35 / 142
虎穴に入らずんば虎子を得ず
しおりを挟む
現在の状況を説明しますと、熊野さんのおうちにいます。
何をしているかと言うと、お風呂場で全裸でシャワーを浴びています。
て、展開が速すぎませんか。
今までの、のんびりゆったりのペースはどこにいったんでしょうか。
そして、私はシャワーを浴びつつ、メイクを完全に落としてもう一度し直すのか、すっぴんになるのか、顔は洗わずにいるのか悩んでいます。
熊野さんのおうちに来るなり、洗面所に直行したのでバックも全部あるんだけど、フルメイクする時間はさすがにないし…でも、お店出る前にさっと直しただけだし、既にシャワーの湿気でもうメイクもグズグズだし…という問題に直面してるんです。
ギィーと浴室のドアを開けて、ごそごそとバックの中から、試供品のメイク落としと洗顔を取り出して、覚悟を決めました。もう一気に落とすことにします!
すっぴんでも受け入れてください!
だって、あれこれして汗かいて、よれたメイクの状態のやらしい顔見られるのはいや!
という結論に至りました。
体は石鹸があったので、手でこすりました。
なんか、熊野さんが使ってるのはとてもハードなボディタオルで、赤くなりそうでした。痛くないのかな…
そして、洗面所に出たんですけど、タオルはわかったんです。
お借りしまーすって小さく言いながらタオルを取って、髪と体を拭きつつちょっと洗面所を観察。
なんていうか、無駄な物は一切置かないみたいで、洗濯洗剤とハブラシと歯磨き粉、シェーバーと充電器とか見える範囲にはそれくらい。
どうやら、女の気配は一切ないようです。
ていうか、どこもかしこもピカピカでびっくり。
鏡もきれいに磨かれてるし。
バッグから再び化粧水や乳液の試供品を取り出して塗りたくる。
ポーチに入れといてよかった。いや、急に温泉に行きましょうとかなったときに必要かなって思ってたんだけど、こんなに早く使うことになるとは。
それで、最大の問題なんですけど。
今、まだバスタオル巻いてるだけなんです。
ノーパンだし、ノーブラなんです。
で、さっきフラペチーノぶちまけたワンピースは当然着られないので、熊野さんにお洋服借りるんですけど、バスタオル姿で出てっていいものなんですかね?
ブラ紐が見えるのなんか間抜けな気がするから、ノーブラなのはいいとして、ノーパンでバスタオル巻いて出て行くのどうなんでしょう…?
うーん、でも、後で脱ぐだろうしと思って、バスタオルのまま洗面所のドアを開けようとしたら、ぱって引かれちゃって、勢いよく倒れ込みました。
相変わらず、固い…
とにかく、熊野さんの胸は固いです。
ドアノブを引いた格好のまま変なポーズで固まってる熊野さんの反対の手にはスウェットらしきものがありました。
「あ、持ってきてくれたんですね。ありがとうございます」
「は、ははいっ」
声が裏返ってますよ?と思ったら、くるって踵を返してお部屋に戻ってしまいました。
熊野さんちは玄関入ってすぐ右がトイレで、左が洗面所になっていて、廊下の先にドアがあって、その先がダイニングとお部屋になっているそう。
熊野さんは廊下の先のドアを閉めて向こうに行ってしまったのでもう姿は見えないけど。
熊野さん、お腹空いたって言ってた気がするから、えっちよりもごはんが先かな。
なら、下着も着ましょうかね、と思い直して、ブラと下着をつけて、手渡されたスウェットの上下を着ようとした。
どっちも案の定、ぶっかぶか。
どんだけ袖をまくっても、ずり落ちてくる。
ズボンはもう紐締めても落ちるし。
スウェットのトップスがお尻の下まであるから、もういいや!と思って、トップスだけにしました。
いや、あざとさなんて計算に入れてませんから。ほんと、ほんと。
熊野さんちにはドライヤーがないので、髪は洗いませんでした。今度泊まりに来るときには持ってこないとなー。
白い斑点になってしまったワンピースはとりあえず畳んで、バッグに入れてたエコバッグにしまった。
履かなかったスウェットのズボンとバッグとエコバッグを持って、廊下を進む。
ドアを開けたら、熊野さん立って待っててくれました。
「シャワーお借りしました。これ、大きくて履けなかったのでお返しします」
にこにことズボンを返したら、熊野さんが全く目を合わせずにそれを受け取った。
熊野さん?私はこっちですけど?
と思いつつ、お部屋をちゃっかり観察。
キッチンは2口コンロが置いてあって、その上にはやかんが1つ。
隣に冷蔵庫。
小さい食器棚の上に電子レンジ。
で、ダイニングにはローテーブルとその前にテレビ。
たぶん、あの木のスライドドアを開けたら、寝室なのかな?
ほうほう。なかなかいいお部屋ですね。
私はどこにおさまったらいいのかな。
「い、いい、今、コーヒー入れます。座っててください」
「あ、はい。ありがとうございます。私がしましょうか?」
「い、いえ、あの、その格好では危ないので、その、座っててください」
あ、お湯が跳ねたりするからかな?
お言葉に甘えてローテーブルの横に座る。
私の家に来たときにはお返しにおもてなししますからねー。
しっかし、このお部屋もぴかぴかだなぁ。
私もお部屋のお掃除頑張らなくちゃ。
「あ、そうだ。夜ごはんどうしますか?」
「俺が弁当でよければ買ってきますけど」
「私は全然それでいいです。なんていうお店ですか?ネットでメニューみられるかな」
「ここから1番近いのは来々軒っていうとこなんですけど、シュウマイ弁当がうまいんですよ」
「わー食べてみたーい。あ、あった。ほんとだ、おいしそう」
「じゃあ、俺が電話して、取ってきます。飲み物も何もなくて、買ってきますけど、何がいいですか?」
熊野さんがマグカップを持ってきてくれた。両手で受け取ろうと手を伸ばしたら、フリーズした。
熊野さん時々固まっちゃうんだけど、私、威力の弱いメデューサになった気分。
「炭酸系が飲みたいです。なんでもいいので適当にお願いします。すみません、ほんとは一緒に行きたいんですけど」
「いいえ!俺が一人で行きます!だめです!そんな格好で外を歩いてはいけません!!」
は、はい、お父さん…なんていうか、お母さん…?
「お、俺、行ってきます!あの、適当にくつろいでてください。リモコン、ここにあるんで」
熊野さんは行ってしまいました。素早い。
いつも思うけど、体大きいのに竣敏なんだよね。
あったかいコーヒーをひと口飲んで、一人残された部屋でぼんやり。
なんて、するわけないですよね!
見える範囲で観察しまくるに決まってるじゃないですか!
私、独占欲強いんで!
女の気配を感じ取ってやりますよ!それは隅々から!!
とは意気込んだものの、ほんとにさっぱりしたお部屋で。
食器も1人分しかないみたいで、マグカップでさえ1個だし。
飲み終わったマグカップをキッチンで洗って、ふきんを探したけど、見つからず。とりあえず、シンク横に置きました。
女っ気がないのはわかったので、次は何を探そうかな~。
エロ本とかないかな。DVDでもいいんだけど。
性癖とか傾向とか知りたいけどなー。
お兄ちゃんはベッドのマットレスの下とか、机の1番下の引き出しの本とか立てていれるじゃないですか、あの底の部分にノートとかカモフラージュで置いてその下に隠してたりしてたんですよ!
でも、このダイニングスペースにはそのどっちもない!
くぅー、どっかに置いてないかな、オープンスケベだったりしないかな。
テレビ台の中にDVDがある!知ってます!こういうときって、DVDの後ろとか、テレビ台の裏とか下に隠してるんですよね?!
見ちゃおーっと。
テレビの前にごろーんと寝転んで、下とか裏にはないかなーって見てたときでした。
「お待たせしまし…」
あ、熊野さん帰ってきちゃった。
何をしているかと言うと、お風呂場で全裸でシャワーを浴びています。
て、展開が速すぎませんか。
今までの、のんびりゆったりのペースはどこにいったんでしょうか。
そして、私はシャワーを浴びつつ、メイクを完全に落としてもう一度し直すのか、すっぴんになるのか、顔は洗わずにいるのか悩んでいます。
熊野さんのおうちに来るなり、洗面所に直行したのでバックも全部あるんだけど、フルメイクする時間はさすがにないし…でも、お店出る前にさっと直しただけだし、既にシャワーの湿気でもうメイクもグズグズだし…という問題に直面してるんです。
ギィーと浴室のドアを開けて、ごそごそとバックの中から、試供品のメイク落としと洗顔を取り出して、覚悟を決めました。もう一気に落とすことにします!
すっぴんでも受け入れてください!
だって、あれこれして汗かいて、よれたメイクの状態のやらしい顔見られるのはいや!
という結論に至りました。
体は石鹸があったので、手でこすりました。
なんか、熊野さんが使ってるのはとてもハードなボディタオルで、赤くなりそうでした。痛くないのかな…
そして、洗面所に出たんですけど、タオルはわかったんです。
お借りしまーすって小さく言いながらタオルを取って、髪と体を拭きつつちょっと洗面所を観察。
なんていうか、無駄な物は一切置かないみたいで、洗濯洗剤とハブラシと歯磨き粉、シェーバーと充電器とか見える範囲にはそれくらい。
どうやら、女の気配は一切ないようです。
ていうか、どこもかしこもピカピカでびっくり。
鏡もきれいに磨かれてるし。
バッグから再び化粧水や乳液の試供品を取り出して塗りたくる。
ポーチに入れといてよかった。いや、急に温泉に行きましょうとかなったときに必要かなって思ってたんだけど、こんなに早く使うことになるとは。
それで、最大の問題なんですけど。
今、まだバスタオル巻いてるだけなんです。
ノーパンだし、ノーブラなんです。
で、さっきフラペチーノぶちまけたワンピースは当然着られないので、熊野さんにお洋服借りるんですけど、バスタオル姿で出てっていいものなんですかね?
ブラ紐が見えるのなんか間抜けな気がするから、ノーブラなのはいいとして、ノーパンでバスタオル巻いて出て行くのどうなんでしょう…?
うーん、でも、後で脱ぐだろうしと思って、バスタオルのまま洗面所のドアを開けようとしたら、ぱって引かれちゃって、勢いよく倒れ込みました。
相変わらず、固い…
とにかく、熊野さんの胸は固いです。
ドアノブを引いた格好のまま変なポーズで固まってる熊野さんの反対の手にはスウェットらしきものがありました。
「あ、持ってきてくれたんですね。ありがとうございます」
「は、ははいっ」
声が裏返ってますよ?と思ったら、くるって踵を返してお部屋に戻ってしまいました。
熊野さんちは玄関入ってすぐ右がトイレで、左が洗面所になっていて、廊下の先にドアがあって、その先がダイニングとお部屋になっているそう。
熊野さんは廊下の先のドアを閉めて向こうに行ってしまったのでもう姿は見えないけど。
熊野さん、お腹空いたって言ってた気がするから、えっちよりもごはんが先かな。
なら、下着も着ましょうかね、と思い直して、ブラと下着をつけて、手渡されたスウェットの上下を着ようとした。
どっちも案の定、ぶっかぶか。
どんだけ袖をまくっても、ずり落ちてくる。
ズボンはもう紐締めても落ちるし。
スウェットのトップスがお尻の下まであるから、もういいや!と思って、トップスだけにしました。
いや、あざとさなんて計算に入れてませんから。ほんと、ほんと。
熊野さんちにはドライヤーがないので、髪は洗いませんでした。今度泊まりに来るときには持ってこないとなー。
白い斑点になってしまったワンピースはとりあえず畳んで、バッグに入れてたエコバッグにしまった。
履かなかったスウェットのズボンとバッグとエコバッグを持って、廊下を進む。
ドアを開けたら、熊野さん立って待っててくれました。
「シャワーお借りしました。これ、大きくて履けなかったのでお返しします」
にこにことズボンを返したら、熊野さんが全く目を合わせずにそれを受け取った。
熊野さん?私はこっちですけど?
と思いつつ、お部屋をちゃっかり観察。
キッチンは2口コンロが置いてあって、その上にはやかんが1つ。
隣に冷蔵庫。
小さい食器棚の上に電子レンジ。
で、ダイニングにはローテーブルとその前にテレビ。
たぶん、あの木のスライドドアを開けたら、寝室なのかな?
ほうほう。なかなかいいお部屋ですね。
私はどこにおさまったらいいのかな。
「い、いい、今、コーヒー入れます。座っててください」
「あ、はい。ありがとうございます。私がしましょうか?」
「い、いえ、あの、その格好では危ないので、その、座っててください」
あ、お湯が跳ねたりするからかな?
お言葉に甘えてローテーブルの横に座る。
私の家に来たときにはお返しにおもてなししますからねー。
しっかし、このお部屋もぴかぴかだなぁ。
私もお部屋のお掃除頑張らなくちゃ。
「あ、そうだ。夜ごはんどうしますか?」
「俺が弁当でよければ買ってきますけど」
「私は全然それでいいです。なんていうお店ですか?ネットでメニューみられるかな」
「ここから1番近いのは来々軒っていうとこなんですけど、シュウマイ弁当がうまいんですよ」
「わー食べてみたーい。あ、あった。ほんとだ、おいしそう」
「じゃあ、俺が電話して、取ってきます。飲み物も何もなくて、買ってきますけど、何がいいですか?」
熊野さんがマグカップを持ってきてくれた。両手で受け取ろうと手を伸ばしたら、フリーズした。
熊野さん時々固まっちゃうんだけど、私、威力の弱いメデューサになった気分。
「炭酸系が飲みたいです。なんでもいいので適当にお願いします。すみません、ほんとは一緒に行きたいんですけど」
「いいえ!俺が一人で行きます!だめです!そんな格好で外を歩いてはいけません!!」
は、はい、お父さん…なんていうか、お母さん…?
「お、俺、行ってきます!あの、適当にくつろいでてください。リモコン、ここにあるんで」
熊野さんは行ってしまいました。素早い。
いつも思うけど、体大きいのに竣敏なんだよね。
あったかいコーヒーをひと口飲んで、一人残された部屋でぼんやり。
なんて、するわけないですよね!
見える範囲で観察しまくるに決まってるじゃないですか!
私、独占欲強いんで!
女の気配を感じ取ってやりますよ!それは隅々から!!
とは意気込んだものの、ほんとにさっぱりしたお部屋で。
食器も1人分しかないみたいで、マグカップでさえ1個だし。
飲み終わったマグカップをキッチンで洗って、ふきんを探したけど、見つからず。とりあえず、シンク横に置きました。
女っ気がないのはわかったので、次は何を探そうかな~。
エロ本とかないかな。DVDでもいいんだけど。
性癖とか傾向とか知りたいけどなー。
お兄ちゃんはベッドのマットレスの下とか、机の1番下の引き出しの本とか立てていれるじゃないですか、あの底の部分にノートとかカモフラージュで置いてその下に隠してたりしてたんですよ!
でも、このダイニングスペースにはそのどっちもない!
くぅー、どっかに置いてないかな、オープンスケベだったりしないかな。
テレビ台の中にDVDがある!知ってます!こういうときって、DVDの後ろとか、テレビ台の裏とか下に隠してるんですよね?!
見ちゃおーっと。
テレビの前にごろーんと寝転んで、下とか裏にはないかなーって見てたときでした。
「お待たせしまし…」
あ、熊野さん帰ってきちゃった。
0
お気に入りに追加
104
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる