29 / 74
本編
どこかに置いてきた何か
しおりを挟む 風呂から出てしばらくした後、朱莉姉さんの部屋に呼ばれていた事を思い出した俺は姉さんの部屋に行った。
部屋に入ると突然、姉さんにぎゅっと抱きしめられた。
「弟くん……お姉さん、ずっと待ってたんだよ?……約束通りにお姉さんが色々と、教えてあげるからね……」
俺の胸に顔をうずめていた姉さんが顔を上げてニッコリと笑いながらそう言った
「ごめん、由梨と風呂でいろいろあって、忘れてた」
「由梨ちゃんと色々……ねぇ……なら、次はお姉さんの番だよね……私達姉妹の弟くん?」
姉さんはいきなり顔を近づけてきて俺の頬にちゅ、と音を立ててキスをした
「ね、姉さん、、いきなり何を……」
「あれ、いやだった?……も、もしかして弟くん……私の事、嫌い?」
「いや、別に嫌いじゃないけど」
「じゃあ、弟くん……私の事、好き?」
「あ、当たり前だ。姉さんは大切な家族なんだから」
「そっかぁ、嬉しいなぁ……じゃあ……じっと、しててね……んっ、ちゅ……ちゅっ、……んっっ、はあっ、……はぁ…ちゅっ、……んんっ、ちゅ……」
俺の答えに満足したのか姉さんはそう言って、俺の首元に痕がつくようなキスをしてきた。
軽く抵抗しても全く辞めてくれないので、俺は割と本気で抵抗した
「あ、やりすぎちゃった……弟くん、ごめんねぇ、お姉さん……ちょっと興奮しちゃってるみたい……」
姉さんは艶っぽい笑みを浮かべると唇にしっかりとキスをしてきた
「ん……ちゅっ」
姉さんは何度かキスをしたあと顔を離して、俺の首元に鮮明に付いた痕を見てその笑みを更に深めた
そして再び、両手でぎゅっと抱きしめてから俺の胸元に顔を埋めた
「はぁ……弟くんの体温を感じられて、お姉さん幸せだよぉ……」
俺はそこで改めて今の姉さんの服装をしっかり確認した。
上は大きめのTシャツで、下はホットパンツだ。
ゼロ距離で密着してくるせいで、Tシャツの隙間からは胸が見えてしまっている。
そしてその時ついに、俺はある重大な事実に気づいてしまった――
――今、目の前にいる姉さんはノーブラだった。
「弟くんて、結構むっつりさんだよねぇ……バレバレだよ?」
姉さんは俺の視線に気づいたのかTシャツを少し下げて更に胸を見せてから、上目遣いで俺を誘惑するように見つめてくる。
「えっと……」
俺がためらっていると姉さんはニッコリとした笑みを浮かべて俺をベッドに押し倒してきた
部屋に入ると突然、姉さんにぎゅっと抱きしめられた。
「弟くん……お姉さん、ずっと待ってたんだよ?……約束通りにお姉さんが色々と、教えてあげるからね……」
俺の胸に顔をうずめていた姉さんが顔を上げてニッコリと笑いながらそう言った
「ごめん、由梨と風呂でいろいろあって、忘れてた」
「由梨ちゃんと色々……ねぇ……なら、次はお姉さんの番だよね……私達姉妹の弟くん?」
姉さんはいきなり顔を近づけてきて俺の頬にちゅ、と音を立ててキスをした
「ね、姉さん、、いきなり何を……」
「あれ、いやだった?……も、もしかして弟くん……私の事、嫌い?」
「いや、別に嫌いじゃないけど」
「じゃあ、弟くん……私の事、好き?」
「あ、当たり前だ。姉さんは大切な家族なんだから」
「そっかぁ、嬉しいなぁ……じゃあ……じっと、しててね……んっ、ちゅ……ちゅっ、……んっっ、はあっ、……はぁ…ちゅっ、……んんっ、ちゅ……」
俺の答えに満足したのか姉さんはそう言って、俺の首元に痕がつくようなキスをしてきた。
軽く抵抗しても全く辞めてくれないので、俺は割と本気で抵抗した
「あ、やりすぎちゃった……弟くん、ごめんねぇ、お姉さん……ちょっと興奮しちゃってるみたい……」
姉さんは艶っぽい笑みを浮かべると唇にしっかりとキスをしてきた
「ん……ちゅっ」
姉さんは何度かキスをしたあと顔を離して、俺の首元に鮮明に付いた痕を見てその笑みを更に深めた
そして再び、両手でぎゅっと抱きしめてから俺の胸元に顔を埋めた
「はぁ……弟くんの体温を感じられて、お姉さん幸せだよぉ……」
俺はそこで改めて今の姉さんの服装をしっかり確認した。
上は大きめのTシャツで、下はホットパンツだ。
ゼロ距離で密着してくるせいで、Tシャツの隙間からは胸が見えてしまっている。
そしてその時ついに、俺はある重大な事実に気づいてしまった――
――今、目の前にいる姉さんはノーブラだった。
「弟くんて、結構むっつりさんだよねぇ……バレバレだよ?」
姉さんは俺の視線に気づいたのかTシャツを少し下げて更に胸を見せてから、上目遣いで俺を誘惑するように見つめてくる。
「えっと……」
俺がためらっていると姉さんはニッコリとした笑みを浮かべて俺をベッドに押し倒してきた
10
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。




私の事を調べないで!
さつき
BL
生徒会の副会長としての姿と
桜華の白龍としての姿をもつ
咲夜 バレないように過ごすが
転校生が来てから騒がしくなり
みんなが私の事を調べだして…
表紙イラストは みそかさんの「みそかのメーカー2」で作成してお借りしています↓
https://picrew.me/image_maker/625951

【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる