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BADエンドルート
2人のシオン1
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あれからシオンとはずっと一緒だ。朝起きてから夜寝るまでシオンは私について離れない。
今日も目が覚めると隣でシオンが眠っている。シオンは私を離さないと言わないばかりに腰に手を回して、抱きしめている状態だ。
こうするとシオンが見た目以上に大きくて逞しい身体をしていることに気がつく。
抱きしめられている私はシオンの身体にすっぽりと収まっている。身長は高いけど細身のモデル体型なので普段はそこまで大きいと実感はなかった。
シオンの拘束は強く何もできないのでシオンが起きるまでは彼の寝顔を見るくらいしかすることがない。
サラサラとした髪の毛に滑らかな色白の肌。
目を閉じているとまつ毛が本当に長いことがわかる。
そして眠っている姿ですら童話の王子様に見えるほどの整いすぎた顔立ちは芸術品のようだ。
監禁される前の私だったらトキメキは止まらなかったのだろう。この間まではシオンに本気で惹かれていた。
だけど今ではこの綺麗な少年は怪物にしか見えないのだ。アイドル活動で手に入れた富と悪魔の不思議な力で私の人生をめちゃくちゃにした化け物。
それが今の私がシオンに抱く気持ちだ。
本当はこうして抱きしめられているのも胸がムカムカしてくる。振り解けるのなら振り解きたい。
私は全てをこの男の子に食い尽くされたのに、当の本人はとても幸せそうに眠っているのだ。
「桃さん、おはよう」
シオンの目が開いて、花が咲いたような笑みを浮かべる。そしてちゅっとリップ音を立てて頬にキスされる。
「おはよ」
「桃さんの方が先に起きたんですね。お腹空きましたか? 今から朝ごはん作りますね。桃さんは洋食と和食どちらの気分ですか?」
「どっちでもいい」
「わかりました。ご飯できるまで桃さんは好きなことしててくださいね」
そう言ってシオンは立ち上がり、キッチンへと向かっていった。この生活が始まってから私はキッチンに一度も立ったことがない。
シオンが立たせてくれないのだ。
「桃さんが怪我したり火傷したりしたらって考えてしまって心配なんです。こう見えて料理は結構得意なので俺が全部やります」
そう押し切られてしまった。
やることもないので洗面所で顔を洗って、服に着替える。
といってもシオンが用意した服はランジェリーみたいなものか、もこもことした素材のルームウェアのようなものだ。外に出て歩けるような服は一着もない。
デザインは可愛いが家の中で着ること前提のものだ。用意されている服にすらシオンの絶対に逃さないという意図を感じる。
ランジェリーよりはまだもこもこルームウェアの方が服としての機能を果たしている。それに露出度といった面でも安心感がある。
着替えると後は漫画を読んだり、サブスクの映画を見たりする。スマートフォンは没収され、世情がわかるニュース番組をはじめとしたテレビ番組は見せてもらえない。
シオンからもらったタブレットで適当な漫画を読んでいるといい匂いが漂ってくる。
「ご飯できましたよ」
そう言ってテーブルの上に用意された朝食はホテル顔負けの立派な洋食だった。
温かいコンソメスープに、色とりどりのフルーツとサラダ、主食であろうクロワッサンや食パン、メロンパンは大きいお皿に山盛りのように積まれている。
そしてお皿には綺麗な形のオムレツが載っている。オムレツからはバターのいい香りが漂ってくる。
ただ量が恐ろしく多い。2人で食べるにはあまりにも多すぎる。大きなテーブルを埋め尽くすくようにところ狭しと料理が置かれているのだ。
監禁されてからはお決まりの光景だが料理の多さだけは今も見慣れない。
シオンはこれをペロリと平らげるのだ。
テーブルについて用意された料理に手をつける。スープもサラダも美味しいし、オムレツはシェフが作ったような出来映えでふわふわのとろとろだ。
具が入ってないプレーンオムレツだからこそシオンの料理の腕が良いことがよくわかる。
そしてシオンは私が食事をするのをニコニコしながら見つめている。食事している姿をこうも見つめられると恥ずかしいというか照れ臭い気持ちになる。そのせいで食事の時すら気が休まらない。
恥ずかしくなってシオンから顔を背ける。
「小さいお口でご飯食べている桃さんってすごい可愛いなって思って見てるだけなんで俺のことは気にしないで好きなもの食べてくださいね。デザートも用意してます」
「そうは言っても……」
結局私はシオンに見つめられながら今日も朝ごはんを食べた。
***
ご飯を食べて身支度を済ませるとシオンにベッドに座るよう促される。シオンはいつも用意したベッドで私とコミュニケーションを取りたがる。
今日も無理矢理座らせられて隣にいるシオンに抱き寄せられる。
「ねえ桃さん、俺もお腹空いちゃった。俺にご飯食べさせて」
そう言うシオンの瞳はとろんと蕩けている。
シオンのエネルギー源は人間の生気だ。シオンは食事が好きだから私と同じご飯を食べるけどそれはシオンのエネルギーにはならないらしい。
そしてこの時間は私が最も嫌いな時間だ。
私の返事を待たずにシオンは私をベッドに押し倒して首筋に吸い付く。
「あっ、うっ♡」
私の精神状態やコンディションで生気の味も違うらしい。シオンは私が快感で乱れている時に好んで生気を吸う。
なのでシオンはありとあらゆる手で私を快楽で蕩かして攻め立てようとするのだ。
「へえ、楽しそうな事してるじゃないですか? 俺も混ぜてくれませんか?」
シオンのいない場所からシオンの声が聞こえる。
ドアに目をやるとシャツにジーンズといったラフな服を着たシオンが佇んでいた。シオンが私の生気を吸って生み出した分身だ。
シオンの分身は愉快そうに目を細めている。分身が言っていることはこれからすることに加わりたいと言うことだろう。
「そうか。今日は学校も休みだし仕事もオフだったか」
シオンも分身の方へ目をやるとひとりごちる。そして考え込む仕草をする。
「シオン、やめてっ! 冗談だよね⁈」
分身と本体の3Pなんて冗談ではない。本体の責めですらねちっこく、快楽拷問のようなものなのに2人のシオンに責められなんかしたらそれこそ快感の嵐でおかしくなってしまうだろう。
何よりも同意してない3Pなんて地獄でしかない。
「そんなすぐに拒否しなくてもいいんじゃない? 俺となかよくするのはそんなに嫌ですか?」
分身は意地悪な笑みを浮かべ、ベッドに近づいて私の髪に触れて梳く。
「俺って結構天邪鬼で嫌って言われるとよりしたくなるんですよ。安心してください。クセになるくらいに気持ちよくしてあげる」
本体の方が耳元で囁いてふうっと息を吹きかけてくる。
ゾクゾクとした感じが全身に走る。
「壊れるくらい愛してあげる」
分身と本体の両方に耳元で囁かれる。その言葉は蜜のように甘いけれど、執着という名の猛毒が含まれていた。
今日も目が覚めると隣でシオンが眠っている。シオンは私を離さないと言わないばかりに腰に手を回して、抱きしめている状態だ。
こうするとシオンが見た目以上に大きくて逞しい身体をしていることに気がつく。
抱きしめられている私はシオンの身体にすっぽりと収まっている。身長は高いけど細身のモデル体型なので普段はそこまで大きいと実感はなかった。
シオンの拘束は強く何もできないのでシオンが起きるまでは彼の寝顔を見るくらいしかすることがない。
サラサラとした髪の毛に滑らかな色白の肌。
目を閉じているとまつ毛が本当に長いことがわかる。
そして眠っている姿ですら童話の王子様に見えるほどの整いすぎた顔立ちは芸術品のようだ。
監禁される前の私だったらトキメキは止まらなかったのだろう。この間まではシオンに本気で惹かれていた。
だけど今ではこの綺麗な少年は怪物にしか見えないのだ。アイドル活動で手に入れた富と悪魔の不思議な力で私の人生をめちゃくちゃにした化け物。
それが今の私がシオンに抱く気持ちだ。
本当はこうして抱きしめられているのも胸がムカムカしてくる。振り解けるのなら振り解きたい。
私は全てをこの男の子に食い尽くされたのに、当の本人はとても幸せそうに眠っているのだ。
「桃さん、おはよう」
シオンの目が開いて、花が咲いたような笑みを浮かべる。そしてちゅっとリップ音を立てて頬にキスされる。
「おはよ」
「桃さんの方が先に起きたんですね。お腹空きましたか? 今から朝ごはん作りますね。桃さんは洋食と和食どちらの気分ですか?」
「どっちでもいい」
「わかりました。ご飯できるまで桃さんは好きなことしててくださいね」
そう言ってシオンは立ち上がり、キッチンへと向かっていった。この生活が始まってから私はキッチンに一度も立ったことがない。
シオンが立たせてくれないのだ。
「桃さんが怪我したり火傷したりしたらって考えてしまって心配なんです。こう見えて料理は結構得意なので俺が全部やります」
そう押し切られてしまった。
やることもないので洗面所で顔を洗って、服に着替える。
といってもシオンが用意した服はランジェリーみたいなものか、もこもことした素材のルームウェアのようなものだ。外に出て歩けるような服は一着もない。
デザインは可愛いが家の中で着ること前提のものだ。用意されている服にすらシオンの絶対に逃さないという意図を感じる。
ランジェリーよりはまだもこもこルームウェアの方が服としての機能を果たしている。それに露出度といった面でも安心感がある。
着替えると後は漫画を読んだり、サブスクの映画を見たりする。スマートフォンは没収され、世情がわかるニュース番組をはじめとしたテレビ番組は見せてもらえない。
シオンからもらったタブレットで適当な漫画を読んでいるといい匂いが漂ってくる。
「ご飯できましたよ」
そう言ってテーブルの上に用意された朝食はホテル顔負けの立派な洋食だった。
温かいコンソメスープに、色とりどりのフルーツとサラダ、主食であろうクロワッサンや食パン、メロンパンは大きいお皿に山盛りのように積まれている。
そしてお皿には綺麗な形のオムレツが載っている。オムレツからはバターのいい香りが漂ってくる。
ただ量が恐ろしく多い。2人で食べるにはあまりにも多すぎる。大きなテーブルを埋め尽くすくようにところ狭しと料理が置かれているのだ。
監禁されてからはお決まりの光景だが料理の多さだけは今も見慣れない。
シオンはこれをペロリと平らげるのだ。
テーブルについて用意された料理に手をつける。スープもサラダも美味しいし、オムレツはシェフが作ったような出来映えでふわふわのとろとろだ。
具が入ってないプレーンオムレツだからこそシオンの料理の腕が良いことがよくわかる。
そしてシオンは私が食事をするのをニコニコしながら見つめている。食事している姿をこうも見つめられると恥ずかしいというか照れ臭い気持ちになる。そのせいで食事の時すら気が休まらない。
恥ずかしくなってシオンから顔を背ける。
「小さいお口でご飯食べている桃さんってすごい可愛いなって思って見てるだけなんで俺のことは気にしないで好きなもの食べてくださいね。デザートも用意してます」
「そうは言っても……」
結局私はシオンに見つめられながら今日も朝ごはんを食べた。
***
ご飯を食べて身支度を済ませるとシオンにベッドに座るよう促される。シオンはいつも用意したベッドで私とコミュニケーションを取りたがる。
今日も無理矢理座らせられて隣にいるシオンに抱き寄せられる。
「ねえ桃さん、俺もお腹空いちゃった。俺にご飯食べさせて」
そう言うシオンの瞳はとろんと蕩けている。
シオンのエネルギー源は人間の生気だ。シオンは食事が好きだから私と同じご飯を食べるけどそれはシオンのエネルギーにはならないらしい。
そしてこの時間は私が最も嫌いな時間だ。
私の返事を待たずにシオンは私をベッドに押し倒して首筋に吸い付く。
「あっ、うっ♡」
私の精神状態やコンディションで生気の味も違うらしい。シオンは私が快感で乱れている時に好んで生気を吸う。
なのでシオンはありとあらゆる手で私を快楽で蕩かして攻め立てようとするのだ。
「へえ、楽しそうな事してるじゃないですか? 俺も混ぜてくれませんか?」
シオンのいない場所からシオンの声が聞こえる。
ドアに目をやるとシャツにジーンズといったラフな服を着たシオンが佇んでいた。シオンが私の生気を吸って生み出した分身だ。
シオンの分身は愉快そうに目を細めている。分身が言っていることはこれからすることに加わりたいと言うことだろう。
「そうか。今日は学校も休みだし仕事もオフだったか」
シオンも分身の方へ目をやるとひとりごちる。そして考え込む仕草をする。
「シオン、やめてっ! 冗談だよね⁈」
分身と本体の3Pなんて冗談ではない。本体の責めですらねちっこく、快楽拷問のようなものなのに2人のシオンに責められなんかしたらそれこそ快感の嵐でおかしくなってしまうだろう。
何よりも同意してない3Pなんて地獄でしかない。
「そんなすぐに拒否しなくてもいいんじゃない? 俺となかよくするのはそんなに嫌ですか?」
分身は意地悪な笑みを浮かべ、ベッドに近づいて私の髪に触れて梳く。
「俺って結構天邪鬼で嫌って言われるとよりしたくなるんですよ。安心してください。クセになるくらいに気持ちよくしてあげる」
本体の方が耳元で囁いてふうっと息を吹きかけてくる。
ゾクゾクとした感じが全身に走る。
「壊れるくらい愛してあげる」
分身と本体の両方に耳元で囁かれる。その言葉は蜜のように甘いけれど、執着という名の猛毒が含まれていた。
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