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「この店で一番高いダイアです。値段は3000万ルーブルとお高いですが、それだけの価値がありますよ。普段、相手をしてくれないお父様の気を引くには十分な値段と美しさでしょう」
「綺麗ね……」
カンナは本当にダイアに見惚れているようだった。
そろそろ、頃合いだと思った俺は小汚い恰好をしたまま店の中に入って行った。もちろん、片手にはワインを持っている。
「おい飲んだくれ!! 俺の店に入ってくるな!!」
「別に良いだろ。金ならあるさ」
「あるわけないだろ!!」
「どうしてそう思う? 俺が1000万ルーブルを持っていないと、どうしてそう思う?」
「持っていたところで、汚いお前に売るもんはない!! さっさと帰れ!!」
「おい押すなって!! 押したらワインが!!」
そう言って、俺は、半ばわざとワインをぶちまけた。
ショーケースから床まで、全部をびしょびしょにしてやる。
「お前!! ふざけんじゃねえ!! 外に出ろ!!」
「そこのお嬢さん。ドレスを汚してすまない」
「出てけ!」
「弁償するって」
「いいから出てけ!! この貧民が!!」
そこで、宝石商と俺が取っ組み合いで暴れだし、そのうち俺はこっそりとカンナに指で合図を出した。
合図を受け取ったカンナは普通に外に出ていく。
しかし、宝石商はカンナが持ち出していることに気付かず、宝石商は俺を追い出そうと必死で、すっかり宝石のことなど忘れている。
「綺麗ね……」
カンナは本当にダイアに見惚れているようだった。
そろそろ、頃合いだと思った俺は小汚い恰好をしたまま店の中に入って行った。もちろん、片手にはワインを持っている。
「おい飲んだくれ!! 俺の店に入ってくるな!!」
「別に良いだろ。金ならあるさ」
「あるわけないだろ!!」
「どうしてそう思う? 俺が1000万ルーブルを持っていないと、どうしてそう思う?」
「持っていたところで、汚いお前に売るもんはない!! さっさと帰れ!!」
「おい押すなって!! 押したらワインが!!」
そう言って、俺は、半ばわざとワインをぶちまけた。
ショーケースから床まで、全部をびしょびしょにしてやる。
「お前!! ふざけんじゃねえ!! 外に出ろ!!」
「そこのお嬢さん。ドレスを汚してすまない」
「出てけ!」
「弁償するって」
「いいから出てけ!! この貧民が!!」
そこで、宝石商と俺が取っ組み合いで暴れだし、そのうち俺はこっそりとカンナに指で合図を出した。
合図を受け取ったカンナは普通に外に出ていく。
しかし、宝石商はカンナが持ち出していることに気付かず、宝石商は俺を追い出そうと必死で、すっかり宝石のことなど忘れている。
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