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プロローグ

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 これを読んでいるあなたへ。
 この手記を見つけたという事はあなたは私と同じなのでしょう。私が暮らしていた頃も、天からの光がやって来るまではこの村は本当に良い村だったんです。
 皆さん純朴で働き者で、困った事があれば助け合って小さな幸せを心に刻む人達ばかりで。お陰で村は笑顔で溢れて孤児だった私にも優しくしてくれました。
 でも天からやって来た彼等によってすっかり変わってしまったのはあなたなら分かるでしょう。だからこそ後の人の為にこの手記を残しました。
 私の残した物が少しでもあなたの助けになれる事を祈っています。
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