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第五章「さすらい編」
初戦
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「何してるんだ?トム?」
俺がサインをしてマダムに渡すと同時に、剣士っぽい人と魔術師の女性がトムさんに声をかけた。
トムさんがまた俺の首に腕を回して、彼らを振り返った。
「聞いてくれ!ヒース、レダ!新入りだ!!」
「苦しいです……トムさん……。」
じたばたもがく俺を、ヒースさんとレダさんがまじまじと覗き込む。
「モンクか?」
「違うわ、ヒース。この子、魔術師よ。かなり魔力があるわ。」
「は?どう見てもモンクだろう?」
「すみません……先に助けて下さい……。」
俺は息も絶え絶えにそう言った。
トムさんのベッドロックから解放され、俺は大きく呼吸をする。
まずはマダムに振り返り、お礼を言った。
「ありがとうございました。マダム。」
「礼儀正しい子は好きだよ。頑張んな。ところで、初期クラスからでいいのかい?」
「初期クラスというのは?」
俺のマダムに聞くと、レダさんが説明してくれた。
「冒険者のレベル段階よ。はじめは初期から始めるんだけど、実力があった場合、中級クラスのパーティーが一旦預かり、その人のクラスを決める事があるの。」
「あんたら暇だろ?預かってやったらどうだい?」
マダムが言うと、3人は顔を見合わせていた。
「私はいいわ。何かこの子、変わった魔術使いそうだから見てみたいわ。」
「俺は最初からそのつもりだったぞ?」
トムさんとレダさんがそう言うと、ヒースさんは考え込んでいるようだった。
多分、この人がリーダーなのだろう。
その顔からは表情が読めない。
「あ、ご迷惑をおかけする訳には……。」
即答しないというのは慎重と言うことだ。
つまり、どうするか迷う部分が俺にあると言う事。
面倒を避けたいのは俺の方もだ。
パーティーに預かられると言うことは、一旦パーティーに入ると言うことだろう。
俺はひとまず登録ができれば良かった訳で、あまり長い間ここに留まるつもりはない。
「実力次第だな……。」
と、ヒースさんが言う。
う~ん。どうしよう。
マダムが進めるのだからその方がいいのだろうが、それをするとしないのとで何が違うのだろう?
俺はよくわからなくてレダさんに聞いた。
「すみません。俺、あまりよくわかっていなくて。預かって頂くとどうなるんですか?」
「初期クラスは週に1度の報告が必要なの。それを1ヶ月から3ヶ月行って、初めて初級冒険者になるの。でも預かりだと初めから初級冒険者扱いになるの。ただし、預かりパーティーの指示に従う条件付きで。2~3回のクエストを同行して、預かりは終わり。でもその時レベルが認められれば、中級冒険者としてスタートできる可能性があるわ。」
「初級冒険者と中級冒険者のレベル以外の違いはありますか?」
「大有りね。初級は3ヶ月以上、成功のクエストの報告がなかったら登録が無くなるわ。だから最低でも3ヶ月に一回はクエストを成功させないと駄目なの。」
「中級だと無期限になるんですか?」
「そう。だから皆、大きなクエストをするためにも早く中級になりたいのよ。」
「教えて下さってありがとうございます。」
俺はレダさんにお礼を言った。
なるほど。
副収入源として使うなら、中級者になってなければ使いにくい。
俺は3人に頭を下げた。
「お願いします。俺を預かって下さい。」
冒険者として今後仕事をするなら、経験者の仕事を見て学ぶのが一番だ。
その上うまくすれば中級冒険者になれるなら、その方がいい。
トムさんとレダさんは顔を見合わせ笑う。
けれどヒースさんは相変わらず表情を変えずに考えている。
「とりあえず実力がみたい。返事はそれからだ。」
「何をすればいいですか?」
「そうだな……。」
実力、と言ったが何をするかまでは考えていなかったらしい。
ヒースさんが悩んでいると、トムさんががしりと俺の肩を掴んだ。
「俺と勝負しよう!サーク!!」
「へ!?トムさんと戦うんですか!?」
ニカッと笑うトムさんを俺は呆けて見上げた。
それにレダさんもヒースさんも頷く。
「なるほど。それで決めよう。」
「だったら裏庭行きな。変な所で暴れるんじゃないよ?」
最後にマダムが釘を刺す。
何だかよくわからないうちに俺はトムさんと戦うことが決まってしまった。
「準備はいいか~?」
やたら嬉しそうに、トムさんが大振りの剣を振り回してる。
まだ実感のない俺はわかってない感じで頷いて見せる。
「ちょっと!トム!木刀にしなさいよ!」
レダさんが止める。
あ、そうか。
これは預かりをするかどうかのテストなのだから、真剣で戦う必要がないのか……。
だがトムさんはそのままやる気だ。
俺はレダさんを振り返って言った。
「あ、大丈夫です。真剣と戦ったことあるんで。」
俺が言うと驚かれた。
まぁそりゃそうだよな?
登録したての仮免冒険者の魔術師が真剣と戦った事あるとか普通ありえないだろうし。
そんな中でもヒースさんはあまり表情を崩さなかった。
俺の返答に何を思ったのか全く読めない。
出会ったからずっと何を考えてるのかよくわかんない人だ。
もしかするとそう見えるだけで、特に何も考えてないのかもしれない。
そんな中、トムさんは嬉しそうに笑っていた。
「おい!サーク!俺も魔術使っていいか?」
「使えるんですか?」
「ははっ!俺も元魔術兵だ!!」
トムさんはそう言って、剣に炎を纏わせた。
魔術剣か。
班長が得意だったな。
剣に杖を装置して使ったり、それ用の剣がある。
ちなみにリグは斥候が得意な狩人タイプだった。
短刀と弓やボーガンを扱ってたっけ。
あいつはいろんな意味で狩人だったな~と思う。
「お前も遠慮なく魔術を使えよ!!」
「言われなくても使いますよ。俺、魔術使わないと、ただの糞ですから。」
俺は呼吸を整えた。
自分の中の魔力に集中する。
ゆっくりそれを全身に行き渡らせた。
「なるほど。身体強化か。」
トムさんは満足げに頷くと仕掛けてきた。
がっしりした体格の割りに早い。
パキンという音を立て、俺のシールドにトムさんの剣が当たる。
ここの所、小奇麗な警護部隊の模擬戦しか戦っていなかったから忘れていたが、やっぱりパワー系の攻撃は重い。
外壁警備時代の経験がなきゃ、反応が遅れてふっ飛ばされていただろう。
「嘘!?何で!?」
「どうした、レダ?」
「何でシールドが使えるの!?あの子、今、身体強化を使ってるのよ!?なのにシールドを使ってる!!しかも杖がないわ!!」
ヒースはそう言われてサークを見た。
確かにそうだなと思った。
「バフだろ?何がおかしいんだ?」
「違う……。補助魔法で能力を少し上げてるんじゃない。魔力によって自身を超人化させる魔術よ。強化中は常に魔力を使うから、他の魔術は使えない筈なのに……。」
「それならシールド魔法の付与された装備を持っていただけなんじゃないか?」
「そうじゃないと思う……。あれは本人の魔力で作ったモノだと思うわ。」
「ならどうなってるんだ?」
「私にはわからないわ……。」
レダさんたちがそんな話をしている中、俺はトムさんとは打ち合いになった。
トムさんが剣を打つので、それをシールドで受けながら、カウンターで拳か蹴りを打つ。
試合としてはいい感じだが、このままでは勝敗が決まらない。
体格差もあるので俺の方が不利ですらある。
う~ん?どうする??
いけるか??
俺は試しにシールドを張るフリをして、トムさんの腕を掴んで体軸を確かめてみた。
……いける!
俺は掴んだ腕を軸にトムさんの懐に入り込む。
そして引っ張って体幹を揺らがせたトムさんをそのまま投げ飛ばした。
ダーンッ!とトムさんが下に叩きつけられた。
それは一瞬の隙をついた出来事。
トムさんもレダさんもヒースさんも、何が起きたかわからずぽかんとしていた。
「……体幹が甘いですよ?トムさん?」
こちとら演舞継承者にさんざん叩き込まれたんだ。
俺はニッと笑って見せた。
俺がサインをしてマダムに渡すと同時に、剣士っぽい人と魔術師の女性がトムさんに声をかけた。
トムさんがまた俺の首に腕を回して、彼らを振り返った。
「聞いてくれ!ヒース、レダ!新入りだ!!」
「苦しいです……トムさん……。」
じたばたもがく俺を、ヒースさんとレダさんがまじまじと覗き込む。
「モンクか?」
「違うわ、ヒース。この子、魔術師よ。かなり魔力があるわ。」
「は?どう見てもモンクだろう?」
「すみません……先に助けて下さい……。」
俺は息も絶え絶えにそう言った。
トムさんのベッドロックから解放され、俺は大きく呼吸をする。
まずはマダムに振り返り、お礼を言った。
「ありがとうございました。マダム。」
「礼儀正しい子は好きだよ。頑張んな。ところで、初期クラスからでいいのかい?」
「初期クラスというのは?」
俺のマダムに聞くと、レダさんが説明してくれた。
「冒険者のレベル段階よ。はじめは初期から始めるんだけど、実力があった場合、中級クラスのパーティーが一旦預かり、その人のクラスを決める事があるの。」
「あんたら暇だろ?預かってやったらどうだい?」
マダムが言うと、3人は顔を見合わせていた。
「私はいいわ。何かこの子、変わった魔術使いそうだから見てみたいわ。」
「俺は最初からそのつもりだったぞ?」
トムさんとレダさんがそう言うと、ヒースさんは考え込んでいるようだった。
多分、この人がリーダーなのだろう。
その顔からは表情が読めない。
「あ、ご迷惑をおかけする訳には……。」
即答しないというのは慎重と言うことだ。
つまり、どうするか迷う部分が俺にあると言う事。
面倒を避けたいのは俺の方もだ。
パーティーに預かられると言うことは、一旦パーティーに入ると言うことだろう。
俺はひとまず登録ができれば良かった訳で、あまり長い間ここに留まるつもりはない。
「実力次第だな……。」
と、ヒースさんが言う。
う~ん。どうしよう。
マダムが進めるのだからその方がいいのだろうが、それをするとしないのとで何が違うのだろう?
俺はよくわからなくてレダさんに聞いた。
「すみません。俺、あまりよくわかっていなくて。預かって頂くとどうなるんですか?」
「初期クラスは週に1度の報告が必要なの。それを1ヶ月から3ヶ月行って、初めて初級冒険者になるの。でも預かりだと初めから初級冒険者扱いになるの。ただし、預かりパーティーの指示に従う条件付きで。2~3回のクエストを同行して、預かりは終わり。でもその時レベルが認められれば、中級冒険者としてスタートできる可能性があるわ。」
「初級冒険者と中級冒険者のレベル以外の違いはありますか?」
「大有りね。初級は3ヶ月以上、成功のクエストの報告がなかったら登録が無くなるわ。だから最低でも3ヶ月に一回はクエストを成功させないと駄目なの。」
「中級だと無期限になるんですか?」
「そう。だから皆、大きなクエストをするためにも早く中級になりたいのよ。」
「教えて下さってありがとうございます。」
俺はレダさんにお礼を言った。
なるほど。
副収入源として使うなら、中級者になってなければ使いにくい。
俺は3人に頭を下げた。
「お願いします。俺を預かって下さい。」
冒険者として今後仕事をするなら、経験者の仕事を見て学ぶのが一番だ。
その上うまくすれば中級冒険者になれるなら、その方がいい。
トムさんとレダさんは顔を見合わせ笑う。
けれどヒースさんは相変わらず表情を変えずに考えている。
「とりあえず実力がみたい。返事はそれからだ。」
「何をすればいいですか?」
「そうだな……。」
実力、と言ったが何をするかまでは考えていなかったらしい。
ヒースさんが悩んでいると、トムさんががしりと俺の肩を掴んだ。
「俺と勝負しよう!サーク!!」
「へ!?トムさんと戦うんですか!?」
ニカッと笑うトムさんを俺は呆けて見上げた。
それにレダさんもヒースさんも頷く。
「なるほど。それで決めよう。」
「だったら裏庭行きな。変な所で暴れるんじゃないよ?」
最後にマダムが釘を刺す。
何だかよくわからないうちに俺はトムさんと戦うことが決まってしまった。
「準備はいいか~?」
やたら嬉しそうに、トムさんが大振りの剣を振り回してる。
まだ実感のない俺はわかってない感じで頷いて見せる。
「ちょっと!トム!木刀にしなさいよ!」
レダさんが止める。
あ、そうか。
これは預かりをするかどうかのテストなのだから、真剣で戦う必要がないのか……。
だがトムさんはそのままやる気だ。
俺はレダさんを振り返って言った。
「あ、大丈夫です。真剣と戦ったことあるんで。」
俺が言うと驚かれた。
まぁそりゃそうだよな?
登録したての仮免冒険者の魔術師が真剣と戦った事あるとか普通ありえないだろうし。
そんな中でもヒースさんはあまり表情を崩さなかった。
俺の返答に何を思ったのか全く読めない。
出会ったからずっと何を考えてるのかよくわかんない人だ。
もしかするとそう見えるだけで、特に何も考えてないのかもしれない。
そんな中、トムさんは嬉しそうに笑っていた。
「おい!サーク!俺も魔術使っていいか?」
「使えるんですか?」
「ははっ!俺も元魔術兵だ!!」
トムさんはそう言って、剣に炎を纏わせた。
魔術剣か。
班長が得意だったな。
剣に杖を装置して使ったり、それ用の剣がある。
ちなみにリグは斥候が得意な狩人タイプだった。
短刀と弓やボーガンを扱ってたっけ。
あいつはいろんな意味で狩人だったな~と思う。
「お前も遠慮なく魔術を使えよ!!」
「言われなくても使いますよ。俺、魔術使わないと、ただの糞ですから。」
俺は呼吸を整えた。
自分の中の魔力に集中する。
ゆっくりそれを全身に行き渡らせた。
「なるほど。身体強化か。」
トムさんは満足げに頷くと仕掛けてきた。
がっしりした体格の割りに早い。
パキンという音を立て、俺のシールドにトムさんの剣が当たる。
ここの所、小奇麗な警護部隊の模擬戦しか戦っていなかったから忘れていたが、やっぱりパワー系の攻撃は重い。
外壁警備時代の経験がなきゃ、反応が遅れてふっ飛ばされていただろう。
「嘘!?何で!?」
「どうした、レダ?」
「何でシールドが使えるの!?あの子、今、身体強化を使ってるのよ!?なのにシールドを使ってる!!しかも杖がないわ!!」
ヒースはそう言われてサークを見た。
確かにそうだなと思った。
「バフだろ?何がおかしいんだ?」
「違う……。補助魔法で能力を少し上げてるんじゃない。魔力によって自身を超人化させる魔術よ。強化中は常に魔力を使うから、他の魔術は使えない筈なのに……。」
「それならシールド魔法の付与された装備を持っていただけなんじゃないか?」
「そうじゃないと思う……。あれは本人の魔力で作ったモノだと思うわ。」
「ならどうなってるんだ?」
「私にはわからないわ……。」
レダさんたちがそんな話をしている中、俺はトムさんとは打ち合いになった。
トムさんが剣を打つので、それをシールドで受けながら、カウンターで拳か蹴りを打つ。
試合としてはいい感じだが、このままでは勝敗が決まらない。
体格差もあるので俺の方が不利ですらある。
う~ん?どうする??
いけるか??
俺は試しにシールドを張るフリをして、トムさんの腕を掴んで体軸を確かめてみた。
……いける!
俺は掴んだ腕を軸にトムさんの懐に入り込む。
そして引っ張って体幹を揺らがせたトムさんをそのまま投げ飛ばした。
ダーンッ!とトムさんが下に叩きつけられた。
それは一瞬の隙をついた出来事。
トムさんもレダさんもヒースさんも、何が起きたかわからずぽかんとしていた。
「……体幹が甘いですよ?トムさん?」
こちとら演舞継承者にさんざん叩き込まれたんだ。
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