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第005話 スキルの習得
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最弱武器の『木の剣』といえど、物理攻撃力を素の5倍に押し上げるだけの力はある。それがどれだけ強力なのかは、狩場についてすぐに実感できた。
「おりゃっ!」
「せいでござる!」
「ゴブブーン……」
前回と違い、今回はあっさりとゴブリンを倒せたのだ。
たこ殴りではなく、俺と眼鏡岡が互いに一発ずつ繰り出しただけ。
『レベルが2になりました』
ゴブリンを倒した瞬間、俺達のレベルが上がった。
視界の上部に薄らとログが流れたのだ。
これもまたゲームチックである。
「うおっしゃー!」
「ついにきたでござるな!」
俺達はまたまた大興奮。
すかさずステータスを確認した。
===============
ステータスポイント:5
===============
ステータスを強化するポイントが追加されている。
1レベル上がるごとに5ポイント付与されるみたいだ。
同様に、スキルポイントが2ポイント付与されていた。
「装備に要求能力がないので、拙者は健康に特化するでござるよ!」
「タンクだからな。それが一番だろう」
眼鏡岡が悩まず健康に5ポイント全てをぶっ込む。
===============
1.ヤスヒコ
【レベル】2
【状 態】普通
【H P】300/300
【M P】100/100
===============
PT情報が即座に反映された。
各種防御力も10から20に跳ね上がっている。
「俺は魔力だな」
「やはり魔法攻撃でいくでござるか」
「スキルを見た限り、それがベストだろう」
この世界には剣士やウィザードといった職の概念がない。
剣技から回復、それに攻撃魔法まで、好きなスキルを習得出来る。
アタッカーをする俺の場合、選択肢は2つだ。
物理攻撃に特化するか、それとも魔法攻撃に特化するか。
その中で、俺は悩むことなく魔法攻撃の特化型に決めた。
理由は、魔法攻撃が広範囲かつ高威力だからだ。
数の少ない俺達には、各個撃破という手段は向いていない。
得意とするのは雑魚の乱獲であり、タフなボス級を苦手とする。
「スキルは悩ましいでござるな」
「眼鏡岡は回復とヘイト稼ぎがメインかな?」
「そうなりそうでござる」
ヘイトとはモンスターの攻撃優先順位を指す。
強力な攻撃をする者や回復する者が上位になりやすい。
スキルを使うことで、攻撃対象を自分に移すことが可能だ。
タンクである眼鏡岡には必須のスキルといえる。
「カス当たりでも被弾する可能性があるから、俺は健康1と魔力4で振っていくことにするよ」
「拙者も次からは魔力を1だけ振るほうが良いかもしれぬでござるな。スキルを見たところ、拙者が予定しているスキルも、効力が魔法攻撃力に依存するみたいでござる」
スキルを選択すると細かい情報が表示される。
試しに適当なスキルを確認してみようか。
===============
【名 前】ファイアーボール
【レベル】1
【対 象】単体
【属 性】火
【攻撃力】5
【消 費】MP:5
【C T】5秒
【成長性】攻撃力↑ CT↓ 消費↑
【説 明】対象に向けて火の玉を飛ばす
===============
これは低位の魔法攻撃スキル『ファイアーボール』だ。
狙った単体に対して火の玉を飛ばすスキル。
属性が物理ではないので、魔法攻撃力が適用される。
CTとはクールタイム……つまり再使用時間のことだ。
成長性はスキルレベルを上げた時の変化具合を示している。
そう、スキルにもレベルがあって、強化することが出来るのだ。
同じスキルにスキルポイントを多く注ぎ込めば、それだけ強力になる。
このスキルだと、威力と消費MPが上がる反面、CTは減るようだ。
要するに、強化すればするほど素早く発動出来るわけである。
「只野氏はどの属性を選ぶでござるか?」
「難しいところだよな」
スキルには様々な属性がある。
火、水、雷、風、土、光、闇、そして物理。
属性には得手不得手がある。
例えば雷属性は水に強い反面、土に弱い。
土属性の敵に雷属性の攻撃をお見舞いするのはナンセンスだ。
「俺は無属性で行くかな」
「無属性でござるか?」
「数字は微妙だけど、どんな相手にも一定の強さだからな」
第三の属性『無』。
得意な属性がない代わりに、苦手な属性もない。
それだけ見ると良く思えるが、残念な面もあった。
同じ燃費の他属性スキルと比較すると、火力が見劣りするのだ。
「うーん、拙者は賛同しかねるでござるな」
「ほう、どうしてだ?」
「それならば、2つ属性をあげるほうが良いではござらぬか?」
「そういう考え方もある」
例えば火属性と光属性に特化するわけだ。
そうすれば、無属性と同等の汎用性で戦える。
火を得意とする水属性の敵が出たら、光属性で戦うわけだ。
「でも、2つをあげるなら無属性1本に絞る方がいいだろう」
「どうしてでござる?」
「1個に絞ればそれだけスキルレベルが上げやすいからだよ」
「あぁ……そういうことでござるか」
多くのスキルは、スキルレベルを上げることで利便性が増す。
2つを使い分けるより、1つを特化した方がスキルレベルは高い。
適応力は同じでも、使い勝手の良さには大きな差が生まれるだろう。
「流石は只野氏、考え込んでいるでござるな」
「最初の方向性が今後の成否を決めるからな」
「この世界では勝ち組になるでござるよ」
「その通り。だから慎重にいかないとな」
スキル画面にはプレビュー機能がついている。
短いムービーでどのようなスキルか教えてくれるのだ。
それを見れば、実際の様子がよく分かる。
「うーむ、どうすっかなぁ」
「悩ましいでござるなぁ……」
俺達は狩場のど真ん中で悩んでいた。
方向性は決まっていても、覚えるスキルは決まらない。
別に優柔不断というわけではない。
異様に多いのだ、スキルの数が。
ありとあらゆるスキルがずらりと並んでいる。
その上、最初から好きなスキルを覚えられるときた。
多くのゲームにある『前提スキル』といった概念はない。
数が多い上に自由度も半端ないから悩んでしまう。
「よし! 決めた! 俺は【ラカリフサの裁き】を特化するぞ」
悩んだ結果、俺は答えを出した。
それが【ラカリフサの裁き】である。
===============
【名 前】ラカリフサの裁き
【レベル】1
【対 象】範囲
【属 性】無
【攻撃力】85
【消 費】MP:55
【C T】30秒
【成長性】攻撃力↑ CT↓ 消費↑ 範囲↑
【説 明】指定範囲に裁きの鉄槌を下す。
敵の数が少ない程ダメージが上がる。
===============
このスキルの特徴は、敵の数で威力が変わる点だ。
敵が少なければ少ない程に威力が強化されていく。
俺達が苦手とするタフな敵との戦闘に強いのだ。
その反面、雑魚の乱獲に関しては見劣りしてしまう。
「予想外のチョイスをしたでござるな」
「汎用性をとことん追求したまでさ。雑魚は火力特化でどうにかなるだろ?」
「たしかにそうでござるな」
俺達が苦戦するとしたらそれはボス戦だ。
雑魚がどれだけ群れようが、まとめて始末すればいい。
だから、俺は【ラカリフサの裁き】に決めた。
「只野氏が攻めた選択をしたので、拙者は無難に【ヘイトアップ】と【ヒーリング】を覚えておくでござる」
【ヘイトアップ】はヘイトを稼ぐ為のスキルだ。
【ヒーリング】はゲームの定番である回復スキル。
「これでステータスとスキルの両方を上げ終えたな。無理のない範囲でガンガン狩っていくぞ。レベルが上がって戦闘にも慣れたら強敵をしばきにいこう」
「了解でござる!」
どこかの世界の片隅で、俺達は順調に成長していくのであった。
――――――――――――――――――
現時点のステータス
===============
【名 前】マサト
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】2
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】6
【魔 力】9
【H P】180
【M P】180
【攻撃力】
├物理攻撃力:25
└魔法攻撃力:18
【防御力】
├物理防御力:12
└魔法防御力:12
【装備】
├武器:木の剣
└防具:布の服
【スキル】
└ラカリフサの裁き:2
===============
【名 前】ヤスヒコ
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】2
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】10
【魔 力】5
【H P】300
【M P】100
【攻撃力】
├物理攻撃力:25
└魔法攻撃力:10
【防御力】
├物理防御力:20
└魔法防御力:20
【装備】
├武器:木の剣
└防具:布の服
【スキル】
├ヘイトアップ:1
└ヒーリング:1
===============
「おりゃっ!」
「せいでござる!」
「ゴブブーン……」
前回と違い、今回はあっさりとゴブリンを倒せたのだ。
たこ殴りではなく、俺と眼鏡岡が互いに一発ずつ繰り出しただけ。
『レベルが2になりました』
ゴブリンを倒した瞬間、俺達のレベルが上がった。
視界の上部に薄らとログが流れたのだ。
これもまたゲームチックである。
「うおっしゃー!」
「ついにきたでござるな!」
俺達はまたまた大興奮。
すかさずステータスを確認した。
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ステータスポイント:5
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ステータスを強化するポイントが追加されている。
1レベル上がるごとに5ポイント付与されるみたいだ。
同様に、スキルポイントが2ポイント付与されていた。
「装備に要求能力がないので、拙者は健康に特化するでござるよ!」
「タンクだからな。それが一番だろう」
眼鏡岡が悩まず健康に5ポイント全てをぶっ込む。
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1.ヤスヒコ
【レベル】2
【状 態】普通
【H P】300/300
【M P】100/100
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PT情報が即座に反映された。
各種防御力も10から20に跳ね上がっている。
「俺は魔力だな」
「やはり魔法攻撃でいくでござるか」
「スキルを見た限り、それがベストだろう」
この世界には剣士やウィザードといった職の概念がない。
剣技から回復、それに攻撃魔法まで、好きなスキルを習得出来る。
アタッカーをする俺の場合、選択肢は2つだ。
物理攻撃に特化するか、それとも魔法攻撃に特化するか。
その中で、俺は悩むことなく魔法攻撃の特化型に決めた。
理由は、魔法攻撃が広範囲かつ高威力だからだ。
数の少ない俺達には、各個撃破という手段は向いていない。
得意とするのは雑魚の乱獲であり、タフなボス級を苦手とする。
「スキルは悩ましいでござるな」
「眼鏡岡は回復とヘイト稼ぎがメインかな?」
「そうなりそうでござる」
ヘイトとはモンスターの攻撃優先順位を指す。
強力な攻撃をする者や回復する者が上位になりやすい。
スキルを使うことで、攻撃対象を自分に移すことが可能だ。
タンクである眼鏡岡には必須のスキルといえる。
「カス当たりでも被弾する可能性があるから、俺は健康1と魔力4で振っていくことにするよ」
「拙者も次からは魔力を1だけ振るほうが良いかもしれぬでござるな。スキルを見たところ、拙者が予定しているスキルも、効力が魔法攻撃力に依存するみたいでござる」
スキルを選択すると細かい情報が表示される。
試しに適当なスキルを確認してみようか。
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【名 前】ファイアーボール
【レベル】1
【対 象】単体
【属 性】火
【攻撃力】5
【消 費】MP:5
【C T】5秒
【成長性】攻撃力↑ CT↓ 消費↑
【説 明】対象に向けて火の玉を飛ばす
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これは低位の魔法攻撃スキル『ファイアーボール』だ。
狙った単体に対して火の玉を飛ばすスキル。
属性が物理ではないので、魔法攻撃力が適用される。
CTとはクールタイム……つまり再使用時間のことだ。
成長性はスキルレベルを上げた時の変化具合を示している。
そう、スキルにもレベルがあって、強化することが出来るのだ。
同じスキルにスキルポイントを多く注ぎ込めば、それだけ強力になる。
このスキルだと、威力と消費MPが上がる反面、CTは減るようだ。
要するに、強化すればするほど素早く発動出来るわけである。
「只野氏はどの属性を選ぶでござるか?」
「難しいところだよな」
スキルには様々な属性がある。
火、水、雷、風、土、光、闇、そして物理。
属性には得手不得手がある。
例えば雷属性は水に強い反面、土に弱い。
土属性の敵に雷属性の攻撃をお見舞いするのはナンセンスだ。
「俺は無属性で行くかな」
「無属性でござるか?」
「数字は微妙だけど、どんな相手にも一定の強さだからな」
第三の属性『無』。
得意な属性がない代わりに、苦手な属性もない。
それだけ見ると良く思えるが、残念な面もあった。
同じ燃費の他属性スキルと比較すると、火力が見劣りするのだ。
「うーん、拙者は賛同しかねるでござるな」
「ほう、どうしてだ?」
「それならば、2つ属性をあげるほうが良いではござらぬか?」
「そういう考え方もある」
例えば火属性と光属性に特化するわけだ。
そうすれば、無属性と同等の汎用性で戦える。
火を得意とする水属性の敵が出たら、光属性で戦うわけだ。
「でも、2つをあげるなら無属性1本に絞る方がいいだろう」
「どうしてでござる?」
「1個に絞ればそれだけスキルレベルが上げやすいからだよ」
「あぁ……そういうことでござるか」
多くのスキルは、スキルレベルを上げることで利便性が増す。
2つを使い分けるより、1つを特化した方がスキルレベルは高い。
適応力は同じでも、使い勝手の良さには大きな差が生まれるだろう。
「流石は只野氏、考え込んでいるでござるな」
「最初の方向性が今後の成否を決めるからな」
「この世界では勝ち組になるでござるよ」
「その通り。だから慎重にいかないとな」
スキル画面にはプレビュー機能がついている。
短いムービーでどのようなスキルか教えてくれるのだ。
それを見れば、実際の様子がよく分かる。
「うーむ、どうすっかなぁ」
「悩ましいでござるなぁ……」
俺達は狩場のど真ん中で悩んでいた。
方向性は決まっていても、覚えるスキルは決まらない。
別に優柔不断というわけではない。
異様に多いのだ、スキルの数が。
ありとあらゆるスキルがずらりと並んでいる。
その上、最初から好きなスキルを覚えられるときた。
多くのゲームにある『前提スキル』といった概念はない。
数が多い上に自由度も半端ないから悩んでしまう。
「よし! 決めた! 俺は【ラカリフサの裁き】を特化するぞ」
悩んだ結果、俺は答えを出した。
それが【ラカリフサの裁き】である。
===============
【名 前】ラカリフサの裁き
【レベル】1
【対 象】範囲
【属 性】無
【攻撃力】85
【消 費】MP:55
【C T】30秒
【成長性】攻撃力↑ CT↓ 消費↑ 範囲↑
【説 明】指定範囲に裁きの鉄槌を下す。
敵の数が少ない程ダメージが上がる。
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このスキルの特徴は、敵の数で威力が変わる点だ。
敵が少なければ少ない程に威力が強化されていく。
俺達が苦手とするタフな敵との戦闘に強いのだ。
その反面、雑魚の乱獲に関しては見劣りしてしまう。
「予想外のチョイスをしたでござるな」
「汎用性をとことん追求したまでさ。雑魚は火力特化でどうにかなるだろ?」
「たしかにそうでござるな」
俺達が苦戦するとしたらそれはボス戦だ。
雑魚がどれだけ群れようが、まとめて始末すればいい。
だから、俺は【ラカリフサの裁き】に決めた。
「只野氏が攻めた選択をしたので、拙者は無難に【ヘイトアップ】と【ヒーリング】を覚えておくでござる」
【ヘイトアップ】はヘイトを稼ぐ為のスキルだ。
【ヒーリング】はゲームの定番である回復スキル。
「これでステータスとスキルの両方を上げ終えたな。無理のない範囲でガンガン狩っていくぞ。レベルが上がって戦闘にも慣れたら強敵をしばきにいこう」
「了解でござる!」
どこかの世界の片隅で、俺達は順調に成長していくのであった。
――――――――――――――――――
現時点のステータス
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【名 前】マサト
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】2
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】6
【魔 力】9
【H P】180
【M P】180
【攻撃力】
├物理攻撃力:25
└魔法攻撃力:18
【防御力】
├物理防御力:12
└魔法防御力:12
【装備】
├武器:木の剣
└防具:布の服
【スキル】
└ラカリフサの裁き:2
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【名 前】ヤスヒコ
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】2
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】10
【魔 力】5
【H P】300
【M P】100
【攻撃力】
├物理攻撃力:25
└魔法攻撃力:10
【防御力】
├物理防御力:20
└魔法防御力:20
【装備】
├武器:木の剣
└防具:布の服
【スキル】
├ヘイトアップ:1
└ヒーリング:1
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