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7. 告白②
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言われるがまま四つん這いになる。緊張して力が入ってしまう。
「深呼吸してリラックスして。」
そんなこと言われてもと思うものの、深呼吸してなんとか気持ちを落ち着けようと試みた。先生はするすると俺のズボンと下着を脱がすと、俺の尻を鷲掴みにして、感触を楽しむように力を入れたり抜いたりを繰り返した。
「君は筋肉質で脂肪も適度にあって、肉感的な体をしているね。良い弾力だ。」
尻を掴む手に一際力が入ったかと思うと、左右に引っ張られて、肛門が開くのが分かる。恥ずかしくてたまらないが、鳩尾のあたりがじんわりとして、快感が溜まっていくのを感じた。
「ふふ、初々しいね。」
とても顔を近づけて観察しているようだ。先生の呼吸を感じる。
「あぁっ……。」
「少し冷たいけど我慢してね。」
ヒヤッとした何かをマッサージするように肛門に塗りたくられた。先生の指が穴の中に入ってきて、異物感にぞくっとする。穴を広げるように掻き回される。自分でするよりも少し気持ち良いかもしれない。ほぐれていくのが分かる。最初は浅い位置だったのがだんだんと奥のほうへ入ってきた。
「みつけた、ここだね、ここが前立腺だよ。よく覚えておくように。」
そこを先生が指圧すると、今までとは違う感覚が湧き起こる。下腹部がじいんとする。
「射精とは異なる悦びがあるからね。最初は気持ち良くないかもしれないが、だんだんと深い快感を得られるようになる。」
先生の声はうっとりとしていた。
「先生もご経験があるのですか?」
「そうだね、随分と昔になってしまうけれど、敬愛していた人に少しずつ教えられたよ。あの日々は私の人生の中で最も甘美な思い出の一つだね。」
先生はもう片方の手で俺の男性器を扱きはじめた。
「なんだ、勃ってるじゃないか。ピクピクしてかわいいね。」
「うぁ……はぁ……。」
射精感がどんどん強まるが、あと少しのところで先生は手を離してしまう。肛門の刺激はずっと続いており、前よりお尻が気持ち良くなってきた気がする。
「もう一本入れるよ。」
指が増えるのが分かる。広げられる感覚にぞわぞわする。もっと乱暴にされたい、そう思った。
「先生……も、もっと……。」
「もっとだけじゃ分からないよ、具体的に。」
バチンッと小気味良い音がした。先生は俺の尻を平手打ちにしたのだ。
「うっ……。」
バチンッ、バチンッ、バチンッ、バチンッ。ああ、理性が溶けてなくなっていく。
「あぁっ、もっと、もっと、ずぽずぽ……して……ください。」
更に奥まで指が入れられ、抜き差しされる。再び男性器も扱かれる。ぬちゃぬちゃと粘着質な音に耳が犯され、先生の男性器に犯される自分を思い浮かべて思考が犯される。たまらない。この瞬間、世界は二人きりだった。
「あっ……出ちゃうっ……!」
次の瞬間、先生の手の中に射精していた。
「舐めてきれいにしなさい。」
四つん這いのまま、犬みたいにベロベロと舐めた。少しも残さず舐め取らなければと思い、指の一本一本まで丁寧に舌を這わせた。
あらかたきれいになると先生は慈愛に満ちた目で微笑みかけ、俺の頭を撫でてくれた。
「よく頑張ったね、ご褒美だよ。」
先生は俺を抱き起こすと、優しく口付けた。その優しさとは反対に、力強く抱きしめられ、先生の下半身が押し付けられて、先生の昂りが嫌でも分かってしまう。それが嬉しかった。
「あの、先生は辛くないですか、俺ばっかりで悪いなと……。」
「なんだ、そんなこと気にしてるのか。それじゃあお言葉に甘えて、君がやってくれるかい?」
俺はおずおずと先生のベルトに手をかけた。ズボンをおろすと下着越しに男性器の存在がはっきり分かる。下着をおろすとぶるんと飛び出した。初めて直に見る他人の勃起した性器にどきどきしてしまう。握ると力強い存在感があり、扱くと更に膨張した。そうしているうちに、愛しさが込み上げてきて、俺は自然と口で愛撫をしていた。
先生は優しく俺の頭を撫で、髪で遊んでいる。俺は無心にしゃぶっている。ひたひたと心が満たされてきて、自分と世界の境界がなくなっていくような不思議な感覚に没入していた。じわっと口の中に温かさが広がって、先生の精液だと分かった。当然のように、それを飲み干した。
こんなに満ち足りた気持ちになるのは何故なのだろう。先生の腕に抱かれ、安らぎを感じた。幼き日、母の胸にすっぽりとおさまった安息に似ていると思った。
「深呼吸してリラックスして。」
そんなこと言われてもと思うものの、深呼吸してなんとか気持ちを落ち着けようと試みた。先生はするすると俺のズボンと下着を脱がすと、俺の尻を鷲掴みにして、感触を楽しむように力を入れたり抜いたりを繰り返した。
「君は筋肉質で脂肪も適度にあって、肉感的な体をしているね。良い弾力だ。」
尻を掴む手に一際力が入ったかと思うと、左右に引っ張られて、肛門が開くのが分かる。恥ずかしくてたまらないが、鳩尾のあたりがじんわりとして、快感が溜まっていくのを感じた。
「ふふ、初々しいね。」
とても顔を近づけて観察しているようだ。先生の呼吸を感じる。
「あぁっ……。」
「少し冷たいけど我慢してね。」
ヒヤッとした何かをマッサージするように肛門に塗りたくられた。先生の指が穴の中に入ってきて、異物感にぞくっとする。穴を広げるように掻き回される。自分でするよりも少し気持ち良いかもしれない。ほぐれていくのが分かる。最初は浅い位置だったのがだんだんと奥のほうへ入ってきた。
「みつけた、ここだね、ここが前立腺だよ。よく覚えておくように。」
そこを先生が指圧すると、今までとは違う感覚が湧き起こる。下腹部がじいんとする。
「射精とは異なる悦びがあるからね。最初は気持ち良くないかもしれないが、だんだんと深い快感を得られるようになる。」
先生の声はうっとりとしていた。
「先生もご経験があるのですか?」
「そうだね、随分と昔になってしまうけれど、敬愛していた人に少しずつ教えられたよ。あの日々は私の人生の中で最も甘美な思い出の一つだね。」
先生はもう片方の手で俺の男性器を扱きはじめた。
「なんだ、勃ってるじゃないか。ピクピクしてかわいいね。」
「うぁ……はぁ……。」
射精感がどんどん強まるが、あと少しのところで先生は手を離してしまう。肛門の刺激はずっと続いており、前よりお尻が気持ち良くなってきた気がする。
「もう一本入れるよ。」
指が増えるのが分かる。広げられる感覚にぞわぞわする。もっと乱暴にされたい、そう思った。
「先生……も、もっと……。」
「もっとだけじゃ分からないよ、具体的に。」
バチンッと小気味良い音がした。先生は俺の尻を平手打ちにしたのだ。
「うっ……。」
バチンッ、バチンッ、バチンッ、バチンッ。ああ、理性が溶けてなくなっていく。
「あぁっ、もっと、もっと、ずぽずぽ……して……ください。」
更に奥まで指が入れられ、抜き差しされる。再び男性器も扱かれる。ぬちゃぬちゃと粘着質な音に耳が犯され、先生の男性器に犯される自分を思い浮かべて思考が犯される。たまらない。この瞬間、世界は二人きりだった。
「あっ……出ちゃうっ……!」
次の瞬間、先生の手の中に射精していた。
「舐めてきれいにしなさい。」
四つん這いのまま、犬みたいにベロベロと舐めた。少しも残さず舐め取らなければと思い、指の一本一本まで丁寧に舌を這わせた。
あらかたきれいになると先生は慈愛に満ちた目で微笑みかけ、俺の頭を撫でてくれた。
「よく頑張ったね、ご褒美だよ。」
先生は俺を抱き起こすと、優しく口付けた。その優しさとは反対に、力強く抱きしめられ、先生の下半身が押し付けられて、先生の昂りが嫌でも分かってしまう。それが嬉しかった。
「あの、先生は辛くないですか、俺ばっかりで悪いなと……。」
「なんだ、そんなこと気にしてるのか。それじゃあお言葉に甘えて、君がやってくれるかい?」
俺はおずおずと先生のベルトに手をかけた。ズボンをおろすと下着越しに男性器の存在がはっきり分かる。下着をおろすとぶるんと飛び出した。初めて直に見る他人の勃起した性器にどきどきしてしまう。握ると力強い存在感があり、扱くと更に膨張した。そうしているうちに、愛しさが込み上げてきて、俺は自然と口で愛撫をしていた。
先生は優しく俺の頭を撫で、髪で遊んでいる。俺は無心にしゃぶっている。ひたひたと心が満たされてきて、自分と世界の境界がなくなっていくような不思議な感覚に没入していた。じわっと口の中に温かさが広がって、先生の精液だと分かった。当然のように、それを飲み干した。
こんなに満ち足りた気持ちになるのは何故なのだろう。先生の腕に抱かれ、安らぎを感じた。幼き日、母の胸にすっぽりとおさまった安息に似ていると思った。
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