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30話
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寝室に入ると一緒にベッドの上で抱きしめてくれている。
そして苦しそうな私に優しく話しかける。
「済まないこんな形で君の初めてを奪いたくはなかったが、この苦しさを取るには他に方法がない」
そう言ってそれは優しく丁寧に私を抱いた。
私は薬のせいか痛みも感じず、むしろこんなにも満たされるのは初めての経験だった。
全てが終わりそれでも旦那様は私を抱きしめたままだった。
何度も謝るものだから、私の方こそ迷惑を掛けてしまいましたと謝ったら、旦那様は驚いた顔をなさった。
「怒ってないのか?」
「旦那様が悪いわけではありません」
そう返した。そして旦那様は言う。
「こんな事を言うと不謹慎だし、君は怒るだろうが、君とこうなれた事が嬉しくもある」
私は顔が赤くなるのが恥ずかしくて旦那様の肩越しに顔をうずめた。
朝が来てアンがいつもの様に私のアトリエ兼寝室に洗面器にお湯を入れて持ってきてくれたようだったが、私がとなりの旦那様との寝室にいるのを察したのか、そのまま出て行く気配がした。
旦那様は起きると私の額にくちづけ、身体は大丈夫か、辛くないかと心配して下さった。
「私は大丈夫です」
と告げ、旦那様の方こそ今日は早くに王宮へ行かなくてはいけないのではと尋ねた。
「やはり昨夜の一件が気になるので、オリバーのところと騎士団に行って来る。こんな時に一緒に居られず、すまない」
旦那様は優しく気遣ってくれた。
そして苦しそうな私に優しく話しかける。
「済まないこんな形で君の初めてを奪いたくはなかったが、この苦しさを取るには他に方法がない」
そう言ってそれは優しく丁寧に私を抱いた。
私は薬のせいか痛みも感じず、むしろこんなにも満たされるのは初めての経験だった。
全てが終わりそれでも旦那様は私を抱きしめたままだった。
何度も謝るものだから、私の方こそ迷惑を掛けてしまいましたと謝ったら、旦那様は驚いた顔をなさった。
「怒ってないのか?」
「旦那様が悪いわけではありません」
そう返した。そして旦那様は言う。
「こんな事を言うと不謹慎だし、君は怒るだろうが、君とこうなれた事が嬉しくもある」
私は顔が赤くなるのが恥ずかしくて旦那様の肩越しに顔をうずめた。
朝が来てアンがいつもの様に私のアトリエ兼寝室に洗面器にお湯を入れて持ってきてくれたようだったが、私がとなりの旦那様との寝室にいるのを察したのか、そのまま出て行く気配がした。
旦那様は起きると私の額にくちづけ、身体は大丈夫か、辛くないかと心配して下さった。
「私は大丈夫です」
と告げ、旦那様の方こそ今日は早くに王宮へ行かなくてはいけないのではと尋ねた。
「やはり昨夜の一件が気になるので、オリバーのところと騎士団に行って来る。こんな時に一緒に居られず、すまない」
旦那様は優しく気遣ってくれた。
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