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5章 冒険者初級編
第72話 強敵との戦い
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木々の葉が擦れる音と、自分の鼓動の音がやたらと大きく聞こえる。
呼吸を整えながら、キリーカの言う何かへと近づいていく……地面と擦れる靴の音にも気を払いながら、一歩一歩確実に。
出来ることなら相手に気取られる事なく予め情報を得たうえで、奇襲をかけたいと皆に伝えていた。
しかし冷静になってみれば、フレイシーの鎧からはカチャカチャと金属の擦れる音が立っており、隠密行動には向いていないと感じた。
俺やスーだけで向かう事も考えはしたが、慣れない冒険者パーティーが戦力を分散されるのは気が引ける。
また、別行動中に別のモンスターに襲われないとあう保証もないので今回は全体行動を選択したというわけだ。
また、キリーカ曰く気づかれたならこちらも気づく事が出来るとのことなので、キリーカと行動を共にしていれば、こちらが奇襲を受ける心配だけは無いという点も決め手となっていた。
「……近いです」
キリーカが、聞こえるか聞こえないかくらいの声量で状況を報告する。
俺はそれに対し、頷きで返す。
そして前にある茂みの向こう側に、キリーカが感じた何かは立っていた。
体長が二メートルは優に超えているであろうサイズの大きな大きな熊が、獰猛な牙と爪でキラーラビットの死骸を引き裂いたり噛みちぎったりして貪っていた。
バリバリぐちゃぐちゃと不快な音と共に、獣特有の低いうなりのような息遣いが聞こえてきた。
思わずゴクリとつばを飲み込む。
今からコレと対峙しなければならない。
先程の宣言を少し後悔したくもなったが、きっと俺達ならやれると無理矢理にでも信じ込んだ。
「あれは、何ていうモンスターなんだ」
隣にいるルリアの肩をつついて声を掛ける。
「多分『ワイルドベアー』だと思う……でも……」
「でも、なんだ?」
「普通はこんな浅いところには出てこないモンスターなんだよね。もっと奥の深いところでなら目撃情報はあるんだけど」
「つまり、強いってことか」
「……そうだね。とてつもなく強いって訳では無いけど、少なくとも冒険初日に戦うような相手じゃないと思うよ」
「でも、戦うのだろう?」
弱音を吐きそうになっているところに、フレイシーが発破をかけてくれる。
「安全であることだけを望んでいるのならば、そもそも冒険者になんぞなってないからね」
「……それもそうだ」
冒険者になると決めた日から覚悟はしていたつもりでも、所詮はつもりだったようだ。
眼の前に危険が近づき、ひよっているのが何よりの証拠だ。
街で生活していれば起きることのない危険は山程ある筈。
それでも冒険をしてみたい……冒険者になりたいと思って今こうして立っているのだから、これくらいの試練で逃げ腰になる訳にはいかない。
だからさっき進むと決めたんだろうと、自分に言い聞かせる。
「どうする? 先制するなら、スーが最初にいくよ」
スーが提案してくれたおかげで、その流れの作戦が頭に浮かんでくる。
「あぁそれで頼む。スーが攻撃をしたタイミングでキリーカが弓で支援攻撃をしかけてくれ。俺はスーに対して反撃をしてくるタイミングに合わせて、攻撃を阻害する事に集中する。」
二人はコクリと頷く。
「フレイシーは腕を落とせそうなら落としてくれ。ただ後衛に向かってきそうになったらなんとかして止めてくれ。ルリアは最後衛で怪我を受けた仲間の回復を頼む」
「任せろ」
フレイシーが自信満々に歯を見せて答え、ルリアも指でオッケーサインを出す。
さぁ作戦は決まった……、あとは覚悟だけだ。
「よし……スリーカウントで行くぞ。ゼロで作戦開始だ。スリー、ツー、ワン、ゼロ」
スーが先行するかたちで、全員が茂みから飛び出しワイルドベアーと対峙する。
何事かと振り返るワイルドベアーの背中に、飛び出した勢いそのままに強烈な飛び蹴りをかます。
ワイルドベアーはくぐもった苦悶の鳴き声を上げて、掴んでいたキラーラビットの亡骸を地面に落とした。
少しだけよろめいたワイルドベアーへ、スーの回し蹴りとキリーカの弓矢がほぼ同時に命中する。
さらに一歩よろめくワイルドベアーの片腕めがけて、フレイシーが真っ直ぐに斧を振り下ろした。
「うぉぉおっらっ!」
ザンッ――という肉と骨を断つ音が聞こえ、ボトリとワイルドベアーの片腕が地面へと転がる。
ワイルドベアーは咆哮のような悲鳴をあげるが、倒れ込む事なく残った腕を振り回してくる。
フレイシーがその攻撃を斧で受けて、数メートルは吹き飛ばされる。
ルリアはフレイシーに回復魔法を、俺は暴れるワイルドベアーに対して一本二本と続けざまにナイフを投げた。
ワイルドベアーの体に二本のナイフが突き刺さり、怒りの咆哮をあげ俺の方を見る。
その隙を狙って、スーが鍵爪を装着ししゃがみ込んだ姿勢から一気に跳ね上がり、その勢いのままワイルドベアーの胸元を切り裂いた。
更にキリーカの弓矢が、ワイルドベアーの顔面目掛け放たれる。
流石のワイルドベアーも続けざまに攻撃を受けて怯んだのか、攻撃が止む。
それを見たフレイシーがトドメと言わんばかりに駆け足でジャンプし、真っ直ぐに斧を振り抜いた。
斧は地面まで抉る勢いで、斬撃音の後に衝突音まで聞こえてきた。
ついにワイルドベアーの動きが止まる。
ようやく倒したのかと、フレイシーやスーが様子を見る為に一歩近づくと、急にワイルドベアーが最後の抵抗といわんばかりにスーに向かって口を大きく牙を向けた。
俺は予め構えていた大きなナイフ――『ダガー』を、ワイルドベアーの横っ面目掛けて投げつけた。
ダガーはワイルドベアーの頬を貫通し、そのままスーの眼の前に倒れ込む。
これで本当に、ワイルドベアーは動かなくなった。
俺達の勝利である。
呼吸を整えながら、キリーカの言う何かへと近づいていく……地面と擦れる靴の音にも気を払いながら、一歩一歩確実に。
出来ることなら相手に気取られる事なく予め情報を得たうえで、奇襲をかけたいと皆に伝えていた。
しかし冷静になってみれば、フレイシーの鎧からはカチャカチャと金属の擦れる音が立っており、隠密行動には向いていないと感じた。
俺やスーだけで向かう事も考えはしたが、慣れない冒険者パーティーが戦力を分散されるのは気が引ける。
また、別行動中に別のモンスターに襲われないとあう保証もないので今回は全体行動を選択したというわけだ。
また、キリーカ曰く気づかれたならこちらも気づく事が出来るとのことなので、キリーカと行動を共にしていれば、こちらが奇襲を受ける心配だけは無いという点も決め手となっていた。
「……近いです」
キリーカが、聞こえるか聞こえないかくらいの声量で状況を報告する。
俺はそれに対し、頷きで返す。
そして前にある茂みの向こう側に、キリーカが感じた何かは立っていた。
体長が二メートルは優に超えているであろうサイズの大きな大きな熊が、獰猛な牙と爪でキラーラビットの死骸を引き裂いたり噛みちぎったりして貪っていた。
バリバリぐちゃぐちゃと不快な音と共に、獣特有の低いうなりのような息遣いが聞こえてきた。
思わずゴクリとつばを飲み込む。
今からコレと対峙しなければならない。
先程の宣言を少し後悔したくもなったが、きっと俺達ならやれると無理矢理にでも信じ込んだ。
「あれは、何ていうモンスターなんだ」
隣にいるルリアの肩をつついて声を掛ける。
「多分『ワイルドベアー』だと思う……でも……」
「でも、なんだ?」
「普通はこんな浅いところには出てこないモンスターなんだよね。もっと奥の深いところでなら目撃情報はあるんだけど」
「つまり、強いってことか」
「……そうだね。とてつもなく強いって訳では無いけど、少なくとも冒険初日に戦うような相手じゃないと思うよ」
「でも、戦うのだろう?」
弱音を吐きそうになっているところに、フレイシーが発破をかけてくれる。
「安全であることだけを望んでいるのならば、そもそも冒険者になんぞなってないからね」
「……それもそうだ」
冒険者になると決めた日から覚悟はしていたつもりでも、所詮はつもりだったようだ。
眼の前に危険が近づき、ひよっているのが何よりの証拠だ。
街で生活していれば起きることのない危険は山程ある筈。
それでも冒険をしてみたい……冒険者になりたいと思って今こうして立っているのだから、これくらいの試練で逃げ腰になる訳にはいかない。
だからさっき進むと決めたんだろうと、自分に言い聞かせる。
「どうする? 先制するなら、スーが最初にいくよ」
スーが提案してくれたおかげで、その流れの作戦が頭に浮かんでくる。
「あぁそれで頼む。スーが攻撃をしたタイミングでキリーカが弓で支援攻撃をしかけてくれ。俺はスーに対して反撃をしてくるタイミングに合わせて、攻撃を阻害する事に集中する。」
二人はコクリと頷く。
「フレイシーは腕を落とせそうなら落としてくれ。ただ後衛に向かってきそうになったらなんとかして止めてくれ。ルリアは最後衛で怪我を受けた仲間の回復を頼む」
「任せろ」
フレイシーが自信満々に歯を見せて答え、ルリアも指でオッケーサインを出す。
さぁ作戦は決まった……、あとは覚悟だけだ。
「よし……スリーカウントで行くぞ。ゼロで作戦開始だ。スリー、ツー、ワン、ゼロ」
スーが先行するかたちで、全員が茂みから飛び出しワイルドベアーと対峙する。
何事かと振り返るワイルドベアーの背中に、飛び出した勢いそのままに強烈な飛び蹴りをかます。
ワイルドベアーはくぐもった苦悶の鳴き声を上げて、掴んでいたキラーラビットの亡骸を地面に落とした。
少しだけよろめいたワイルドベアーへ、スーの回し蹴りとキリーカの弓矢がほぼ同時に命中する。
さらに一歩よろめくワイルドベアーの片腕めがけて、フレイシーが真っ直ぐに斧を振り下ろした。
「うぉぉおっらっ!」
ザンッ――という肉と骨を断つ音が聞こえ、ボトリとワイルドベアーの片腕が地面へと転がる。
ワイルドベアーは咆哮のような悲鳴をあげるが、倒れ込む事なく残った腕を振り回してくる。
フレイシーがその攻撃を斧で受けて、数メートルは吹き飛ばされる。
ルリアはフレイシーに回復魔法を、俺は暴れるワイルドベアーに対して一本二本と続けざまにナイフを投げた。
ワイルドベアーの体に二本のナイフが突き刺さり、怒りの咆哮をあげ俺の方を見る。
その隙を狙って、スーが鍵爪を装着ししゃがみ込んだ姿勢から一気に跳ね上がり、その勢いのままワイルドベアーの胸元を切り裂いた。
更にキリーカの弓矢が、ワイルドベアーの顔面目掛け放たれる。
流石のワイルドベアーも続けざまに攻撃を受けて怯んだのか、攻撃が止む。
それを見たフレイシーがトドメと言わんばかりに駆け足でジャンプし、真っ直ぐに斧を振り抜いた。
斧は地面まで抉る勢いで、斬撃音の後に衝突音まで聞こえてきた。
ついにワイルドベアーの動きが止まる。
ようやく倒したのかと、フレイシーやスーが様子を見る為に一歩近づくと、急にワイルドベアーが最後の抵抗といわんばかりにスーに向かって口を大きく牙を向けた。
俺は予め構えていた大きなナイフ――『ダガー』を、ワイルドベアーの横っ面目掛けて投げつけた。
ダガーはワイルドベアーの頬を貫通し、そのままスーの眼の前に倒れ込む。
これで本当に、ワイルドベアーは動かなくなった。
俺達の勝利である。
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