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転移した異世界の聖女は王家に嵌められる
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いつものいたずらのつもりだったのにやりすぎてしまった。
神社の狛犬で遊んでいたら壊してしまったのだ。
梅子は宮司さんに追いかけられ本殿の裏の狭い洞穴に逃げ込んだ。大人は入れないので宮司は入ってこない。梅子は這いつくばって奥に行くと明りが見えてきた。そこは大人でも立てるくらいの高さがありほのかな明るい。部屋の中央には白い石が祀ってある。
なんか呼ばれたような気がして梅子が石にさわると体が光り始める。慌てていると周りが暗くなり意識を失った。
広い部屋の中央には天蓋付きのベッドがある。その上で若い男女が睦みあっている。
男性が背中をピンと伸ばすと女性も抑えた声を漏らしていた。
女性の豊かな乳房に覆いかぶさるように男性が倒れこむ。
二人はキスを交わした。
男性はこの国の第二王子、女性は兄である第一王子の婚約者の侯爵令嬢。
二人は侯爵令嬢が第一王子の婚約者となり王宮でお妃教育を受けるようになって以来関係をしている。
侯爵令嬢は最初は拒んだが第二王子が強引に関係を続けているうちに心変わりした。
脳筋で女にしか興味がない第一王子と比べ貪欲に知識を吸収し貴族たちをも味方につけている第二王子の方が将来の王としてふさわしいだろう。
王妃の応援もあり侯爵令嬢も第二王子を選んだ。
やがて第二王子がベッドから降りて服を着ると侯爵令嬢は離れがたいようで第二王子を見つめている。
第二王子がもう一度キスをすると窓の方がほのかに明るくなった。二人が見るとそこには見たことのない衣装の少女が徐々に現れ音もなく床に倒れこんだ。
「殿下、ここは私が何とかします。人に見られないようにお戻りください。」
「しかし、」
「大丈夫、気を失っているようですから、早く」
王子が部屋を出たのを確認して人を呼ぶ。
少女は翌朝になってようやく目を覚ました。
どうやら異世界から来た人のようだ。体が光っていたことから聖なる力を持っているかもしれない。王家で保護することとなり、王妃と侯爵令嬢が面倒をみることになった。
幸いにも言葉が通じたのだが生活習慣が違いすぎて苦労してた。ましてや前の世界では山猿とまで言われたお転婆だったので聖女としてふるまわせることは早々にあきらめた。
第一王子も第二王子も梅子に興味を持った。
第一王子は小柄な子供でありながら豊かな胸を持ち、周りにいる貴族令嬢とは違う言動の梅子が気になった。
第二王子は子供のように見えながら教養を持ち異世界の知識を持っている梅子に興味を持った。
第一王子が婚約者を放置して梅子にちょっかいを出し始めた。しかし梅子は恩人である侯爵令嬢の婚約者である第一王子からのちょっかいに戸惑い、逐一侯爵令嬢に報告していた。
やがて、婚礼の日取りを決める儀式で第一王子が婚約破棄と梅子との婚約を宣言する。
しかし、梅子は断った。さすがに王妃なんて荷が重すぎるし侯爵令嬢に悪い。
侯爵令嬢と第二王子は喜んだ。第一王子の言いがかりを片端から反論した。
ここまでくると王もかばい切れず第一王子の廃嫡と第二王子を王太子に据えること、侯爵令嬢をその婚約者とすることにした。そのまま、婚礼の日取りも決められた。
第一王子は地方に追いやられ監視された。
梅子は第一王子をそそのかしたとして幽閉されることになった。第二王子と侯爵令嬢のとりなしがあったが王は聞き入れなかった。
梅子にあてがわれた部屋は離宮にあり高い塀で囲まれた小さい部屋だった。
狭いながら庭もありお世話の侍女もいるので生活には不自由しない。
王妃の手配でこっそり家庭教師もつけられ、本などの情報も与えられ外に出れないだけで扱いは悪くなかった。
ただし、侍女以外で会えるのは年に数回くる医者と役人、それから王太子妃となった侯爵令嬢だけだった。
王太子妃も懐妊してからは来訪が途絶えた。
もう、ここに来てから何年たつかわからない。侍女も何人目かわからない。
鏡の中にいる梅子は齢を重ねてる。
前の世界に居たら結婚して子供がいてもおかしくない年。それでも一人。
庭から聞きなれない子供の声がした。
侍女を呼ぶと出かけているようだ。梅子が庭に出ると第二王子を小さくしたような少年がいた。
「どうしたの?」
「聖女様ですか?」
その問いかけに笑ってしまった。
「私は聖女様ではないですよ。」
子供は第二王子と侯爵令嬢の、今は王と王妃だが、の孫だった。
その後、度々王子が訪ねてくるようになった。
王子は王家の話を教えてくれた。
第一王子が居た地方は戦火に見舞われ王子も戦いに参加し戦死したが敵を撃退した英雄としてたたえられていること。
今の王と王妃には王子が二人いること。ここに来た孫王子は第二王子が人妻に手を出して生まれた子供なこと。
孫王子は喜ばれない生まれ方なので疎まれていること。
寂しい同士で仲良くなるのは自然だった。梅子から見たら孫みたいなもの。だが、王子から見たら優しい年上の女性だった。
やがて王子も成長し体もしっかりしてきた。そろそろ少年と言うより男となったころ。
暑い夜だった。窓をあけたまま寝ている梅子は乳房をまさぐる手で目が覚めた。
「気がついちゃったか。」
「殿下、なにを」
「梅子、俺の女になれ」
「殿下、私はあなたのおばあ様と同じくらいなのですよ。そんなことは無理です。」
返事はなく、強引に服を脱がせてくる。
年を取ってたれぎみの乳房をこねるように揉む大きな手。その手のひらが乳首をこする。
乳首に与えられる刺激が心地よい。そして口に含み下で転がす。
「大きいな。おばあ様と同じくらいか。」
「まさか、、」
「さすがにおばあさまには手を出せんぞ。あと、お前が初めてだ。」
「閨の教育があるはずですが。」
「初めては聖女様と決めていたんでな。光栄に思え。」
「そんな、、、」
いつの間にか王子も裸になっている。筋肉質な肉体は梅子には刺激が大きかった。
思わず顔が赤くなり目をそらす。
「聖女様、まさか男を見るのは初めてか。」
「、、、」
「それは光栄だ、聖女様の初めてをもらうなんて。てっきり爺様のお手付きかと思った。」
王子の手が胸から離れ股をさわる。
優しくさわられっているようだがまだ濡れていないのでヒリヒリする。
王子が顔を埋め舐め始める。
「殿下、そんなところ汚いですよ、やめましょう。」
「やめていいのか。初めての割に喜んでるようだが。」
王子はそのまま続ける。
王子の舌が梅子の核を舐めると初めての感覚に体が痺れる。
舌が膣の入り口を舐めまわす。いつの間にか股間から水音がしている。
梅子は自然と自分の乳首をさわっていた。気持ちが良いのだけどなんか物足りない。体をもじもじさせていると
「いくよ」
と王子がささやき下半身に衝撃がくる。
「いーだーいーぎー」
言葉にならないうめき声が出る。
痛かった。若いころならまだよかったかもしれない、経験がないまま齢を重ねたので濡れにくいのだろう。だから痛みが増したのかもしれない。それとも、梅子の小さい身体には王子のものがきつかったのかもしれない。
梅子は痛みとなにかわからない悲しさで涙が出た。
王子はゆっくりと大きくうごく。動きにつれ痛みが感じる。だが、だんだん動きがスムースになってきた。
悲鳴でない甘い声が出て自分でビックリする。
その声を聞くと王子の動きが早くなる。それにつれて痛み以外の気持ちよさも感じる。
王子が果てて倒れこんでくるとその金髪を抱え込み撫でる。王子は息を整えると梅子にキスを求めてきた。
梅子も応え口に入ってきた舌を自分の舌で受け止める。それだけも気持ちよい。
二回目は一度目より痛みがうすかった。王子の求めに応じて王子の腰の上にまたがり梅子も動いた。終わってからペニスを眺めているとまた大きくなった。
「舐めて」
王子が言うので口に含む。苦みと独特の臭さがあるが我慢した。
梅子のつたない動きに焦れた王子が梅子を組み伏せて三回目に入った。
梅子は疲れから王子の動きについていけず為すがままとなってしまった。
王子が射精した後抱きしめて謝ると
「いや、すまん、お前のことを考えずにやった俺が悪かった:
と言われた。
王子が愛しく思えそのまま抱きしめた。
王子は夜明け前に帰って行った。
梅子はそのまま翌日はいつもより遅くまで寝てしまった。
侍女は何も言わなかったが何か気がついているようだった。
それから数日ごとに王子が夜這いを仕掛けてくる。
梅子もそれを楽しみにするようになった。
王子に仕込まれいやらしい熟女になる梅子。
年の差を考えれば側妃にも愛人にもなれないが王子を喜ばせられるならと王子を受け入れた。
王子が通うようになって1年たった。
閨物語で王子から婚約者ができたことを聞かされた。
王子は王家を出て某貴族令嬢の所に婿入りするそうだ。
そうするとこちらに来ることはなくなる。あと半年か。
数日後に珍しい客が来た。侍女の服を着て王妃様が来られたのだ。
もうすぐ王妃ではなく王太后になるけどねと笑っていた。
彼女から幽閉されたころの話を教えてくれた。
当時の王妃も王太子も王太子妃も梅子をずっと幽閉することには反対だった。
しかし、当時の王の強硬な姿勢とその他の貴族たちの思惑が重なり解放することがかなわなかったそうだ。代が変わっても動かせず結局今までかかってしまった。
「ごめんなさい。」
「もったいないお言葉です。」
この後はこのままここに居てもよいし城外に移っても良い。あなたが望めば見合い相手もあっせんする、ただ、後妻になるだろうけど。
梅子としてもここから出れることはうれしいが、かと言って今更結婚してもうまくいかないと思える。一人で城外で暮らすのは難しいからこちらのおいてほしいと答えた。
その後夜が更けたが王妃様は帰らない。出会ったころに戻ったようにいろいろ話した。
「あなたが昔話してくれたお友達との夜更かし、ずっとしたかったの。」
こんな時間がいつまでも続けばよいな。
突然男の声がして二人が固まる。
「おや、こちらの侍女も俺に抱かれたいのかな。王妃様に似ているがそんなわけはないから似ている他人だろうね。」
「お前、なぜここに。」
「俺と梅子の事、知らないわけではないだろう。だから来たんだろう。梅子、この侍女を抑えておけ。」
王子が命じると梅子は王妃様を上から抑える。
王子は服を脱ぎすて王妃様の夜着をめくり下着を脱がす。
王妃様は暴れて抵抗するが梅子も必死に抑える。
やがて王妃様の動きが緩やかになりあきらめたようだ。
梅子は王妃様の服を脱がし乳房をさわる。豊かな胸は柔らかく乳首は梅子より大きい。腹に目をやるとしわが子供を産んだことを示してる。
王子が体を起こし王妃様に挿入しようとする。王妃様はまたじたばたと抵抗するが若い力にはかなわない。そのまま孫に貫かれた。
「ようやくだ。おばあ様どうですか孫に貫かれた感想は。」
「やめなさい、もう、抜いて」
王妃様は睨みつけているが王子はそれを受け流す。
梅子はへたりこんで二人を眺めている。
王子がいつもより激しく腰を動かし執拗に王妃様を攻めている。王妃様は抵抗をやめ、だんだん声が甘くなる。いつしか王子の首に抱き付き王子にキスを求める。王子の動きのつれて豊かな乳房が揺れる。黒ずんだ乳首がいやらしい。
尊い人ではなく自分の孫に貫かれ喜んでいる熟した雌だった。
やがて王子が王妃様の中に放出したのか動きが止まる。
王妃様は動けずに呆然としていた。王子はそれを気にせず梅子に向かい、
「ニセ王妃の上に重なれ、お前にも種をやろう。」
と言う。梅子は王妃様に重なりお尻を王子に向け足を広げた。
王妃様と梅子の間を王子のペニスが行き来する。梅子も自分の乳房を王妃様の乳房にこすりつける。
王子のペニスが梅子の中に入ってきた。喜びに震える。
「お前ら二人とも孕め。」
王子の言葉はもう二人とも気にしていない。
梅子に出した後、しばらく休んで王妃様にまた挿入する。
王妃様は今度はあがらわずに受け入れる、いや積極的に動いているように見えた。
王子が射精するとうっとりとした表情で余韻を楽しんでいた。
次に王妃様が来たときには王太后になっていた。
第二王子、なくなった王は他とのバランスから側妃を何人か持っていて王妃様との夜の生活は10年ほどなかったそうだ。もちろん、熟れた体を持て余すのだから騎士団などに愛人がいたそうだけど
「さすがに孫とするとはね。それも梅子といっしょなんて」
「まぁ、梅子がここを出たくないってわけわかった。でも、さすがに愛人を付けて婿入りはできないし。あの子とはなかなか会えなくなるの、ごめんね」
「でも、楽しみは用意するからね」
最後はいたずらっぽくほほえんだ。
梅子も王太妃も妊娠していた。
王太妃は先王の最後の子供とするにしても梅子はどうするか。
良い考えもなくそのまま父親不明で娘を産んだ。
子供が乳離れしたころ梅子には仕事が与えられた。
貴人の子息の閨の手ほどきだった。
知識は王太妃様から教えてもらい実地は王子に仕込まれているので十分だった。
なにより経験した人は身元が確かな人だけなので問題が少なかった。
精通を迎えたばかりの少年が多かったが、復習したいという王族もいた。
たまに特別教師で王太妃が混じることがあったが誰も何も言わない。
梅子はその後仕事は娘に引き継いで引退しようとしたが、皆がそれを許さず病床につくまで現役だった。
神社の狛犬で遊んでいたら壊してしまったのだ。
梅子は宮司さんに追いかけられ本殿の裏の狭い洞穴に逃げ込んだ。大人は入れないので宮司は入ってこない。梅子は這いつくばって奥に行くと明りが見えてきた。そこは大人でも立てるくらいの高さがありほのかな明るい。部屋の中央には白い石が祀ってある。
なんか呼ばれたような気がして梅子が石にさわると体が光り始める。慌てていると周りが暗くなり意識を失った。
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女性の豊かな乳房に覆いかぶさるように男性が倒れこむ。
二人はキスを交わした。
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二人は侯爵令嬢が第一王子の婚約者となり王宮でお妃教育を受けるようになって以来関係をしている。
侯爵令嬢は最初は拒んだが第二王子が強引に関係を続けているうちに心変わりした。
脳筋で女にしか興味がない第一王子と比べ貪欲に知識を吸収し貴族たちをも味方につけている第二王子の方が将来の王としてふさわしいだろう。
王妃の応援もあり侯爵令嬢も第二王子を選んだ。
やがて第二王子がベッドから降りて服を着ると侯爵令嬢は離れがたいようで第二王子を見つめている。
第二王子がもう一度キスをすると窓の方がほのかに明るくなった。二人が見るとそこには見たことのない衣装の少女が徐々に現れ音もなく床に倒れこんだ。
「殿下、ここは私が何とかします。人に見られないようにお戻りください。」
「しかし、」
「大丈夫、気を失っているようですから、早く」
王子が部屋を出たのを確認して人を呼ぶ。
少女は翌朝になってようやく目を覚ました。
どうやら異世界から来た人のようだ。体が光っていたことから聖なる力を持っているかもしれない。王家で保護することとなり、王妃と侯爵令嬢が面倒をみることになった。
幸いにも言葉が通じたのだが生活習慣が違いすぎて苦労してた。ましてや前の世界では山猿とまで言われたお転婆だったので聖女としてふるまわせることは早々にあきらめた。
第一王子も第二王子も梅子に興味を持った。
第一王子は小柄な子供でありながら豊かな胸を持ち、周りにいる貴族令嬢とは違う言動の梅子が気になった。
第二王子は子供のように見えながら教養を持ち異世界の知識を持っている梅子に興味を持った。
第一王子が婚約者を放置して梅子にちょっかいを出し始めた。しかし梅子は恩人である侯爵令嬢の婚約者である第一王子からのちょっかいに戸惑い、逐一侯爵令嬢に報告していた。
やがて、婚礼の日取りを決める儀式で第一王子が婚約破棄と梅子との婚約を宣言する。
しかし、梅子は断った。さすがに王妃なんて荷が重すぎるし侯爵令嬢に悪い。
侯爵令嬢と第二王子は喜んだ。第一王子の言いがかりを片端から反論した。
ここまでくると王もかばい切れず第一王子の廃嫡と第二王子を王太子に据えること、侯爵令嬢をその婚約者とすることにした。そのまま、婚礼の日取りも決められた。
第一王子は地方に追いやられ監視された。
梅子は第一王子をそそのかしたとして幽閉されることになった。第二王子と侯爵令嬢のとりなしがあったが王は聞き入れなかった。
梅子にあてがわれた部屋は離宮にあり高い塀で囲まれた小さい部屋だった。
狭いながら庭もありお世話の侍女もいるので生活には不自由しない。
王妃の手配でこっそり家庭教師もつけられ、本などの情報も与えられ外に出れないだけで扱いは悪くなかった。
ただし、侍女以外で会えるのは年に数回くる医者と役人、それから王太子妃となった侯爵令嬢だけだった。
王太子妃も懐妊してからは来訪が途絶えた。
もう、ここに来てから何年たつかわからない。侍女も何人目かわからない。
鏡の中にいる梅子は齢を重ねてる。
前の世界に居たら結婚して子供がいてもおかしくない年。それでも一人。
庭から聞きなれない子供の声がした。
侍女を呼ぶと出かけているようだ。梅子が庭に出ると第二王子を小さくしたような少年がいた。
「どうしたの?」
「聖女様ですか?」
その問いかけに笑ってしまった。
「私は聖女様ではないですよ。」
子供は第二王子と侯爵令嬢の、今は王と王妃だが、の孫だった。
その後、度々王子が訪ねてくるようになった。
王子は王家の話を教えてくれた。
第一王子が居た地方は戦火に見舞われ王子も戦いに参加し戦死したが敵を撃退した英雄としてたたえられていること。
今の王と王妃には王子が二人いること。ここに来た孫王子は第二王子が人妻に手を出して生まれた子供なこと。
孫王子は喜ばれない生まれ方なので疎まれていること。
寂しい同士で仲良くなるのは自然だった。梅子から見たら孫みたいなもの。だが、王子から見たら優しい年上の女性だった。
やがて王子も成長し体もしっかりしてきた。そろそろ少年と言うより男となったころ。
暑い夜だった。窓をあけたまま寝ている梅子は乳房をまさぐる手で目が覚めた。
「気がついちゃったか。」
「殿下、なにを」
「梅子、俺の女になれ」
「殿下、私はあなたのおばあ様と同じくらいなのですよ。そんなことは無理です。」
返事はなく、強引に服を脱がせてくる。
年を取ってたれぎみの乳房をこねるように揉む大きな手。その手のひらが乳首をこする。
乳首に与えられる刺激が心地よい。そして口に含み下で転がす。
「大きいな。おばあ様と同じくらいか。」
「まさか、、」
「さすがにおばあさまには手を出せんぞ。あと、お前が初めてだ。」
「閨の教育があるはずですが。」
「初めては聖女様と決めていたんでな。光栄に思え。」
「そんな、、、」
いつの間にか王子も裸になっている。筋肉質な肉体は梅子には刺激が大きかった。
思わず顔が赤くなり目をそらす。
「聖女様、まさか男を見るのは初めてか。」
「、、、」
「それは光栄だ、聖女様の初めてをもらうなんて。てっきり爺様のお手付きかと思った。」
王子の手が胸から離れ股をさわる。
優しくさわられっているようだがまだ濡れていないのでヒリヒリする。
王子が顔を埋め舐め始める。
「殿下、そんなところ汚いですよ、やめましょう。」
「やめていいのか。初めての割に喜んでるようだが。」
王子はそのまま続ける。
王子の舌が梅子の核を舐めると初めての感覚に体が痺れる。
舌が膣の入り口を舐めまわす。いつの間にか股間から水音がしている。
梅子は自然と自分の乳首をさわっていた。気持ちが良いのだけどなんか物足りない。体をもじもじさせていると
「いくよ」
と王子がささやき下半身に衝撃がくる。
「いーだーいーぎー」
言葉にならないうめき声が出る。
痛かった。若いころならまだよかったかもしれない、経験がないまま齢を重ねたので濡れにくいのだろう。だから痛みが増したのかもしれない。それとも、梅子の小さい身体には王子のものがきつかったのかもしれない。
梅子は痛みとなにかわからない悲しさで涙が出た。
王子はゆっくりと大きくうごく。動きにつれ痛みが感じる。だが、だんだん動きがスムースになってきた。
悲鳴でない甘い声が出て自分でビックリする。
その声を聞くと王子の動きが早くなる。それにつれて痛み以外の気持ちよさも感じる。
王子が果てて倒れこんでくるとその金髪を抱え込み撫でる。王子は息を整えると梅子にキスを求めてきた。
梅子も応え口に入ってきた舌を自分の舌で受け止める。それだけも気持ちよい。
二回目は一度目より痛みがうすかった。王子の求めに応じて王子の腰の上にまたがり梅子も動いた。終わってからペニスを眺めているとまた大きくなった。
「舐めて」
王子が言うので口に含む。苦みと独特の臭さがあるが我慢した。
梅子のつたない動きに焦れた王子が梅子を組み伏せて三回目に入った。
梅子は疲れから王子の動きについていけず為すがままとなってしまった。
王子が射精した後抱きしめて謝ると
「いや、すまん、お前のことを考えずにやった俺が悪かった:
と言われた。
王子が愛しく思えそのまま抱きしめた。
王子は夜明け前に帰って行った。
梅子はそのまま翌日はいつもより遅くまで寝てしまった。
侍女は何も言わなかったが何か気がついているようだった。
それから数日ごとに王子が夜這いを仕掛けてくる。
梅子もそれを楽しみにするようになった。
王子に仕込まれいやらしい熟女になる梅子。
年の差を考えれば側妃にも愛人にもなれないが王子を喜ばせられるならと王子を受け入れた。
王子が通うようになって1年たった。
閨物語で王子から婚約者ができたことを聞かされた。
王子は王家を出て某貴族令嬢の所に婿入りするそうだ。
そうするとこちらに来ることはなくなる。あと半年か。
数日後に珍しい客が来た。侍女の服を着て王妃様が来られたのだ。
もうすぐ王妃ではなく王太后になるけどねと笑っていた。
彼女から幽閉されたころの話を教えてくれた。
当時の王妃も王太子も王太子妃も梅子をずっと幽閉することには反対だった。
しかし、当時の王の強硬な姿勢とその他の貴族たちの思惑が重なり解放することがかなわなかったそうだ。代が変わっても動かせず結局今までかかってしまった。
「ごめんなさい。」
「もったいないお言葉です。」
この後はこのままここに居てもよいし城外に移っても良い。あなたが望めば見合い相手もあっせんする、ただ、後妻になるだろうけど。
梅子としてもここから出れることはうれしいが、かと言って今更結婚してもうまくいかないと思える。一人で城外で暮らすのは難しいからこちらのおいてほしいと答えた。
その後夜が更けたが王妃様は帰らない。出会ったころに戻ったようにいろいろ話した。
「あなたが昔話してくれたお友達との夜更かし、ずっとしたかったの。」
こんな時間がいつまでも続けばよいな。
突然男の声がして二人が固まる。
「おや、こちらの侍女も俺に抱かれたいのかな。王妃様に似ているがそんなわけはないから似ている他人だろうね。」
「お前、なぜここに。」
「俺と梅子の事、知らないわけではないだろう。だから来たんだろう。梅子、この侍女を抑えておけ。」
王子が命じると梅子は王妃様を上から抑える。
王子は服を脱ぎすて王妃様の夜着をめくり下着を脱がす。
王妃様は暴れて抵抗するが梅子も必死に抑える。
やがて王妃様の動きが緩やかになりあきらめたようだ。
梅子は王妃様の服を脱がし乳房をさわる。豊かな胸は柔らかく乳首は梅子より大きい。腹に目をやるとしわが子供を産んだことを示してる。
王子が体を起こし王妃様に挿入しようとする。王妃様はまたじたばたと抵抗するが若い力にはかなわない。そのまま孫に貫かれた。
「ようやくだ。おばあ様どうですか孫に貫かれた感想は。」
「やめなさい、もう、抜いて」
王妃様は睨みつけているが王子はそれを受け流す。
梅子はへたりこんで二人を眺めている。
王子がいつもより激しく腰を動かし執拗に王妃様を攻めている。王妃様は抵抗をやめ、だんだん声が甘くなる。いつしか王子の首に抱き付き王子にキスを求める。王子の動きのつれて豊かな乳房が揺れる。黒ずんだ乳首がいやらしい。
尊い人ではなく自分の孫に貫かれ喜んでいる熟した雌だった。
やがて王子が王妃様の中に放出したのか動きが止まる。
王妃様は動けずに呆然としていた。王子はそれを気にせず梅子に向かい、
「ニセ王妃の上に重なれ、お前にも種をやろう。」
と言う。梅子は王妃様に重なりお尻を王子に向け足を広げた。
王妃様と梅子の間を王子のペニスが行き来する。梅子も自分の乳房を王妃様の乳房にこすりつける。
王子のペニスが梅子の中に入ってきた。喜びに震える。
「お前ら二人とも孕め。」
王子の言葉はもう二人とも気にしていない。
梅子に出した後、しばらく休んで王妃様にまた挿入する。
王妃様は今度はあがらわずに受け入れる、いや積極的に動いているように見えた。
王子が射精するとうっとりとした表情で余韻を楽しんでいた。
次に王妃様が来たときには王太后になっていた。
第二王子、なくなった王は他とのバランスから側妃を何人か持っていて王妃様との夜の生活は10年ほどなかったそうだ。もちろん、熟れた体を持て余すのだから騎士団などに愛人がいたそうだけど
「さすがに孫とするとはね。それも梅子といっしょなんて」
「まぁ、梅子がここを出たくないってわけわかった。でも、さすがに愛人を付けて婿入りはできないし。あの子とはなかなか会えなくなるの、ごめんね」
「でも、楽しみは用意するからね」
最後はいたずらっぽくほほえんだ。
梅子も王太妃も妊娠していた。
王太妃は先王の最後の子供とするにしても梅子はどうするか。
良い考えもなくそのまま父親不明で娘を産んだ。
子供が乳離れしたころ梅子には仕事が与えられた。
貴人の子息の閨の手ほどきだった。
知識は王太妃様から教えてもらい実地は王子に仕込まれているので十分だった。
なにより経験した人は身元が確かな人だけなので問題が少なかった。
精通を迎えたばかりの少年が多かったが、復習したいという王族もいた。
たまに特別教師で王太妃が混じることがあったが誰も何も言わない。
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