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変態な部分を愛してる
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執事レオンは、ご主人であるモーリスを守る時は戦闘服に着替える。
まぁ、戦闘服という名の裸エプロンだけど。
執事服の下に着ているから、執事服を脱げばいつでも戦闘服なのだ。
だが、裸エプロンなので冬は実を言うと寒いらしい。
戦うけれど、できれば熱々の鍋食べて一杯やりたいそうだ。
レオンは酒がパンツよりも自分に必要な物だと思うぐらい酒を愛している。
「三食の食事より酒をください」
「レオン……」
モーリスに口癖並みに言うから、あだ名は【アル中変態裸エプロン】だ。
○○戦隊○レンジャーみたいな感じでつけたらしい。
ある日出かけた先の道で、モーリスの乗る馬車は運悪く盗賊達に襲われてしまった。
ちなみに、盗賊の人数は四人だ。
「モーリス様!俺がお助けします!」
「やめろ!レオン脱ぐな!ああぁ!?」
モーリスの静止の声は無意味に終わり、レオンは華麗に執事服を脱ぎ捨て裸エプロン姿でファイティングポーズをとる。
それに怯む盗賊達。
「「へ、変態だーーーっ!!」」
盗賊達に変態と言われ若干喜んでいるレオンは、サービス精神でマッスルポーズを披露して、ムキムキの程よく引き締まった細マッチョな身体を自慢していた。
レオンの変態要素を外で披露したくなかったモーリスの普段の気苦労は如何ほどだろうか………。
「ひえぇっ!見えたらいけないものが見えている!」
「ぎゃぁ!目が腐ったーーーっ!」
「おえぇっ!」
「はぁはぁ……チラリズムが堪らんわ……はぁはぁ!」
なんか最後の人だけ興奮してるけど、盗賊達はだいたい精神ダメージを受けている。
「俺のモーリス様には手を出させませんよ!」
盗賊に向かって指をビシィッ!と突き刺すと、風がひゅーんと吹いてエプロンが捲れてしまう。
チラリズムだったモノがモロ見えした瞬間だった。
「「「ぎゃーーーっ!」」」
「はぁはぁはぁはぁ!」
三人精神ダメージを受けて、一人やたら興奮しているようだ。
レオンの腕に寒さではない鳥肌が粟立ってしまった。
盗賊達が精神ダメージで弱ったところを、レオンは素早く拳で仕留めていく。
一人はぁはぁしている奴だけ全力の金的にしたが、べ…別に身の危険(貞操)を感じたからとかじゃないんだからね!
レオンの唐突な謎のツンデレ発動である。
そして、盗賊を縄で亀甲縛りで縛って捕縛した。
ちなみに、亀甲縛りの理由はレオンの得意な縛りだからだ。
「モーリス様、ご無事ですか?」
未だに裸エプロンのレオンは、モーリスの安否の確認をする。
「身体は無事だよ。精神ダメージは瀕死レベルだけど」
疲れたような表情のモーリスに、レオンは性欲が刺激されてしまった。
「それは大変です!俺とエロい展開になって精神を癒やしましょう!エロ同人みたいに!」
「精神ダメージの原因レオンだけどね?まぁ、レオンとイチャイチャしたいからエロい展開は歓迎だけどさ」
愛しのモーリスに、レオンの腰の当たりのエプロンがもっこりと謎のテントを張るのがよくわかる。
お察しだろうが、レオンのレオンだ。
「俺の息子がモーリス様の息子に会いたがっているようです」
「ふふ、ただの変態発言でしかない」
レオンなりにモーリスをムードある誘い文句で口説くが、変態発言だと笑われてしまった。
そのモーリスの笑顔がめちゃくちゃ可愛いので、口説き文句が変態発言でも何も問題ないとレオンは真面目に思っている。
「できたら後で、酒をください」
「自分の給料で買え」
さりげなくモーリスに酒を要求したら、あっさり却下されてしまったレオンだった。
二人は馬車の中に入ると、馬車が揺れに揺れるほど中で盛り上がる。
「あっあっあっあっ!」
「モーリス様!んおーぅっ!」
肉と肉がぶつかり合う音に、淫らな声と雄っぽい雄叫び。
御者の人が気を遣って、馬車を道の脇に移動させたことを中の盛り上がり中の二人は気付いていない。
「あぁーーっ!ひあぁーーーっん!」
「おらおらおらおらおら!」
「らめらめぇーーーん!」
激しい……ひたすら激しい………!!
御者は思った……これが若さかと………。
「うおぉーーーっ!」
「あっはーーーん!!」
一際大きな声が響き渡る。
たまたま近くを通った通行人が………。
「最近の貴族は随分激しいんだね」
「そうだねー」
馬車をみて呑気に会話している。
また別の通行人は………。
「ママー、あれなぁに?」
「こら!みるんじゃありません!」
小さな子供が馬車を指さしたが、母親が子供を連れていそいそ立ち去った。
その時御者はみてしまう……馬車をみる母親の目が、穢れた汚物をみるような眼差しだったのを………。
ここは利用者がそこそこいる道なので、割といろんな人に激しくガタガタ揺れる馬車は見られ放題だ。
そんなことは知らないまま、二人は盛り上がり続けた。
御者だけが、待ってる間恥ずかしい思をしているとも知らずに………。
二人がスッキリとした表情で、なんか雄臭い馬車内の換気を始めた。
………やっと終わったらしい。
そして二人は、やっと帰路につく。
レオンは執事服の下に新しいエプロンを装備済だ。
何故なら、ちょっといろんな体液でさっきのエプロンが汚れたから、替えのエプロンに着替えたから………。
レオンは、エプロンの替えは常に持ち歩いているタイプなのだ。
「モーリス様、俺の愚息がおかわりをほしがっています」
「帰るまで我慢しろ」
もっとヤりたかったレオンに、赤い表情を誤魔化す可愛いモーリス。
実はこの二人、恋人同士だったりする。
主従だけど密かに愛し合っているのだ。
周りにモロバレの秘められた愛である。
ちなみに、モロバレとは本人達は知らないことだが………。
レオンの変態な部分に惚れてしまったモーリス。
気苦労は絶えないけれど、幸せなのだった。
まぁ、戦闘服という名の裸エプロンだけど。
執事服の下に着ているから、執事服を脱げばいつでも戦闘服なのだ。
だが、裸エプロンなので冬は実を言うと寒いらしい。
戦うけれど、できれば熱々の鍋食べて一杯やりたいそうだ。
レオンは酒がパンツよりも自分に必要な物だと思うぐらい酒を愛している。
「三食の食事より酒をください」
「レオン……」
モーリスに口癖並みに言うから、あだ名は【アル中変態裸エプロン】だ。
○○戦隊○レンジャーみたいな感じでつけたらしい。
ある日出かけた先の道で、モーリスの乗る馬車は運悪く盗賊達に襲われてしまった。
ちなみに、盗賊の人数は四人だ。
「モーリス様!俺がお助けします!」
「やめろ!レオン脱ぐな!ああぁ!?」
モーリスの静止の声は無意味に終わり、レオンは華麗に執事服を脱ぎ捨て裸エプロン姿でファイティングポーズをとる。
それに怯む盗賊達。
「「へ、変態だーーーっ!!」」
盗賊達に変態と言われ若干喜んでいるレオンは、サービス精神でマッスルポーズを披露して、ムキムキの程よく引き締まった細マッチョな身体を自慢していた。
レオンの変態要素を外で披露したくなかったモーリスの普段の気苦労は如何ほどだろうか………。
「ひえぇっ!見えたらいけないものが見えている!」
「ぎゃぁ!目が腐ったーーーっ!」
「おえぇっ!」
「はぁはぁ……チラリズムが堪らんわ……はぁはぁ!」
なんか最後の人だけ興奮してるけど、盗賊達はだいたい精神ダメージを受けている。
「俺のモーリス様には手を出させませんよ!」
盗賊に向かって指をビシィッ!と突き刺すと、風がひゅーんと吹いてエプロンが捲れてしまう。
チラリズムだったモノがモロ見えした瞬間だった。
「「「ぎゃーーーっ!」」」
「はぁはぁはぁはぁ!」
三人精神ダメージを受けて、一人やたら興奮しているようだ。
レオンの腕に寒さではない鳥肌が粟立ってしまった。
盗賊達が精神ダメージで弱ったところを、レオンは素早く拳で仕留めていく。
一人はぁはぁしている奴だけ全力の金的にしたが、べ…別に身の危険(貞操)を感じたからとかじゃないんだからね!
レオンの唐突な謎のツンデレ発動である。
そして、盗賊を縄で亀甲縛りで縛って捕縛した。
ちなみに、亀甲縛りの理由はレオンの得意な縛りだからだ。
「モーリス様、ご無事ですか?」
未だに裸エプロンのレオンは、モーリスの安否の確認をする。
「身体は無事だよ。精神ダメージは瀕死レベルだけど」
疲れたような表情のモーリスに、レオンは性欲が刺激されてしまった。
「それは大変です!俺とエロい展開になって精神を癒やしましょう!エロ同人みたいに!」
「精神ダメージの原因レオンだけどね?まぁ、レオンとイチャイチャしたいからエロい展開は歓迎だけどさ」
愛しのモーリスに、レオンの腰の当たりのエプロンがもっこりと謎のテントを張るのがよくわかる。
お察しだろうが、レオンのレオンだ。
「俺の息子がモーリス様の息子に会いたがっているようです」
「ふふ、ただの変態発言でしかない」
レオンなりにモーリスをムードある誘い文句で口説くが、変態発言だと笑われてしまった。
そのモーリスの笑顔がめちゃくちゃ可愛いので、口説き文句が変態発言でも何も問題ないとレオンは真面目に思っている。
「できたら後で、酒をください」
「自分の給料で買え」
さりげなくモーリスに酒を要求したら、あっさり却下されてしまったレオンだった。
二人は馬車の中に入ると、馬車が揺れに揺れるほど中で盛り上がる。
「あっあっあっあっ!」
「モーリス様!んおーぅっ!」
肉と肉がぶつかり合う音に、淫らな声と雄っぽい雄叫び。
御者の人が気を遣って、馬車を道の脇に移動させたことを中の盛り上がり中の二人は気付いていない。
「あぁーーっ!ひあぁーーーっん!」
「おらおらおらおらおら!」
「らめらめぇーーーん!」
激しい……ひたすら激しい………!!
御者は思った……これが若さかと………。
「うおぉーーーっ!」
「あっはーーーん!!」
一際大きな声が響き渡る。
たまたま近くを通った通行人が………。
「最近の貴族は随分激しいんだね」
「そうだねー」
馬車をみて呑気に会話している。
また別の通行人は………。
「ママー、あれなぁに?」
「こら!みるんじゃありません!」
小さな子供が馬車を指さしたが、母親が子供を連れていそいそ立ち去った。
その時御者はみてしまう……馬車をみる母親の目が、穢れた汚物をみるような眼差しだったのを………。
ここは利用者がそこそこいる道なので、割といろんな人に激しくガタガタ揺れる馬車は見られ放題だ。
そんなことは知らないまま、二人は盛り上がり続けた。
御者だけが、待ってる間恥ずかしい思をしているとも知らずに………。
二人がスッキリとした表情で、なんか雄臭い馬車内の換気を始めた。
………やっと終わったらしい。
そして二人は、やっと帰路につく。
レオンは執事服の下に新しいエプロンを装備済だ。
何故なら、ちょっといろんな体液でさっきのエプロンが汚れたから、替えのエプロンに着替えたから………。
レオンは、エプロンの替えは常に持ち歩いているタイプなのだ。
「モーリス様、俺の愚息がおかわりをほしがっています」
「帰るまで我慢しろ」
もっとヤりたかったレオンに、赤い表情を誤魔化す可愛いモーリス。
実はこの二人、恋人同士だったりする。
主従だけど密かに愛し合っているのだ。
周りにモロバレの秘められた愛である。
ちなみに、モロバレとは本人達は知らないことだが………。
レオンの変態な部分に惚れてしまったモーリス。
気苦労は絶えないけれど、幸せなのだった。
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