令嬢は狩人を目指す

みけねこ

文字の大きさ
上 下
28 / 43
もうひとつの結末へと

28

しおりを挟む
 アリスの悲鳴が上がる。もう一体何度その悲鳴を聞いただろうか。でもそうね、ヒロインは元は庶民の出身で争いとは縁遠かった。穏やかに暮らしていてたまたま癒やしの力が使えるから聖堂に呼ばれ、そして聖女とされた。
 思えば彼女にも自由はあったのかしら。癒やしの力が使えるってだけで浄化の力が使えるってだけで、聖女とされ道を勝手に決められた。別に彼女がそれに納得しているのならばいい満足しているのならいい。でも他にしたかったことがあったのではないの、と道から離れた私だからこそ思う。そもそも選択肢すらなかったのかもしれないけれど。
 ヒロインは攻略対象の好感度を上げるための選択肢はあるのに、ストーリー上自分で聖女になるかどうかの選択肢は選べないのだ。
「エリーさんッ!!」
 真後ろからそんな声が聞こえて、大袈裟なのよと内心苦言を呈する。
 いつの間にか使えるようになっていた強化魔法があってよかったと、このとき初めて思った。瞬時に強化してここまで一気に距離を縮め、そしてアリスを射抜くはずだったボウガンの矢は私の右肩を射抜いたのだから。
 右腕はもう呪に掛かっているから今更三度も四度も掛かろうと私にとってはそう大したことではない。物理的な痛みは確かにあるけれど、三度も耐えれば四度目の痛みにだって。
「痛っ……たく、ない?」
 耐えれる、と思った痛みはあまりなかった。肩を押さえつつ首を傾げる。確かに矢が刺さった痛みはあるけれどそれだけで、呪によっての痛みがあまりない。
 呪で作られたものだったのか、矢はそのまま私の右肩に吸収され姿を消した。血も出るはずだけれどそれも呪なのか、禍々しいオーラがあるだけ。ますます意味がわからず首を傾げている私に対し、絶句していたのは矢を射った男とそして――オスクリタだった。
「まさか……呪耐性だとッ……?!」
「耐性? あら……私耐性ついたの?」
「もしかして解術と浄化の力で一度治療をしたから、でしょうか……?」
「まぁ。副作用、というやつかしら?」
 伊達に三度も呪を喰らったわけではなかったわね、と口角を上げ弓を構える。顔を青くし腰が砕けた男に狙いをつけた。
「やめッ――」
 矢は真っ直ぐに飛び男の左手に命中した。勢いを殺さぬままに飛んだものだからそのまま後ろに壁に突き刺さり、左手が磔の状態になっている。
 その直後、男の情けない悲鳴が上がった。あのときと違って悲鳴を上げられるだけまだマシよね、と思いつつもやっぱり私の予想は正しいのかもしれないという思いつつ一歩ずつ足を進める。
「とっても痛そうね、お父様」
「ソ、ソフィアッ……お前ェッ!!」
「自業自得というものではないかしら。どうせ甘い言葉に誘われてこの場にのこのこと現れたのでしょう?」
 目の前で立ち止まり、目を合わせるように身を屈めてにっこりと微笑む。そして徐ろに矢に手を伸ばせば男は引き攣るような悲鳴を再び上げた。
「見苦しいですわよ」
 可哀想な父親のことを思いひと思いで矢を引き抜いてやったというのに、男は左手を押さえて蹲り転がるだけだった。一歩下がり矢をくるりと回転させて矢尻に目を向ける。血痕がついているけれどそれ以上に、矢は矢尻を始めとして禍々しいオーラをまとっていた。
 やっぱり思っていたとおり。呪で呪を跳ね返す、ということはできないようだ。
 禁術は時間をかければ解術できるけれど、呪は解術と浄化の力を併せ持ってしても完璧に治すことはできなかった。それだけ呪いというものは複雑でそして禍々しいもの。そもそも動物に移り『核』を成して身体の作りを変えてしまうほどのものだ。
 私の仮説、だけれど。呪を呪で跳ね返すことはできない、となるともしや逆に呪で呪の効果を上げてしまうことはあるのではないか。跳ね返すのではなく、上掛けする。男はさっきまで呪で作られたボウガンを持っていたのだから少なからずその手は呪いに掛けられていた。だから同じく呪いに掛けられている私が放った矢にあそこまで激痛に襲われていたのではないか。所謂呪で痛みがより通りやすくなった。
 でも私がこうして呪に掛かっている矢を持っていても平気だということは、きっと先生の言う耐性のおかげなのだろう。解術と浄化の力のおかげで呪との繋がりがそこまで濃厚ではなくなっている。
「この矢でもう一度射ってみたら、お父様どうなってしまうのでしょうね」
「お前ッ……それでも人の子かッ……う、うぐぅッ」
「あら、あなたがそれを言いますの? でも、そうですわね」
 男から視線を外し、身体を向き直す。矢を構えれば面白いほどビクリと肉塊が身体を跳ねさせた。
「私はあなたたちが仕立てあげようとしていた、悪役令嬢ですもの」
 禁呪と呪は別物、だけれど呪と『核』は種類としては同じ。ということは、あれほど『核』を吸収したその肉体に呪を放てばどうなるのか。
「……その矢を下げてはどうだろうか、お嬢さん」
「あら今更怖気づいたとでも? 私が呪に掛かったのはあなたのせいなのだけれど。因果応報という言葉を知っているかしら?」
 そもそも人を呪う術をフォルネウス家に掛けなければ、人を操ってまで反乱を企てなければ、人の血肉と大量の『核』を飲み込まなければ、このような状態にはならなかった。
 人の姿ではなくなったくせに今更人の言葉を喋り如何にも知識のある人間を装う。悪役もここに極まれりね、と弓はキリキリと音を立て徐々に肉塊との距離を縮める。
「――やめろこの小娘ッ!!」
「やめろと言われてやめる人間がいるかしら」
 私があれほど本体に矢を射ろうとしてけれど叩き落とされていたのは、オスクリタもいち早くわかっていたから。
 複数の腕がうねり物凄い早さでこちらに襲い掛かってくる。私の前に魔法のシールドが現れ後ろでは魔法によって腕が弾け、目の前では斬撃で斬り落とされる。
 今までチートもご都合主義もなかったけれど、まさか最後の最後にこんなチート級な能力が身につくなんて。いえチートだなんて言えない。チートであればあれほど痛みに苦しむことはなかった。三度もほぼ同時に喰らって、あのとき怒りで紛れてはいたけれど痛いものは痛かったのだから。意識を飛ばすほどの呪に掛かり、そして治療するときだって激痛に襲われそれでも完治ができなかった。腕は相変わらず変色していて、もし令嬢のままだったら嫁の貰い手すらない。社交界では行き遅れるほど周りの視線は冷たく厳しいものになりそして噂の種となる。まぁ、今は令嬢ではないからそれについてはもうどうだっていいのだけれど。
 チートならばもっと楽に、苦痛の果てに手に入るようなものではないものがよかったと笑みを零す。
 腕がうねることなく直進してくる。まともに当たったら吹き飛ばされるか、もしかしたら身体に穴が開いてしまうほどの勢いだ。けれど私は構えを解くことはしない。目の前に現れた鎧が事もなげにその腕を斬り飛ばしてくれた。
「これで貸し借りはなしだ」
「十分よ」
 狙いを定め、矢を射る。
 矢尻は腕の隙間をぬって本体へと当たり、禍々しい呪いが一気に肉塊に駆け巡る。所々に埋め込まれていたコアが鈍く光るように反応したかと思うと片っ端から砕けていく。
「ヒギィッギャァアアッ!!」
 あの肉塊はもう呪いの塊と言っていい。だからあそこで放心している男とそして私が感じた以上の激痛が、身体中に走っているはず。断末魔のような雄叫びは空間に響き渡り、まるで恐れを抱き呪いから逃げるように吸収されていた肉が弾け飛ぶ。『核』も壊され肉が剥がれ落ち、最後に残ったのは生命力のない細い老人の身体。
 自分を支える力さえ残っていない身体はそのまま倒れ込み、か細い呼吸音が聞こえてくる。これが反乱を起こそうとしていた人間の末路だなんて。もうとてもゲームの世界を感じ取れる状況ではない。
「……可哀想な人」
 静かになったこの場はアリスの小さな声でも響く。指を組み横たわる老人の姿に王子の制止の声も聞かずゆっくりと歩み寄った。
「……こ、の、憎らしい、国を……破壊、する……」
「あなたに、少しでも人を想う気持ちがあれば……呪だなんて、掛けようとは思わなかったはずなのに」
「お、のれ……」
「せめてあなたに浄化の力を」
 聖女が祈りを込めて力を発動する。淡い光に包まれて老人の身体を覆っていた禍々しいオーラが徐々に消えていく。
 呪いを込めて矢を放った悪役令嬢と、浄化の力でラスボスですら癒やそうとするヒロイン。ここでもそういう差が出るのねと苦笑が漏れる。私はあそこまで慈悲深い感情を持ちあわせてはいない。因果応報と言った口が自分に呪いを掛けた人間をそう簡単に許せるだろうか。
 きっとアリスも許したわけではないけれど、それ以上に老人が哀れで仕方がなかったのだろう。
 やがて淡い優しい力は収束し、苦しそうな呼吸音はなくなった。背中しか見えないけれどきっと祈りを捧げているのだろう。小さく鼻を啜る音は彼女の優しさがあふれていた。
「……上の騎士たちに連絡を。みんな、よくやってくれた」
 王子の静かな声も響き、そして歩み寄るとアリスの肩を支える。ルクハルトは剣を収めウィルはホッと息を吐いていた。人の気配を感じて視線を上げれば、心配げな先生の顔。
「エリーさん……」
「痛みはあまりないけれど、その顔を見る限り私の顔ってすごいことになっているのね」
 苦笑すれば尚更先生の目が痛ましげに細められた。その先生の視線が右頬で留まっている。肩に当たったのだから呪いが更に広がり変色が頬まで行ってしまったのだろう。触れようとする先生の綺麗な手を左手で制した。
「ヒッ、ヒイィッ!」
 聞こえた悲鳴に視線を向ければ腰を抜かしながらも必死に逃げようとしている姿。弓を構えたけれどはたと思い、腕を下げた。
「今の私では呪い殺してしまうわ。ルクハルト、お願い」
「了解した」
 距離があったけれど大股でズカズカと近付いたルクハルトはすっかり怯えてしまっている男の目の前に立ち塞がり、そして首に手刀を入れ気絶させた。罰から逃れようとした罪や、更にそうなってでもオスクリタに加担しようとした罪。もう辺境の地へ送るだなんて軽い罰にはならない。
 親としての愛情も貰わなかったし、ほぼ教育放棄されていた状態だったから同情の気持ちすら湧かない。ただ同じ血が通っているだけ、ほんの少しだけ哀れと思うだけだ。男がこんなことになったのも甘い蜜を啜って生きてきた代償だろうから。それよりも利用された妹のほうが不憫でならない。
「いや~疲れたよ。ここから出てセイファーとエリーちゃんが育てた野菜を食べたいよ僕は」
「ちゃっかりしているな君は」
「前々から食べてみたいと思っていたんだよ」
 友人同士の会話に重々しかった空気がほんの少しだけ和らぎ、自然と笑みが零れた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。

くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」 「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」 いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。 「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と…… 私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。 「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」 「はい、お父様、お母様」 「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」 「……はい」 「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」 「はい、わかりました」 パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、 兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。 誰も私の言葉を聞いてくれない。 誰も私を見てくれない。 そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。 ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。 「……なんか、馬鹿みたいだわ!」 もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる! ふるゆわ設定です。 ※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい! ※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇‍♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ! 追加文 番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。

三年目の離縁、「白い結婚」を申し立てます! 幼な妻のたった一度の反撃

紫月 由良
恋愛
【書籍化】5月30日発行されました。イラストは天城望先生です。 【本編】十三歳で政略のために婚姻を結んだエミリアは、夫に顧みられない日々を過ごす。夫の好みは肉感的で色香漂う大人の女性。子供のエミリアはお呼びではなかった。ある日、参加した夜会で、夫が愛人に対して、妻を襲わせた上でそれを浮気とし家から追い出すと、楽しそうに言ってるのを聞いてしまう。エミリアは孤児院への慰問や教会への寄付で培った人脈を味方に、婚姻無効を申し立て、夫の非を詳らかにする。従順(見かけだけ)妻の、夫への最初で最後の反撃に出る。

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

【完結】悪役令嬢に転生したのでこっちから婚約破棄してみました。

ぴえろん
恋愛
私の名前は氷見雪奈。26歳彼氏無し、OLとして平凡な人生を送るアラサーだった。残業で疲れてソファで寝てしまい、慌てて起きたら大好きだった小説「花に愛された少女」に出てくる悪役令嬢の「アリス」に転生していました。・・・・ちょっと待って。アリスって確か、王子の婚約者だけど、王子から寵愛を受けている女の子に嫉妬して毒殺しようとして、その罪で処刑される結末だよね・・・!?いや冗談じゃないから!他人の罪で処刑されるなんて死んでも嫌だから!そうなる前に、王子なんてこっちから婚約破棄してやる!!

お飾りの側妃ですね?わかりました。どうぞ私のことは放っといてください!

水川サキ
恋愛
クオーツ伯爵家の長女アクアは17歳のとき、王宮に側妃として迎えられる。 シルバークリス王国の新しい王シエルは戦闘能力がずば抜けており、戦の神(野蛮な王)と呼ばれている男。 緊張しながら迎えた謁見の日。 シエルから言われた。 「俺がお前を愛することはない」 ああ、そうですか。 結構です。 白い結婚大歓迎! 私もあなたを愛するつもりなど毛頭ありません。 私はただ王宮でひっそり楽しく過ごしたいだけなのです。

呪われた子と、家族に捨てられたけど、実は神様に祝福されてます。

光子
ファンタジー
前世、神様の手違いにより、事故で間違って死んでしまった私は、転生した次の世界で、イージーモードで過ごせるように、特別な力を神様に授けられ、生まれ変わった。 ーーー筈が、この世界で、呪われていると差別されている紅い瞳を宿して産まれてきてしまい、まさかの、呪われた子と、家族に虐められるまさかのハードモード人生に…! 8歳で遂に森に捨てられた私ーーキリアは、そこで、同じく、呪われた紅い瞳の魔法使いと出会う。 同じ境遇の紅い瞳の魔法使い達に出会い、優しく暖かな生活を送れるようになったキリアは、紅い瞳の偏見を少しでも良くしたいと思うようになる。 実は神様の祝福である紅の瞳を持って産まれ、更には、神様から特別な力をさずけられたキリアの物語。 恋愛カテゴリーからファンタジーに変更しました。混乱させてしまい、すみません。 自由にゆるーく書いていますので、暖かい目で読んで下さると嬉しいです。

二度目の結婚は異世界で。~誰とも出会わずひっそり一人で生きたかったのに!!~

すずなり。
恋愛
夫から暴力を振るわれていた『小坂井 紗菜』は、ある日、夫の怒りを買って殺されてしまう。 そして目を開けた時、そこには知らない世界が広がっていて赤ちゃんの姿に・・・! 赤ちゃんの紗菜を拾ってくれた老婆に聞いたこの世界は『魔法』が存在する世界だった。 「お前の瞳は金色だろ?それはとても珍しいものなんだ。誰かに会うときはその色を変えるように。」 そう言われていたのに森でばったり人に出会ってしまってーーーー!? 「一生大事にする。だから俺と・・・・」 ※お話は全て想像の世界です。現実世界と何の関係もございません。 ※小説大賞に出すために書き始めた作品になります。貯文字は全くありませんので気長に更新を待っていただけたら幸いです。(完結までの道筋はできてるので完結はすると思います。) ※メンタルが薄氷の為、コメントを受け付けることができません。ご了承くださいませ。 ただただすずなり。の世界を楽しんでいただけたら幸いです。

どうやら私(オタク)は乙女ゲームの主人公の親友令嬢に転生したらしい

海亜
恋愛
大交通事故が起きその犠牲者の1人となった私(オタク)。 その後、私は赤ちゃんー璃杏ーに転生する。 赤ちゃんライフを満喫する私だが生まれた場所は公爵家。 だから、礼儀作法・音楽レッスン・ダンスレッスン・勉強・魔法講座!?と様々な習い事がもっさりある。 私のHPは限界です!! なのになのに!!5歳の誕生日パーティの日あることがきっかけで、大人気乙女ゲーム『恋は泡のように』通称『恋泡』の主人公の親友令嬢に転生したことが判明する。 しかも、親友令嬢には小さい頃からいろんな悲劇にあっているなんとも言えないキャラなのだ! でも、そんな未来私(オタクでかなりの人見知りと口下手)が変えてみせる!! そして、あわよくば最後までできなかった乙女ゲームを鑑賞したい!!・・・・うへへ だけど・・・・・・主人公・悪役令嬢・攻略対象の性格が少し違うような? ♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟ 皆さんに楽しんでいただけるように頑張りたいと思います! この作品をよろしくお願いします!m(_ _)m

処理中です...