誠を背負う桜

剣道最強女子星野琥珀。
平凡な毎日に飽き飽きしていた彼女。
そんな彼女は、子供を助けるためトラックに飛び込んだ。
そして、彼女は。
自分の目を、疑った。
今ではありえない左腰に刀を下げ、袴を着ている男達。
……150年前の世界にスリップした彼女。
長州と幕府の争いと陰謀が渦巻く波乱の時代江戸時代。
そこには、誠の志を背負う武士がいた。
桜のように美しく。
誠を貫く強さを持つ。

これは、そんな彼らとのストーリー……
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,019 位 / 192,019件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件

あなたにおすすめの小説

左義長の火

藤瀬 慶久
歴史・時代
ボーイミーツガールは永遠の物語―― 時は江戸時代後期。 少年・中村甚四郎は、近江商人の町として有名な近江八幡町に丁稚奉公にやって来た。一人前の商人を目指して仕事に明け暮れる日々の中、やがて同じ店で働く少女・多恵と将来を誓い合っていく。 歴史に名前を刻んだわけでも無く、世の中を変えるような偉業を成し遂げたわけでも無い。 そんな名も無き少年の、恋と青春と成長の物語。

柳鼓の塩小町 江戸深川のしょうけら退治

月芝
歴史・時代
花のお江戸は本所深川、その隅っこにある柳鼓長屋。 なんでも奥にある柳を蹴飛ばせばポンっと鳴くらしい。 そんな長屋の差配の孫娘お七。 なんの因果か、お七は産まれながらに怪異の類にめっぽう強かった。 徳を積んだお坊さまや、修験者らが加持祈祷をして追い払うようなモノどもを相手にし、 「えいや」と塩を投げるだけで悪霊退散。 ゆえについたあだ名が柳鼓の塩小町。 ひと癖もふた癖もある長屋の住人たちと塩小町が織りなす、ちょっと不思議で愉快なお江戸奇譚。

それは喘月という名の妖刀

西紀貫之
歴史・時代
 斬られし者の魂を刃紋に浮かび上がらせ、凄絶に妖しく輝く魔性の刀、喘月。その刃紋に魅入られし者は、新たな美を求め人を斬る殺刃漢と化す。  鎌倉相州の時代に生み出されし妖刀は、数多の魂を贄に、いま最高の輝きを求め将軍徳川秀忠に献上されようとしていた。将軍が呪われれば世は再び戦国の世に。  妖刀の呪いを解くため、ひとりの男に白羽の矢が立つ。 「この柳生宗章、しかと承知仕った。――」

座頭の石《ざとうのいし》

とおのかげふみ
歴史・時代
盲目の男『石』は、《つる》という女性と二人で旅を続けている。 旅の途中で出会った女性《よし》と娘の《たえ》の親子。 二人と懇意になり、町に留まることにした二人。 その町は、尾張藩の代官、和久家の管理下にあったが、実質的には一人のヤクザが支配していた。 《タノヤスケゴロウ》表向き商人を装うこの男に目を付けられてしまった石。 町は幕府からの大事業の河川工事の真っ只中。 棟梁を務める《さだよし》は、《よし》に執着する《スケゴロウ》と対立を深めていく。 和久家の跡取り問題が引き金となり《スケゴロウ》は、子分の《やキり》の忠告にも耳を貸さず、暴走し始める。 それは、《さだよし》や《よし》の親子、そして、《つる》がいる集落を破壊するということだった。 その事を知った石は、《つる》を、《よし》親子を、そして町で出会った人々を守るために、たった一人で立ち向かう。

江戸の夕映え

大麦 ふみ
歴史・時代
江戸時代にはたくさんの随筆が書かれました。 「のどやかな気分が漲っていて、読んでいると、己れもその時代に生きているような気持ちになる」(森 銑三) そういったものを選んで、小説としてお届けしたく思います。 同じ江戸時代を生きていても、その暮らしぶり、境遇、ライフコース、そして考え方には、たいへんな幅、違いがあったことでしょう。 しかし、夕焼けがみなにひとしく差し込んでくるような、そんな目線であの時代の人々を描ければと存じます。

鬼面の忍者 遠江国掛川城死闘篇

九情承太郎
歴史・時代
織田信長の天下統一寸前。 信長から接待を受ける旅の途上にある徳川軍団の重鎮たちは、歴史オタクの接待係に請われて「最も苦労した戦は何か?」について語り始める。 三方ヶ原や一向一揆が挙げられる中、服部半蔵は、遠江国掛川城での攻城戦を語り始める。 「あの戦は、徳川・武田・今川・北条が、四つ巴で戦う死地だった。最も危ない立場にあったのは、実は徳川だ」 今川家最後の攻防に関わる遠江国戦記は、一人のマイナー武将の意外な活躍を露出させる。 米津常春。 徳川家の主戦場全てに参加した此の武将の真価が、明かされるなう。 ※カクヨムでの重複投稿をしています。 表紙は、画像生成AIで出力したイラストです。

江戸の検屍ばか

崎田毅駿
歴史・時代
江戸時代半ばに、中国から日本に一冊の法医学書が入って来た。『無冤録述』と訳題の付いたその書物の知識・知見に、奉行所同心の堀馬佐鹿は魅了され、瞬く間に身に付けた。今や江戸で一、二を争う検屍の名手として、その名前から検屍馬鹿と言われるほど。そんな堀馬は人の死が絡む事件をいかにして解き明かしていくのか。

大罪人の娘・前編 最終章 乱世の弦(いと)、宿命の長篠決戦

いずもカリーシ
歴史・時代
織田信長と武田勝頼、友となるべき2人が長篠・設楽原にて相討つ! 「戦国乱世に終止符を打ち、平和な世を達成したい」 この志を貫こうとする織田信長。 一方。 信長の愛娘を妻に迎え、その志を一緒に貫きたいと願った武田勝頼。 ところが。 武器商人たちの企てによって一人の女性が毒殺され、全てが狂い出しました。 これは不運なのか、あるいは宿命なのか…… 同じ志を持つ『友』となるべき2人が長篠・設楽原にて相討つのです! (他、いずもカリーシで掲載しています)