現役DKアイドルと契約恋人〜超人気イケメンアイドルの正体は執着ストーカー?!

べーこ

文字の大きさ
上 下
35 / 38
BADエンドルート

お仕置きはオモチャによる快楽責め※

しおりを挟む
 シオンにお姫様抱っこして連れてこられた先は例のストーカー部屋だった。そこに置いてあるベッドに私は寝かされる。
 相変わらず部屋にある大きなホワイトボードには隠し撮りされた私の写真が貼ってある。
 
 シオンは再び私を拘束する。前みたいなピンクのファーでできた可愛らしい手錠ではなく、銀色の鉄の手錠だ。
 ただ、手錠が擦れて怪我をしないように手足にタオルを巻いてはくれた。それでも動けないことには変わりはない。手錠とベッドは鎖で繋がっていて、とてもじゃないけれど身動きは取れない。
 そしてシオンが手錠なんか無くても悪魔の力を使えば私の自由を奪う事ができる。それなのに敢えて手錠で拘束するのはシオンの怒りと失望ゆえなのだろうか。

 シオンはスタスタと部屋を出て、すぐに戻ってくる。戻ってきたシオンは熊のぬいぐるみを両手で抱きしめていた。

「俺本当に悲しいんですよ。見える所にぬいぐるみを置いておけばもしかしたら思い出してくれるんじゃないかって希望を抱いていたんです。でも桃さんは欠片も思い出してくれはなかったんですね。俺と一緒に過ごしたあの日々は桃さんには記憶の一欠片も残らないものだったんだ」

 ぬいぐるみを抱えたままシオンは涙をつーっと流す。切れ長の目からこぼれ落ちる雫はとても綺麗だった。加害者のはずなのに静かに涙する姿は恋愛ドラマの主人公のようだ。

「ご、ごめん。本当に思い出せないんだってば! シオンを悲しませたいわけじゃないの!」

 嘘をつくよりはずっといいと思ったのだ。それにシオン相手に嘘をつけるほど私は器用じゃないのだ。

「本当っ、桃さんって馬鹿だなあ。もっと媚びればもしかしたら俺の機嫌が良くなってたかもしれないのに。そんな馬鹿正直で素直だから色んな人につけ込まれるんだ。桃さんにどう思われたっていい。俺のことしか考えられないように身体に、心に、俺の事を刻みつけるから」
「やめて! お願い! 謝るから許して!!」

 シオンは私の言葉に耳を貸さず乱暴に私の服を脱がせる。抵抗はするけれど拘束されている上にシオンによって簡単に押さえつけられてしまう。

「桃さん、子供みたい。頑張って暴れてるのに全然逃げられないのも可愛い」

 あっという間に下着姿にされる。冷たい空気が直に肌に触れる。何をされるかなんてわかっている。

「やだ。お願い。許して」
「桃さん泣いてる? 俺が怖いから? それとも嫌いだから?」

 シオンは嗜虐的な笑みを浮かべて楽しそうに問いかける。手にはピンク色のローターとそしてこれまたピンクの太い棒を持っていた。その棒はどう見ても男性器だ。何よりも太くて長い。それを自身の中に挿れられるかと思うと恐怖で身体が震える。

「このピンクのローターは吸引に特化しててクリ責めに使われるものです。ローターでよがってるのすっごく可愛かったなあ。そしてこのバイブは俺のアソコで模って作ったんですよ。俺の形をちゃーんと覚えましょうね」

 シオンはそう言って私の洋服を鋏で切っていく。シオンが用意した高級なワンピースはシオン自身の手でただの布切れになってしまった。

「動かないでね。鋏がずれたら桃さんの綺麗な肌にキズができちゃうから」

 私は縦に首を振る。変な抵抗をしたら容赦しないというシオンの牽制だ。
 下着も全部切られたせいで生まれたままの姿になってしまう。シオンは裸の私を舐めるように見つめる。
 ギラギラとした欲の光が目から滲み出ていて、視線だけでシオンが興奮してるのが伝わって来る。
 口元も弧を描いていて呼吸も乱れている。シオンの熱い吐息が肌に触れる。

「ちょっと手荒くなりますけど、お仕置きなので我慢してくださいね」

 クリトリスにローターを当てられて、シオンがリモコンのスイッチを押す。
 すると機械が動いてクリトリスが吸われる感覚に襲われる。

「あっああああ♡♡♡」

 強烈な刺激に身体をビクビクとさせて刺激を逃がそうとする。だけど手足も拘束されて思うように動けずに与えられる快感を受け入れるしかなかった。

「クリ好きですもんね。これ遠隔操作できる優れものなんですよ」

 ベッドの側に置いた椅子にシオンは腰掛けてスマホをポチポチといじる。すると先ほどよりも吸引が強まり、同時に振動でクリトリスが刺激される。

「吸わないでっ♡♡あっあああ♡♡♡」
「嫌いな男にオモチャで嬲られてるのに快感でよがっちゃうんですね。しかも前の時のように感覚をいじる魔法なんて使ってないから言い訳できないですね。いいですよ、可愛く喘いでよがって、快楽を貪って淫乱なところたーっぷり見せてください」
「ちっ、違う♡♡」

 シオンに酷い事を言われて否定したいのに身体はローターの刺激に悦び、膣からはトロッと愛液が流れるのを感じる。口元もだらしなく空いたままでよだれが垂れていた。
 今の私は間違いなくオモチャで気持ちよくなっている淫乱な女にしか見えないだろう。

「身体は正直ですけどね。ほら桃さん濡れてきてる」

 シオンは私に近づいて、膣口を指でこねくり回す。
 くちゅっ、くちゅとした水音が自身の秘部から聞こえる。クリトリスとは違う快感で、その刺激を求めて腰を動かしてしまう。

「エッチですね。喘ぎながら腰を動かして指を強請るなんて。俺も桃さんに触れたくなってきました」

 そう言って膣の中に指を1本いれる。シオンの骨張った長く綺麗な指が狭い膣を掻き分けて侵入してくる。

「桃さんのナカ、俺の指を締め付けて離さないですね。あったかくて狭くて俺の指食べられそう」

 うっとりとした顔でシオンは呟く。だけど捕食してるのは私ではなく間違いなくシオンだ。完全に拘束されて逃げられない私はシオンという圧倒的強者に食われるだけだ。
 シオンの指はいつの間にか2本に増えて、巧みに動き私の膣を解しながらも気持ちいいところを的確に擦ってくる。さらにクリトリスの刺激は止むことはなく容赦なく吸引が行われている。
 イキたくないのに快感の波が迫ってくる。それと同時に膣がぎゅっとシオンの指を強く締めつける。心とは裏腹にシオンの手で私は高みに登ろうとしていた。

「ふうっ♡♡はぁっ♡♡あああああああ♡♡♡」
「あっはは。嫌いな男の指を締め付けてイったんだ。ほら、俺の指に桃さんのえっちな汁が絡みついて糸引いてる」

 シオンは私の膣から指を抜いて、その指を私に見せつける。シオンの指には白く泡だった私の愛液が絡みついて糸を引いていた。

「そろそろ桃さんのおまんこも解れましたし、コレ挿れてあげますね」
「シオン、お願いそれは許してっ! そんなの無理だよっ!」
「前に俺にレイプされた時に俺のちんこを受けいられたから大丈夫ですよ」

 シオンは私の懇願を無視する。前回は性欲そのものを弄られたせいで完全に発情してて身体が受け入れるようになっていた。だけど今の冷静な状態では怖さは段違いだ。

 シオンは先ほどのピンクのバイブを私の秘部に当てる。明らかに太いそれは痛みを伴って挿入される。

「うっああああ!」
「ちょっと解すの足りなかったかな? ローター強めてあげるので快感の方に集中してください」

 ローターの振動と吸引がさらに強まり、快感と痛みの両方が私の身体を苛む。少しずつではあるがバイブは膣内に入り込み、中を掻き分けて奥へと挿入される。

「全部入りましたね。今は痛いですけど時間が経って馴染んできたらきっと気持ちよくなれますよ。馴染むまで頑張っておまんこ締めてくださいね」

 それからバイブが馴染むまではバイブをくるくると軽く回されたり、乳首を弄られる。私の弱いところをシオンは容赦なく愛撫して可愛がる。
 ねっとりとした手つきは優しく丁寧ながらも執着がこもっていて怖くなる。全身が、ううん、熊野桃を構成している全てがシオンに塗り替えられるそんな感覚に襲われる。

 この数時間でシオンのありとあらゆる感情が私にぶつけられている。どうしてシオンがこんなに私に執着するのかわからない。

「そろそろ馴染んできましたし、バイブのスイッチ入れますね」
「あっっあああああ! 振動がっ、あっあああ♡♡♡」

 クリローターとバイブの両方から与えられる刺激に私は喘ぎ続ける。

「そうそう桃さん、これはお仕置きですので俺の気が済むまではこのままです♡快感で悶えてたくさんイッてくださいね」

 悪夢の宣告だった。

「ゆるじてっ、おねがいっ、解放して!!」
「だーめ♡♡ そしたらお仕置きにならないじゃないですか♡ ここは防音完璧ですし、いくら汚しても俺がちゃんと掃除するので好きなだけよがってください」

 そう言ってシオンは私が喘ぎ、快楽を貪る姿をずっと楽しそうに見ていた。

しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら

夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。  それは極度の面食いということ。  そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。 「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ! だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」  朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい? 「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」  あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?  それをわたしにつける??  じょ、冗談ですよね──!?!?

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

彼氏に別れを告げたらヤンデレ化した

Fio
恋愛
彼女が彼氏に別れを切り出すことでヤンデレ・メンヘラ化する短編ストーリー。様々な組み合わせで書いていく予定です。良ければ感想、お気に入り登録お願いします。

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~

吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。 結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。 何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

処理中です...