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第十二章 惑星マルス・下
第十二章 惑星マルス・下(1)地上戦、宇宙要塞バル=ベリト
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統合宇宙軍は完全に機能していなかった。
リリウム・ツーのブリッジで、ゴールデン司令はこう言う。
「個別の艦船や部隊は、まだ生きているものがあるようじゃが……」
統一的な指揮系統を失っていて、もはや軍隊として意味のある集団ではなくなっているとのことだ。
そんな統合宇宙軍の下部組織である特務機関シータとしてのぼくたちは、新しい力を手に入れた。それが“マルスの巫女”だ。
マルスの巫女とは、天幻知覚レクトリヴの能力の源であるマルスの巫女のリソースを大規模に独占した、宇宙を大規模に書き換える能力をもつ、規格外のレクトリヴ能力者のことを指す。
けれども、ぼくたちの場合、そういった正しい意味でのマルスの巫女を得られたわけではない。ギデス大煌王国が先に、マルスの巫女を手に入れてしまったからだ。
ぼくたちは、ニューマ・コアという宇宙と合一する技術をベースに、マルス・レコードの演算能力を組み合わせることで、宇宙を書き換える巫女ではなく、宇宙の力を引き出す巫女をつくりあげた。
「ギデスはマルスの巫女を手に入れたと思う。だが、それはこちらも同じことだ」
そう言ったのは、ザネリウスだ。彼とキツネのブニは、惑星マルスに駐屯しているギデス軍を弱体化させる目的で、リリウム・ツーに来てくれている。タケシマ老人はフォシン地下集落のジュードー道場に残った。
特務機関シータの中からマルスの巫女に選ばれたのは、スズランだ。彼女の中に見いだされたニューマ・コアの才能と、マルス・レコードの処理能力が結びつけられ、彼女は巫女になった。だが、巫女としての能力はまだ開花したばかりで貧弱だ。
リリウム・ツーに戻ってきてから、スズランやカイは軍服に着替えていた。軍服を持っているのに私服なのは、ぼくだけだ。でもいまさら、軍服なんて意味がないと思う。
「惑星マルスにいるギデス軍の部隊をなんとかして弱体化させたい」
軍服姿のスズランが宣言した。ブリッジに集まっている特務機関シータの仲間たちは、もとよりそのつもりだ。
ザネリウスは軍服姿の彼女を見て、「スズランは本当に士官だったのか」などと感想をキツネのブニに述べていた。
「この惑星マルスには、現在、宇宙要塞バル=ベリトが接地して修復中だという。つまり、バトラ大将とミュー大将がこのマルスにいるはずだ」
宇宙要塞バル=ベリトは、ぼくたちが前回侵入したときに、すでに動力炉を二基破壊し、全体の五分の一のブロックがパージされている。主砲である『漆黒の法』も破壊済みで、現時点の脅威度は低い。
「それに、マルス・レコードをハッキング中ということは、兵器研究所の科学者たちも多数来ているのだろう。あと、ギデスの側のマルスの巫女だって、まだマルスにいるはずだ」
兵器研究所について言及したのは、車椅子に座ったネージュだ。彼女は五年前にギデスに拾われてレクトリヴ能力に目覚めたといっていたから、もしかすると兵器研究所にも関わりがあったのかもしれない。
「ということは、ギデス軍のトップのバトラ大将、天幻部隊のトップのミュー大将、そして兵器研究所のトップのニウス博士と、ギデスの要人をまとめて倒せる可能性がある。加えて、バル=ベリトにマルスの巫女という超兵器も無力化できるかも」
「この期を逃すわけにもいかぬということか……」
ゴールデン司令は深くうなずく。ネージュが絶対に前線に出られないことが確定してから、こころなしか落ち着いて判断ができるようになっている気がする。
スズランは作戦概要を説明する。
「ギデス軍の駐留しているポイントは、ザンがギデス軍のハッキングを逆にたどってくれたおかげで割れている。そのポイントに、少数で敵を攪乱しつつ目標を撃破する」
「少数で大丈夫? カイ隊とジロン隊は?」
ぼくの問いかけに、スズランははっきりと答える。
「レクトリヴ能力者隊を連れて行くには、エージーとビーエフが必要になる。それでは目立って不意打ちにはならないだろう。主力はユウキ、お前だ。いつも通りだけど」
「いつも通りだね」
「不安だろうから、仕方ない、あたしも出てやる。リッジバックは修復中だから不参加として、カイは連れて行く。今回は、ザンとブニも来てくれる」
「やつらを追い払うまでは手を貸そう」
「まかせてよ」
ザネリウスとキツネのブニが頼もしい返事をしてくれる。ブニはともかく、ザネリウスのニューマ・コアの強さは確認ずみだ。並のレクトリヴ能力者なんて目じゃないくらいだ。
「撃破目標は、バトラ大将、ミュー大将、ニウス博士だ。もし、マルスの巫女が見つかったら、状況に合わせて拘束または撃破。最後に宇宙要塞バル=ベリトを破壊して二度と使えなくする。そんなところだ」
スズランの説明で、いよいよ大詰めになってきていることがわかる。彼女は、ギデスの幹部をまとめて撃破しようと言っているのだ。なんという大胆な考えだろう。
正直なところ、ミューの撃破は気が進まない。彼女はギデス天幻部隊の大将である前に、惑星ザイアスで暴力的な店主から救い出した女性として、情が湧きすぎている。
そんなことを考えていると、ネージュがぼくのパーカーの袖を引っ張った。
「ミューとの戦い、気を抜くなよ。お前にはやりづらい相手だとは思うが、だからといって、お前がミューにやられてしまうのはもっとダメなんだ」
ネージュだって、あのときミューを救い出したうちのひとりだ。だから、彼女だってミューと戦うのは難しいはずだ。でも彼女は、ぼくのことを気遣って、あえてそう言ってくれたのだ。
「ありがとう、ネージュ。大丈夫だよ」
思えば、ミューというのは複雑な立場の人間だ。スズランのいとこであり、リッジバックの亡兄の元婚約者だ。天幻知覚をオフにされて、惑星ザイアスで奴隷のように暮らしていたところを、ぼくとネージュが救出した。そして、ギデス天幻部隊のトップ――。
「絶対に、生きて帰ってこいよ」
「うん。もちろんだよ」
スズランはぼくの力を信頼し、そしてどんな厳しい状況でもぼくを守り切ると誓ってくれている。かたやネージュは無事に帰ってくるようにと願ってくれている。
方向性は違うが、どちらもぼくのことを大事に思ってくれている。
そんな仲間がいてくれて、ぼくは嬉しく思った。
◇◇◇
ザンが割り出したギデス軍の実験サイトまでは、やはりバギーを利用した。
一台はスズランが運転し、ぼくが助手席に乗るバギー。もう一台はカイが運転し、ザネリウスとブニが同乗するバギーだ。
二台のバギーは、代わり映えのしない銀色の計算機構造物の間を駆け抜けていく。これだけ小さな乗り物での移動ならば、ギデス軍の空からの監視の目をかいくぐり、目的地を襲撃できるだろう。
相変わらず、スズランは正面から殴り合うよりも、ゲリラのような戦い方を好む。
にゃーん。
猫の声がした。見れば、ぼくとスズランの乗っているバギーに、黒猫のペシェが乗り込んでいた。ペシェはぼくの肩に乗り、鼻先に風を受けている。
「なんだ、惑星ケルティアからずっとついて来てるよな。マルスの地上にまで降りてくるなんて、変わったやつだな」
スズランの中では、ペシェに関する認識なんてそんなものだった。ただの、好奇心旺盛な黒猫だ。
「う、うん……」
だけど、ぼくの中では違う。こいつは、ぼくのレクトリヴ能力を司っている猫だ。
でも今は、人間の言葉を喋ろうとしないみたいだ。それなら放っておこう。
しかしなぜ、こいつはぼくのレクトリヴ知覚の鍵なんかを持っているんだ? なぜ、ぼくに加担するんだろう。実際のところ、詳しいことは何も伝えられていない。
にゃーん。
◇◇◇
リリウム・ツーのブリッジで、ゴールデン司令はこう言う。
「個別の艦船や部隊は、まだ生きているものがあるようじゃが……」
統一的な指揮系統を失っていて、もはや軍隊として意味のある集団ではなくなっているとのことだ。
そんな統合宇宙軍の下部組織である特務機関シータとしてのぼくたちは、新しい力を手に入れた。それが“マルスの巫女”だ。
マルスの巫女とは、天幻知覚レクトリヴの能力の源であるマルスの巫女のリソースを大規模に独占した、宇宙を大規模に書き換える能力をもつ、規格外のレクトリヴ能力者のことを指す。
けれども、ぼくたちの場合、そういった正しい意味でのマルスの巫女を得られたわけではない。ギデス大煌王国が先に、マルスの巫女を手に入れてしまったからだ。
ぼくたちは、ニューマ・コアという宇宙と合一する技術をベースに、マルス・レコードの演算能力を組み合わせることで、宇宙を書き換える巫女ではなく、宇宙の力を引き出す巫女をつくりあげた。
「ギデスはマルスの巫女を手に入れたと思う。だが、それはこちらも同じことだ」
そう言ったのは、ザネリウスだ。彼とキツネのブニは、惑星マルスに駐屯しているギデス軍を弱体化させる目的で、リリウム・ツーに来てくれている。タケシマ老人はフォシン地下集落のジュードー道場に残った。
特務機関シータの中からマルスの巫女に選ばれたのは、スズランだ。彼女の中に見いだされたニューマ・コアの才能と、マルス・レコードの処理能力が結びつけられ、彼女は巫女になった。だが、巫女としての能力はまだ開花したばかりで貧弱だ。
リリウム・ツーに戻ってきてから、スズランやカイは軍服に着替えていた。軍服を持っているのに私服なのは、ぼくだけだ。でもいまさら、軍服なんて意味がないと思う。
「惑星マルスにいるギデス軍の部隊をなんとかして弱体化させたい」
軍服姿のスズランが宣言した。ブリッジに集まっている特務機関シータの仲間たちは、もとよりそのつもりだ。
ザネリウスは軍服姿の彼女を見て、「スズランは本当に士官だったのか」などと感想をキツネのブニに述べていた。
「この惑星マルスには、現在、宇宙要塞バル=ベリトが接地して修復中だという。つまり、バトラ大将とミュー大将がこのマルスにいるはずだ」
宇宙要塞バル=ベリトは、ぼくたちが前回侵入したときに、すでに動力炉を二基破壊し、全体の五分の一のブロックがパージされている。主砲である『漆黒の法』も破壊済みで、現時点の脅威度は低い。
「それに、マルス・レコードをハッキング中ということは、兵器研究所の科学者たちも多数来ているのだろう。あと、ギデスの側のマルスの巫女だって、まだマルスにいるはずだ」
兵器研究所について言及したのは、車椅子に座ったネージュだ。彼女は五年前にギデスに拾われてレクトリヴ能力に目覚めたといっていたから、もしかすると兵器研究所にも関わりがあったのかもしれない。
「ということは、ギデス軍のトップのバトラ大将、天幻部隊のトップのミュー大将、そして兵器研究所のトップのニウス博士と、ギデスの要人をまとめて倒せる可能性がある。加えて、バル=ベリトにマルスの巫女という超兵器も無力化できるかも」
「この期を逃すわけにもいかぬということか……」
ゴールデン司令は深くうなずく。ネージュが絶対に前線に出られないことが確定してから、こころなしか落ち着いて判断ができるようになっている気がする。
スズランは作戦概要を説明する。
「ギデス軍の駐留しているポイントは、ザンがギデス軍のハッキングを逆にたどってくれたおかげで割れている。そのポイントに、少数で敵を攪乱しつつ目標を撃破する」
「少数で大丈夫? カイ隊とジロン隊は?」
ぼくの問いかけに、スズランははっきりと答える。
「レクトリヴ能力者隊を連れて行くには、エージーとビーエフが必要になる。それでは目立って不意打ちにはならないだろう。主力はユウキ、お前だ。いつも通りだけど」
「いつも通りだね」
「不安だろうから、仕方ない、あたしも出てやる。リッジバックは修復中だから不参加として、カイは連れて行く。今回は、ザンとブニも来てくれる」
「やつらを追い払うまでは手を貸そう」
「まかせてよ」
ザネリウスとキツネのブニが頼もしい返事をしてくれる。ブニはともかく、ザネリウスのニューマ・コアの強さは確認ずみだ。並のレクトリヴ能力者なんて目じゃないくらいだ。
「撃破目標は、バトラ大将、ミュー大将、ニウス博士だ。もし、マルスの巫女が見つかったら、状況に合わせて拘束または撃破。最後に宇宙要塞バル=ベリトを破壊して二度と使えなくする。そんなところだ」
スズランの説明で、いよいよ大詰めになってきていることがわかる。彼女は、ギデスの幹部をまとめて撃破しようと言っているのだ。なんという大胆な考えだろう。
正直なところ、ミューの撃破は気が進まない。彼女はギデス天幻部隊の大将である前に、惑星ザイアスで暴力的な店主から救い出した女性として、情が湧きすぎている。
そんなことを考えていると、ネージュがぼくのパーカーの袖を引っ張った。
「ミューとの戦い、気を抜くなよ。お前にはやりづらい相手だとは思うが、だからといって、お前がミューにやられてしまうのはもっとダメなんだ」
ネージュだって、あのときミューを救い出したうちのひとりだ。だから、彼女だってミューと戦うのは難しいはずだ。でも彼女は、ぼくのことを気遣って、あえてそう言ってくれたのだ。
「ありがとう、ネージュ。大丈夫だよ」
思えば、ミューというのは複雑な立場の人間だ。スズランのいとこであり、リッジバックの亡兄の元婚約者だ。天幻知覚をオフにされて、惑星ザイアスで奴隷のように暮らしていたところを、ぼくとネージュが救出した。そして、ギデス天幻部隊のトップ――。
「絶対に、生きて帰ってこいよ」
「うん。もちろんだよ」
スズランはぼくの力を信頼し、そしてどんな厳しい状況でもぼくを守り切ると誓ってくれている。かたやネージュは無事に帰ってくるようにと願ってくれている。
方向性は違うが、どちらもぼくのことを大事に思ってくれている。
そんな仲間がいてくれて、ぼくは嬉しく思った。
◇◇◇
ザンが割り出したギデス軍の実験サイトまでは、やはりバギーを利用した。
一台はスズランが運転し、ぼくが助手席に乗るバギー。もう一台はカイが運転し、ザネリウスとブニが同乗するバギーだ。
二台のバギーは、代わり映えのしない銀色の計算機構造物の間を駆け抜けていく。これだけ小さな乗り物での移動ならば、ギデス軍の空からの監視の目をかいくぐり、目的地を襲撃できるだろう。
相変わらず、スズランは正面から殴り合うよりも、ゲリラのような戦い方を好む。
にゃーん。
猫の声がした。見れば、ぼくとスズランの乗っているバギーに、黒猫のペシェが乗り込んでいた。ペシェはぼくの肩に乗り、鼻先に風を受けている。
「なんだ、惑星ケルティアからずっとついて来てるよな。マルスの地上にまで降りてくるなんて、変わったやつだな」
スズランの中では、ペシェに関する認識なんてそんなものだった。ただの、好奇心旺盛な黒猫だ。
「う、うん……」
だけど、ぼくの中では違う。こいつは、ぼくのレクトリヴ能力を司っている猫だ。
でも今は、人間の言葉を喋ろうとしないみたいだ。それなら放っておこう。
しかしなぜ、こいつはぼくのレクトリヴ知覚の鍵なんかを持っているんだ? なぜ、ぼくに加担するんだろう。実際のところ、詳しいことは何も伝えられていない。
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