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64.告白④
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ある日の帰り際、花壇に水をやってるレコを見つける。
水滴をまとわせた花がきらきらと光って綺麗だ。
「やっぱり育て方が上手なんだね」
「カレンさん?!」
後ろから話しかけたせいで、びっくりさせてしまったみたい。
「世話してる人が違うからかしら。この花壇だけやっぱりすごく綺麗に見える」
私は花壇の脇にしゃがみ込む。
「カレンさん……」
レコが胸の前で、片手をぎゅっと握り込む。
「なんかごめんね」
私は立ち上がって、レコに向き合う。
「何がですか?」
「ランチのこと。あのふたりのせいで、落ち着いて食べれないから」
あれから毎日イリアスとユーリウスが隣に来て食べるようになってしまった。有名人なふたりのせいで、食堂ではほぼ見世物になっている。最初のときより、食堂を訪れる人数も増えている。人からじろじろ見られながら食べるなんて、気詰まりで仕方ないのに。
なんだがよくわからない対抗心を燃やしているみたいだけど、私たちまで巻き込まないでほしい。ゲームの設定とはいえ、本当仲悪いよね。
「私がレコ君に一緒に食べようって言ったせいで、あんな場に付き合わせちゃって。居心地悪いよね。ごめんね」
私はへにょんと眉を下げた。
ふたりが来たからといって、和気あいあいと賑やかになるわけじゃない。
ユーリウスはイリアスに絶対話しかけないし、イリアスもイリアスでまるでユーリウスが目に入らないかのように振る舞っている。気に入らない相手がいるから、空気が悪くなる。それをこっちもを感じ取って、変に気を使ってしまう。その繰り返し。
私の困り顔を見て、レコの顔が赤くなる。
「――っ。い、いえ、そんな。あんな人気のあるひとと一緒にお昼を食べるなんて、……未だに信じられなくて。……僕のほうが光栄です」
「そんな、気を使わなくていいのに」
レコが首を振る。
「いえ。本当に。あのひとたちと毎日いて、僕もあんなふうになりたいと思った。このままじゃ駄目なんだって」
「レコ君……」
「そう思えたのはカレンさんのおかげです。誰にも気に留められなかった僕に暖かい言葉をくれて、僕の好きなものをわかってくれた。カレンさんは初めて僕を受け入れてくれたひとなんです」
レコが顔をあげる。こんなふうに力強くすくっと立って前を見つめる姿は初めてかもしれない。
「カレンさんと毎日一緒にいて、あなたの優しさに触れて、あのふたりに負けたくないと思った。こんな僕が思うにはおこがましいかもしれませんが――」
「ううん、そんなことない。レコ君も充分素敵だよ」
レコの唇が微笑んだ。私は軽く目を見開く。
――笑った顔、初めてかも。
「そんなふうに言ってくれるのは、やっぱりカレンさんしかいません」
自信なさげな空気は取り払われて、なんだがいつものレコじゃないみたい。そんなわけないのに、背も一段伸びた気がした。あまりに真っすぐ見つめてくる視線に、私のほうが落ち着きをなくしてくる。
「レコ君……」
その時、ざあっと風が吹いた。前髪が取り払われて、レコの顔が顕になる。形の良い白い額。すっと通った鼻筋。繊細な顎のライン。中性的な綺麗な顔立ち。それより何より、私が囚われたのは――。
どこまでも澄み切った、深い、深い藍――。吸い込まれそうなほどの輝きを宿している。
「僕は透明人間だった。でもカレンさんのおかげで普通の人間になれたんだ」
レコが微笑った。
『僕は透明人間。でも君の前では普通の人間になれるんだ』
レコの姿がゲームのそれと重なった。
時が止まったようにみえた。
レコの前髪が散っていく。そこから覗く藍色の目。初めて見るレコの目は水晶玉のように輝いて見えた。綺麗な目の中に私を写りこませたまま、その目が微笑む。
風が吹き止み、時が再び動き出す。
でも私は一歩も動けなかった。
心臓が激しく脈打つ。
「もっとあなたに相応しい人間になれるように、あのふたりに負けないくらい、頑張ります」
レコの声がどこか遠くから聞こえる。
あまりの衝撃にレコがいつその場を去ったのかさえもわからない。
私は呆然として、その場にへたり込んでしまったのだった。
##################################
レコは隠れキャラなので、大きなイベントはありません。
ライバル令嬢もいないし、『カレン』も邪魔してこないので、一番平穏なルートです。
エーリックやユーリウスと違って、どこかにキスして告白するというのは、レコの性格上ハードルが高いのでしませんでした。レコらしい爽やかな告白にしました。
ちなみに、『8.花畑』でカレンがイリアスと一緒に言った花畑は、ゲームの中でレコがヒロインを連れて行った場所です。
カレンも連れて行ってほしいけど、多分レコはまだ遠慮して連れていけないでしょうね。ゲームではヒロインとは一年以上の付き合いでデートも何度も重ねたほぼ両思い状態でしたが、今はまだ出会って一ヶ月ほどですし、一方的に自分のほうが好きだと分かっているので。番外編を書く機会があったら、書いてみるのも面白そうです^_^
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水滴をまとわせた花がきらきらと光って綺麗だ。
「やっぱり育て方が上手なんだね」
「カレンさん?!」
後ろから話しかけたせいで、びっくりさせてしまったみたい。
「世話してる人が違うからかしら。この花壇だけやっぱりすごく綺麗に見える」
私は花壇の脇にしゃがみ込む。
「カレンさん……」
レコが胸の前で、片手をぎゅっと握り込む。
「なんかごめんね」
私は立ち上がって、レコに向き合う。
「何がですか?」
「ランチのこと。あのふたりのせいで、落ち着いて食べれないから」
あれから毎日イリアスとユーリウスが隣に来て食べるようになってしまった。有名人なふたりのせいで、食堂ではほぼ見世物になっている。最初のときより、食堂を訪れる人数も増えている。人からじろじろ見られながら食べるなんて、気詰まりで仕方ないのに。
なんだがよくわからない対抗心を燃やしているみたいだけど、私たちまで巻き込まないでほしい。ゲームの設定とはいえ、本当仲悪いよね。
「私がレコ君に一緒に食べようって言ったせいで、あんな場に付き合わせちゃって。居心地悪いよね。ごめんね」
私はへにょんと眉を下げた。
ふたりが来たからといって、和気あいあいと賑やかになるわけじゃない。
ユーリウスはイリアスに絶対話しかけないし、イリアスもイリアスでまるでユーリウスが目に入らないかのように振る舞っている。気に入らない相手がいるから、空気が悪くなる。それをこっちもを感じ取って、変に気を使ってしまう。その繰り返し。
私の困り顔を見て、レコの顔が赤くなる。
「――っ。い、いえ、そんな。あんな人気のあるひとと一緒にお昼を食べるなんて、……未だに信じられなくて。……僕のほうが光栄です」
「そんな、気を使わなくていいのに」
レコが首を振る。
「いえ。本当に。あのひとたちと毎日いて、僕もあんなふうになりたいと思った。このままじゃ駄目なんだって」
「レコ君……」
「そう思えたのはカレンさんのおかげです。誰にも気に留められなかった僕に暖かい言葉をくれて、僕の好きなものをわかってくれた。カレンさんは初めて僕を受け入れてくれたひとなんです」
レコが顔をあげる。こんなふうに力強くすくっと立って前を見つめる姿は初めてかもしれない。
「カレンさんと毎日一緒にいて、あなたの優しさに触れて、あのふたりに負けたくないと思った。こんな僕が思うにはおこがましいかもしれませんが――」
「ううん、そんなことない。レコ君も充分素敵だよ」
レコの唇が微笑んだ。私は軽く目を見開く。
――笑った顔、初めてかも。
「そんなふうに言ってくれるのは、やっぱりカレンさんしかいません」
自信なさげな空気は取り払われて、なんだがいつものレコじゃないみたい。そんなわけないのに、背も一段伸びた気がした。あまりに真っすぐ見つめてくる視線に、私のほうが落ち着きをなくしてくる。
「レコ君……」
その時、ざあっと風が吹いた。前髪が取り払われて、レコの顔が顕になる。形の良い白い額。すっと通った鼻筋。繊細な顎のライン。中性的な綺麗な顔立ち。それより何より、私が囚われたのは――。
どこまでも澄み切った、深い、深い藍――。吸い込まれそうなほどの輝きを宿している。
「僕は透明人間だった。でもカレンさんのおかげで普通の人間になれたんだ」
レコが微笑った。
『僕は透明人間。でも君の前では普通の人間になれるんだ』
レコの姿がゲームのそれと重なった。
時が止まったようにみえた。
レコの前髪が散っていく。そこから覗く藍色の目。初めて見るレコの目は水晶玉のように輝いて見えた。綺麗な目の中に私を写りこませたまま、その目が微笑む。
風が吹き止み、時が再び動き出す。
でも私は一歩も動けなかった。
心臓が激しく脈打つ。
「もっとあなたに相応しい人間になれるように、あのふたりに負けないくらい、頑張ります」
レコの声がどこか遠くから聞こえる。
あまりの衝撃にレコがいつその場を去ったのかさえもわからない。
私は呆然として、その場にへたり込んでしまったのだった。
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