15 / 28
15.帰省
しおりを挟む
「随分と人が減ったわね」
「だから遠いと言っただろう」
馬車は進み続け一人、また一人と降りていく。首都からだいぶ離れ空気もより澄んできた。辺りを見渡すと建物の数もグッと減りより一層緑が映える景色となってきた。馬車の中で一泊したものの令嬢は乗り物酔いをしている様子は見られない。
やがて馬車はゆっくりと減速していき、俺が先に降りて令嬢に手を貸す。二人分の荷物を手に取り御者に礼を告げ、走り去る馬車を見送った。
「少し歩くぞ」
「ええ」
学園のある街のように道が綺麗に舗装されているわけではない。そんな道で令嬢が躓かないよう様子を伺いながら足を進める。しばらく歩けば見えてきた小さな村。あんな大きな街を見たあとにこの村を見ると改めて小さいんだなと思ってしまう。
簡易的に作られている門をくぐればすぐに村の人が俺たちに気付く。それもそうか、この村で人の出入りなんてそうない。しかも今は女神の聖誕祭であちこち人が表に出ているため誰かが入ってくればすぐに気付く。
「おやクラウスじゃないか! 帰ってきたのか!」
「ああ」
「ん? んん? おやおやおや? 一人じゃないんだな! こりゃ祝いかい?!」
「違う」
そうなることは容易に想像できた。だが必要以上に絡まれる前にさっさと行こうと足早に村の中を歩く。道中顔見知りのじいさんばあさんに軽く挨拶をしながら歩いていると、目的の場所まではあっという間だった。辺りを興味津々に見渡している彼女を視界の端に入れつつ、目の前にあるドアを開く。
「ただいま」
「あらおかえりクラウス。無理して帰ってこなくてもよかったのよ?」
「人手がいるだろう?」
「確かにないよりあったほうがいいけどね。お父さんはまだ裏山で仕事をしているわ。聖誕祭の準備でいつもより仕事量が増えて大変よ」
「そうだろうな。俺も手伝いに行ってくる」
「先に荷物置いて軽食食べていきなさい。準備してるか、ら……?」
実家に帰ってきた声で我が子と判断した母は、こちらに視線を向けずにせっせと自分の手を動かしながら俺と会話していた。そのため、一人で帰ってきたものだと思っていたのだろう。ふとキッチンから顔を出した母はまず俺の姿を視界に捉え、そしてその視線を隣に向けてゆっくりと固まっていった。
「……え?」
「お邪魔します」
「……え?! そちらの可愛らしいお嬢さんは誰なのよ?! 彼女?!」
「違う。ついてきたんだ」
「ついてきたんだ、じゃないでしょう! 学園のお友達? ここまで遠かったでしょう? こらクラウス! 女の子をいつまで立たせているのよ!」
「というわけだ。適当に座ってくれ」
「元気なお母様ね」
「恐らく庶民の母親は大方あんな感じだと思うぞ」
母がバタバタとキッチンから現れ、椅子に座った令嬢にすぐにお茶を差し出していた。貴族の令嬢なのだから村のお茶などそう美味しく感じるものでもないだろうと思いはしたが、彼女は何も言わず礼をだけを告げ口につけたため俺に何も言わない。
まさか女子を連れてくるとは思っていなかった母はずっとテンションが高い。とにかく興奮し興味津々だ。令嬢には悪いがそんな母の相手をしていてくれと思いつつ、手に持っていた荷物を部屋に持っていく。自室で服装も軽装に着替えリビングへと戻った。
「父さんの手伝いをしてくる」
「あら! 女の子一人置いていく気?」
「森に連れて行くわけにもいかないだろ。彼女の相手は母さんに頼むよ」
「しょうがない子ね。えーっと、何ちゃんかしら?」
「アリシャです」
「可愛らしい名前ね! アリシャちゃん、何もない村だけどゆっくりしていってね。まったく、クラウスも彼女連れてくるなら前もって手紙で知らせてちょうだいよ!」
「だからそういうのではない。行ってくる」
「こらクラウスー! もう、ああごめんなさいねアリシャちゃん。クラウスったらいつもああなのよ」
母の賑やかな声が外まで筒抜けだが、だからといって反論すれば長時間拘束される。村の、というか父の手伝いをしに帰ってきたのだから母に拘束されるわけにもいかない。
令嬢、あとは頼んだと倉庫から道具を取り出しさっさと家から離れた。
この小さな村は、言い方は悪いが田舎だ。自然に囲まれ小さな集落として支え合い日々を暮らしている。聖誕祭ともなれば村人総出だ。男手は力仕事を任され、女手は主に食事の支度などに勤しむ。聖誕祭の時は村の中心部に祭壇を作るため、父はその材料調達のために森に行くのが毎年恒例だった。
行き慣れた道を歩き森に入る。遠くから数人の野太い声が聞こえ、重いものがズシンと横たわる音が響いた。軽く振動が身体に響いたが気にせずに森の奥へと足を進める。
「父さん」
「ん? おおシルトんとこの子どもが帰ってきたぞ!」
「よかったこれで少しは捗るわい。若いの、交代じゃ交代」
「ああおかえり、クラウス。悪いね早速手伝わせて」
「そのために帰ってきたんだから気にするな」
男たちが祭壇のための木を伐採しており、その中に父の姿もあった。タオルを首に巻き汗を流しているところを見るとかなり仕事量をこなしていたようだ。俺も木に近付き、手に持っていた斧を構えそして思いきり横に振り切る。
すると木にはあっという間に亀裂が入り、ピシピシと音を立てる。そこにもう一発見舞ってやれば木はすぐに地面の上に倒れた。
「……相変わらずの馬鹿力だの」
「あの子は要領がいいんだよ」
じいさいんのそんな声を気にすることなく、祭壇に必要な量だけを伐採するべく次々に斧を振るっていった。
ある程度伐採が終われば細かく切り分け、それぞれ肩に担いで村に運んでいく。伐採までは苦戦していたようだが、俺が次々に切っていったためその後の仕事は捗った。俺も最後に残っていた木材を肩に担ぎ村へ戻ると、そこには女性たちが食事の支度をして待っていてくれていた。父は早速母からそれを受け取り、他の男性陣も同じように休息を取っている。
肩に担いていだ木材を下ろし、一度軽く息を吐きだす。この後にこれを組み立てて祭壇を作らなければならない。その辺り毎年やっている年上の男性たちが得意としているため、俺は彼らの指示を聞いて動くだけだ。
「クラウス」
声が聞こえたため視線をそちらに向ければ、令嬢が手に食事を持ってこちらにやってくる。服装は先程着ていたものとは違う。動きやすいようにと母が自分のお古を彼女に貸したのだろう。
「結構大変そうね」
「だが毎年やっていることだからな。俺としてはそう大変ではない」
「そうなの」
「ところでそれは?」
先程から令嬢が手に持っているものが少し気になっていた。周りと同じように食事を持ってきてくれたということはわかるが。
「……貴方のお母様から教えてもらって作ってみたの」
「令嬢がか?」
料理ができたのか? とつい言葉にしてみれば彼女はわずかに苦笑してみせ「初めてよ」と返してきた。
彼女が持ってきたのはライスボールだった。首都ではライスがそう取り扱われていないがこっちでは普通にライスの食材を収穫できる。よって村ではそれが主食となっていたのだが、令嬢にとっては珍しいものだっただろうに。
しかもライスボールは自分の手で握って作るものだ。どうやっても手はライスでベタつく。料理をやったことがない貴族の令嬢ならそれだけでも嫌がりそうなものなんだが。
「す、少し歪になってしまったけれど、味は大丈夫だから。ちゃんと、味見もしたから」
確かに令嬢が作ったライスボールの形は、わりと歪だった。皿の上にはあちこち粒が散らばっている。だが味見もしたということは大丈夫だろうと俺はそれに手を伸ばし、迷わず口に運んだ。
「どう……?」
「うん、普通だな」
「そこは『美味しい』って言うものじゃないの?」
「ライスボールは特に味付けしなくても普通に美味いからな」
「……作り甲斐がないわね」
それは母にも言われたことがある。が、昔と比べて今は食材がかなり充実している。特に味付けをしなくてもどれもちゃんと美味しくできているのだ。雑草を食ったり下手したら魔物の肉を焼いて食っていた身としては、今の食事はそれだけで十分美味いと感じていた。
「これから『祭壇』を作るのよね? 何か儀式でもするの?」
「いいやそのような仰々しいものではない。ただ供物を捧げ当日は祭壇に集まりみんなで飲み明かすだけだ」
「あら、楽しそう」
「酔っ払いの世話は大変だぞ?」
「でも見てみたいわ」
恐らく去年までは堅苦しい聖誕祭だったのだろう。クスクスと楽しげに笑う令嬢に思わずフッと表情を緩める。まったくこの令嬢は、無理してついてきたかと思えば令嬢として大変であろうこの環境を楽しんでいる。大したものだ。流石は王子の婚約者に選ばれただけはある。
「あらあら、仲良しさんねぇ」
「微笑ましいわぁ」
ただ村のばあさんたちから俺たち二人を見てそんな感想を漏らしており、周りが勝手にほのぼのとしているのは若干居心地が悪かったが。更に困ったことは令嬢がなぜか満更でもない顔をしていたことだった。
「だから遠いと言っただろう」
馬車は進み続け一人、また一人と降りていく。首都からだいぶ離れ空気もより澄んできた。辺りを見渡すと建物の数もグッと減りより一層緑が映える景色となってきた。馬車の中で一泊したものの令嬢は乗り物酔いをしている様子は見られない。
やがて馬車はゆっくりと減速していき、俺が先に降りて令嬢に手を貸す。二人分の荷物を手に取り御者に礼を告げ、走り去る馬車を見送った。
「少し歩くぞ」
「ええ」
学園のある街のように道が綺麗に舗装されているわけではない。そんな道で令嬢が躓かないよう様子を伺いながら足を進める。しばらく歩けば見えてきた小さな村。あんな大きな街を見たあとにこの村を見ると改めて小さいんだなと思ってしまう。
簡易的に作られている門をくぐればすぐに村の人が俺たちに気付く。それもそうか、この村で人の出入りなんてそうない。しかも今は女神の聖誕祭であちこち人が表に出ているため誰かが入ってくればすぐに気付く。
「おやクラウスじゃないか! 帰ってきたのか!」
「ああ」
「ん? んん? おやおやおや? 一人じゃないんだな! こりゃ祝いかい?!」
「違う」
そうなることは容易に想像できた。だが必要以上に絡まれる前にさっさと行こうと足早に村の中を歩く。道中顔見知りのじいさんばあさんに軽く挨拶をしながら歩いていると、目的の場所まではあっという間だった。辺りを興味津々に見渡している彼女を視界の端に入れつつ、目の前にあるドアを開く。
「ただいま」
「あらおかえりクラウス。無理して帰ってこなくてもよかったのよ?」
「人手がいるだろう?」
「確かにないよりあったほうがいいけどね。お父さんはまだ裏山で仕事をしているわ。聖誕祭の準備でいつもより仕事量が増えて大変よ」
「そうだろうな。俺も手伝いに行ってくる」
「先に荷物置いて軽食食べていきなさい。準備してるか、ら……?」
実家に帰ってきた声で我が子と判断した母は、こちらに視線を向けずにせっせと自分の手を動かしながら俺と会話していた。そのため、一人で帰ってきたものだと思っていたのだろう。ふとキッチンから顔を出した母はまず俺の姿を視界に捉え、そしてその視線を隣に向けてゆっくりと固まっていった。
「……え?」
「お邪魔します」
「……え?! そちらの可愛らしいお嬢さんは誰なのよ?! 彼女?!」
「違う。ついてきたんだ」
「ついてきたんだ、じゃないでしょう! 学園のお友達? ここまで遠かったでしょう? こらクラウス! 女の子をいつまで立たせているのよ!」
「というわけだ。適当に座ってくれ」
「元気なお母様ね」
「恐らく庶民の母親は大方あんな感じだと思うぞ」
母がバタバタとキッチンから現れ、椅子に座った令嬢にすぐにお茶を差し出していた。貴族の令嬢なのだから村のお茶などそう美味しく感じるものでもないだろうと思いはしたが、彼女は何も言わず礼をだけを告げ口につけたため俺に何も言わない。
まさか女子を連れてくるとは思っていなかった母はずっとテンションが高い。とにかく興奮し興味津々だ。令嬢には悪いがそんな母の相手をしていてくれと思いつつ、手に持っていた荷物を部屋に持っていく。自室で服装も軽装に着替えリビングへと戻った。
「父さんの手伝いをしてくる」
「あら! 女の子一人置いていく気?」
「森に連れて行くわけにもいかないだろ。彼女の相手は母さんに頼むよ」
「しょうがない子ね。えーっと、何ちゃんかしら?」
「アリシャです」
「可愛らしい名前ね! アリシャちゃん、何もない村だけどゆっくりしていってね。まったく、クラウスも彼女連れてくるなら前もって手紙で知らせてちょうだいよ!」
「だからそういうのではない。行ってくる」
「こらクラウスー! もう、ああごめんなさいねアリシャちゃん。クラウスったらいつもああなのよ」
母の賑やかな声が外まで筒抜けだが、だからといって反論すれば長時間拘束される。村の、というか父の手伝いをしに帰ってきたのだから母に拘束されるわけにもいかない。
令嬢、あとは頼んだと倉庫から道具を取り出しさっさと家から離れた。
この小さな村は、言い方は悪いが田舎だ。自然に囲まれ小さな集落として支え合い日々を暮らしている。聖誕祭ともなれば村人総出だ。男手は力仕事を任され、女手は主に食事の支度などに勤しむ。聖誕祭の時は村の中心部に祭壇を作るため、父はその材料調達のために森に行くのが毎年恒例だった。
行き慣れた道を歩き森に入る。遠くから数人の野太い声が聞こえ、重いものがズシンと横たわる音が響いた。軽く振動が身体に響いたが気にせずに森の奥へと足を進める。
「父さん」
「ん? おおシルトんとこの子どもが帰ってきたぞ!」
「よかったこれで少しは捗るわい。若いの、交代じゃ交代」
「ああおかえり、クラウス。悪いね早速手伝わせて」
「そのために帰ってきたんだから気にするな」
男たちが祭壇のための木を伐採しており、その中に父の姿もあった。タオルを首に巻き汗を流しているところを見るとかなり仕事量をこなしていたようだ。俺も木に近付き、手に持っていた斧を構えそして思いきり横に振り切る。
すると木にはあっという間に亀裂が入り、ピシピシと音を立てる。そこにもう一発見舞ってやれば木はすぐに地面の上に倒れた。
「……相変わらずの馬鹿力だの」
「あの子は要領がいいんだよ」
じいさいんのそんな声を気にすることなく、祭壇に必要な量だけを伐採するべく次々に斧を振るっていった。
ある程度伐採が終われば細かく切り分け、それぞれ肩に担いで村に運んでいく。伐採までは苦戦していたようだが、俺が次々に切っていったためその後の仕事は捗った。俺も最後に残っていた木材を肩に担ぎ村へ戻ると、そこには女性たちが食事の支度をして待っていてくれていた。父は早速母からそれを受け取り、他の男性陣も同じように休息を取っている。
肩に担いていだ木材を下ろし、一度軽く息を吐きだす。この後にこれを組み立てて祭壇を作らなければならない。その辺り毎年やっている年上の男性たちが得意としているため、俺は彼らの指示を聞いて動くだけだ。
「クラウス」
声が聞こえたため視線をそちらに向ければ、令嬢が手に食事を持ってこちらにやってくる。服装は先程着ていたものとは違う。動きやすいようにと母が自分のお古を彼女に貸したのだろう。
「結構大変そうね」
「だが毎年やっていることだからな。俺としてはそう大変ではない」
「そうなの」
「ところでそれは?」
先程から令嬢が手に持っているものが少し気になっていた。周りと同じように食事を持ってきてくれたということはわかるが。
「……貴方のお母様から教えてもらって作ってみたの」
「令嬢がか?」
料理ができたのか? とつい言葉にしてみれば彼女はわずかに苦笑してみせ「初めてよ」と返してきた。
彼女が持ってきたのはライスボールだった。首都ではライスがそう取り扱われていないがこっちでは普通にライスの食材を収穫できる。よって村ではそれが主食となっていたのだが、令嬢にとっては珍しいものだっただろうに。
しかもライスボールは自分の手で握って作るものだ。どうやっても手はライスでベタつく。料理をやったことがない貴族の令嬢ならそれだけでも嫌がりそうなものなんだが。
「す、少し歪になってしまったけれど、味は大丈夫だから。ちゃんと、味見もしたから」
確かに令嬢が作ったライスボールの形は、わりと歪だった。皿の上にはあちこち粒が散らばっている。だが味見もしたということは大丈夫だろうと俺はそれに手を伸ばし、迷わず口に運んだ。
「どう……?」
「うん、普通だな」
「そこは『美味しい』って言うものじゃないの?」
「ライスボールは特に味付けしなくても普通に美味いからな」
「……作り甲斐がないわね」
それは母にも言われたことがある。が、昔と比べて今は食材がかなり充実している。特に味付けをしなくてもどれもちゃんと美味しくできているのだ。雑草を食ったり下手したら魔物の肉を焼いて食っていた身としては、今の食事はそれだけで十分美味いと感じていた。
「これから『祭壇』を作るのよね? 何か儀式でもするの?」
「いいやそのような仰々しいものではない。ただ供物を捧げ当日は祭壇に集まりみんなで飲み明かすだけだ」
「あら、楽しそう」
「酔っ払いの世話は大変だぞ?」
「でも見てみたいわ」
恐らく去年までは堅苦しい聖誕祭だったのだろう。クスクスと楽しげに笑う令嬢に思わずフッと表情を緩める。まったくこの令嬢は、無理してついてきたかと思えば令嬢として大変であろうこの環境を楽しんでいる。大したものだ。流石は王子の婚約者に選ばれただけはある。
「あらあら、仲良しさんねぇ」
「微笑ましいわぁ」
ただ村のばあさんたちから俺たち二人を見てそんな感想を漏らしており、周りが勝手にほのぼのとしているのは若干居心地が悪かったが。更に困ったことは令嬢がなぜか満更でもない顔をしていたことだった。
1
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
乙女ゲームの悪役令嬢は生れかわる
レラン
恋愛
前世でプレーした。乙女ゲーム内に召喚転生させられた主人公。
すでに危機的状況の悪役令嬢に転生してしまい、ゲームに関わらないようにしていると、まさかのチート発覚!?
私は平穏な暮らしを求めただけだっだのに‥‥ふふふ‥‥‥チートがあるなら最大限活用してやる!!
そう意気込みのやりたい放題の、元悪役令嬢の日常。
⚠︎語彙力崩壊してます⚠︎
⚠︎誤字多発です⚠︎
⚠︎話の内容が薄っぺらです⚠︎
⚠︎ざまぁは、結構後になってしまいます⚠︎
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。
生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
悪役令嬢に転生しましたが、行いを変えるつもりはありません
れぐまき
恋愛
公爵令嬢セシリアは皇太子との婚約発表舞踏会で、とある男爵令嬢を見かけたことをきっかけに、自分が『宝石の絆』という乙女ゲームのライバルキャラであることを知る。
「…私、間違ってませんわね」
曲がったことが大嫌いなオーバースペック公爵令嬢が自分の信念を貫き通す話
…だったはずが最近はどこか天然の主人公と勘違い王子のすれ違い(勘違い)恋愛話になってきている…
5/13
ちょっとお話が長くなってきたので一旦全話非公開にして纏めたり加筆したりと大幅に修正していきます
5/22
修正完了しました。明日から通常更新に戻ります
9/21
完結しました
また気が向いたら番外編として二人のその後をアップしていきたいと思います
悪役令嬢に転生したのですが、フラグが見えるのでとりま折らせていただきます
水無瀬流那
恋愛
転生先は、未プレイの乙女ゲーの悪役令嬢だった。それもステータスによれば、死ぬ確率は100%というDEATHエンド確定令嬢らしい。
このままでは死んでしまう、と焦る私に与えられていたスキルは、『フラグ破壊レベル∞』…………?
使い方も詳細も何もわからないのですが、DEATHエンド回避を目指して、とりまフラグを折っていこうと思います!
※小説家になろうでも掲載しています
【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~
イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」
どごおおおぉっ!!
5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略)
ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。
…だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。
それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。
泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ…
旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは?
更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!?
ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか?
困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語!
※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください…
※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください…
※小説家になろう様でも掲載しております
※イラストは湶リク様に描いていただきました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる