熊ちゃん配達員を食べたい腹ペコな私 清純なのは見た目だけ!とにかくおとなしく食べられなさい!

あさひれい

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【閑話休題】すったもんだで丸く収まる

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玲奈さんが意気揚々と俺の腹やわき腹にちゅっちゅっと音を立てている。時々、「うまくできた」と言っているので、順調にキスマークを残しているらしい。

「そう、ここにね、マーキングするんだって」

と言って腰骨の近くを吸われた。かなり念入りに。


「ふふっ。たのしー。こんなにあちこちキスマークついてたら、浮気もできないね」

「しませんよ!浮気なんて!」

「うん、くまちゃんのことは信じてるけど、いつ飲み潰されて素っ裸に剥かれておいしく頂かれちゃうがわかんないじゃない~」

玲奈さんが口を尖らせて言うけど、この巨体を誰がどこに運んで、しかも酔いつぶれて重くてただの塊になった男の服を脱がすっていうんですか…運ぶだけで重労働ですよ。運びきったら大汗かいて倒れると思います。

「その心配はよっぽど玲奈さんのほうがあるじゃないですか。そんなに軽かったらひょいって運ばれそうですよ」

「ねー。それが怖いからお酒飲まないの。そういう目つきで見てくる男の人って気味悪いくらい怖いんだよね…」

実体験からきているであろう感想に、俺はあっと言葉を飲み込んだ。
体をがばっと起こして、結ばれたままの両腕の中に玲奈さんを抱きしめた。

「もう絶対そんな目に遭わせません!これからは俺が守ります!」

「うん、ありがとう、くまちゃん。大好きだよー」

玲奈さんの細い腕が背中に回る。本当に折れそうなほど華奢で時々心配になってしまう。

「今日はこのまましよっか」

甘い雰囲気だったはずなのに、唐突に言われて、「え?」と間抜けな声が出た。玲奈さんは準備していたコンドームをいそいそと取ってきて、俺の体をベッドの端に腰掛けるようにずらした。そのまま、脚の間にはさまってくるくると俺のしっかり勃ち上がったものにかぶせていく。

「またお口でしてあげたいけど、もう挿れたくなっちゃって」

そんなことを上目遣いでしかも可愛い声で言われてしまえば、もうどうでもよくなりますよ。
玲奈さんの体を下にしようと動いたら、玲奈さんに「だめだめ、お座り」と止められた。

「今日は座ったままなのってば」

ベッドの端に腰掛けた状態でいたら、玲奈さんが体を起こして俺の股間を跨ぐとベッドに両膝をついた。

「えっ、このままですか?俺まだ何もしてないのに」

「いいの。今日は私がしたいようにするの」

「いや、でもせめて口で」

舐めたい!という希望を口にする前に、玲奈さんの腰がゆっくりと下りてきてしまった。
くぷっと中に入った瞬間、もう一度出しているというのに、ぞくぞくした感覚が腰まで走り抜けた。

「んっ…あっ…おっきいね…」

俺の肩に手を置いて、片手は俺のものに添えられている。肩に置かれた指が握りしめられる。

「玲奈さん?痛いんじゃないですか?」

「だいっ…じょぶ…」

苦しいのかなって顔をのぞこうとしたら、半分くらい入った状態で上下に腰が揺れた。
いやっ、大丈夫じゃないのは俺ですね!

「わっ…玲奈さん、いきなりそんなに動かないでくださいっ」

「だって、こうしないと全部入らないから」

「だからっ、俺が、濡らしますって」

「だーめ。今日は私がくまちゃんを襲いたいの」

両肩に置かれていた手でどんっと後ろに押された。不意を突かれてベッドに仰向けに倒れると玲奈さんの美しい体を下から見上げる姿勢になる。

「きれいです…玲奈さん…」

心からの声がうっかり漏れた。
玲奈さんはにこりと笑うと、腰をすとんと落としてしまった。

「っ」

「ああっ」

腰にかかる重みと肌の感触で、今ぴったりとひっついてしまっているのだとわかる。
玲奈さんが目をつぶって、何かをこらえる仕草がたまらなく色っぽい。
もうこれだけで暴発しそうだな…と思っていたら、そこから玲奈さんの猛攻が始まった。

両膝で体重を支え、前後に揺れ始めた。その体のしなやかな動きに見惚れるよりも、揺らされるたびに奥にごりごりと先端を押し付けられる感じが股間に直撃した。
やばいやばい。これは両腕の拘束をといて、その腰を止めないともっていかれる!
だいぶ動いたおかげで緩み始めていた紐からなんとか抜け出そうと腕をこする。

「んっ…ああっ…これ、当たっちゃうね…」

玲奈さんの艶めいた声と表情は今の俺には毒にしかならないので、必死に見ないようにした。
なんとか腕と腕の間に隙間ができた!と思ったら、玲奈さんの体が止まった。
ふと視線を向けると、体が倒れてきたので、支えようかと思ったら、玲奈さんが俺の体を挟むようにしてベッドに手をついた。

「よそ見できちゃうなんて、余裕あるんだね」

「いやっ、その、腕を」

弁解の余地を与えてもらおうと思ったが、なんと玲奈さんは腰を上下に動かし始めてしまった。ぐちゅぐちゅという卑猥な音が響きながら、玲奈さんの腰が上に行くたびに俺のものが更なる刺激を求めて疼いてしまう。
玲奈さんの動きは激しい。全身から汗も出て、額に髪が貼りついてしまう。そして、それを払う手とくねる体がいやらしすぎる。濡れる体ってのがこんなに股間を直撃するとは…。
いや、でも動きたい、このままイクのはこらえたいっ。
もういつでも出せるような状態ではあるが、ぐっとこらえて両腕に力を入れる。すると、紐の緩んだところか片手が抜けた。
片手には紐がついたままだったけど、もうそのまま玲奈さんの腰を両手でつかんで、下から思い切り突き上げた。

「あああっ」

玲奈さんの声が高く上がり、更に強く突き上げる。
俺の両手の上に玲奈さんの両手がのせられて、必死に引き剥がそうとしている。

「あっ、あっ、待っ…そんな、激しいの…」

途切れ途切れに漏れる声が更に興奮する。玲奈さんが目をつぶって声をこらえるように唇を噛んでいる。
ほとんど何もさせてもらえなかった俺の体力はほぼ満タンなので、両脚に力を入れてがんがんに突く。
玲奈さんのいいところを探しながら、先端がとんっと当たった瞬間

「やっ…ああっ…あああっ」

玲奈さんの反応が激しいものに変わった。そこだけに当たるように動き続ける。玲奈さんは首をふるふると振りながら、漏れ出る声を抑えきれずにいるらしい。

「だめっ、だめっ、それ…いっちゃう」

「いいですよ、俺ももう出せます」

俺の突き上げに玲奈さんの体がびくびくと震えたとき、俺も吐き出した。
びゅくびゅくと吐精するたびに玲奈さんの体が小さく震える。そして、ぐったりと俺の上に倒れこんできた。
荒い息をしながら、すっかり汗で濡れた体をひっつけあう。

「…もう…今日は私の好きにするって言ったのに」

「十分、好きにしたと思いますよ…?」

散々我慢させられたというのに、玲奈さんはまだ好き勝手したかったらしい。

「んー。そだね。いっぱいキスマークつけれたからいいとしようかな」

満足気に細い指先が俺の胸元を撫でていく。

「ね、シーツ替えあったっけ?汗でびしょびしょだね」

「はい、ありますよ。先にシャワーにしましょうか」

と言って二人で入った浴室で、散々我慢させられた俺のいたずら心に火がついて、玲奈さんの体をこれでもかというほどに舐めまくり、約束通りきわどいところにキスマークをつけさせてもらった。
玲奈さんになら襲われてもいいかな…なんてことを思ってしまったけど、これは絶対に本人には言えない秘密だ。
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