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ドキドキ出会い編
19.魔法の練習楽しいな
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「じゃあまず俺からだな!
火属性の魔法は室内で使うと危ねぇから庭に行くぞ!
庭は俺が訓練できるようにアーヴィングが結界を張ってくれてるんだ。アーヴィングの結界はすごく強いから駿も護身のために教わった方がいいかもな。
よし!始めるか。
まず火属性初級魔法の火球からだな。」
そう言ってエドワードは手のひらの上に野球ボールサイズの火の玉を出した。
近くに手を持っていくと暖かく、本当に火で出来ていた。
「これは出した時の自分の手は熱くならないんですか?火の玉が近くにあるなんて焼けちゃいそうです。」
「あぁ、それは大丈夫だ。この魔法は魔力の所持者に対しては熱さを感じない仕組みになってるんだ。どうゆう原理かはわかってないんだけどな。
だから例えば剣に魔力を纏わせて戦うこともある。剣に纏わせても自分の魔力だから熱くないんだ。
ギルマスなんかは槌に土属性の魔力を纏わせて戦うのがすっげぇ強いんだぜ。」
「そうなんですね、たしかに魔法使って熱かったら誰も使わないですもんね。ギルマスの戦い方見てみたいなぁ、、、。
よし、やってみます!
火球!」
そう駿が唱え魔法を使うと駿の火の玉は野球ボールよりも大きく、バスケットボールくらいの大きさになってしまった。
「おっとっと、これすごく大きくなっちゃいました。」
「駿、1発で成功できたのはすごいぞ。あとはイメージだ。火球は初級魔法だが大きさはもっともっと大きくできる。だから今は小さい火球をイメージするんだ。
俺が作ってる火球をよく見ろ。小さく小さくするんだ。」
「はい!小さく~小さく~
なりました!エドさんと同じくらいに出来ました!」
「すごいぞ駿!ちゃんと小さくなってるじゃないか!
それに小さい火球は最初に出したものより熱く凝縮されてるぞ!使えそうだな!
この調子で他のもやってくぞ!!」
駿とエドワードはこうして午前中全部を魔法の練習に使った。と言っても駿は大体の魔法をすぐに使うことが出来、火属性の中級魔法まではその場でこなすことが出来た。その後はサイズを変えたりする練習をしていた。
できる度に2人でハイタッチをして、上出来だと褒められる、その時間は楽しくて駿もエドワードもずっと笑顔を零していた。アーヴィングが途中で「お昼ご飯を買ってきましたよ。」と声をかけてくれるまで続いた。この練習の時間で2人の距離は近づいて、アーヴィングがモヤモヤしてしまうのもまた別の話。
「よし、では次は風属性と水属性の練習をして行きましょう。
午前中も魔法を使っていたので、体調が悪くなったりしたらすぐにお伝えくださいね。魔力酔いは休まないと治りませんから。
まず風属性の初級魔法から、風球」
そう言うと風がクルクルと小さな竜巻のように回りながらアーヴィングの手のひらの上に出てきた。
「うわぁ、すごい。竜巻ができてます!」
「はい、これが風球です。失敗すると風が1回吹くだけで終わってしまったり、大きさが大きくなったり小さくなったりしてしまいます。このサイズで出せるように練習しましょうね。まずは1度やって見ましょう。」
「はい!
風球」
そう駿が唱えるとアーヴィングが作ったものよりか小さい竜巻が手のひらの上に出来た。
「小さくなっちゃいました、、、。
サイズ調整が難しいですね。」
「惜しかったですね駿。けど1発で成功するのはすごいですよ。次は私の出したものを見ながらやっていきましょう。」
そんなこんなでアーヴィングの説明を受け風属性と水属性の魔法を練習して行く。アーヴィングは魔法士な事もあり魔法の扱いが素人目で見ても上手だった。エドワードやカイデンの魔法も豪快で鮮やかだったがアーヴィングの魔法は見とれてしまうほどの綺麗さと繊細さがあり、駿はそんな魔法を目指したいと思っていた。
「アーヴィングさん、教えてくれてありがとうございます。僕、アーヴィングさんぐらい上手に魔法が使えるように頑張ります。」
「えぇ、駿は1度言ったことをよく理解してくれて助かりました。私で良ければいつでも教えて差し上げますから慣れるまでは誰かと一緒に魔法を使うようにしましょう。魔法は危険もありますからね。」
「はい!そうします!
慣れるまでは迷惑かけちゃうんですけどよろしくお願いします。」
駿は今日だけで火属性、風属性、水属性の中級や上級魔法をマスターしたことはあまりにもすごいことで駿が寝た後に会議が開かれたが可愛いからいいかと結論づけた。
火属性の魔法は室内で使うと危ねぇから庭に行くぞ!
庭は俺が訓練できるようにアーヴィングが結界を張ってくれてるんだ。アーヴィングの結界はすごく強いから駿も護身のために教わった方がいいかもな。
よし!始めるか。
まず火属性初級魔法の火球からだな。」
そう言ってエドワードは手のひらの上に野球ボールサイズの火の玉を出した。
近くに手を持っていくと暖かく、本当に火で出来ていた。
「これは出した時の自分の手は熱くならないんですか?火の玉が近くにあるなんて焼けちゃいそうです。」
「あぁ、それは大丈夫だ。この魔法は魔力の所持者に対しては熱さを感じない仕組みになってるんだ。どうゆう原理かはわかってないんだけどな。
だから例えば剣に魔力を纏わせて戦うこともある。剣に纏わせても自分の魔力だから熱くないんだ。
ギルマスなんかは槌に土属性の魔力を纏わせて戦うのがすっげぇ強いんだぜ。」
「そうなんですね、たしかに魔法使って熱かったら誰も使わないですもんね。ギルマスの戦い方見てみたいなぁ、、、。
よし、やってみます!
火球!」
そう駿が唱え魔法を使うと駿の火の玉は野球ボールよりも大きく、バスケットボールくらいの大きさになってしまった。
「おっとっと、これすごく大きくなっちゃいました。」
「駿、1発で成功できたのはすごいぞ。あとはイメージだ。火球は初級魔法だが大きさはもっともっと大きくできる。だから今は小さい火球をイメージするんだ。
俺が作ってる火球をよく見ろ。小さく小さくするんだ。」
「はい!小さく~小さく~
なりました!エドさんと同じくらいに出来ました!」
「すごいぞ駿!ちゃんと小さくなってるじゃないか!
それに小さい火球は最初に出したものより熱く凝縮されてるぞ!使えそうだな!
この調子で他のもやってくぞ!!」
駿とエドワードはこうして午前中全部を魔法の練習に使った。と言っても駿は大体の魔法をすぐに使うことが出来、火属性の中級魔法まではその場でこなすことが出来た。その後はサイズを変えたりする練習をしていた。
できる度に2人でハイタッチをして、上出来だと褒められる、その時間は楽しくて駿もエドワードもずっと笑顔を零していた。アーヴィングが途中で「お昼ご飯を買ってきましたよ。」と声をかけてくれるまで続いた。この練習の時間で2人の距離は近づいて、アーヴィングがモヤモヤしてしまうのもまた別の話。
「よし、では次は風属性と水属性の練習をして行きましょう。
午前中も魔法を使っていたので、体調が悪くなったりしたらすぐにお伝えくださいね。魔力酔いは休まないと治りませんから。
まず風属性の初級魔法から、風球」
そう言うと風がクルクルと小さな竜巻のように回りながらアーヴィングの手のひらの上に出てきた。
「うわぁ、すごい。竜巻ができてます!」
「はい、これが風球です。失敗すると風が1回吹くだけで終わってしまったり、大きさが大きくなったり小さくなったりしてしまいます。このサイズで出せるように練習しましょうね。まずは1度やって見ましょう。」
「はい!
風球」
そう駿が唱えるとアーヴィングが作ったものよりか小さい竜巻が手のひらの上に出来た。
「小さくなっちゃいました、、、。
サイズ調整が難しいですね。」
「惜しかったですね駿。けど1発で成功するのはすごいですよ。次は私の出したものを見ながらやっていきましょう。」
そんなこんなでアーヴィングの説明を受け風属性と水属性の魔法を練習して行く。アーヴィングは魔法士な事もあり魔法の扱いが素人目で見ても上手だった。エドワードやカイデンの魔法も豪快で鮮やかだったがアーヴィングの魔法は見とれてしまうほどの綺麗さと繊細さがあり、駿はそんな魔法を目指したいと思っていた。
「アーヴィングさん、教えてくれてありがとうございます。僕、アーヴィングさんぐらい上手に魔法が使えるように頑張ります。」
「えぇ、駿は1度言ったことをよく理解してくれて助かりました。私で良ければいつでも教えて差し上げますから慣れるまでは誰かと一緒に魔法を使うようにしましょう。魔法は危険もありますからね。」
「はい!そうします!
慣れるまでは迷惑かけちゃうんですけどよろしくお願いします。」
駿は今日だけで火属性、風属性、水属性の中級や上級魔法をマスターしたことはあまりにもすごいことで駿が寝た後に会議が開かれたが可愛いからいいかと結論づけた。
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