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その瞬間、俺はなぜか、心の底から愛してもらえていると感じた。
この温かな気持ちは女性としての気持ちに目覚めたのだろうか。
大好きな相手に献身をしたいという愛に包み込まれ、孤独が安らいでいくようだ。
こんな俺を、カンナは愛してくれて、自分なんかで気持ち良くなってくれて、自分だけを求めているということにたまらない幸せがあった。
カンナにキスを求められた時、俺は自分からキスを求めていた。
「いいでしょ。女の子の快楽って。性欲の発散じゃなくて、心でお互いに繋がる感じ。こんなの同性じゃないとできないよ」
「俺のことなんて考えず……、自分が動きたいように動いていいぞ……。俺で、気持よくなってくれ……」
「あっ。もう痛いのが好きになったんだ」
そうした、瞬間、カンナは前立腺を抉るように力強く押してきた。
相手のことを全く考えない、自分が快感を得るためだけに強く腸壁にこすりつけるだけのそれは、内臓が圧迫されて痛みや苦しみをもたらしてくるが、カンナがそれでとても気持ちよさそうに笑顔になってくれたことに、俺はたまらない気持ちの良さと愛おしさを感じていた。
「女の人とかよく勘違いしがちなんだけど、前立腺って、入ってすぐのお腹側にあるから、男の性器でも、かなり当てにくいんだよね。だから、下から突き上げるように、すぐに入ってお腹が側をこすらないといけないんだよ。それか、かなり大きくないと、床オナみたいに前立腺を潰せないんだよ。どう? ぼくの? 本当に気持ち良いでしょ? もう女相手なんか無理だよね?」
「やばい……。これ、メスになる……」
「良いよ。ボクだけのメスになって。ボクがずっと一緒にいてあげる。一緒に気持ちよくなろ」
俺が射精をすると、カンナもひと際強く突き立ててて、中で射精をしてくれた。
尻から伝わる脈打つ性器と、どくどくと飛んでくる精液に、俺はもう、自分がメスになってしまったのだと確信した。だって、俺の前立腺が、精液を求めて何度も収縮を繰り返しているのだから。
びしょびしょの服を脱がせると、カンナは上着をどこからか持ってきてくれて、それを借りて俺は外に出た。そのあとカンナが会計を済ませて出てくると、抱きしめてくれた。
「ほら、ぎゅうってしてあげる。もう一人じゃないんだよ。愛してあげる」
「あ、、ありがとう」
「もうすっかり女の子になっちゃったね。可愛いよヒロト」
俺の中で何かがふっきれて、夜の下をカンナと手を繋いで帰る。
「やばー。久々に気持ちよかったー」
「……」
「ねえ。もっと気持ちよくなりたい?」
「……。なりたい……」
「じゃあ、ボクだけを愛して。そして、ボクだけに屈服して。ボクの命令には絶対に従うの。どんな時でもボクが言ったら、必ずお尻を開くの。快楽の基本はマゾヒズムとサディズムなんだ。じゃあ、ここでもう一度しよっか。お尻だして?」
「分かった……」
この温かな気持ちは女性としての気持ちに目覚めたのだろうか。
大好きな相手に献身をしたいという愛に包み込まれ、孤独が安らいでいくようだ。
こんな俺を、カンナは愛してくれて、自分なんかで気持ち良くなってくれて、自分だけを求めているということにたまらない幸せがあった。
カンナにキスを求められた時、俺は自分からキスを求めていた。
「いいでしょ。女の子の快楽って。性欲の発散じゃなくて、心でお互いに繋がる感じ。こんなの同性じゃないとできないよ」
「俺のことなんて考えず……、自分が動きたいように動いていいぞ……。俺で、気持よくなってくれ……」
「あっ。もう痛いのが好きになったんだ」
そうした、瞬間、カンナは前立腺を抉るように力強く押してきた。
相手のことを全く考えない、自分が快感を得るためだけに強く腸壁にこすりつけるだけのそれは、内臓が圧迫されて痛みや苦しみをもたらしてくるが、カンナがそれでとても気持ちよさそうに笑顔になってくれたことに、俺はたまらない気持ちの良さと愛おしさを感じていた。
「女の人とかよく勘違いしがちなんだけど、前立腺って、入ってすぐのお腹側にあるから、男の性器でも、かなり当てにくいんだよね。だから、下から突き上げるように、すぐに入ってお腹が側をこすらないといけないんだよ。それか、かなり大きくないと、床オナみたいに前立腺を潰せないんだよ。どう? ぼくの? 本当に気持ち良いでしょ? もう女相手なんか無理だよね?」
「やばい……。これ、メスになる……」
「良いよ。ボクだけのメスになって。ボクがずっと一緒にいてあげる。一緒に気持ちよくなろ」
俺が射精をすると、カンナもひと際強く突き立ててて、中で射精をしてくれた。
尻から伝わる脈打つ性器と、どくどくと飛んでくる精液に、俺はもう、自分がメスになってしまったのだと確信した。だって、俺の前立腺が、精液を求めて何度も収縮を繰り返しているのだから。
びしょびしょの服を脱がせると、カンナは上着をどこからか持ってきてくれて、それを借りて俺は外に出た。そのあとカンナが会計を済ませて出てくると、抱きしめてくれた。
「ほら、ぎゅうってしてあげる。もう一人じゃないんだよ。愛してあげる」
「あ、、ありがとう」
「もうすっかり女の子になっちゃったね。可愛いよヒロト」
俺の中で何かがふっきれて、夜の下をカンナと手を繋いで帰る。
「やばー。久々に気持ちよかったー」
「……」
「ねえ。もっと気持ちよくなりたい?」
「……。なりたい……」
「じゃあ、ボクだけを愛して。そして、ボクだけに屈服して。ボクの命令には絶対に従うの。どんな時でもボクが言ったら、必ずお尻を開くの。快楽の基本はマゾヒズムとサディズムなんだ。じゃあ、ここでもう一度しよっか。お尻だして?」
「分かった……」
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