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アイドルグループCieloのライブに参戦!
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「きゃあああああああ」
会場全体に黄色い悲鳴が響き渡る。私も含め観客たちは色とりどりのペンライトを振り、彼を歓迎する。
私もこの空間の熱気に飲まれるように声を張り上げる。
今日は私が推してるアイドル『Cielo』のライブだ。
Cieloは男性4人からなる人気アイドルグループだ。
コンセプトは王道キラキラアイドルで誰もが好感を抱く爽やかさとフレッシュさが売りだ。
計算され尽くした色とりどりの美しい光が広いステージを照らす。ステージはライブ用に豪華に飾られている。
この瞬間はいつも心が踊る。現実を忘れ去って、彼らの世界へと没入する事ができる。
私を含めた周りの観客たちも期待に満ちた視線でステージの目を向ける。
そして音楽と共に上から今回の主役である彼らが現れる。
彼らは身体をワイヤーで固定して宙を飛び回る。
「フライングだ!」
周りは大盛り上がりだ。私もメンバーを目に焼き付けようとその姿を凝視する。
主役である彼らはステージに映える煌びやかな衣装を纏い、何よりも輝いている。
宝石のキラキラと光り輝く夢のような世界が好きだ。
嫌な事も辛い事も不安な事もこのひと時だけは全て消え去る。
ここで簡単なメンバーを紹介をさせてもらおう。
黒い髪の毛で紫色がアクセントの衣装を着ているのがシオンだ。
シオンはCieloの中で最も人気のあるメンバーだ。
そしてグループの最年少で超有名進学校に通う現役高校生でもある。
幼さが残る甘いマスクは舞台の上から観客を虜にするだろう。
そして180cmの長身は舞台の上ではとても映えていて、センターステージを歩く様はとてもかっこいい。ステージ映えするっていうか華があるっていうやつだろう。
イメージカラーは紫色だ。
今この瞬間もシオン推しによってペンライトの紫色の明かりが客席を覆い尽くしている。
緑が目立つ衣装を着ているのがスイだ。
イメージカラーはグリーン。
ベージュアッシュの明るい髪に一房だけグリーンのメッシュを入れたヘアスタイルがチャームポイントだ。
年齢より若く見えるキュートな顔立ちが特徴的で振る舞いも可愛らしいものが多い。
実際にファンからは姫と呼ばれている。
しかしその愛らしいルックスとは裏腹にダンスの実力は非常に高く、踊っている男らしい姿とのギャップに落ちるファンは多い。
鮮やかな青い髪の毛の青年はソウマだ。
眼鏡が似合う知的な雰囲気の美青年で自身のイメージカラーでブルーにピッタリの雰囲気だ。
クールな外見だけど性格は少し天然で穏やかな部分がこれまた人気の秘訣だ。
そしてシオンに負けず劣らずの歌唱力でチームを支えている。
最後は私の推しであるコウ君だ。
コウ君はメンバー最年長で尚且つリーダーでもある。
イメージカラーは赤で今回の衣装にも取り入れられている。
他のメンバーと比べてルックスもそれなりだし、ダンスも歌もトップではない。
ぶっちゃけると人気はメンバーの中でも低めだろう。
だけどスタッフへの気配りやグループでの潤滑油的存在でなくてはならない存在だ。
一曲披露し、4人が地面へ降り立つ。そしてステージに並ぶと真ん中に立っていたコウ君がマイクを持って挨拶をした。
「みんな、こんばんは! Cieloです!」
きゃあああああとつんざくような歓声が会場内を包み込む。もちろん私も例外ではない。
赤いペンライトを片手にコウくううううんと叫ぶ。
「Cieloのライブへようこそ! 今日はみんなに会えるのをとっても楽しみにしていました!」
爽やかな笑顔でシオンがマイクを持ち挨拶する。
紫色のペンライトを両手に持ったシオン推しの子が「シオン、愛してるううううう‼︎」と泣きそうな声で叫ぶ。
シオンに続いて他のメンバーも挨拶する。その度に各メンバーの推しが感極まったような叫びを上げていく。
このテンションだ。このテンションこそ私がライブに求めているものでライブでしか味わえないものだ。
ライブ中に私は赤く光るペンライトを思い切り振る。
赤はコウ君のイメージカラーなのだ。服だってコウ君に気づいてもらえるように赤いスカートを履いている。
だってコウ君のファンサが欲しい!
そう願いを込めてペンライトとうちわをアピールする。ちなみにうちわには表面に「コウ君、ウィンクして♡」とファンサを求める事が書かれている。
ファンならば誰だってファンサが欲しいものだ。
裏面には大きな文字でコウLOVEと書いてある。
曲も盛り上がって、Cieloのメンバーが客席へと向かってくる。
残念ながらコウ君は私が座っている席とは反対側へと行ってしまった。
来たのはシオンとソウマだ。
シオンのイメージカラーである紫色のペンライトを持った子たちが嬉しそうに叫ぶ。
鼓膜が裂けそうだ。だけど気持ちはわかる。私だってコウ君が来たらこうなっていた。
シオンが私の席の近くを通る。
せっかくなのでシオンの顔をじっと見てみる。
シオンの顔は私と同じ人間とは思えないくらいに綺麗だった。
間近で見ると本当にスキのない程に整った顔をしている。綺麗すぎてちょっと不気味さを感じたくらいだ。
肌だって透き通るような透明感ですごく綺麗だ。剥き立てのゆで卵みたいなつるんとした白肌に舞台用の少し濃いメイクが映えている。メイクしているとはいえ毛穴が一切見えないのは奇跡なのではないだろうか?
目もキラキラとしていて唇はほのかに赤く色づいている。
さらにスタイルだってテレビで見るよりもずっといい。モデルとしても人気絶大なのも納得だ。
そんな引き締まった瑞々しい肉体を包む王子様のようなステージ衣装がとても似合っている。
シオンに惹かれるファンがたくさんいるのも当たり前だ。推しではないけれど、綺麗だなと思って彼を見ていた。
特に目が綺麗だ。大きな瞳は黒曜石のように輝き見るものを惹きつける。それこそ吸い込まれそうなぐらいに深い色をしている。
その瞬間シオンと目が合う。シオンは大きく目を見開いた。そして気のせいかシオンの目の色が淡い紫色に輝いた気がする。
しかしそれは本当に一瞬ですぐにニッコリと微笑む。そして彼は右目を閉じて完璧なウィンクを私に向けた。
それはもう100点満点だった。
可愛らしさと爽やかさが同居したそれはCieloのコンセプトであるキラキラ王道アイドルそのものだった。
まさかのシオンからのファンサに私は放心してしまった。
あまりの驚きで全身から力が抜けるのを感じた。
予想もしてないところから殴られるってこういう事を言うのだろう。
「きゃああああああ!」
放心していたら黄色い声が鼓膜に響く。その声でハッと我にかえった。
赤いペンライトがいつの間にか紫色に変わっていた。
シオンは私の赤いペンライトを自分のカラーである紫に変えていったのだ。
「君だけ赤だから嫉妬しちゃった」
シオンに言われて気がつく。周りのペンライトの色はみんな紫色だった。私のペンライトだけが赤く輝いていた。
シオンは唇に人差し指を当てて悪戯に微笑む。エグい。これはエグい。シオン推しじゃないのにこれは揺れる。悪魔だ。悪魔が私を誘惑してくる。容赦なく自分の沼へと沈めようとするなんて恐ろしい‼︎
でも私はコウ君FOREVER LOVEだから!
そこからはあっという間に時間が過ぎていった。
舞台上の彼らはとてもキラキラしていて輝いていた。
***
「疲れた~。でも楽しかった!」
ライブが終わり、家に着いた途端に私はベッドへと倒れ伏す。
全力を出し切った私の姿はひどいものだった。
綺麗にセットした髪の毛は崩れ、化粧も落ちていて疲れ切った女そのものだった。
そして現実へと戻ってきた事を私は実感する。
「やばい疲れた。もう動けない」
身体の重さに抗う事が出来ず、仰向けになって横たわる。
せっかく用意した参戦服も皺になっていく。
Cieloのライブが終わった時はいつもこうだ。
ライブで全力投球し、体力を使っているのか家に帰ると身体が動かないくらいの疲労感に襲われる。
何も食べる気がしない。それどころかシャワーを浴びる元気すらない。
強烈な眠気に襲われてうとうとし始める。
あっ。これは寝るやつだ。瞼が重たくて開かない。
まあいいや。明日は仕事も休みだし、誰にも会う予定は無い。
私は睡魔に身を任せ、目を閉じた。
「みーつけた」
眠りに落ちる瞬間に聞き覚えのある声が聞こえた気がした。
それはチョコレートのように甘く蕩けるようで、何よりも蠱惑的な響きを持っていた。
会場全体に黄色い悲鳴が響き渡る。私も含め観客たちは色とりどりのペンライトを振り、彼を歓迎する。
私もこの空間の熱気に飲まれるように声を張り上げる。
今日は私が推してるアイドル『Cielo』のライブだ。
Cieloは男性4人からなる人気アイドルグループだ。
コンセプトは王道キラキラアイドルで誰もが好感を抱く爽やかさとフレッシュさが売りだ。
計算され尽くした色とりどりの美しい光が広いステージを照らす。ステージはライブ用に豪華に飾られている。
この瞬間はいつも心が踊る。現実を忘れ去って、彼らの世界へと没入する事ができる。
私を含めた周りの観客たちも期待に満ちた視線でステージの目を向ける。
そして音楽と共に上から今回の主役である彼らが現れる。
彼らは身体をワイヤーで固定して宙を飛び回る。
「フライングだ!」
周りは大盛り上がりだ。私もメンバーを目に焼き付けようとその姿を凝視する。
主役である彼らはステージに映える煌びやかな衣装を纏い、何よりも輝いている。
宝石のキラキラと光り輝く夢のような世界が好きだ。
嫌な事も辛い事も不安な事もこのひと時だけは全て消え去る。
ここで簡単なメンバーを紹介をさせてもらおう。
黒い髪の毛で紫色がアクセントの衣装を着ているのがシオンだ。
シオンはCieloの中で最も人気のあるメンバーだ。
そしてグループの最年少で超有名進学校に通う現役高校生でもある。
幼さが残る甘いマスクは舞台の上から観客を虜にするだろう。
そして180cmの長身は舞台の上ではとても映えていて、センターステージを歩く様はとてもかっこいい。ステージ映えするっていうか華があるっていうやつだろう。
イメージカラーは紫色だ。
今この瞬間もシオン推しによってペンライトの紫色の明かりが客席を覆い尽くしている。
緑が目立つ衣装を着ているのがスイだ。
イメージカラーはグリーン。
ベージュアッシュの明るい髪に一房だけグリーンのメッシュを入れたヘアスタイルがチャームポイントだ。
年齢より若く見えるキュートな顔立ちが特徴的で振る舞いも可愛らしいものが多い。
実際にファンからは姫と呼ばれている。
しかしその愛らしいルックスとは裏腹にダンスの実力は非常に高く、踊っている男らしい姿とのギャップに落ちるファンは多い。
鮮やかな青い髪の毛の青年はソウマだ。
眼鏡が似合う知的な雰囲気の美青年で自身のイメージカラーでブルーにピッタリの雰囲気だ。
クールな外見だけど性格は少し天然で穏やかな部分がこれまた人気の秘訣だ。
そしてシオンに負けず劣らずの歌唱力でチームを支えている。
最後は私の推しであるコウ君だ。
コウ君はメンバー最年長で尚且つリーダーでもある。
イメージカラーは赤で今回の衣装にも取り入れられている。
他のメンバーと比べてルックスもそれなりだし、ダンスも歌もトップではない。
ぶっちゃけると人気はメンバーの中でも低めだろう。
だけどスタッフへの気配りやグループでの潤滑油的存在でなくてはならない存在だ。
一曲披露し、4人が地面へ降り立つ。そしてステージに並ぶと真ん中に立っていたコウ君がマイクを持って挨拶をした。
「みんな、こんばんは! Cieloです!」
きゃあああああとつんざくような歓声が会場内を包み込む。もちろん私も例外ではない。
赤いペンライトを片手にコウくううううんと叫ぶ。
「Cieloのライブへようこそ! 今日はみんなに会えるのをとっても楽しみにしていました!」
爽やかな笑顔でシオンがマイクを持ち挨拶する。
紫色のペンライトを両手に持ったシオン推しの子が「シオン、愛してるううううう‼︎」と泣きそうな声で叫ぶ。
シオンに続いて他のメンバーも挨拶する。その度に各メンバーの推しが感極まったような叫びを上げていく。
このテンションだ。このテンションこそ私がライブに求めているものでライブでしか味わえないものだ。
ライブ中に私は赤く光るペンライトを思い切り振る。
赤はコウ君のイメージカラーなのだ。服だってコウ君に気づいてもらえるように赤いスカートを履いている。
だってコウ君のファンサが欲しい!
そう願いを込めてペンライトとうちわをアピールする。ちなみにうちわには表面に「コウ君、ウィンクして♡」とファンサを求める事が書かれている。
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裏面には大きな文字でコウLOVEと書いてある。
曲も盛り上がって、Cieloのメンバーが客席へと向かってくる。
残念ながらコウ君は私が座っている席とは反対側へと行ってしまった。
来たのはシオンとソウマだ。
シオンのイメージカラーである紫色のペンライトを持った子たちが嬉しそうに叫ぶ。
鼓膜が裂けそうだ。だけど気持ちはわかる。私だってコウ君が来たらこうなっていた。
シオンが私の席の近くを通る。
せっかくなのでシオンの顔をじっと見てみる。
シオンの顔は私と同じ人間とは思えないくらいに綺麗だった。
間近で見ると本当にスキのない程に整った顔をしている。綺麗すぎてちょっと不気味さを感じたくらいだ。
肌だって透き通るような透明感ですごく綺麗だ。剥き立てのゆで卵みたいなつるんとした白肌に舞台用の少し濃いメイクが映えている。メイクしているとはいえ毛穴が一切見えないのは奇跡なのではないだろうか?
目もキラキラとしていて唇はほのかに赤く色づいている。
さらにスタイルだってテレビで見るよりもずっといい。モデルとしても人気絶大なのも納得だ。
そんな引き締まった瑞々しい肉体を包む王子様のようなステージ衣装がとても似合っている。
シオンに惹かれるファンがたくさんいるのも当たり前だ。推しではないけれど、綺麗だなと思って彼を見ていた。
特に目が綺麗だ。大きな瞳は黒曜石のように輝き見るものを惹きつける。それこそ吸い込まれそうなぐらいに深い色をしている。
その瞬間シオンと目が合う。シオンは大きく目を見開いた。そして気のせいかシオンの目の色が淡い紫色に輝いた気がする。
しかしそれは本当に一瞬ですぐにニッコリと微笑む。そして彼は右目を閉じて完璧なウィンクを私に向けた。
それはもう100点満点だった。
可愛らしさと爽やかさが同居したそれはCieloのコンセプトであるキラキラ王道アイドルそのものだった。
まさかのシオンからのファンサに私は放心してしまった。
あまりの驚きで全身から力が抜けるのを感じた。
予想もしてないところから殴られるってこういう事を言うのだろう。
「きゃああああああ!」
放心していたら黄色い声が鼓膜に響く。その声でハッと我にかえった。
赤いペンライトがいつの間にか紫色に変わっていた。
シオンは私の赤いペンライトを自分のカラーである紫に変えていったのだ。
「君だけ赤だから嫉妬しちゃった」
シオンに言われて気がつく。周りのペンライトの色はみんな紫色だった。私のペンライトだけが赤く輝いていた。
シオンは唇に人差し指を当てて悪戯に微笑む。エグい。これはエグい。シオン推しじゃないのにこれは揺れる。悪魔だ。悪魔が私を誘惑してくる。容赦なく自分の沼へと沈めようとするなんて恐ろしい‼︎
でも私はコウ君FOREVER LOVEだから!
そこからはあっという間に時間が過ぎていった。
舞台上の彼らはとてもキラキラしていて輝いていた。
***
「疲れた~。でも楽しかった!」
ライブが終わり、家に着いた途端に私はベッドへと倒れ伏す。
全力を出し切った私の姿はひどいものだった。
綺麗にセットした髪の毛は崩れ、化粧も落ちていて疲れ切った女そのものだった。
そして現実へと戻ってきた事を私は実感する。
「やばい疲れた。もう動けない」
身体の重さに抗う事が出来ず、仰向けになって横たわる。
せっかく用意した参戦服も皺になっていく。
Cieloのライブが終わった時はいつもこうだ。
ライブで全力投球し、体力を使っているのか家に帰ると身体が動かないくらいの疲労感に襲われる。
何も食べる気がしない。それどころかシャワーを浴びる元気すらない。
強烈な眠気に襲われてうとうとし始める。
あっ。これは寝るやつだ。瞼が重たくて開かない。
まあいいや。明日は仕事も休みだし、誰にも会う予定は無い。
私は睡魔に身を任せ、目を閉じた。
「みーつけた」
眠りに落ちる瞬間に聞き覚えのある声が聞こえた気がした。
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