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あ・・・
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野田が消えた。なんかおかしくなかったか?野田が消える日の前の森川さんの言動。
『野田君消えてほしくない?』
『だよね?!わかった!じゃあまた明日!』
やっぱりひっかかる。
あの『わかった』はなんだったんだ? まさかイジメ集団も野田も森川さんが殺した?いや、そんな事できるわけないか。女の子一人で男を何人も殺せるはずないし・・・。
『プレイヤーはあなたを含めて20人』
猿の言葉が思い浮かぶ。能力を持っているのは僕だけじゃない。もしかしたら森川さんだってプレイヤーかも・・・。いや、あるわけないか。でももしそうだとしたら?森川さんは僕のような存在、絶対に死なない存在をどう思うだろう?嫌われるだろうか?いや、それどころじゃない。僕をどうにかして殺そうとするだろう。なんせ自分の命がかかってるんだから。
「安倍くーん。野田君消えて嬉しい?安倍君ムカつくって言ってたよね?嬉しいよね?」
放課後森川さんが話しかけてきた。
森川さん・・・。やっぱりおかしいよ・・・。
「森川さん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「え?なに?」
「野田が学校に来なくなったのと僕をイジメてた奴らが消えたことって森川さんなにか関係してる?」
「え?なんで」
「え、いや、なんかなんとなく・・・」
「あぇー、うーん」
「まぁ、安倍君はなにも気にしなくて良いから。安倍君はこれからも私が守るから安心して?」
一瞬迷ったあと森川さんは照れ臭そうに言った。
どうしたんだよ森川さん。それじゃあまるで・・・。仕方ない、森川さんがこの事に関係しているのは確かなんだ。じゃあ、あれで聞くしかないか・・・。
『野田君消えてほしくない?』
『だよね?!わかった!じゃあまた明日!』
やっぱりひっかかる。
あの『わかった』はなんだったんだ? まさかイジメ集団も野田も森川さんが殺した?いや、そんな事できるわけないか。女の子一人で男を何人も殺せるはずないし・・・。
『プレイヤーはあなたを含めて20人』
猿の言葉が思い浮かぶ。能力を持っているのは僕だけじゃない。もしかしたら森川さんだってプレイヤーかも・・・。いや、あるわけないか。でももしそうだとしたら?森川さんは僕のような存在、絶対に死なない存在をどう思うだろう?嫌われるだろうか?いや、それどころじゃない。僕をどうにかして殺そうとするだろう。なんせ自分の命がかかってるんだから。
「安倍くーん。野田君消えて嬉しい?安倍君ムカつくって言ってたよね?嬉しいよね?」
放課後森川さんが話しかけてきた。
森川さん・・・。やっぱりおかしいよ・・・。
「森川さん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「え?なに?」
「野田が学校に来なくなったのと僕をイジメてた奴らが消えたことって森川さんなにか関係してる?」
「え?なんで」
「え、いや、なんかなんとなく・・・」
「あぇー、うーん」
「まぁ、安倍君はなにも気にしなくて良いから。安倍君はこれからも私が守るから安心して?」
一瞬迷ったあと森川さんは照れ臭そうに言った。
どうしたんだよ森川さん。それじゃあまるで・・・。仕方ない、森川さんがこの事に関係しているのは確かなんだ。じゃあ、あれで聞くしかないか・・・。
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