわしながら上昇していく。
どこまであるんだこの水の壁。
雲の上まで続いているぞ。
下の方では、穴だらけになったお城がとうとう自重を支えきれなくなったのか、轟音を立てて崩れていく。
あれだけ壊れたらもうロゥリが壊したとこは無効だな。
お城の王様もとんだ災難なこった。
アレはあちらの海神様の仕業だからオレ達に請求が来る事はないだろう。
人が竜をどうこうしようだなんて考えるから悪いんだ。
うん、間違ってもオレの所為じゃないよね?
上に昇るのを諦めたのか、ロゥリが水の壁に向かって突っ込んで行こうとする。
おいバカ止めろ!
せめて天の岩戸にオレを入れてからにし、ガボゴボガバアババ……
ロゥリのバカが、生身のオレを担いだまま水の壁に突っ込む。
アポロが必死で魔法でガードしてくれようとするが、水の勢いが強過ぎてどうにもならない。
ラピスのヤロウは気づけばカードに戻っていた。
お前達、もっとご主人様を労わってくれよ!
分厚い水の壁を抜ける頃には、すっかり満身創痍になっているオレであった。
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