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アナザーバレット
アナザーバレット 1/2
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ロボット工学とAIの発達が人間から奪ったのは、仕事ではなく命であった。
廃墟の街で設備の修理に出る度、サバイバーはそんなことを思う。
ある日突然発せられた「毒電波」でAIが人類に牙を向く敵対機械と化し、連中に誰も彼も駆逐された。
そして今日もエンジニアでもない自分が見様見真似のエセ技術で発電機をいじる。
「OKです」イヤホンからスポッターの声がした。「では分電盤へ」
「了解。オン、オン、オフだったっけ」
「ええ、その通りです」
サバイバーは分電盤のスイッチを切り替え、モニターを確認してから発電機の運転を再開させた。
轟音が部屋中に響き、バッテリーの充電が始まる。
「さて、退散しよう」
サバイバーは工具をツールバッグに放り込み、剣を背負って部屋を出ていく用意を終えた。
車のキー片手に階段を駆け上がり、エントランスまで至ると、西日の中に最も見たくない人影が三つ見えた。
敵対機械――メックトルーパーだ。
サバイバーはツールバッグを投げ置いて銃撃を回避する。
敵部隊のカービンが火を噴き、壁の弾痕を増やした。
「くそ! 巡回時間はまだのはずだろう!」
その裏でサバイバーは死角に移動しつつ、剣を抜くと、超振動発生機のスイッチを入れる。
こちらを見失ったらしく、メックトルーパー隊は銃撃を止める。
好機だ。
サバイバーは部隊の真横に飛び出て、一体を両断した。
続けて二体目の銃を弾き飛ばし、その頭部に拳打を喰らわせる。
三体目のトルーパーは銃床を振り上げて攻撃してきた。
サバイバーはブレードでそれを受け流し、回し蹴りを放つ。
蹴りはクリーンヒットし、メックトルーパーは後ろに吹き飛んで鉄筋に突き刺さった。
露出した鉄筋はトルーパーのパワーセルを貫く。
動力源を失ったメックトルーパーは崩れた壁に寄り添うように倒れ、動かなくなった。
ふと、背後で異音が鳴る。
振り向くと、二体目のメックトルーパーが起き上がろうとしていた。
砕けたケブラーマスクからカメラアイを光らせて、サバイバーを駆除しようと手を伸ばす。
が、サバイバーはひと思いにその首を撥ねた。
一息ついて、サバイバーは倒したメックトルーパーの残骸を見る。
あまりいい気分ではなかった。メックトルーパーたちは皆、人間と共通した衣類を着て、人間の装備を流用している。まるで人を殺したようではないか。
コストや汎用性を考えれば合理的な判断だったのだろうが、AIが暴走し、人類に反旗を翻して久しい今となっては、あまりありがたくない。
と、感傷に浸っていると、外からの轟音が再び危機を報せてきた。
「ギア・アーマーだ……!」
「すでにこちらを捕捉しているようです」
サバイバーは背を向けて逃げる。だがギア・アーマーは装備したガトリングガンを撃ってきた。
重機めいた音と共に扉が砕け、床がえぐられ壁が塵と化す。
曲がり角に逃げ込んで姿を消したところで、ギア・アーマーは出入り口を周囲ごと破壊して追いかけてきた。
全高約二メートル五十センチの巨体が、メックトルーパーを踏み潰し迫る。
なるべく狭いところを選びつつ、サバイバーは逃げた。
車とは逆方向だ。ギア・アーマーは狭かろうが障害物があろうが関係なく、全てをなぎ払い、ぶち壊した。
スポッターが言う。
「いずれ追いつかれます」
「わかってるさ」
サバイバーはそう言いながら瓦礫を跳び越え、二階に移動した。
ギア・アーマーは急制動が間に合わず、壁を突き破って外に出ていく。しかし次の瞬間には姿勢を立て直し、索敵を始める。
一瞬だったが充分な隙だ。
サバイバーは窓から飛び降り、斬りかかった。
うまくいった。ギア・アーマーが対処してくる前に、給弾ベルトを断ち斬る。
しかし、ギア・アーマーは腕を振り回してきた。
その打撃を喰らって、サバイバーは吹っ飛び、草の伸び切った芝生の上に叩きつけられる。
空中だったこととプロテクターを装着していたことも、サバイバーのダメージを軽減していた。
ギア・アーマーはガトリングガンの本体にぶら下がった分の弾を撃つ。
サバイバーは間一髪で被弾を免れ、走った。
剣は落としたままだが回収している場合ではない。
腰には銃があるがあんな重装甲相手に効くはずがない。
が、車にはヤツに通用する武器が積んであった。
裏口のドアを蹴破って再度屋内に入り、車を目指す。
とうとう車にたどり着いたが、ギア・アーマーはすぐそこに迫っていた。
サバイバーは運転席に転がり込み、大急ぎで発車する。
アクセル全開で道路を駆け抜けるが、ギア・アーマーはまだ鏡越しに見えた。
こちらが瓦礫を避け、崩落箇所を迂回している一方で、ギア・アーマーはパワーと二足歩行の強みを活かして真っ直ぐ走ってくる。
幸いといえば、少しずつこちらとの距離が広がっているということだ。
やがてギア・アーマーの姿が消える。
それに気づいたのは、中途半端な角度で止まったままの跳ね橋を越えたときだった。
四輪が激しくバウンドし、シャーシの一部が礫に削られ火花を散らす。
サバイバーも衝撃に揺さぶられ、食いしばった歯に更に負荷がかかった。
すこし落ち着いて、橋を見る。ギア・アーマーの姿は無い。向こう岸にもそれらしい影は見えず。
だが音は未だに聞こえている。近くにいるのだ。
サバイバーは車から降り、後部ハッチを開けた。
荷台に乗ったケースから分割された砲身を取り出す。
パーツを組み立て、弾を装填していると、案の定ギア・アーマーが橋の上に現れた。
サバイバーは振り向きざまにロケットランチャーを撃つ。
バックブラストと共にロケット弾が炸裂した。
爆炎がギア・アーマーを包む。
飛び散る破片と耳鳴りに顔をしかめていると、やがて煙が晴れていった。
ギア・アーマーは胴に大穴が開いて、さっきまでの勢いは失せている。
ロケット弾はコアユニットを破壊し、上部コクピットハッチを吹き飛ばしていた。
そこで、サバイバーは気づく。
ギア・アーマーには人が乗ったままであったことに。
パイロットはすでに白骨死体と化していた。
残骸はぐらりとバランスを崩し、そのまま運河へ転落していくと、水の柱を立てて機体の一部のみを水面上に晒す。
サバイバーは難を逃れたことを改めて確認すると、ギア・アーマー内に閉じ込められたパイロットに敬礼した。
それから、ロケットランチャーを再び分解しケースに戻す。
「……あと三発か」
「賢明な判断です」スポッターが言った。「ギア・アーマーへの対処はヴァンピールでなければ不可能だったでしょう。それにあなたが死んでしまってはシルバーバレット作戦はそれこそ実行すらできません」
「しかし……ヴァンピールをもろに喰らってもあの程度とは恐ろしいヤツだ」
サバイバーは再び運転席に座り、それから取り出した端末をクレイドルに固定した。
「スポッター、剣と工具箱を回収して拠点に戻る最短ルートを」
端末の画面に地図が表示される。
サバイバーはスポッターが示したルートに従って、車を走らせた。
拠点に戻ってきたサバイバーは、外周に掘った塹壕を渡ってから、一軒の家屋の前に車を停める。降車すると塹壕に架かる橋を跳ね上げ、スポッターと車の点検をした。とくに足回りが心配だ。
車は一般的なライトバンで、ロケットランチャー・ヴァンピール以外にもさまざまな物が積んである。武器に弾薬、水や応急処置キット、工具、予備燃料、外泊用の装備にスポッター用の周辺機器……敵対機械と戦いながら廃墟の街で生きていくために最適化したものだ。車自体にも補強がしてあり、メックトルーパーのカービンくらいならなんとか耐えられる。
この車とも付き合いが長い。自分以外にいた生存者たちの一人から、アーマライト自動小銃と交換で得たものだった。山を越えると言っていた彼はいまも生きているだろうか。
そんなことを思いながら点検を終え、ジェリカンを持ってきて燃料補給を済ませてから家屋に入る。ここもただの民家だったところを、装甲や監視カメラで防衛体勢を補強して小要塞となっていた。
サバイバーはグローブと眼鏡を外す。眼鏡は小型カメラが接続されていて、自分の見ている方向をスポッターも映像で把握できる仕組みだ。
トレンチコートを脱ぎ、他の装備も外して身軽になったところで、洗面所に向かった。
手を洗い、顔を洗い、うがいをする。
そんなサバイバーに、スポッターが言った。
「帰投のたびにその行動をとりますが、何か意味が?」
「……習慣さ」
サバイバーはそう返すと、手と顔を拭いて自室へ向かう。
剣をデスク脇に立てかけ、コートとプロテクターはハンガーへ。スポッターの端末も拭いて汚れを落としてから、車載のものよりも大型で上等なクレイドルに設置した。
そしてラップトップPCの電源を入れると、そこからスポッターの声がする。
「ターミナルから本体へ移行しました」
「おかえり」サバイバーは地図を表示させた。「巡回時間のデータ、更新しなきゃなあ」
「そうですね。これで五度目です」
手帳を開き、これまでの観測でとった記録に取り消し線を引く。
「しかし五度目か……」
サバイバーはモニターにメックトルーパーの画像を開いた。
「五度も時間を変えてるのに、装備や数は変わらんな。あのギア・アーマーも半分野良みたいなものだろうし……」
「AIだけでアップデートを行い続けた弊害かもしれませんね。多様性を失い、膠着状態になりつつあるのでしょう。さきほど言及した野良ギア・アーマーの存在も、そういったエラーで管理が行き届かなくなっている証拠です」
「やっぱり自然と同じで、機械と人間も共存関係というわけか」
サバイバーはすこし笑う。
「きみが言うと説得力を感じるよ」
ふと、壁に貼った街の地図に目が行った。
手に入れた頃は自分の拠点くらいしか記していないきれいなものだったが、今となってはメモ書きと注意事項、バツ印のオンパレードだ。マーカーも何本交換したか忘れてしまった。
そこは険しい山脈の麓に位置する小さな都市で、外界へ行くには山を越えるか、大河に架かる四つの橋のどれかを渡るほかない。
が、今まで脱出を試みた大勢の生存者たちが殺されたのを、サバイバーは知っている。まず最初に山道が爆弾で塞がれ、トンネルも崩落した。四つの橋のうち三つはすでに落とされている上、川は機雷だらけだ。
残る一つの橋も、最大の脅威――サーペントが守っていて手出しできない。
サーペントはサバイバーが知る限り、そしてスポッターのデータベースの中で最も巨大で、強力な敵対機械だった。名前通り海蛇のような姿をしていて、水中を数十ノットで泳ぎ、高度な索敵装備と、本来ならヘリに搭載する型のバルカンを持っている。うかつに橋を渡ろうものなら瞬く間に餌食となってしまうのは明らかだ。
そのサーペントをヴァンピールで破壊し、安全に橋を渡って外界へ脱出する。それがシルバーバレット作戦の目的であった。
今でこそサバイバーはスポッターの助けで街のインフラを保守管理し、生産プラントの稼働を維持して生きていられるが、資源自体が尽きつつある。こればかりは、節約では根本的解決にはならない。
しかめっ面で地図を見つめていたサバイバーは椅子に背を預け、ため息と共に天井を見た。
今日は疲れた。観測と物資の調達は明日にしよう。
そう決めると、風呂に入って就寝準備をした。
剣と共にベッドにもぐる。万が一の襲撃に備えてだ。もしメックトルーパーが寝込みを襲ってきたら、今までのように返り討ちにするつもりだ。
サバイバーのメインアームであるこの超振動剣は敵対機械と闘うために開発された長大な日本刀型刀剣で、バッテリーを使って高周波振動を発生させる。
破局を生き残った直後に軍の施設跡で見つけたこの剣に、何度助けられただろう。そして、この先も幾度となく助けられるのだろう。
そんなことを考えていると、やがてサバイバーは眠りの中へ沈んでいった。
翌朝、起床したサバイバーは身支度もそこそこに、冷蔵庫を開く。
中には数本のエナジーバーと、未開封のコーラのボトルが一本入っていた。
サバイバーはコーラをしばらく見つめると、エナジーバーを何本か取り出して封を切る。
「いただきます」
そう呟いてかじりつき、サクサクと食べ進めると、
「ごちそうさまでした」
の一言で朝食を終えた。
それから再び装備に身を固めたサバイバーはいつものようにスポッターを伴って拠点を発つ。
まずは橋の様子を見に行った。
観測ポイントと定めた高層ビルの一室に立ち入って、双眼鏡を覗く。
脱出の唯一の道である橋は、同時に敵対機械たちの兵站面でも重要なポイントだった。かつては毎日補給に現れていたが、いつしか毎週に減り、現在は隔週での補給だ。相手も余裕がないのだろう。だがこちらはそれ以上に困窮している。
まだ仲間たちがいた頃は時々連中のトラックを襲っていたものだが……。
ふと、昔を懐かしむ。
メックトルーパーが運転するトラックに、街の外にあるであろう基地から物資が運ばれてきて、敵対機械たちは補給作業を開始した。
次の瞬間、水面に黒い影が現れる。
大きな波を立て、サーペントが姿を表した。
その巨躯に、サバイバーは息を呑む。
多数のメックトルーパーとギア・アーマーに守護され、サーペントもまた補給と整備を受け初めた。
最も無防備な状態ではあるが、いまヴァンピールを撃っても簡単にギア・アーマーのミニガンに撃ち落とされるのはわかりきっていた。
歯がゆさを感じながらも、観測を終えて次の目的をこなす用意をする。
サバイバーは食糧生産プラントに行くと、持参したバッグに出来上がったエナジーバーを詰め込んでいく。このエナジーバーは「P.E.バー」という商品名で流通していた完全栄養食の一種で、これさえあれば栄養失調の心配は無い。本来ならさまざまな味のバリエーションがあったのだが、現在は原料の都合とサバイバーの嗜好でチョコレート味しか生産できていない。それも最近薄味になってきたような気がする。
バッグに半分ほどエナジーバーを詰めたところで、生産機械から警報音が響きラインが止まった。
驚いて振り返ると、コンソールの赤いランプが光を放っていた。
サバイバーはコンソールに近づいて警報を止め、原因を探ろうとする。
その時スポッターが言った。
「どうやら原料がなくなったようですね。それに本体もかなりの箇所が摩耗しています」
コンベアに乗ったバーを一本手に取ると、その軽さに嫌な予感を抱く。開封してみると、真っ白でスカスカの、スポンジケーキのようなバーが姿を見せた。
サバイバーはそれを見て苦い顔をし、もはやエナジーバーとは言えない棒状のものを食べて処理する。味はほとんどしなかった。
生産できた分だけ回収して外に出ると、羽音が聞こえたような気がした。
確信は持てなかったが、食糧を車に積載した時点でスポッターが言う。
「ワスプが接近しています」
「……気のせいであってほしかった」
羽音が大きくなり、サバイバーは車を離れて腰のショートバレルショットガンを抜いた。
間もなく建物の影から握り拳大の機械羽虫編隊が現れる。
どの個体もバチバチと「腹」のスタンガンから火花を散らし、襲いかかってきた。
サバイバーは後ろに跳びすさりながら初弾を薬室に装填する。
ワスプが迫り、銃が火を噴く。
散弾が機械虫のボディーを砕き、三発撃って全滅せしめた。
が、その時足元からカチカチと音がする。
見下ろすと機械の大型アリが群がっていた。
「くそ! アントまで!」
サバイバーはアントの編隊向けて発砲し、間合いをとる。
五発目を撃ったところで弾が切れ、ワスプの増援が飛んできた。
銃を振ってワスプを払い、アントを踏み潰して予備のショットシェルを取り出す。
大急ぎでリロードし、五発全部立て続けに撃った。
更に再装填、連射する。
まだ神経が昂ぶっているが、なんとか全滅させたようだ。
深呼吸して心を落ち着け、ショットガンに弾を補充する。セミオートマチックであることが有利に働いた。
「まだ残ってたとはね……」
「今朝の補給で新規に生産したものかもしれません」
「いずれにせよ、そろそろ作戦を実行に移さなきゃいけない頃合いみたいだ」
サバイバーは車内の弾薬箱から予備弾を取る。もう銃の弾もこの一箱分だけだ。ハンドロードしようにも薬莢自体の劣化もひどい。
視線はヴァンピールの隣に置いたガンケースに向いた。
それを手に取り、ひと呼吸置いてから開ける。
姿を表したのは、一発の攻撃手榴弾。そして一挺の突撃銃だった。グレーの塗装を施した本体に、木材チップまじりの樹脂でできたストックとグリップ、被筒を備えている。湾曲したマガジンには弾薬がフルロードされ、アダプターとダクトテープで二本を連結してあった。それが複数本、バンダリアのマグポーチに納めてある。
ヴァンピールと並ぶ、シルバーバレット作戦の要であった。
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