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嗜虐と恍惚と、屈辱と

嗜虐と恍惚と、屈辱と 3

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これは本気でやばい・・・インフルエンザなのかな?病院行かなきゃ・・・でも一人で外なんか歩けない。絶対行き倒れる。

辛(かろ)うじてベットに戻ると頭から布団をかぶって目を閉じた。
こういう時、誰かに傍にいて欲しいと思ってしまう。ご飯やら薬やらちゃんとしなきゃいけないけど、今はもう動けない。

本当は・・・緋音さんに傍にいて欲しいけど、風邪なんか、ましてやインフルエンザなんかだったらうつせない・・・絶対無理。
あー・・・緋音さん会いたい・・・抱きたい・・・。
キスしたい・・・抱きしめたい・・・犯(や)りたい・・・。

そんなことを考えながら寝たせいだろう、緋音さんを犯す夢を見た。

目が覚めたら緋音さんがいて。ぼんやりしたままのオレに、ご飯食べさせてくれたり、汗だくの体を拭いてくれたり、甲斐甲斐(かいがい)しく看病してくれて。
熱の中で見た夢だから、細かいところは全然覚えてないけど。

オレの頭を撫ぜて微笑む緋音さんが奇麗で、奇麗で。とても優しくて美しくて。
酷く犯したくなった。

犯して壊して。

欲しくなった。

オレは緋音さんをベットの中に引きずりこむと、驚いている緋音さんの手首を後ろに回して、汗をふいてくれたタオルで縛った。
抵抗できないようにすると、緋音さんの服をたくしあげて、パンツも下着も乱暴に脱がせた。

「・・・珀英?!・・・お前、やめろっっ!」

暴れる緋音さんを押さえつけて、緋音さんの小さな可愛い乳首を、音を立てて吸い上げる。
緋音さんの躰がビクンっと跳(は)ね上がる。

「やだ・・・はくっぁぁんっ!」

緋音さんの躰が少しずつ熱くなってきて、色もほんのり桜色に染まりだす。しつこく乳首を吸って、舌と指で転がす。緋音さんが耳元で泣いて喘(あえ)いでいる。

いつもならもう少し時間をかけて愛撫するけど、夢の中だし早く挿(い)れたいので、指を緋音さんの後ろに入れる。

「やだ・・・痛いっ!」

見ると緋音さんは眉根を寄せて、大きな瞳を潤ませて、顔を真っ赤にして、頭を大きく横に振って、腕が動かせないので足をジタバタさせてオレから逃げようとする。
夢にしては妙にリアルだった。

「いきなり入れんなっ!痛いっ!」
「あーもう、うるさいなー」

夢の中なのにずいぶんと要求が多いな。
オレは思わず、枕元にあったタオルの端を、緋音さんの口の中に突っ込んだ。よく見たら氷枕のタオルだったけど、まあいいや。
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