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いじめっ子が再婚で義妹になったのだが、義妹の父親が俺の母親を殺害した。 ①
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「痛っ!!」
「私の視界に入らないでよね。あースッキリした。」
俺はこの東山 甘寧に虐められている。
毎日、蹴られたり殴られたりしている。俺が倒れてリアクションが無くなるまで、いつもこんな感じだ。
ーーーーーーーーー
目を覚まして、ボロボロの体を引きずる。
「ただいま、お母さん」
「おかえり、優!ってまた虐められたの?」
「・・・うん、ごめんねお母さん服を汚しちゃって」
「良いよ、虐める方が悪いもん」
「・・・」
お母さんはいつもそう言ってくれる。
「それに、優は家のことを凄く手伝ってくれるし、お母さんがダメだから、優にも稼いでもらってるし」
「いいよ、それは」
うちは母子家庭だし、お母さんは前に働き過ぎて体調を崩す程だったから、本当に仕方ないと思っている。
「そうだ!!優!!」
普段から笑顔のお母さんが今日は特に嬉しそう。
「優、もしかしたら妹ができるわよ」
「えっ??妹?」
「そう妹よ」
ーーーーーーーーー
「甘寧なんか機嫌いいんじゃん」
「分かる??実はね、お父さんが再婚することになったんだ」
「へぇー!」
思わず聞こえてしまったが再婚か、同年代で誕生日的に妹ができるって言ってたな。
まさか東田さんだったりして、
「しかもね、同年代の誕生日的に上の兄が出来るんだ」
・・・っ!!思わず声が出るところだった。
「ずっとお兄ちゃんを欲しがってたもんね、良かったね」
「うん!!」
ーーーーーーーーー
「今日さ、気分がいいの、だからアンタでスッキリさせて」
「・・・今日はこの後やることがあって」
「うるさい!!」
俺の腹にストレートが入る。
「・・・痛っ」
最悪だ、今日は再婚相手と打ち合わせの日なのに
それから、俺がほぼ気絶するくらいになりかけて
「やばい、そろそろ時間だ!!再婚相手と会えるこんな楽しみの日に遅れるなんて・・・あぁもう!!アンタのせいよ」
俺は最後に理不尽に一撃を喰らう。
そして、俺は倒れた。
この時意識が朦朧としてて東田が何を言ってるのかわからなかった。
ーーーーーーーーーー
「ごめんなさい、息子は少し遅れてるみたいで」
「大丈夫ですよ」
「すいませんー!!遅れました」
「あー、来た来た、娘の甘寧です」
「甘寧です!よろしくお願いします。」
「よろしくね、甘寧ちゃん。息子は今遅れてるみたいなのごめんね」
「いえ」
「ずっと兄が出来るって楽しみにしてたからな」
「そうなんです!直ぐに仲良く出来ると嬉しいです」
ーーーーーーーーーーー
目を覚ますともう夜だった。約束の時間に過ぎちゃったかな
ごめんね、お母さん
その日は家に帰るとお母さんが俺の姿を見て、遅れたことを直ぐに許してくれて、同時にいじめのことで何も出来なかったと謝っていた。
ーーーーーーーーーー
「今日から来るんだよね」
「そうなのよ、相手の娘さん可愛い子だったわよ」
「そうなの?とりあえず仲良く出来るといいな」
俺は学校でボッチだから見た目どうこうより、そっちが問題だ
「ただいま」
「・・・ただいま」
二人の声が入って来る。
そして既に俺は・・・気付いていた。
「まさか、兄って」
「・・・東田さん」
この時やっていけるか非常に心配だった。だが
「私の視界に入らないでよね。あースッキリした。」
俺はこの東山 甘寧に虐められている。
毎日、蹴られたり殴られたりしている。俺が倒れてリアクションが無くなるまで、いつもこんな感じだ。
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目を覚まして、ボロボロの体を引きずる。
「ただいま、お母さん」
「おかえり、優!ってまた虐められたの?」
「・・・うん、ごめんねお母さん服を汚しちゃって」
「良いよ、虐める方が悪いもん」
「・・・」
お母さんはいつもそう言ってくれる。
「それに、優は家のことを凄く手伝ってくれるし、お母さんがダメだから、優にも稼いでもらってるし」
「いいよ、それは」
うちは母子家庭だし、お母さんは前に働き過ぎて体調を崩す程だったから、本当に仕方ないと思っている。
「そうだ!!優!!」
普段から笑顔のお母さんが今日は特に嬉しそう。
「優、もしかしたら妹ができるわよ」
「えっ??妹?」
「そう妹よ」
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「甘寧なんか機嫌いいんじゃん」
「分かる??実はね、お父さんが再婚することになったんだ」
「へぇー!」
思わず聞こえてしまったが再婚か、同年代で誕生日的に妹ができるって言ってたな。
まさか東田さんだったりして、
「しかもね、同年代の誕生日的に上の兄が出来るんだ」
・・・っ!!思わず声が出るところだった。
「ずっとお兄ちゃんを欲しがってたもんね、良かったね」
「うん!!」
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「今日さ、気分がいいの、だからアンタでスッキリさせて」
「・・・今日はこの後やることがあって」
「うるさい!!」
俺の腹にストレートが入る。
「・・・痛っ」
最悪だ、今日は再婚相手と打ち合わせの日なのに
それから、俺がほぼ気絶するくらいになりかけて
「やばい、そろそろ時間だ!!再婚相手と会えるこんな楽しみの日に遅れるなんて・・・あぁもう!!アンタのせいよ」
俺は最後に理不尽に一撃を喰らう。
そして、俺は倒れた。
この時意識が朦朧としてて東田が何を言ってるのかわからなかった。
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「ごめんなさい、息子は少し遅れてるみたいで」
「大丈夫ですよ」
「すいませんー!!遅れました」
「あー、来た来た、娘の甘寧です」
「甘寧です!よろしくお願いします。」
「よろしくね、甘寧ちゃん。息子は今遅れてるみたいなのごめんね」
「いえ」
「ずっと兄が出来るって楽しみにしてたからな」
「そうなんです!直ぐに仲良く出来ると嬉しいです」
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目を覚ますともう夜だった。約束の時間に過ぎちゃったかな
ごめんね、お母さん
その日は家に帰るとお母さんが俺の姿を見て、遅れたことを直ぐに許してくれて、同時にいじめのことで何も出来なかったと謝っていた。
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「今日から来るんだよね」
「そうなのよ、相手の娘さん可愛い子だったわよ」
「そうなの?とりあえず仲良く出来るといいな」
俺は学校でボッチだから見た目どうこうより、そっちが問題だ
「ただいま」
「・・・ただいま」
二人の声が入って来る。
そして既に俺は・・・気付いていた。
「まさか、兄って」
「・・・東田さん」
この時やっていけるか非常に心配だった。だが
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