夜空に瞬く星に向かって

松由 実行

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第四章 Bay City Blues (ベイシティ ブルース)

19. AEXSS (Armored EXskeltal Skinny Suit)

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■ 4.19.1
 
 
「で? 動きとは?」
 
 ノバグから、バペッソ関連の動きを伝えられ、半ばうんざりとした口調で俺が尋ねる。
 一つには、いい加減ごく短期間に色々あったこの惑星上でこれ以上の面倒に遭いたくないというもので、また一つは、バペッソというパイニエでも有力なヤクザに狙われると後々しつこく追いかけ回されるかも知れない、という予想から来るものだった。
 一方、ペニャットに向かう同じビークルに乗り合わせているアデールの方はというと、あれだけやってまだ暴れ足りないのか、やる気満々の不敵な薄笑いを浮かべてノバグからの連絡を聞いていた。
 そもそもそのバペッソにつけ回されるかも知れないという面倒な状況を発生させたのは、ヤクザの事務所を襲撃した大混乱の中で、そのヤクザの息のかかったいわゆるフロント企業という奴からこっそりとデータを抜き取るという派手な作戦を勝手に実行に移したこの女のせいなのだが、本人はあまりそれを気にしていないらしい。
 確かに隠されたデータを得るという点についてはほぼ満点で最大限の情報を得ることができたが、下手をすればヤクザに特定されて付け狙われ、さらにはパイニエの政府からも指名手配されかねないこの状況をいったいどう片を付ければいいのか。
 
「はい、数日以上先に通常業務での出航予定のあった貨物船やコルベット船が八隻ほど、ここ一時間ほどの内に従来の予定をキャンセルして臨時の点検整備などの名目でペニャットのピアを離れました。ペニャット付属の簡易ドックやL3、L4ポイントにある大規模工廠に向かうでもなくそのまま惑星パイニエ近傍に止まっています。」
 
 何がしたいか丸わかりの行動だが。
 
「俺達は特定されているか? このビークルは追跡されているか?」
 
「いえ、現在の所軍警察内部の情報で特定された兆候は見受けられません。そのビークルも、スペゼ市発のビークルという意味でマークはされていますが、今のところ特に目を付けられているという程ではないようです。」
 
「バペッソ内部でのやりとりはモニタしていないのか?」
 
「はい、それが。バペッソ内部、特に幹部同士での通信には特殊なソフトを噛ませているようで、モニタしづらい上に暗号化されています。必要であればいずれも突破しますが、現在南スペゼでのテロ事件について捜査の中心は軍警察に移っており、バペッソとしては軍警からの横流しの情報を待っている様であり、バペッソ独自の動きはそれほど目立っていないので優先順位を下げています。実施しますか?」
 
「ああ、あまり負担にならない程度で頼む。情報を受けていざバペッソが動き始めたときに初動が遅れる事は避けたい。」
 
「諒解しました。ノバグR06を作業に充てます。何か動きがあればお知らせします。」
 
「ニュクス?」
 
 俺とノバグの会話が終わったところで、アデールがニュクスに話しかけた。
 
「何かの?」
 
「今、マサシ用のLAS(軽装甲スーツ:Light Armored Suit)か、私が着ているのと同じAEXSS(柔スーツ:Armored EXskeltal Skiny Suit)を作れるか?」
 
「ちと厳しいのう。そのビークルの中だけじゃと資材が足りんのう。ナノマシンもお主等が持っておる分じゃと量が少な過ぎて、生成にかかる時間がかなり長うなってしまうかのう。ビークルそのものを全部潰せば十分足りるの。」
 
 それだと、スーツが出来るまでの間に俺が死んでしまうだろうが。
 
「そうか。緊急用の簡易メットは大丈夫か?」
 
「おお、そっちなら大丈夫じゃ。ちょっと待っておれ。」
 
 ニュクスの言葉に続いて、今使っていない後部座席がもやに包まれたようになって消滅していく。
 
「簡易メット?俺が使うのか?」
 
「大丈夫だ。私が引っ張っていってやる。レジーナにも動いて貰えば、一分もかからんだろう。」
 
 緊急用簡易メットというのは、その名の通り緊急時にごく短時間だけでも人体が真空に耐えられるようにするためのヘルメット状の超小型宇宙服、と言っていい。
 宇宙服とは言ったが、服など付いていない。ヘルメットだけだ。
 人体の頭部には、目や耳や鼻など、真空にさらされればどう頑張ってもごく短時間で破壊され、致命的な重傷を負う重要器官が集まっている。とりあえずこれらの重要器官だけは何とか保護して、それ以外の部分は後でどうにでもなる、というコンセプトのものだ。
 見てくれはただの気密ヘルメットでしかなく、真空中でもヘルメット内部を一気圧弱に保つ機能だけが付いている。
 頭以外の部分を守るものが付いていないので、宇宙放射線や、宇宙空間の強烈な太陽光線は全く防げない。
 言わば、脳が生きていれば死んでいない、という医学的か哲学的かの永遠の命題の証明を具現化しようとしたかのようなアイテムだ。
 例えば、船の機能を完全に喪失して気密が破れ、さらに運悪く船外作業服の数が足りず、救助に来て接舷した船のエアロックと、緊急避難用の気密ブロックとの間の真空になってしまった船内通路を駆け抜けるためのごく僅かな時間だけ頭を守るためのものだ。
 間違っても、ごく短時間とは言えども宇宙遊泳をするためのものではない。
 
「ばかやろう。そんなもの使って、その後調製漕から半月出られませんでした、じゃ意味ないだろうが。普通にペニャットに着ければ良いだろう。」
 
「ペニャットには着けられないのだ。私は今、このビークルに乗っていない事になっている。だろう?」
 
「その通りだ。マサシみたいにスマートに抜け出せば良いものを、兵士の眼の前から飛び上がりやがって。おかげでおまえのIDはまだ避難所の中だ。そっちはそのうちうやむやにするが、とりあえずアデールがペニャットに乗り込むのはまずい。」
 
 ブラソンがアデールの発言を肯定する。
 
「それならスーツを着ているお前だけ宇宙遊泳すれば良いだろう。俺まで巻き込むな。」
 
「エアロックの無いこのビークルで途中下車か?お前がそれで良ければ、私は構わんが。」
 
 良いわけ無いだろう。
 
「それなら、俺が簡易メットを被っておいてお前が途中下車して、ニュクスにすぐに空気を補充して貰えば良いわけだな。」
 
「まあ、そういう事なんだが。しかしそれはやらない方がいいと思うぞ。私が途中下車した後にもし身バレして、バペッソの怖いお兄さん達がお出迎えの中でペニャットに着きたくは無いだろう?」
 
 確かにそれはその通りだ。
 だが、簡易メットで数百kmの宇宙遊泳など考えたくもないし、かといってレジーナにピアを離れて俺達を迎えに来て貰うなどという目立つ行動を取らせるのもまずい。そんなことをすれば、下で騒ぎを起こしたのが俺達だと言っているようなものだった。
 
「早く決断した方が良いと思うぞ。ペニャットまであと15分を切った。」
 
 窓の外を見ると、すでに大気圏の外に出たビークルの車窓から、丸く青いパイニエが見える。
 ペニャットはまだ距離があり過ぎて、肉眼で確認するのは難しい。
 
「ニュクス。このビークルの中にあるものを全て使って、俺用のLAS(軽装甲スーツ)を作った上で、ビークルの気密は保てるか?時間は間に合うか?」
 
「それならば大丈夫じゃ。10分もあれば何とかなろうよ。その代わり、ビークルは気密を保っておっても、推進力を失ってお主等ごと落ちるがの。」
 
「好都合だ。かっきり15秒後から作業に取りかかってくれ。頼んだぞ。」
 
「諒解じゃ。」
 
「ノバグ、車内のセンサー類を全てカット。」
 
「はい。カットしました。」
 
 ノバグの返事を聞くと、俺はシートから腰を上げて、前方コンソールにある赤い大きなボタンをカバーごと殴りつけた。
 カバーが割れ、ボタンが押し込まれる。ビークルの室内灯が赤く変わり、断続的な電子音が鳴り始める。
 
『緊急対応センターです。どうしましたか?』
 
 車内のどこかから女の声が響く。
 
「分からない! さっきから妙に振動するんだ! 身体が重くなったり軽くなったりする! おい、これはまずいんじゃないのか! 落ちるんじゃないのか!? 何とかしてくれ!」
 
 迫真の演技だな、などと思いながら白々しく大声で叫ぶ。
 
『こちらのモニタデータでは特に異常は関知されていませんが・・・えっ!?』
 
 ノバグがセンサー類をカットして、センターの方にも異常が表示されたはずだ。
 
『落ち着いて行動してください。まずは正面コンソール左の赤枠のレバーを・・・』
 
「これが落ち着いていられるか! 早くしてくれ! 何とかしろよ、おい!」
 
『ですから、非常脱出方法を教えます。聞いてください。』
 
「何だよ、非常脱出って! 脱出したってどうせパイニエに落ちるだろう! もうちょっとまともな事言えよ! 大体宇宙服もないんだぞ!」
 
『救出のための時間を稼ぐ処置です。聞いてください。説明しますから。』
 
「聴くよ! 早く言えよ! 早く助けろよ!」
 
『まずは正面を向いて座っ・・・』
 
 女の声が途切れた。
 
「作業開始じゃ。まずは通信回線を潰したぞえ。それにしてもうるさいのう。もう少し静かに出来んのかお主は。」
 
 見ると、車内のあちこちにもう見慣れてしまった白い煙が発生していた。コンソールやシートがナノボットに浸食されていく。
 
「言うことを聞いて普通に脱出用バルーン使ったら救出されてしまうだろう。言うことを聞かないパニック状態の乗客である必要がある。」
 
 横でアデールが苦笑いしている。
 
「で、どうするんじゃ?」
 
「緊急コールで離岸してレジーナで迎えに来てくれ。最大加速は使うな。それと、このビークルは全系統が異常を発生したことにして、パイニエに落として燃やす。ギリギリの状態で救助してくれ。救助の時にはバルーンを使うから、ビーコンを除いてバルーンの通信系を潰しておいてくれ。
「ニュクスが作ってくれているスーツが出来たところでまずはアデールがステルス光学迷彩でレジーナに向かう。俺はそのままもう少しビークルにつきあって、大気圏突入寸前で壊れたバルーンを使ってレジーナとランデブーだ。済まんが、軌道計算を頼む。」
 
「高加速状態のレジーナに収容されるのは無理だ。姿を隠して私も付き合おう。なに、ジェネレータで大気を排除すれば突入炎は発生しないから大丈夫だ。」
 
 おいちょっと待て。突入炎が発生する高度まで大気圏に突入させる気か。本当にギリギリじゃないか。
 
「マサシ、軌道計算出ました。そのビークルは現在高度一万二千kmです。パイニエ上空を平均にて方位290、-043、80Gでジェネレータが暴走したように見せかけて加速します。レジーナは13分41秒後に高度120km、対地速度28km/secでランデブーします。大気圏上層部ですので重力シールドを掛けますが、速やかに乗り移ってください。
「マサシ回収後、ビークルは放棄して再突入で燃え尽きるに任せます。速度が十分に乗っているので確実に爆散して燃え尽きます。」
 
 高度120km、対地速度28km/secでランデブーし、さらにむき出しで宇宙船を乗り換えるなんてとんでもない条件だ。
 レジーナに乗り移る為の時間など、10秒か20秒しか取れないだろう。乗り移るのに失敗した場合、ビークルと一緒に大気圏再突入という運命が待っている。こんな高速で大気圏突入すれば、ヤワなビークルは中間層に到達したとたんに爆発するだろう。
 とはいえ、こうでもしない限りはアデールの存在を誤魔化すことが出来ない。
 どんなものでも宇宙服が一枚あれば簡単に解決できた問題なのだが。やはり、レジーナに戻ったらニュクスに頼んでアデールが着ている新型のAEXSSとやらを自分用に一着仕立てて貰おう。
 
 慣性は相殺されているため加速を身体で感じることはないが、車窓に映るパイニエが徐々に大きくなってきているのが分かる。
 パイニエは、地球に似た美しい星だった。海洋面積が全地表の60%と、地球よりも少し陸地が多いが、青く光る海に反射する太陽光と、その青いキャンバスに白い絵の具を散らしたような水蒸気の雲が渦巻き、美しい模様を描いている。
 月は四つあるものの、どれも直径数十km程度の小型のものであり、地球の様に主星と衛星の対比を楽しむという程ではない。
 もっとも、地球の月は主星に対して不釣り合いに大きすぎるというので、アンバランスで美しくないと評価する者もいるが。
 いずれにしても、地球によく似た見た目の居住可能惑星を近くから眺めるのは良いものだった。
 80Gなどという加速度でそこに向けて猛烈に加速しながら突っ込んで行っているのでなければ。
 
 徐々に大きくなるパイニエに見とれて何分か過ごし、ニュクスからの呼びかけで我に返った。
 
「ほれ。出来たぞえ。アデールのと同じAEXSSじゃ。ただし急いで作ったのでな。パワーアシストはオリジナルの八割じゃ。レジーナに戻ってきたら、時間をかけてオリジナル同等にしてやるよってに、今はこれで我慢してくりゃれや。」
 
 そういって後ろを見やると、後席シートや色々なものが無くなっており、一部未だ床パネルが残っている場所に黒く柔らかな光沢を持つスーツが一着転がっていた。
 
「早よう着替えや。あと3分20秒じゃぞ。」
 
「無茶言うな。着慣れた軽スーツでも数分掛かる。初めて着るスーツがそんなに早く着れるものか。」
 
「ならば、ビークルと一緒に燃え尽きるかや? アデール、手伝うてやってくりゃれや。さすがに船長を大気圏突入で炭にするわけにも行かぬしのう。」
 
「分かった。とりあえず、服を全部脱げ。」
 
「は?」
 
「呆けている暇はない。服を全部脱げ。専用の下着以外はパワーアシストのセンサーが誤動作する。AP弾を弾くスーツだ。パワーアシスト無しで動けると思うな。だから全部脱げ。」
 
 まさか、大気圏再突入で燃え尽きるタイムリミット付きのビークルの中で、女と二人きりの状況でストリーキングをやる羽目になるとは想像もしていなかった。

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