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魔王は疲れたようです
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女はニヤニヤとしていた。
「何がおかしいんだよ。」
魔王は不貞腐れながら呟いた。
女は先程の魔王の真似らしきものをしながら、
「よく来たな。勇者よ。我は...アッハッハ無理無理!面白すぎるよ!笑い堪えるの必死だったからね!」
女は楽しそうに喋る
コイツはヒショー。秘書になってくれと言ったら何故か名前になった。
ヒショーはそのまま喋る。
「いやー今回はドクズだったねー。痛そうとか思わないで、ざまあってしか思わなかったよ!まあインガオホー?だよね!」
間違えて覚えてるし、なんだよオホーって。
「ヒショー、因果応報、な。まあでも困ったもんだよ。もうこれ以上送らないで欲しいんだけど、今回の人間の王はアホだからなぁ。」
現在魔王軍は攻めていないので、あちらが領土拡大の為に勇者を召喚し、あることない事言って倒してもらおうと思ったのだろう。
「あー、そうですねー。なんで人間って平穏になって3代目の王はアホになるんですかねー。また忠告しに行きますか?」
そう。なぜか3代目の王はアホが多いのだ。200年も経ってないのにもう忘れてる。
今から4代前の王には当時の王がなんども攻めてくるので怒ってしまい領土が9:1になるまで攻めてしまったのだ。そこで次期王の奴と交渉し、お前が挙兵する時期で同時進行で5:5になるまで後退しよう。その功績でお前が王になれ。但し二度と攻めてくるな。という条件で引いたのだ。それが3代前。
かと言って、支配しようとするとカウンターとして勇者が召喚されてしまうのだ。しかもめっちゃ強い。それが面倒なので支配はしない。でもこれはこちら側にも勇者召喚はあるのだ、何故かは知らないけど。だから人間の王は攻めてこれないのだ、だから五分五分が一番いい状態なのだ。
なのに3代目の王は知ってか知らずか拡大しようと躍起になってる。
だから最近は勇者が来たら監視をつけ、まともならここまで来た時説明をして、元の世界に返すか、平穏な場所で暮らすか選ばせている。
ちなみに最初に攫ってやってしまうと、勇者が覚醒してしまうから好き放題やらせて成長限界が来たらここに来るって感じだが、ほんとめんどくさい。
「何がおかしいんだよ。」
魔王は不貞腐れながら呟いた。
女は先程の魔王の真似らしきものをしながら、
「よく来たな。勇者よ。我は...アッハッハ無理無理!面白すぎるよ!笑い堪えるの必死だったからね!」
女は楽しそうに喋る
コイツはヒショー。秘書になってくれと言ったら何故か名前になった。
ヒショーはそのまま喋る。
「いやー今回はドクズだったねー。痛そうとか思わないで、ざまあってしか思わなかったよ!まあインガオホー?だよね!」
間違えて覚えてるし、なんだよオホーって。
「ヒショー、因果応報、な。まあでも困ったもんだよ。もうこれ以上送らないで欲しいんだけど、今回の人間の王はアホだからなぁ。」
現在魔王軍は攻めていないので、あちらが領土拡大の為に勇者を召喚し、あることない事言って倒してもらおうと思ったのだろう。
「あー、そうですねー。なんで人間って平穏になって3代目の王はアホになるんですかねー。また忠告しに行きますか?」
そう。なぜか3代目の王はアホが多いのだ。200年も経ってないのにもう忘れてる。
今から4代前の王には当時の王がなんども攻めてくるので怒ってしまい領土が9:1になるまで攻めてしまったのだ。そこで次期王の奴と交渉し、お前が挙兵する時期で同時進行で5:5になるまで後退しよう。その功績でお前が王になれ。但し二度と攻めてくるな。という条件で引いたのだ。それが3代前。
かと言って、支配しようとするとカウンターとして勇者が召喚されてしまうのだ。しかもめっちゃ強い。それが面倒なので支配はしない。でもこれはこちら側にも勇者召喚はあるのだ、何故かは知らないけど。だから人間の王は攻めてこれないのだ、だから五分五分が一番いい状態なのだ。
なのに3代目の王は知ってか知らずか拡大しようと躍起になってる。
だから最近は勇者が来たら監視をつけ、まともならここまで来た時説明をして、元の世界に返すか、平穏な場所で暮らすか選ばせている。
ちなみに最初に攫ってやってしまうと、勇者が覚醒してしまうから好き放題やらせて成長限界が来たらここに来るって感じだが、ほんとめんどくさい。
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